井上真央主演。「この世でいちばん謎が残る死」をした男子生徒の死の真相をスクールカウンセラーの井上真央が解明していき、その母親の仲間由紀恵と対立する…というストーリーらしい。
…が、初回はけっこうのんびり話が進む。丁寧といえば丁寧で日向(井上真央)の母親が過干渉であり、仲間由紀恵もまた死ぬことになる男子生徒に過干渉なである事をじんわり描写したり、恐らく後で見返すと繋がっていくところなんだろうけど正直かったるい。
男子生徒の不登校がまずあって、様子を見に日向が男子生徒の担任の霧島(及川光博)と家庭訪問に行くのは比較的序盤にあり、不自然に笑顔を絶やさない…やたら仲間由紀恵の顔色を見ている男子生徒、そして仲間由紀恵からの学校でイジメがあるはずだという敵意などようやく話の種がばらまかれたと思いきや、今度はまた別の女子生徒の毒親問題で、女子生徒が母に攻撃して騒動に。
酷い母親のバーゲンセールだな…。
ていうか公式の人物紹介でも日向の母を演じる手塚里美と仲間由紀恵のところに「毒親」マークが張り付けられているなど、公式に毒親押しだった。謎自体は気になるが映画で2時間で終わらせるならまだしも10話もかけて遠回りしながら真相を待ち続けるのは正直しんどい。最初からある程度サイコな人像ならまだしも一見普通なのに理不尽・身勝手っていう「毒親」描写もストレスフルな不快感があるし…。あまり見たことないけど「スカッとジャパン」の「スカッと」部分が無いまま延々10週間ほど耐えなきゃいけないって事になるわけで…。
初回延長時間になると男子生徒が家出したとしてようやく話がスタート地点へ向かう気配を見せるも…。非常にしんどい話になりそう。
これは1話離脱で。
コメント