2023年6月半ば、父の誕生日という事で両親を乗せて埼玉の嵐山(らんざん)にある「千年の苑ラベンダー園」で6月限定で開催されている「らんざんラベンダーまつり」に行ってきた。この場所でのラベンダー栽培はもっと前からやっていたようだが、期間限定開放しての「らんざんラベンダーまつり」としては2019年から始まったという事で物凄く新しい。しかもまともに開催されたの初年だけで2020~2021年は中止、2022年に続く3度目となるようだが昨年の状況でフリーダムに開催できたとは思えない。また期間を過ぎると全て刈り取ってしまうとされ、この地にラベンダーが咲き誇るのを見る事ができるのは1ヶ月未満という事に。
梅雨時にしては奇跡の青空全開の晴天となり、鮮やかな光景が広がる…が、それと引き換えに気温は既に30℃オーバーまで達しており、あんまり爽やかではない。しかし残された写真の数々は爽やかである。
埼玉か?ここは本当に埼玉か?というような一面のラベンダーである。
背後の山と青空も絶景である。
この山だが、実は過去に登場している。「嵐山」という単語も既出だが昨年12月の「嵐山渓谷」である。位置関係としては飛び石で川を渡ってさらに下流へ少し進んだところに「嵐山渓谷バーベキュー場」があり、そこから道路1つ隔てたのがこの「千年の苑ラベンダー園」。
つまりこの山はあの時登った「大平山」という事になる。ここからは登れるような山には見えないが位置関係や付近にこんな分かりやすい形の「ザ・山」みたいな盛り上がりはないのでこれが大平山のはず。実際12月の山頂からの写真の中央左にはこのラベンダー畑と思われる一帯が映り込んでいる。
という事でバーべキュー場から少しだけ上流へ向かってみると12月に渡った例のアレが見えてきた。
名物(のはず)の飛び石アゲインである。
この日は快晴だったが前日までの悪天候、雨に次ぐ雨で川の水は増量して濁っており、12月とは明らかに色も水量も異なっていた。ていうかこれもう少し前だったら石が埋まって通行不可だったんじゃ…。
そして12月に歩いてきた嵐山渓谷の遊歩道だが…。
草木が生い茂ってきている上に誰も歩いてこない。紅葉と桜の季節は賑わうがそれ以外は閑散としているようだ。そもそもラベンダー園が賑わっているのに、ラベンダー園駐車場の横から徒歩数分でたどり着ける飛び石付近には全く観光客がやってきていない。知られていないのか、興味が無いのか…。周知が足りていないのだろうか。2,3組はついでに見て行こうぜ勢がやってきていてもよくない…?
というわけでラベンダー園、12月と逆視点からの飛び石や大平山も眺めて存分に堪能。
昼飯はどうするかという事で少し時間がズレたのと周辺の桜もポピーも終わったので空いているのではないか?という事でこれまた昨年11月、そして3月の桜で立ち寄った「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」まで一気に移動。
前2回とも並んでいて断念した隣接の蕎麦屋「すきふね」は目論見通り空いていてようやく食べる事ができた。
というわけでまたしても蕎麦オチ。
なお11月にはカメラがフリーズして撮影できなかったルートが閉鎖だらけの展望台の頂上を今回は撮影することに成功。
新しめの展望台が、このように封鎖されている。無理やり設置した感が凄い。
展望台に関係なく、かろうじて見える展望がこれである。方向はここまで来た道方面。
真夏よりも鮮やかな青だったなこの日。
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