2019年12月13、20日に2週連続放送。2018年夏ドラマの続編。2019年秋ドラマ『チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~』最終回翌週からそのまま2週連続(前編後編)で当時と同じ枠で放送された。
大陀羅一族は連ドラ最終回で全員逮捕され滅んだので、主演陣の滝藤賢一、広瀬アリス、水野美紀のみが続投。一華(広瀬アリス)が無事に父の遺産5億円を相続して完結していたが、今回は新たに東前門グループが登場。一華の父が実は行きつけのバーのママ(小林涼子)との間にこっそり隠し子(野澤しおり)を残していた(つまり一華に腹違いの年の離れた妹がいた)という遊び人設定が新たに組み込まれ、この親娘を東前門グループが誘拐。その上で一華を殺害することで遺産のを奪い取ろうとしているところから話がスタート。危機を感じた橋田(水野美紀)は再び千曲川を呼び戻す。
東前門グループは世界的奇術師の枡田圭介(田辺誠一)を雇う。奇術師であり暗殺者ではない枡田は当初断ったがトリック返しを行う早すぎる探偵千曲川(滝藤賢一)の話を聞いて奇術師としての闘争心に火が付き(殺人はオマケで)無報酬で引き受けると宣言。前編では迫りくるトリックを前に相変わらずの早すぎる仕事っぷりでトリック返しを行った千曲川。姿を見せた枡田にこれはまだ自分を試すテストだろうと本気ではない事までは見抜いていたが、そのまま本気を出した枡田は一瞬で一華を誘拐、千曲川は放り出されてしまい終了となり、後編は本気を出した枡田に追い詰められていくシリアス展開となったが最後にはどんでん返しでトリック返しとなりおなじみの展開に。
後編はシリアス中心だったので主に前編での顔芸が連ドラ時以上にノリノリになっている上に、真面目な橋田のシリアス顔ギャグも増し増しになっていて、続編という安心感と振り切れ具合が今回も面白かった。
しかし『チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~』といい、今作といい、更なる続きはHuluで!商法が加速するなぁ…。
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