GOING UNDER GROUND 20th Anniversary PREMIUM LIVE「荒川わたれ2018」

2018年5月5日、彼らの地元埼玉県桶川市の響の森 桶川市民ホールにて行われたデビュー20周年記念ライブへ行ってきた。GOINGは06年に日本武道館まで到達したもののホールツアーはあまりやらずに(やれずに?)すぐに失速してしまい、ツアーはライブハウスが基本となっていたが、メンバー脱退を経た2010年から「ふるさとライブ~荒川わたれ~」と題して地元桶川の響の森 桶川市民ホールで毎年ライブを行っていた時期が4年ほどあった。このうち2013年と2014年のvol.3と4は当時事務所通販限定でDVD化もされている。GOINGをホールで見れる唯一の機会だったが、河野脱退に伴う2015年の渋谷公会堂を経てからはこれも開催されなくなっていた。

今回は2014年以来の桶川凱旋であり、3人になって初めてのホールでのライブ、ということになる模様。これは行くしかない行くしか!という事でチケットを確保。なんかさいたまスーパーアリーナでは音楽フェスファンが集って連日連夜盛り上がっているらしいが(メンバーも今日は近くでビバラとかやっているのにこっちに来てくれてありがとうとコメント)、さらに延々と北上して桶川へ行ってきた。

響の森 桶川市民ホールはホールとしては小さめでキャパは700程度だが、比較的綺麗で座席もけっこうゆったりしていてなかなか良い場所だった。6月には河村隆一ソロも来るらしくポスターが貼ってあった。




20周年ではあるが…

今回のライブは初めてのCD『Cello』から20周年を記念してのもので、1~3月に再録盤をリリースした「かよわきエナジー」「ホーム」「ハートビート」のメジャー初期3作からのベスト選曲をバンドで行う(再録バージョンは3人+打ち込み主体だったがそれとは違ってオリジナルという事)というもの。

厳密にはこの3作は01~03年にリリースされた作品で、20周年な「Cello」、続く「思春期のブルース」「GOING UNDER GROUND」含めて一切披露されず、初めてCDを出してから20周年とは言っても「Cello」というそのタイトルが出る事も無かった。なので実態としては15周年~17周年な曲たちが披露された事になる。

サポートメンバー、そしてあの男が…!?

抜けたドラム、キーボードのサポートは最新アルバム『真夏の目撃者』と同様に冨田政彦、オヤイヅカナル。桶川ライブでは過去に脱退した伊藤洋一が限定復帰した事もあるが、河野が脱退してからは伊藤だけが限定復帰するというのも…という事なのかさすがに伊藤洋一の登場は無し

しかし、普通に来ていたようで、開演前の注意事項を読み上げるというアイドル界隈ではメンバーがやる事も多いいわゆる「影アナ」のオジサン、最初のオジサンは普通だったけど続けて読んでるオジサンが妙に噛みまくりだなぁ…と思っていたらこれが伊藤洋一であった(前半はメンバーの石原聡)。

セットリスト

1.トワイライト
2.ダイアリー
3.ステップ
4.さびしんぼう
5.虹ヶ丘
6.ランブル
7.ビターズ
8.夜の宝石
9.アロー
10.タッシ
11.月曜日雨のメロディー
12.ショートバケイション
13.グラフティー
14.ボーイズライフ
15.俺たちの旅
16.ハートビート

アンコール
17.スウィートテンプテーション(新曲)
18.天国の口、終わりの楽園
19.tha band

Wアンコール
20.かよわきエナジー~Take Me Home,Country Roads

「STAND BY ME」とかさらっと加えてくるかと思ったら宣言通りの1st~3rdアルバム曲のみで本編+Wアンコールを固め、アンコール部分の3曲のみ3人になって以降の楽曲を披露。ベスト選曲で「流線形」「kodama」「センチメント・エキスプレス」が無かったのは意外なところだったけどその分懐かしい曲が聞けたので良かった。

「タッシ」のサビを普段歌わない石原、サポート2人にソロで順番に歌わせるという謎コーナー(?)があったが、以前の桶川ライブDVDでも確認できる「LISTEN TO THE STEREO!!」のサビを石原に無理やり歌わせるという内輪感漂いすぎな演出に比べるとかなりほのぼのとしたというか、内輪盛り上がりな感じは無くなっていて良かった。

演奏は基本変わっていなかったが、河野が抜けた事で、彼のボーカルパートには変化が生じていた。「ボーイズライフ」のけがれない追っかけパートは普通に石原を加えて3人で行っていたが「ハートビート」のラストの追っかけは石原がボイスベースで代われないため、河野が歌っていた部分も全部中澤1人でやっていたので今までより忙しそうだった。渋谷公会堂では見れなかった間奏の石原MCタイムは復活し、しかも過去のパターンとは異なり、石原が喋っている間は松本にボイスベースをやらせてツッコミを阻止、その間に普段言わないというメンバーへの熱い感謝の言葉を述べるという今まで見た石原MCタイムの中でも最も熱さを見せたMCをしてくれたのが印象深かった。

松本からもベース下手と公言され、実際ファンからもベース簡単じゃね?と噂され、見せ場もあまりないためなかなか熱さを見せる事も無い石原だが、河野脱退後2人があきらめかけたところでバンドを続けようと迷わなかったのは石原だと語られており、秘めた思いには誰よりも熱いものがあるのかもしれない。

個人的には06年からなので干支1周分くらいの思い出ではあるんだけど、それでも青春が徐々に過去になりつつある中でまた違って聞こえるというか楽曲自体はどれも懐かしく、しかし色あせてもいない、今聞いても改めていいなと思える曲ばかりだった。メンバーが現在の充実を嬉々として語っていて新曲にもそれが反映されているのでやはり今もいいなと思えるし、30周年も40周年も楽しい限り続けていくという言葉も飛び出たので今後にも期待したい。

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