旅の記録 おぎのや&道の駅 みょうぎ

11月某日、ふと思い立った。

「峠のかまめし」を現地で直接買って食べよう。

2時間半後

よくスーパーの駅弁フェアでは見かけるやつで、上信越道横川SAでも買う事ができる。子供の頃からこっち方面のドライブではよく寄っていたので馴染み深いがそういえば近年はすっかり遠ざかっていた。付近の「峠の湯」は10年以内くらいに行っているが、自力で運転して行くとなると付近を通ったのは2004年GWの限界突破軽井沢DRIVE(2004年5月日記の下の方に記録がある)以来だったと思う。

この横川店はドライブインのようになっている場所で国道18号沿いにある。軽井沢へと昇っていく山道の寸前にあるが、寄ったのはたぶん20年近く前に1度だけとかだったと思う。いかにも昭和なお土産屋みたいなかすかな印象があったが、すっかりあか抜けて綺麗な中身になっていた。

ちょっと前までは3ケタくらいで買えた気がするがさすがなんでも値上がりの世の中、恐怖の1200円である。同じく値上げしているとはいえほっともっとののり弁が3個買+豚汁付に出来るな…とか考えてはいけない。

現地食堂で食べる事も出来るが、ここは近くにある道の駅 みょうぎへ向かう。日本三大奇勝の1つだという妙義山を眼前にした場所で絶景。車中泊にも良さそうだ。

あまり見かけない険しい山並みだが、何故かこの付近だけこんな感じで険しい。これでしっかり岩に沿った登山ルートがある(上級者向け危険ルート)というのだから登山の世界も恐ろしい。

陶器のおかげでまだ暖かく、これぞ駅弁フェアでは味わえない醍醐味。駅弁なのに車の中なのか、さすがにここで釜めし食べてる奴他にいねーなとか、1200円を噛み締めろとか考えてはいけない。ごちそうさまでした。

なおここの売店にも食堂や物産館があり、名物的に舞茸おにぎりも売っていた。この時代に恐らく値上げしていない100円

せっかくなので買ったはいいが、食べる余裕はなく、結局帰りの渋滞中に食すことになった。

というわけで良い風景だった。

この後妙義山を回っていく山道ルートから国道254号へ抜けるルートも考えたんだけど凄く長くなりそうだったのでまたの機会に(ここで車中泊して回っていくのだといい時間かも)。確か1998年「終わりなき旅」が出た時に険しい山並みの近くの山道を抜けて群馬サファリパークへ行くというドライブをした記憶があるのでその時に通ったのがこれなのかもしれない。なんかその時カセットでかかっていた「CROSS ROAD」とか思い出した。

そして直でここから下っていき、やがて国道254号に合流して来た時とは異なり延々国道254号で帰る事にはしたはいいが…思った以上に時間がかかった。

藤岡IC付近まで戻ってくると割と懐かしいルートに変わる。子供の頃関越自動車道が渋滞していると藤岡ICで降りて下道で帰るというのをよくやっていたためだ。街に出てからものどかな風景が続いたり、山道ではないが丘陵地帯を抜けたり、けっこう起伏があって好きなルートだったんだけど、けっこう渋滞も多くなってきて結局延々4時間くらい?かかってすっかり暗くなっての帰宅。高速ですっ飛ばした行きの2倍以上かかった。

あと「おぎのや」売店で蕎麦も売っていたので池森影響で最近蕎麦が売っていたら買ってしまう身としては当然購入。

まあ普通においしかったけど、なんでもかんでも「峠の○○」とつけて名物っぽくする観光地商法にまんまと乗っけられた感じはしなくもない。

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