オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~ 全10話

週刊少年ジャンプ50周年を記念してのジャンプを題材にしたドラマ。




1話

冴えない営業マンの月山(伊藤淳史)がジャンプを愛するコスプレ集団が集うバー『オー・マイ・ジャンプ!』のオーナー土田跳躍(斉木しげる)に声をかけられるところから物語が始まった。戸惑いながらもオーナーに認められ店通いをするようになった月山は会社で上司に酷いいじめに遭っている部下の最上もがを救うことができず悩んでいたが、このバーでオーナーからキン肉マンの裏話などを聞くと何かが宿って覚醒。上司をぶっ飛ばして最上もがを救い一躍フロア内のヒーローとなった…が、あえなく別ビルの別部署へ左遷されられそこはヤクザみたいな部署でケンドー・コバヤシが上司として登場して次回へ続く。

他のコスプレイヤーたちと違い、月山のジャンプ愛は並以下で、最近は全く読んでないというレベル。しかしオーナーは何かの素質のあるものを見極めて探しているようで、今回月山が上司にキレた事で冷蔵庫に隠された器に1つ灯りがつくという謎演出が。最終的に「少年ジャンプが地球を救う」という部分に繋がっていくのかもしれない。

全体に主要キャストのコスプレ姿は80年代作品+ワンピースルフィ(伊藤淳史)、ナルト(乃木坂46生駒)。ほとんど80年代作品ばかり。ドラゴンボールではなくアラレちゃん(佐藤仁美)となっているほどで、個人的には少年時代の直撃作品がことごとくメインから外されている印象

というか83年生まれで作中の設定も同様の伊藤淳史が「ワンピースナルトは昔読んでたけど最近は読んでない、キン肉マンは意外と好きだった」と発言するのも年齢的にはおかしな話で、キン肉マンだと幼少期すぎるし、ワンピースナルトだと逆に小学校飛び越えて中学卒業や高校以降に連載が始まっている年齢になるので、1番ジャンプを読んでいたはずの小学生時代の連載作品がごっそり抜け落ちている事になる。ジャンプと言われて最初にこの少年時代から外れた3作品を上げる83年生まれは珍しいのでは。

この世代は同じ「マン」ならキン肉マンじゃなくて「ラッキーマン」が直撃だし、ワンピースナルトハンターよりもドラゴンボール幽遊白書ぬ~べ~スラムダンクるろうに剣心辺りに小学生時代いわゆる少年時代が直撃しているはずだが…。剣心は作者的な諸事情で取り上げられそうにな

どうもアラフォー世代(80年代作品)に生駒世代(ワンピースナルト直撃世代)をくっつけた感じで、現在アラサー前後の90年代に小学生としてジャンプに触れていた世代が置いてけぼりにされそう。取り上げられる作品ことごとくタイトルしか知らないという事になり、30%くらいしか楽しめそうにないが、転がり方次第では後半物語が加速するかもしれないのでその点に期待、ということで。

2話

新たな上司ケンドー・コバヤシに他社に奪われた取引先7店舗を取り戻さなければクビだと言われた月山(伊藤淳史)はまず1店舗目のカフェに出向くがそのカフェで火村智子(生駒里奈)を見かける。ジャンプ秘密クラブではNARUTOコスプレでオタッキー(死語)にNARUTO愛を語っていた女子大生の智子だったが好きな同級生に告白できずにいた。

この反動と元々の持論である「ジャンプに恋愛は不要」がブーストされ秘密クラブ内でも声高に恋愛不要論を主張し、メンバーと衝突する智子。しまいにはNARUTOの別キャラに扮して悪が宿り、正気を失って暴れまわる始末。ていうかデカい刀抱えて出てきたので『BLEACH』かと思った…。NARUTOタイトル以外知らんので全然分からん…。

月山の目に再び炎が灯り、正気を失った智子を止め、告白できずにいる反動だろう!とストレートに指摘・説得。みんなの前でプライベートをバラされた智子だったが意外と冷静に受け止めてみんなに相談。勇気をもって月山の助けも借りてNARUTOコスプレで告白に挑むが普段の智子を面倒そうに見ていた同級生まさかのジャンプ好きで告白成功。しかし恋愛漫画好きだと判明し、智子の方から殴りかかってジャンプに恋愛は不要だ!と叫んでフッてしまった。告白できずにいるから不要論に必要以上に固執しているのかと思ったら、そこは素だったのかよ。

ライバル社の入れ知恵で恋愛成就のパンケーキを売りにしていたカフェがこの騒動で客離れを起こしてしまい、このドサクサで月山はこのカフェを取引先として取り戻すことに成功するのだった…。そして智子も覚醒扱いでクラブの冷蔵庫内で2つめの灯が。

ジャンプ恋愛不要論を声高に主張する振り切った話に。なんか生駒が過度な主張して各方面にケンカ売ったみたいな際どい話になってしまったような気がしなくもない。しかも反論として取り出されたのが「キャッツ・アイ」という絶望的な古さに唖然。次に出されたのが数年前に終了した「ニセコイ」や現在連載中の「ゆらぎ荘の幽奈さん」という正直知名度では劣るような近年の作品ばかりという偏りっぷり。ドラゴンボールのブルマをDBの恋愛担当とかビミョーな線で出す始末。

同局でやっている「電影少女」ほか複数の恋愛モノでヒットした桂正和作品に一切触れないとか、00年代の恋愛モノでは代表ヒットと思われる「いちご100%」にもかすりもしないとはナンダコレ。、あまり大ヒットした恋愛漫画を例に出してしまうと不要論がストーリー上成立しなくなるからだったのだろうか。

3話

漫画家志望の金城(柳俊太郎)と「ろくでなしブルース」の作者を重ね合わせたような話。「ろくでなしブルース」の作者が連載開始前に漫画家を目指すための期限があり、焦る中で実体験を元にして「ろくでなしブルース」を生み出した…というエピソードに合わせて、金城は沖縄から2年の約束で出てきていたが期限まで1ヶ月に迫るもジャンプの編集になかなかOKもらえないという状態。

それはいいんだけど、この土壇場で書き上げた作品が『ペガサスボール』というDBのパクリというギャグで、秘密クラブ内のメンバーに助言をもらって全部乗せで仕上げたプロットは新旧ジャンプのネタを盛り込んだもう軸の通ってない設定になっており編集者にもさじを投げられる始末。

ギャグとしては面白い展開なんだけど、2年もやっててオマ…コレ…というどうしようもなさすぎな才能の無さが際立ってしまう本末転倒な展開に。結局編集者の人はこんな才能の無い金城のどこに可能性を見出して2年も付き合ってあげていたのか分からないままに、月山(伊藤淳史)の演説で覚醒した金城はようやく自分にしか書けない漫画を描き上げ、さらに親へ約束の期限の延長を後押してしてもらい、編集の人に好評を得たところで終了。いくらサクセスで終わっても前半で才能の無さが際立たせすぎたせいでどうもなぁ。とりあえずアシスタントから入って勉強した方がいいのでは…。

4話

美樹(佐藤仁美)メイン&『シティーハンター』掘り下げ回。シティハンターのモッコリネタから話を広げたのか、ツッコミどころ満載の謎のセクシー集団(キャッツアイパロディだったらしい)に一同がモッコリして美樹が敗北するとか、月山(伊藤淳史)が痔になる→治療で訪れた肛門科の女医が美樹だったという流れから美樹は父の代から肛門のスペシャリストである父の意思を受け継いで肛門に全てをささげてきた…ラストも詐欺師相手に診察台で肛門へ攻撃しながらお仕置きするというメチャクチャなノリで、シモの話だけでほぼ押し切るという前3話とガラッと変えてきた作風に。ラストの肛門攻撃の下りはギリギリの線で笑いに走っていたが、医療行為でもって制裁に走るというのは立派な職権乱用で笑いになっていなかった気がしなくもない。老師みたいな看護師の元ネタも亀仙人なのかなんなのかよく分からなかったし。

シモが過ぎるせいか生駒里奈はいつも店にいるのにモッコリ展開時には不在、ラストで美樹に相手の男が詐欺師であることを伝えるためだけにノーコスプレスタイルで登場するなど、シモの話をするシーンからは徹底して外すというアイドル的配慮が。

5話

土田(斉木しげる)メイン&「キャプテン翼」回。ようやく全巻読んだことあるやつ(無印とワールドユース編まで。ROAD TO 2002以降はあまりにつまらくなって離脱)が来た。昔の常連客の子供が「キャプテン翼」に出てくるスカイラブハリケーンが実現できるかできないかで友人にバカにされ、月山(伊藤淳史)と土田が昔仲間とやっていたがその仲間と決別したので封印したというロナウド氏(ワッキー)の指導の下、スカイラブハリケーン再現に奮闘する話。

いつもはおなじみの面々がコスプレ姿でクラブにいるのに今回土田と、ノーコスプレの美樹(佐藤仁美)しか来てない状態に始まり、話の大半が月山と土田とゲスト。残りの面々は練習の序盤でノーコスプレで応援にかけつけてスカイラブハリケーン失敗負傷コントを繰り広げてからは出番が無く、ラストでようやくいつものコスプレ姿でクラブにいる…というコスプレ省エネが見られた。

今回は土田が3代目マスターであることが明言され、さらにスカイラブハリケーン成功の際に土田の目が燃えて覚醒する様子、ラストで誰かに電話をしてもうすぐ揃うと意味深な事を話しているシーンがあったが、いつものように土田が冷蔵庫の中の覚醒玉(?)を見つめるシーンは無し。土田も覚醒候補に含まれてたのね…。よりによって体張る回でメインにしてくるとは…。

痔でスカイラブハリケーンが出来ないとのたまっていたロナウド氏が常にスカイラブハリケーン発動に実に的確な位置へボールを蹴りこみ続けるという異常なまでの正確性のあるキックをしていたところが地味にウケた。またやっぱりこのドラマらしく、「キャプテン翼」といっても同じ少年ジャンプで連載したワールドユース編の方は綺麗にスルー。以降の青年誌移籍以降のグダグダは確かに放置でいいと思うけど、一応ワールドユース編も少年ジャンプなのに。そっちは壮絶な打ち切りエンドで終盤ダイジェストされたからなぁ…。

6話

『ジョジョの奇妙な冒険』を取り上げた回だがいつもと趣向を変え、密室劇の推理サスペンスを展開。全て喫茶内部(と店の外のセット)だけで話が進行し、回想で登場したライバル漫画喫茶の外観はイラスト&役者だけ実写の合成で処理するなど徹底してメインセットだけで構成した。土田による該当漫画の作者エピソード解説(作者役:伊藤淳史)も今回は無し。

土田(斉木しげる)が厳重保管していたジョジョ47巻が水川(寺脇康文)、木暮(佐藤仁美)、金城(柳俊太郎)、火村(生駒里奈)に留守を任せている間に盗まれる事件が起こる。火村は途中でコンビニに出ていたので月山(伊藤淳史)を中心に推理して持ち物検査をしていくが、木暮を疑うと水川がほくそ笑んで何も出ないと驚愕し、水川を疑うと金城がほくそ笑んで何も出ないと驚愕し、最後は金城のカバンから47巻が発見されるが金城は否定。戻ってきた火村が水川が木暮に、金城が水川をハメ用としているのを目撃して47巻を元の場所に戻していたと語り、木暮が最後に金城をハメたと告白。

結局火村以外の3人がトライアングルで罪を擦り付け合っていたことが発覚したが、3人とも動機はライバル店に出入りしていたのをそれぞれに見られたので秘密クラブにいられなくなると思ったというそんなんで心象悪くするほど土田心狭くないだろ的な保身だった。土田はなんでもない47巻にあえて特別な演出をすることで3人を3人の正義の心を試していたという。全員反省してハッピーエンド。

密室劇だけで話が終ったので今回は覚醒玉(?)は無し。しかしオブジェの矢が光輝く謎演出があり、何かの準備は着々と進んでいる模様。

ジョジョは子供の頃から絵柄が気持ち悪い感じがして敬遠したまま巻数が積み重なって後追いできなくなってしまったので結局今も作品名となんかポーズが独特らしい(「ジョジョ立ち」なるワードが存在)ということしか把握してない。今回の推理ノリとジョジョがどこまで関係があるのか良く分からなかった…。

7話

当初から聖闘士聖矢コスプレで出ていた水川(寺脇康文)と『聖闘士聖矢』が7話にしてようやくメイン回に。水川は見栄を張るための嘘の積み重ねで会社のリストラや聖闘士聖矢好きも隠していた。月山(伊藤淳史)に突き合わせて更なる嘘の上塗りをしようとするも、メンバーとの連携を取っていなかった事から不幸の連鎖で妻との関係が悪化。

全てを失いかけた水川は素をさらけ出すことにして聖闘士聖矢好きを告白、すると妻も聖闘士聖矢好きだったと発覚。妻役の田中美奈子がドギツイコスプレ姿でようやく言ってくれた…と感涙して聖闘士聖矢コスプレ姿で抱き合う異様な夫婦に娘の堀田真由が冷静に突っ込みを入れまくりながら大団円。これにて平日(月下水木金)すべての覚醒玉(?)が揃った

例によって『聖闘士聖矢』が名前しか知らないのと、当初から水川のキャラが苦手だったのに嘘の上塗りで印象は正直最悪に。自業自得の自爆劇では他の面々も完全にKYなクラッシャーとして処理されていたのでなかなかしんどい展開だった。面白かったのは堀田真由はコスプレイヤーではなく普通の人で、異様な両親に対して終盤ドン引き&ツッコミ役をクールにこなしていたところくらいだったか…。

8話

「魁!!男塾」ピックアップ回。月山(伊藤淳史)が得意先を取り戻すために何故か大嵐(ケンドーコバヤシ)による「魁!!男塾」の世界のような根性修行を受けるという展開から、大嵐が中国へ飛ばされることになり、餞別のために頑張る事を決意した月山はメンバーの力も借りて更なる根性修行を経て、取引先3つを一挙取り返すことに成功…したが、大嵐は中国地方に出張しただけで帰ってきた、というオチ。

月山が再覚醒する描写はあったものの、覚醒玉(?)の登場は無く、月山の再覚醒に合わせて土田(斉木しげる)が何かリアクションするような場面も無し。単なる話数稼ぎの遊び回か、ケンドーコバヤシの出番がチョイ役でしかなかったので改めてもう少しきちんと取り上げた、くらいしか意味が無いような回だった。正直前回以上に退屈で、取引先奪取のために月山が勝負に挑んでいく終盤まではかなりしんどかった…。

今回、火村(生駒里奈)のコスプレがNARUTOではなくBLEACHルキアになっていたり(NARUTOよりこっちの方が似合ってる)、1発ゲストで須賀健太が現役ジャンプ漫画の「ハイキュー!!」コスプレで一瞬登場したり、モブ客の中に思いっきり亀仙人がいたり、木暮(佐藤仁美)のコスプレがこち亀麗子になっていたりと00年代以降、近年までやっていた、ワンピース以外の現役などこれまで意図的に外されていたような漫画のコスプレが出てきたりちょいちょいな変化があったのは何故なのか。

9話

ドラゴンボール愛ナンバーワンを競う天下一武道会と称してレギュラー陣がドラゴンボールに関するプレゼンを行うという事実上ストーリーが存在しない特別回。月山(伊藤淳史)、金城(‪栁俊太郎)は基本ノーマル姿だが、コスプレしている火村(生駒里奈)、木暮(佐藤仁美)、水川(寺脇康文)もノーマルスタイルで登場し、ほぼ素に近い状態。審査員にして前オーナー役で登場した関根勤は何故か設定が無く関根勤のままという。

どんなDB話が聞けるのかと期待したら水川が紹介したフリーザに勝った悟空以外の人物というネタは『超こち亀』の両津だったというネタ。結果的にはこれが1番まともなプレゼン話だったが、わざわざ前オーナー兼審査員として実名で登場していた関根勤がいきなりこの話を知らなかったなどと言い放つ始末

続く火村のプレゼンは悟空が働かないダメ男というネタ。叩かれないようにかなりフォローしすぎなくらい最後に持ち上げようとしているのが印象的だった。木暮はブルマが凄いとしてもう1人の主人公だ、恋愛漫画だなどと無理やりなプレゼンを何故か不機嫌調に行い、金城のプレゼンは最早DB作品内容には関係の無い漫画としていかにDBが凄いか…というか鳥山明が凄いかという評論路線に突入してしまい、月山に至っては少年時代に黄金期だったジャンプを苦労して購入できた話という最早DB無関係の話を繰り出してそのまま優勝してしまう始末。

どんどんDBから離れていき、関根勤は最後まで元オーナーらしい博識を示すことすらなく、意味不明な謎の例え話で無理やりまとめて煙に巻こうとし続ける。大物なのでカットするわけにもいかないのか…。今回、土田(斉木しげる)は司会者としてプレゼンごとにマニアックな裏話を披露するなど、これまでのストーリーから一貫している博識ぶりを示していただけに、前オーナーが話聞いてひたすらへ~とか感心するだけで「まるで~のようですよね」などと、DBもジャンプも無関係で意味不明な例え話を持ち出して場をポカーンとさせるだけというのはちょっと酷かった。関根勤って元々ジャンプ好き芸能人の1人として起用されたんじゃなかったのだろうか。ジャンプ好き、DB好きを感じさせるような言動が何一つないどころか無知で場違いなオッサンになってしまっていたような。

ラストでは自身の覚醒玉を見つめる土田という引きはあったものの、結局今回ストーリーは無いわ、DB話が実質ほとんどされてないわで思った以上にグッダグダ。ようやく馴染みのあるドラゴンボール回だったというのにまさかこんな出来になってしまうとは…。

10話

話数調整も終わり、ついに覚醒玉(?)最後の1人の話。

月山(伊藤淳史)の営業の邪魔をしていたライバル社の黒塚(馬場徹)が掘り下げられ、難病の妹がいる事、そして月山が少年時代に虐められていた黒塚を助けた麦わら帽子の少年だったことが発覚(月山は妹に聞かされるまで忘れていたが妹は月山を見るなり名前を当ててきて黒塚も当然知っていた)。さらに黒塚は妹の治療費を餌に上司に不正取引の協力を要請されるが断固拒否。これにより逆恨みされてすべての罪を擦り付けられて失意のどん底に落ちてしまう。上司は黒塚に拒否されて儲けたいより黒塚を貶めたい気持ちが勝ったのか…?

何故敵視されるのか分からない月山が当初秘密クラブに招いた際はジャンプ好きを見破られながらも、クラブ御一行にキツい態度を取っていた黒塚だったが、失意のどん底で月山に促されて再訪した際にはクラブ御一行はジャンプ好きなら全員仲間を合言葉に協力を呼びかけるいい人っぷりを発揮。クラブのモブメンバーの人たちの中にも不正と戦える弁護士の人とか、上司より偉い室長の人とかがいたため助けを借りて戦う事を決意。

何故かコスプレ姿で会社に乗り込んだ月山と黒塚は必殺技セリフを叫びながら不正の証拠を突きつけるが、あまりに場とスタイルが伴っていないため上司は思考が追い付かない始末。続けてウソップコスプレで現れたさらにありえない室長の人に連行されていく間もまだ現実感を伴っていない様子で社内も唖然としたまま事態は解決。完全に社内の黒塚のイメージグッチャグチャだけど大丈夫?(優秀真面目社員→不正野郎→コスプレ変人というわずかな期間でのイメージ転換)

これにて黒塚も覚醒。黒塚が月山に嫌がらせのように顧客を奪っていたのはヒーロー(月山)には強いライバル(自分)が必要だ、というジャンプ的発想だった事も最後に判明した。

これにて覚醒玉が日月火水木金土全て揃った。ついにこの時が来たとつぶやく土田(斉木しげる)に謎の襲撃が…というところで最終回へ続く。

月山が顧客を奪われてまた信頼を得て取り返していく、という展開はあまりしっかりはしていなかったが一応断続的にここまでやってきたサブストーリーで今回冒頭でほぼ取り戻したところまで来ていたのにまた全部奪われたというのは謎展開だった。

覚醒玉展開以外に連ドラとして主人公が一応積み上げてきた話を一瞬でパーにした挙句、この営業先全部奪われた件に関しては以降完全放置。月山がとりあえず再営業に向かった先の病院で偶然黒塚が現れて、後をつけたら妹の入院が発覚して、妹経由で少年時代の接点が発覚…という流れだったけど、取り返した営業先が全部黒塚に奪われる展開じゃなくても別に良かったじゃないかこれ。どうせ導入に使うだけのエピソードに過ぎないなら、最後の1つの営業先がたまたまその病院だったというだけで良かったのに全部奪われたなんて設定ぶち込む必要あったか…?

そして今回『ONE PIECE』メイン取り上げ回だったのに、月山がルフィ、キーとなった室長がウソップなのに、黒塚が北斗の拳コスプレと異種交流状態になってしまったのも何だか豪華共演というよりいい加減だなぁ…っていう。黒塚は「うぬ」とか完全に『北斗の拳』影響キャラで統一しちゃってたので、ここで急にゾロとかサンジのコスプレとかさせるわけにはいかなくなってしまったのだろうか。

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1件のコメント

  • もりせいじゅ

    去年の10月に森美術館でやってたジャンプ展が、まさに80年代までのジャンプ(キン肉マン・北斗の拳・聖闘士星矢etc…)だったので、そこらへんが影響してるのかもしれませんね。

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