2025年3月21日テレビ朝日系23時15分~(『金曜ナイトドラマ』枠の冬と春クールの間の期間)に単発放送。第23回「テレビ朝日新人シナリオ大賞」。
井上和(乃木坂46)の地上波初出演、初主演ドラマとなった。
書道部の元部長で優等生の逢坂碧(井上和)大学の前期入試に失敗。落ち込んでいたところ、同じ学部に落ちたという同級生の元バスケ部村瀬佑(藤岡真威人)に声をかけられる。浪人するつもりだった碧だったが、3日後に控える後期試験(小論文)まであきらめてはダメだスゴイ圧で励まされ、既にバスケ部顧問で国語教師である佐山(駿河太郎)の指導の約束も取り付けていたのでその気になり、2人で一緒に3日間小論文対策をする事に。がり勉地味タイプの碧に対してさわやかイケメンバスケ部の佑では釣り合わないのではないか罰ゲームなのではないかと警戒していた碧だったが、なんだか純粋に前向きに励ましてくる佑に徐々に心を開いていく。
2日過ぎて明日に試験を控えた当日、佑を好いている後輩女子(松本麗世)が彼女面してなんなんだと特攻してくる。何とも噛み合わない空気の中、佑は別の学部に合格している事が後輩女子から明かされ、騙されていたとショックを受ける碧。追いかけてきた佑はケガでレギュラーを外れていた時期に書道部が用意していた応援幕に勇気をもらい、それを書いた碧を好きになったという。試験前日の突然の告白に怒って去った碧だったが、試験当日会場の前にある程度事情を察したらしい後輩女子が後味が悪いという理由で差し入れを持ってきてくれ、とりあえず冷静になった碧は試験に挑む。
後日、私服姿で佑の実家のお好み焼き屋にやってきてバイト募集の張り紙を見て大学生になるからバイトをしたいと申し出て合格が判明+2人の関係も進展して爽やかにハッピーエンド。合格後のラストだけ全開のアイドル・芸能人井上和の容姿で登場したので、一応それまではがり勉地味タイプ設定のため抑えてはいたらしい(抑えきれてなかった)。
という事で受験生の爽やか恋愛ストーリーといった感じ。秋元系の歌詞でよく出てくるような純情少年をバスケ部爽やかイケメン男子にやらせてみた!的な感じだったが、後輩女子にも好かれているような爽やかイケメン男子だったから成立した話で、文科系地味男子が「君の名は希望」ばりにこの行動に出たら普通にやべぇ奴扱いだと思う。美男美女だから絵になるストーリー展開の典型というか。
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