1994年にデビューしたview。『at the BEING stuio』や『BEST OF BEST 1000』のライナーでは結成は1993年とされている。誤情報も多いので不確定ではあるが、1994年2月デビューなのでこれはまあそうだろう。メンバーはボーカル浅岡雄也、ギター小田孝、ドラム小橋琢人、キーボード安部潤の4人組。2月と8月にシングル2枚をリリースしたものの結果が伴わず、メンバーはそのままで翌95年5月にFIELD OF VIEWへ改名して再デビューした。
FIELD OF VIEWとして再デビューを果たした当初は半ば無かったことにされた…というかいちいち再デビューであるとは説明しておらず、1stアルバムで「迷わないで」をリメイクした際にはライナーでは特に触れていなかった。しかし1997年のベスト盤『SINGLES COLLECTION+4』ライナーに再度収録した時はVIEW(大文字表記)という前身バンドについて触れていて、the FIELD OF VIEWが解散した時もview時代のシングルはベスト盤には収録されなかったが、viewについてはライブMCや当時のライブパンフ等でも触れている。
シングルの通算カウントにおいてはviewのみ別枠、FIELD OF VIEW→the FIELD OF VIEWは通算でカウントするというのが通例となっている。まあ「君がいたから」が急に3rd扱いになったりするとそれはそれで混乱するし…
また浅岡雄也がソロ活動において周年を掲げる際はFOVデビューである1995年5月15日を起点にするか、ソロデビューした2003年7月30日を起点にして使い分けをしている(あと1月の自身の誕生日のバースデーライブと合わせて大体この3つのタイミングでのライブは長年欠かさず恒例行事にしており、当時非公表だった年齢もバースデーライブをやっているうちにしれっと公表されるようになった)。1995年5月15日は浅岡さんもファンも大切に毎年祝っていて特に近年は5月15日付近に毎年ほぼFOV曲を演奏するという周年ライブを行っているが、viewデビューの1994年2月9日に関しては特に何かあったりはしていない。
そんなわけで無かったことにはされていないが、何かと忘れられがち、それがview時代である。オリジナル音源でのアルバム収録は『BEST OF BEST 1000 FIELD OF VIEW』にふいに収録された「迷わないで」のみ。シングルバージョン1曲とC/W2曲は完全アルバム未収録、廃盤になっている8センチシングルを入手しないと聞くことができず、地味にレア化が年々進行しているview時代の2シングルを振り返る。
1stSg あの時の中で僕らは

2ndSg 迷わないで

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