3年A組-今から皆さんは、人質です- 4話

殺されたかに思われた里見(鈴木仁)ら5名の前に殺されたはずの中尾(三船海斗)が出現。殺された事になった生徒たちは美術準備室の下の教室への抜け穴があり、そこで身を潜めている事、真意を聞かされた6人はいずれも柊(菅田将暉)の協力者となっていることは判明した。

里見へのフェイク動画作成を依頼した人物、甲斐(片寄涼太)は課題直後に自供するが、加工者及び黒幕について語ろうとしない。甲斐は母が事故で脊髄損傷になってしまいダンスも辞めてバイトの日々を送っていて、金欲しさにダンス仲間から景山澪奈(上白石萌歌)と会わせる約束を取り付けるがその仲間たちというのは関東一帯を取り仕切る半グレ集団「ベルムズ」のメンバーであった。慌ててさらわれそうな澪奈を逃がして集団と戦闘を繰り広げた甲斐だったが、後日動画加工の件をボスのKから依頼されて引き受けてしまったらしい。

柊がこの日から不調(腰のあたりに激痛が走っている様子)になっているのを見た甲斐は柊が直接対決して勝ったら話すという条件でタイマンを挑む。やはり痛みにより劣勢になる柊だったが「ベルムズ」のKが黒幕であることまでは掴んでいたため、じわじわ真相を語らせながら甲斐を揺さぶり、撃破することに成功。誰にも頼ろうとしなかった甲斐に救いの手を差し伸べ、さらに友人たちも何で話してくれなかったのか!といつもの感動展開に。

偶然にも前日の一件で捜査を外された郡司(椎名桔平)が取り調べていたのが「ベルムズ」案件の違法ガールズバー運営の件。「ベルムズ」とは関係なさそうなので容疑者連れてガールズバーに現場検証に来ていたところだったが、そのタイミングで柊が一連の甲斐との会話を電話で聞かせ、さらにベルズムのリーダーKの名前は喜志正臣(栄信)だと甲斐が明かした。郡司の目の前にいるこの容疑者こそが警察もその名前すら掴めなかったKそのものであり、警察が未だ場所を一切特定できていなかったKの拠点であるガールズバーというのもたまたま今いるこの場所そのものであった。どんなミラクルだ。というわけで激戦の末に逮捕。しかし喜志がKだと知って生徒の1人の諏訪唯月(今田美桜)が動揺…。

この間に夜中どうも下から音がすると気にしていたさくら(永野芽郁)がドア越しに中尾と会話して全員生存を確認。それをみんなに伝えたため、頃合いだと判断した柊は全てを話す!と宣言するが直後に痛みにより気絶してしまい次回へ続く…。

ベルムズとは柊の元恋人が精神に異常をきたして退職を余儀なくされるのに絡んでいるようで…とここいらの街の闇を取り仕切る悪の組織みたいなのが出てきてしまった。この手の犯罪組織みたいなのって転がし方を間違えると一気にしょっぱい展開になりかねないが大丈夫だろうか…。ていうか警察も名前も居場所すら掴めていないトップのKが何で甲斐の目の前で本名名乗って登場してたのか。KがKじゃなかったみたいな展開だとどうもなぁ…。

初めて恋をした日に読む話 1話

中高と優等生だったが東大受験に失敗して以降のらりくらりで生きてきて大人になり切れないまま32歳になってしまった塾講師の順子(深田恭子)は、人気も無く講師もクビ寸前だった。そんな中、名前と九九が出来れば入れる偏差値底辺高校の不良たちにナンパされかけた事で知り合った順子はその中の1人であるピンク髪の匡平(横浜流星)と共に東大を目指す事になる…というちょっとネジの飛んだお話。

いわゆる社会人としてはあまりに大人になりきれない子供っぽさ全開の順子は多くの反感を呼びそうだが意外と近い感覚を持っている大人になってしまった大人も少なくないと思う。普通の社会人には響かなくても社会人になりきれないと感じながら日々を過ごす大人には何かしら感じるものがありそうだなぁ…という感じの主人公像なのと32歳女性が16歳の高校生と出会う事で初恋という(他に同い年のいとこである永山絢斗と同級生の中村倫也との3人が相手役にはなってるけど)のも含めてちょっと需要がニッチな感じがしなくもない。

というかこれ少女漫画誌連載の漫画原作ってことだけど、対象年齢的にもターゲット的にもかなり違う層に絞り込んでいるような…。メインターゲットのはずの少女がこういう大人になりきれずに30を越えたとして描かれる主人公に共感できるものなのだろうか…色々謎だ。感性的には近い感じはするが…。少年漫画同様に少女漫画も最早そのまま読み続けているアダルトが多いのだろうか。

3年前の『ダメな私に恋してください』に似たようなドラマだなと思ったけど見てみたら随分中身は違っていた。近年のダメ系女子に加えてある種の開き直りを兼ね備えた深田恭子というのは少しだけ新しいかも。

3年A組-今から皆さんは、人質です- 3話

刑事側のトップである五十嵐(大友康平)が食料を運ぶ役目となり、柊(菅田将暉)と接触したが実は五十嵐は仲間だった。盗聴器を破壊してひとしきり談笑したものの、五十嵐が協力する理由は不明のまま。

3日目は景山澪奈(上白石萌歌)のドーピング疑惑を決定づけたフェイク動画を流したのは宇佐美香帆(川栄李奈)だったが、動画の撮影者と提供者が誰なのかを探れという課題。ただしその捜査は郡司(椎名桔平)に託され、失敗した場合は5人殺すと柊は宣言。今回は澪奈含む水泳部3人の人間関係が明らかになった。水泳部マネージャーの真壁(神尾楓珠)は元々は選手だったが澪奈の彼氏と勘違いされて澪奈ファンの“輩”連中に襲撃により選手生命を絶たれてしまった。もう1人の部員の花恋(堀田真由)との関係も複雑になる中で実は学級委員として見舞いに来たさくら(永野芽郁)が自暴自棄になっていた真壁相手に澪奈様を間近で見れるからマネージャーになればいいなどと突拍子もない事を言い放ち、あまりのありえなさに逆に深刻さが解けた真壁はマネージャー転身を決意。そしていつも盗撮気味に外から撮影していたさくらを当初澪奈はまた来ている…と少し不気味がっていたが真壁がさくらのおかげで今があると感謝の思いを澪奈に伝えたことで澪奈もさくらに興味を持ってさくらと友人関係を築こうとしたらしいことが判明。その回限りの人間関係だけじゃなくて全てが色々繋がっていくのが秀逸だなこのドラマ…。

A組の中に内通者がいたため協力を得ながら容疑者を絞り込んだ郡司だったが内通者が柊側の協力者(誰かは不明)だったため、最後に偽情報を流されて失敗。絞り込まれた犯人候補の花恋とサッカー部の里見(鈴木仁)のうち花恋と推理してしまうが本当の犯人は里見の方だった。

里見はフラれた腹いせで何者かに動画を撮ってこいと指示されて言う事を聞いたという。いつものように心の弱さを認めるための説教展開となり、プライドベジータ級だった里見も自身の弱さを認めた…が、結局また撮影指示・動画編集・宇佐美のカバンに動画をしのばせたという黒幕が別にいることが判明してしまった。

5人殺すとして名乗り出た里見とランダムに選ばれたこれまでモブ扱いで特に活躍も無かった4名は美術室に呼ばれ、美術室の一部が爆破されて5人は犠牲に。教師だった過去をいつの間にか暴かれた上に生徒を救えなかった過去を蒸し返された郡司は必ず捕まえてやると激昂。

しかし里見ら5名が無傷で目を覚ますと初回で殺されたはずの中尾(三船海斗)がいた。柊もその場に登場して唖然としたところで次回へ続く。

とある魔術の禁書目録Ⅲ 16話

浜面は滝壺を助けようとテロリストの元に特攻を仕掛けるが、一方通行が処理に出向いてきていたのであらかた片づけられていた。滝壺がぐったりしているので様子を見ていた一方通行の元に浜面が到着したため、浜面は勝手に敵だと勘違いして第一位たる一方通行にケンカを売り瞬殺されてしまうという情けなさ。浜面という何もないチンピラ少年は基本こういうキャラで第3の主役みたいな扱いになったがやはりあまり魅力的に見えるキャラクターじゃない…。

絹旗が先の暗部組織同士の抗争の際に倒した砂皿の復讐として登場したステファニーは絹旗を襲撃。地下街で燃え盛る熱戦を繰り広げ、またしても学園都市ど真ん中の治安の悪さが際立つ中で、脱出した浜面と滝壺は相変わらず何もできないのに乗り込んでいって巻き添え気味…。

一方でドラゴンを追う「グループ」メンバーは統括理事会の潮岸が全てを知る人物だと確信。敵対している理事会の親船最中の協力を得て直接乗り込むことに。側近の杉谷により結標は瞬殺されてしまい一方通行も苦戦が予想される中、潮岸と直接面会していた親船はエツァリが化けた姿だったと判明。追い詰めたかに思われたが潮岸は部下を二重に用意して逃亡を図る。しかしその部下はエツァリのかつての仲間が化けたもので驚愕したところで次回へ続く…。

また駆け足で複雑な…。そして作者お気に入りの浜面はやっぱり好きになれない…。

ザンビ 1話

乃木坂46の2018年夏の全国ツアーで突如「ザンビプロジェクト」としたプロジェクトが発表され、第1弾として乃木坂46、欅坂46、けやき坂46から選出されたメンバーによる舞台が2018年11月に行われた。

今作はドラマ版として乃木坂46メンバーのみ出演で行われるプロジェクト第2弾で、第3弾のスマホゲームも同時に発表され、第4弾は乃木坂46、欅坂46、けやき坂46で再び舞台化とされている。

なんかホラーっぽいとしか把握してなかったので舞台とドラマが繋がっているのかも良く分からないが一部重複している出演者も役名が違うので一応別物のようだ。

修学旅行の帰り、渋滞により下道で帰る事になった一行だがバスの故障により山中をさまよう羽目になり怪しげな村へ到達。共に行動していた何人かは怪しげな寺の中で一夜を過ごすが、楓(齋藤飛鳥)が目覚めると何故か誰もいなかった。1人村を彷徨う楓は謎の男(片桐仁)と遭遇。ザンビ村と呼ばれるこの村を調べているらしいが知らない方がいいこともあるからすぐに去れと言い放つ。やがて2人は神社でいなくなったクラスメイト達と合流。村人に追い返され、結局全員無事に学園へ帰還したが…。

ザンビという単語を男から聞いたのは楓のみ。自室でザンビを調べたところ、村に伝わる生きながら埋葬されたものがよみがえった存在だとかなんとかおどろおどろしい映像を発見したがよくわからない。

そんな中で亜須未(秋元真夏)が神社で手にしていた手製の風車が何故か亜須未の部屋にあり、不自然に回り出すとふいに背後に老婆が出現。襲撃された亜須未はザンビ化してしまうが目覚めると元に戻っていた。しかし何かおかしな事になっていて、自身の変化に怯えた亜須未は心配する楓に来ないで!と言い放つと部屋から飛び降りてしまう。窓の外には明らかに死んでいる亜須未の姿。慌てて楓が駆けつけるが死体は消えていた。何かを目覚めてさせてしまったのかと不安がる楓のバックにスピッツの『楓』がかかり出して次回へ続く!

7日間で世界からいなくなるとかいう思わせぶりな前フリがあったので、あの村でザンビなる存在を目覚めさせてしまい、学園からザンビ化していくというサイコホラーになる…のだろうか。村に到着するまでは普通だったけど、一夜明けてからのみんなの行動が異様に不自然(楓をおいて全員いなくなってる、神社で不自然にそれぞれが写真撮ったり、風車とか怪しげなものを手に取ったりしている、到着した楓も突然お参りし始める等)だったのは話が強引だったせいで生じたものなのか、既にナニカに操られていたという設定なのか…。

※追記:小説版によれば山中をさまよったメンバーが限定されていたのは引率の先生からはぐれたせい。楓をおいて全員いなくなっていた理由は特になし。楓が突然お参りし始めたのは引き寄せられるように近づいてしまうとされていて何かの力が働いていた事が示唆されている。また亜須未の部屋に風車があったのは守口に怒られたタイミングでとっさに隠してそのまま持ち帰ってしまった、いくら吹いても回らなかったがこのタイミングで突然回り始めたとされる。亜須未の背後に突如出た老婆は復活した美しい女(新内眞衣)だった事が後の話で判明している(特殊メイクで新内眞衣だと分からないくらい変貌させていた)。

主人公の名前が楓(反町隆史)だというだけで、主題歌でも挿入歌でもないのにスピッツの『楓』を2度も劇中歌として使用した99年冬の月9『Over Time』からピタリ20周年の冬を迎えた2019年。まさか主人公の名前が楓だというだけでエンディング曲にスピッツの「楓」というネタが再び炸裂するとは。この演出をした人はスピッツ世代にしてOver Time世代なのだろうか、それとも『Over Time』を知らずに楓だから楓だろというだけでこれをやったのだろうか。アラサー以上じゃないとこのネタは分からないだろうが、妙に年月を感じる演出だった。20年か…(遠い目)