旅の記録 道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」

前回車中泊先を探す中で道の駅を色々調べていた中でいつの間にか東秩父に道の駅ができていたのを知り気になったので11月某日、ちょっと行ってみた。この日は調子が良く、前回の長瀞編をこの体調で行けていたらと思うレベル。

東秩父という地名の時点であまり馴染みがなく、たぶん行った事が無い。文字通り有名なあの「秩父」の東側にあるのだが単に東にあるのではなく思いっきり山を隔てているので当然東秩父から秩父方面を見てもそびえたつ山しか見えないし、秩父から東秩父方面を眺めてもやはり山しか見えない。また繋ぐ道も林道だったりして秘境感が強い。

という事でこれも埼玉なのか…とけっこうワクワク感のある場所に穏やかに佇む道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」。ひっそりと楽しませてくれるに違いないと思ったら…けっこう観光地だった。

駐車場もキツキツで併設する蕎麦屋には列が出来るほどで目的にしていた蕎麦は断念。とりあえず展望台から景色でも見て帰るかと思ったら、地図の絵に描かれている展望台が現地にある案内図では見切れている。半ば無かった事にされているような扱いで早速嫌な予感が…。微妙に地図の絵とは違う道のりになっている上に、何故かいくつかあるルートが全て閉鎖されており、頂上へは1本道の急坂しかない始末。けっこう混んでいたのにこの時点で早速誰もいない状態となり、距離自体は一瞬ではあったんだけど足を滑らしそうなレベルの急坂にはちょっと驚いた。一直線急坂を避けて階段になってるルートが全部閉鎖されているのは何故なのか。

ようやくたどり着いた展望台だが展望には程遠くこんな景色。

なんも見えねぇ…。

しかも少しでも見えるように少しはみ出して設置された展望スペースは比較的真新しいのにいきなり封鎖されていて立ち入れない。けっこう無理やり斜面にせり出すように配置されていたので設置した後になってこれあれじゃね?数人座れるようにしたけどこれ数人も乗ったら重みで展望台ごと外れて真っ逆さまなんじゃね?という事に気づいて慌てて閉鎖したかのような…。そしてやはりここから複数の地点へ降りていけるはずなのにそれらの階段は全て閉鎖。整備している様子もなく、特に展望台の脇を降りていく階段は完全に廃道化していて階段らしきものが藪の中へと消えていっている始末。

本来色々その模様を撮影したかったのだが、この謎の閉鎖に次ぐ閉鎖空間に漂うナニカが邪魔をしたのか先ほどの写真を撮影した直後にスマホが初のフリーズ。一時再起動も受け付けない状態で撮影画面のまま完全に固まってしまい焦ったが、電源を延々長押ししていたら再起動がなんとかかかった。しかしいつまでも再起動しないのであきらめて元来た道を戻る。

これは降りてきてようやくスマホが再起動したのを確認して先ほどの絵の地図の4番と5番の間付近から撮影したものである。結局撮影した写真はこの2枚のみに留まってしまった。全体にはいい雰囲気の場所だったが展望台周りの整備放棄(危険なので閉鎖みたいな感じだったが修繕している様子が無い、まだ新しそうな頂上の展望台を設置しておいて無理やり封鎖している)っぷりは気になった。蕎麦も食べれなかったし再訪したいところだがこれ以外に回るところがなぁ…(山の方に牧場とかあるけど来年5月まで閉鎖中)。秩父に抜ける林道を試すとか?2019年の台風でごっそりいかれて確か復旧工事が続いてて進めないルートもあるんだよな…。

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