雪女と蟹を食う 1~5話

2022年夏クール、テレビ東京『ドラマ24』枠(金曜深夜0時12分~0時52分)。

原作はGino0808による漫画で2019~2021年まで全8巻。当初『週刊ヤングマガジン』で連載していたが途中からWebアプリ『コミックDAYS』へ移動した。今作の放送に合わせて続編『雪女と蟹を食う 沖縄編』が短期連載開始している。

1話

冤罪で逮捕され、婚約者にも家族にも逃げられて全てを失った元サラリーマンの男(重岡大毅(ジャニーズWEST))は自殺を図るが死にきれず、グルメ番組で北海道の蟹特集を見て蟹を食べた事が無い事に気づき、北海道まで行って蟹を食ってから死ぬと決意。図書館で情報検索していた男は偶然ぶつかった人妻(入山法子)を尾行して金をふんだくろうと家に入る寸前の人妻に声をかけて押し入る。

人妻はさほど動じずに500万用意できると告げるが、何故か寝室に男を通すと服を脱ぎだして下着姿に。欲望のままにラブシーンが始まり、事後改めて北海道まで行って蟹を食ってから死ぬという決意を聞いた人妻は北海道まで同行すると提案。人妻の夫の車を使って北海道までの旅が始まった。偽名で構わないというので男は北海道から取った北(きた)を名乗り、人妻は本名の雪枝彩女を名乗る。

栃木までたどりついた2人は佐野ラーメンをおいしく召し上がってホテルイン。40分枠でまさかの2度目のラブシーンが始まるも北が眠った後に雪枝彩女がノートに『雪女と蟹を食う』とタイトルを意味深に書いて次回へ続く。

テレ東ドラマの飯&ロードームービー系かと思って見始めたら飯&ロードームービーに濃厚ラブシーン付だった。北が背負っているのは痴漢冤罪事件だった事は明かされたが、彩女は強盗相手にベッドインして旅のスポンサーとなって同行するというぶっ飛び謎女っぷり。

明朗快活な好青年キャラだった重岡大毅がこういう重さを背負った上にラブシーン連発なアダルトな役をやるようになったんだなぁ…と思ったけど『ごめんね青春!』の時で既に22歳であれから8年、放送中にOVER 30’s WORLD。若手・後輩キャラ脱却への一歩か。ジャニーズ上がつっかえてて若手イメージの人たちもあっという間にOVER 30’s WORLDの法則通りだな…。入山法子は同い年(85年生まれ)でキャリアもあるが若い頃に見た事が無いなぁと思ったけどいくつか見ていたドラマの1話ゲストとかで出ていた模様。独特な作風だけに果たして最後までついていけるか…。

2話

栃木の佐野から出発した2人だったが北が日航の修学旅行に行けなかったと言った事から日光へ寄り道。寄り道も楽しもうとガイドブックを買って楽しそうな様子を見せつつも全体には暗く淡々と進行。北の絶望的なモノローグは暗い一方だし、やることも観光と買い物とエロ以外にあまりないのでなんと翌日の目的地である福島の会津若松にあっさり移動。翌日山形の銀山温泉に向かう際には彩女が高熱で体調を崩してしまい次回へ続く。

2人の誕生日が偶然同じ8月8日である事と、日光への宿泊が8月7日、会津若松が当日の8月8日、よって物語の開始も8月6日だった事が判明した。

日光と会津若松を1回で済ませてしまうとは…。

3話

銀山温泉に向かうも彩女が体調を崩したままで全く観光模様も無いまま終了。北が痴漢冤罪で家族にも恋人にも信じてもらえずに地獄を味わった回想も描かれたが、同時に彩女を心配する中で本来の優しさや生きる事への希望も垣間見えてきているような…。翌日には回復して一気に青森でフェリー乗り場まで到着。北海道のガイドブックを買うために立ち寄った本屋で北は雪枝一騎の小説を見かける。彩女の夫が小説家だというのを聞いていたのでこんな人気有名作家が夫だったのかと驚くと同時にここに来てようやくついてきた理由に気づく。一緒に死ぬつもりなのか?と。平然とそうだと答える彩女。北の死への思いが薄れている一方でこの事を知ってどう変わっていくか…。

さすがに車移動+少々の食事や宿泊シーン程度で観光模様も無いとなると暗いモノローグばかり。

4話

今回は丸々函館行きフェリーの中。勢いで始まった旅だっただけに彩女も死ぬつもりであったことなど北が改めて始まりを整理して相手を知ろうとしつつ相手を死なせたくないと思うようになっていて心情の変化が見えてきた。また夫で作家の雪枝一騎(勝村政信)もきちんとした形(実は1話のTVの中に…)では初登場し、元々は高校教師で彩女が生徒だった回想も出てきた。頑張ればやってやれないがさすがに高校時代をそのまま演じるのは無理があったためか高校時代の彩女は若い役者(坂口風詩)を起用。ラストでは現在の一騎も登場、表面的には彩女と普通に通話していたが側には愛人がいた。そして本屋で実話を基にしているというヒット小説は浮気した夫が妻に殺される話で…。

旅が無くて内面小出しだとさすがにいつも以上に暗い。

5話

ついに北海道に到着。ほぼ最初に訪れた市場は北がTVで見た中継のところで北海道に行こうと思い立ったきっかけでもあった。それを知らせると彩女の様子がおかしくなり…。実は彩女もその中継番組を見ていた事を明かすが、視聴者にだけその中継のリポーターの背後に一騎と不倫相手が食事しに来ているのが映り込んでいるのに彩女が気づいていた事が判明。

市場のシーンでGLAYのTERUが買い物客として一瞬出演。この後の北が運転する札幌までのドライブシーンでうっすら「BELOVED」がBGMになっていたのはそのせいか。

札幌でも引き続き彩女の様子がおかしいのを気にした北は鍵付き日記帳を一騎の誕生日をPASSにしていると見抜いて開け、中身を見る。「雪女と蟹を食う」と題された北と出会って以降の様子が日記のように綴られた小説風の内容に驚愕して夢中になっていた北は彩女に盗み見がバレてしまう。もっと彩女を知りたいという北に彩女は出会った時は同じ目や感性をしていると感じたが今は違う、死ぬ覚悟が無くなっていると告げる。そういうことじゃないと憤りを感じた北はそのまま外に出て闇雲に歩いた結果迷子になりホテルの場所も分からなくなってしまう。ルームキー(カード)にはホテル名が書いてなくて、チェックインやホテル決めも彩女に任せていたのでマジで分からない。彷徨って警察に職質食らって冤罪逮捕のトラウマから逃走した北はボロボロの状態でコンビニ前で一夜を明かして座り込んでいるところをホステスのマリア(久保田紗友)に助けられる。

マリアはかつて札幌に出て行き倒れていた時に神父に助けられいつか同じように困った人を助けてあげなさいと言われていて今がその時だと思ったという。食事をごちそうになりルームキーからホテルを見つけてくれたマリアに感謝して何も無いのでせめてものお礼として帽子を渡して別れた2人だったが…北が到着するのとほぼ入れ違いで一晩そのまま戻ってこない北を放置して彩女は1人で旅立っていってしまった。完全に離れ離れになってしまった2人で次回へ続く…。

マリアは同僚の涼香(橋本萌花)、美弥妃(ほのかりん)と登場したが…20代の若い子をドカドカ出してくるとやはり彩女さんかなり老けて見えるというか…率直に絶妙なおばさん感が…。

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