2010年代になってからなんとか年1,2回(主に1月とGW)をキープしていたスキーだったが、2017~2019年の3年連続GWの志賀高原1回ポッキリからの世界変異により2020年ついに連続年数記録が途絶えた。2021,2022年も緊急事態だのまん延防止だのうるさいので断念、2023年は気力が折れていて過ぎ去ってしまい、今年こそは!と決意を新たにしていた2024シーズンだったが…。
記録的雪不足により、コースがオープンしない。行くならやはり2014年に単独日帰りを決行してきた「奥利根スノーパーク」が最も安全と狙っていたのだがマジ今年ヤバい。フルオープンにならないまま2月の高温で雪が無くなってしまった。毎朝更新されるゲレンデ写真は明らかに唯一残っているメインゲレンデのみを写してごまかしていて、最後の斜面に雪が無いので下山にリフトを使用しないと降りてすらこられない有様であった。
これは今年もダメかとあきらめた3月。突如として雪が降りまくって各スキー場はシーズンオフ寸前に今年最高の積雪を続々記録。奥利根スノーパークも実質全コースオープンとなった。
行くしかない今しかない!と決意した3月後半、ついに5年ぶりにゲレンデへと向かう!単独決行(スキー自体はほぼ毎回単独だが、両親は近隣観光というのがGW時のパターン)は2014年以来10年ぶりである。
と、思って朝起きたら60代最後に行っておくかな!と父が謎に張り切っており同行。大丈夫か。こっちだって5年ぶりだけど7,8年ぶりじゃないのか。
水上IC手前からチェーン規制がかかるほどの冬景色の中、いざ舞い降りた水上は銀世界であった。本当に3月下旬か。
奥利根スノーパークは2016年1月以来だったと思うけどこの間にリニューアルされ、センターハウスが新設。さらに上部拡張でリフトとコースが増えていた。
シャキーンと思いっきり新しい感じに。
第4リフト、ブナの木コース、くまおとしコース(現地で見てきたが山の中をそのまま滑るコースらしく入口すら判別できなかった)が増えている。
雪のち晴れという予報だったが結果的には終始雪だった。しかしフッカフカの新雪祭りとなっていてハイシーズン級の雪質。むしろ積もりすぎて新雪が深すぎるので深だまりで引っかかって転ぶとハマって立ち上がるのが困難なレベル(父が苦戦していた)。圧雪もしていないので滑りにくい部分も多かった。
新コースは上部だけあってさらに雪が軽く、ここまで来ると引っかかるよりもフワフワで楽しい。
1年前の2023年3月になるが乃木坂46の金川紗耶がこのスキー場を訪れたYouTubeが公開されており、動画で1番最初に滑っているのがこの斜面である(このスキー場自体は10年前の『NOGIBINGO!2』ロケでも使用)。中盤で滑っているのは先ほどの上部(ブナの木コース)、後半は1番最初の写真のコースかな。
正直もっと滑れなくなっている(ブランク+老い)と思っていたので、雪が良かったせいもあるとはいえけっこうまだまだ滑れたのは予想外だった。まだやれそうだ。
帰りは近くの温泉に。ここは知らなかったが調べたら良さそうだったので行ってみた。
雪見風呂が最高だったが、メイン浴場から露天風呂まで寒く長い廊下を降りていくのはなかなかスリリングであった。あと2024年3月にもなって入るなり消毒を促すという意味不明な思考停止はどうかと思ふ。思考停止で置きっぱなしなだけで何の衛生観念も持ち合わせていないため例外なく消毒容器そのものが4年もの歳月でくたびれてるし。
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