4th Freeze My Love

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4th Freeze My Love

1995年1月25日
初登場19位を記録して、5週ランクインで7万枚突破、前2作を上回り復調の兆しを見せた。

ライブサポート扱いが続いていたNOBUMASAだが、メンバーは信頼を置いていたようで、ここまでのライブを見て1度は事務所サイドも正式メンバーとして了承していたとされる時期だが(現公式でも1994年11月のツアー『THE SPEED POP LIVE ’94』でNOBUMASAが正式メンバーとして加入という記述がある)、レコーディングには相変わらず参加しておらずサポートドラムはそうる透が担当。今作のジャケットも4人のままだ。

この後の1stアルバム『SPEED POP』ではしれっとメンバーが5人に増えており、NOBUMASAがドラマーとしてついにクレジットされていたが、結局アルバムは前任ドラマーのAKIRAが残していた音源とその後のサポートドラマーだけで完成していた。名前と写真があるだけでNOBUMASAはレコーディング不参加だった。

Freeze My Love

作詞作曲:TAKURO、編曲:GLAY&佐久間正英
テレビ朝日バラエティ『リングの魂』OP。後に1998年1月クールのドラマ『略奪愛・アブない女』OPに起用され、EDには前年8月発売の「HOWEVER」が起用され、音楽をTAKUROが担当。新規の書き下ろしではなく過去の楽曲をインストアレンジにした劇中音楽は『GLAY SONG BOOK』としても発売されたがあまり話題にならなかった(コッテコテの関西弁である主演の赤井英和と”アブない女”に該当すると思われる鈴木紗理奈の2人が揃って標準語の役だったものの関西訛りが消しきれてないというツッコミは当時も目にした記憶)

ここにきてインディーズで発表済みの曲ではなく新曲がシングルとなった。前作ほど激しくはないがロックバンドっぽさを前面に出したスリリングなスピード感とシンフォニックでド派手なイントロもインパクトがある。シングルの中でも珍しいV系っぽい曲調だが、当時の少し怖そうな見た目のイメージからするとむしろこういう曲をもっとやってそうではある。ちょっと王道とはズレるんだけどこのような鋭い雰囲気は他にない。

『REVIEW』に収録されていたので個人的には比較的存在感が強いイメージだったが、『DRIVE』では外されているので、『DRIVE』世代だと一気に影が薄いシングルになっているかも。
★★★★☆
1stアルバム『SPEED POP
1stベスト『REVIEW~BEST OF GLAY~
5thベスト『THE GREAT VACATION VOL.2~SUPER BEST OF GLAY~
アンソロジー『SPEED POP Anthology』(Remix&Remastering 2015)

C/W REGRET

作詞作曲:TAKURO、編曲:GLAY&佐久間正英
一転して躍動感のあるポップでロックなナンバー。表題曲よりもこっちの方が90年代GLAYの一連のヒット曲に通じる親しみやすさが感じられる。6分越えの前2作に対して4分台にまとまって一気に聞きやすくもなった。
★★★☆☆
1stアルバム『SPEED POP
1stコンセプトアルバム『rare collectives vol.1
アンソロジー『SPEED POP Anthology』(Remix&Remastering 2015)

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