シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。 1話

日テレ日曜22時30分枠。2015年に始まったこの枠は今作から読売テレビ制作に切り替わったらしい。

かつては天才少女棋士として注目されたが10年前のとある事件をきっかけに弱気になってしまい近年はさえない棋士になってしまったレン(清野菜名)だったが、メンタリスト森島(横浜流星)の催眠により覚醒した際はパンダ風メイクと異様な身体能力により世の中のグレーゾーンを暴いて白黒ハッキリさせる動画を公開するミスパンダとして活躍していた、というかなり荒唐無稽な話。

理不尽な事件とそれをスカッと解決して成敗するという黄金パターンを現代風に色々脚色した結果なんだかとんでもない設定のドラマが出来上がったような…。主人公なのにレンがミスパンダの自覚が無い(完全に別人格状態で互いを認識してない)のも凄い。言うなればレンが眠っている間に派手に立ち回って事件を解決しているので派手に変装して派手にアクションする眠りの小五郎みたいなもんである。

またミスパンダにまつわる関係者全員が過去の事件による何らかの精神的な問題を抱えていて、レンと母親は10年前に何かあったらしく、レンの性格が変わったのもこれが原因で母親の方はもっと状態が悪いらしく入院したまま。森島も過去に警官だった父親(田中圭)が失踪の末に白骨死体で発見された事件を追っていて復讐を考えているようだし、森島に事件解決を依頼する大臣(佐藤二朗)に至っては言動が既に危ない状態な上に、自らを「Mr.ノーコンプライアンス」と名乗る始末。しかも佐藤二朗なのでなんかふざけているのか本気でやっているのか良く分からないという…。福田監督作品ではないのでふざけているのではなく本気で演技しているだけだとは思うが。

相当ぶっ飛んだ設定ではあるけど、適度な謎をふりまきながら面白くはなりそう。

1話のゲスト(被害者)があの真相一切不明のまま泥沼化している事でお馴染みのNGT騒動で知られる山口真帆で、役柄が整形美人なのは良かったが社長の歪んだ行為(本当は好きなんだけどブスだなんだと暴言を浴びせてよく触っていた)を苦痛として整形後に訴えようとしたら殺されたというなんだかどこか彷彿とさせるような設定の数々。ホワイト企業として知られていた社長に対してブラックだと言い放ってみたり、読売テレビ側がNGT事件の構造をトレースして反映させたかのようで何だか複雑だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



*


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)