アリバイ崩し承ります 1~4話

テレビ朝日「土曜ナイトドラマ」枠(23時15分~)。前クールの「おっさんずラブ-in the sky-」終了から1月の間はこの枠でドラマの放送は無く、2月開始となった。




1話

「都心から離れた那野県のある商店街」が舞台とされ、少し田舎の街という設定のようで商店街で亡くなった祖父亡くなった祖父(森本レオ)から受け継いだ時計店を営む若き女性店主の時乃(浜辺美波)は祖父から時計だけでなくアリバイ崩しの技術も継承していて、1回5000円でアリバイ崩しの依頼も承っていた(とはいえ刑事の係長によると1度だけ依頼して解決してもらったことがあったとの事なので祖父の時代にバリバリ御用達だったわけではない模様)。

霞が関から飛ばされてきてこの町の警察で管理官になった察時(安田顕)と時乃は偶然交通事故に現場に居合わせたが、被害者の小説家の男は殺人を自供して死亡。しかし死後に調べたところ殺害時間と行動がかみ合わず殺害は確かながらアリバイが証明されるという事態になってしまう。察時の名前が美幸(よしゆき)だったため女性と勘違いして下宿の依頼を受けていた時乃は美幸(みゆき)という女性ではなく男性だった事に驚くが刑事ならいいかという事で下宿が決定。何度かアリバイ崩し承りますをアピールするもプライドの高い察時は拒否していたが、署内でも意地になって孤立したことでこっそり依頼。宣言通り時乃により事件は解決し、察時はしっかり5000円払って自分の手柄にするのだった…。

トリック自体はそもそも小説家の男は殺したと思っただけで殺していなかった、被害者女性は生きていて帰宅したが女性のマンションの管理人が小説家の男のファンで、女性と別れたかった小説家の男は管理人に部屋に忍び込んで何か弱みを探してくれと依頼していたが思ったより早く帰宅してきたため衝動的に殺害…というけっこうテキトーな顛末だった。

アリバイ崩し専門というだけあってさすがにアリバイの方に重点が置かれているな…。基本的には浜辺美波のアイドルドラマといった趣きで昨年NHKで3日間だけ放送された『ピュア!~一日アイドル署長の事件簿~』から腹黒要素を取り除いたような明るさで浜辺美波がマイペースでニコニコ可愛いというところに比較的特化しているような印象も。あと刑事のレギュラーが多めでキャラが濃いというかけっこうコメディノリだったかな。

2話

星野真里が元夫の忍成修吾に殺される事件が発生したが忍成修吾には鉄壁のアリバイがあった。前回手を借りたものの2度と時乃に依頼しないと察時は頑ななだったが、店外に「アリバイ崩し承ります」の張り紙を出して広く募ろうとする時乃に危険が及ぶのを危惧して自分専属でアリバイ崩しを請け負ってくれと契約。毎回察時がなかなか依頼しない事で時間を引っ張るパターンが続くかと思ったらここはあっさり進行した。

事件自体も冒頭で殺害シーンを見せながらも真相は今回もアリバイ崩し以外にもう一展開あって、余命短いと悟った星野真里は借金のある弟に保険金が降りるように忍成修吾に殺害を依頼して忍成修吾には鉄壁のアリバイを用意してあげていた、というもの。結局忍成修吾が逮捕されてしまったものの、保険金は弟に行くので星野真里的にはどうせ死ぬならオールオッケーなんだろうけど、けっこう葛藤してた忍成修吾にしてみれば踏んだり蹴ったり…。

3話

夢遊病で姉を殺したかもしれないという橋本マナミのアリバイを探す、という崩すのではなく探す展開に。3話で早くも逆展開になるとは思わなかったけど、今回は前2回ほどひっくり返す流れでもなく普通にもう1人のゲスト木村了が犯人。アリバイ探しは祖父から教わってないと言いつつ、特に苦労する様子もなかったので少し拍子抜けではあった。

4話

家族旅行に出かけていたはずの察時から時乃にヘルプが入り、雄馬(成田凌)を運転手にして長野の山荘で起きた殺人事件の解決に奔走する話。これに伴いいつもの刑事レギュラー陣は一掃され、察時、時乃、雄馬の3人のみ+いつもの自宅風呂ではなく露天風呂入浴シーンとなり、これがアイコン画像やニュースになるという浜辺美波のアイドルドラマとして実に一直線な展開に。ゲスト俳優陣も地味な面々でいつもは犯人やその関係者がゲスト枠で公式紹介されているのに疑われることになる少年刑事のデビット伊東の2人しか掲載してもらえず肝心の犯人のオッサンがゲスト枠に載せてもらえない端役扱いになっている始末。察時が家族旅行という事で妻と娘登場かと思いきやドタキャンされて1人旅になってしまったという扱いで登場すらしないし…。

4話にしてもう察時が開始直後から頼りっぱなしなのも面白かったが、時乃がアリバイ崩しをしている事を知らない雄馬の隙を突いて時乃に情報をもらって結局バレずに自身の手柄として難なく乗り切る察時、そして仲間も少なく疑わてしまった少年をかばいたいという目的でソリの合わない2人が結託するという珍しい展開も見られたのでレギュラー陣減らして舞台変えたのがいろいろ効果的だった(時乃を呼び出した理由が1泊のつもりだったので着替えもってきてくれというかなり苦し紛れだったのを間髪入れずに少年を理由にして結託に持ち込めたのは雄馬の勘が鈍すぎるのもあったが…)。

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