2001年元旦に初のベスト盤『Very best』をリリース。その前年の「CHANGE THE WORLD」はヒットしたものの、以降は徐々に低迷。売上で大差だったTOKIOとの差が縮まり、一時的に逆転する事もあった。『学校へ行こう!』人気は続いており、「B-RAP HIGH SCHOOL」をやっていたのもこの時期(2002年4月~2004年8月)だったりするが、番組の性質上メンバーのキャラを生かすよりもコーナー出演者の一般人、セミプロが主役の企画が多かったため、この番組ではスマスマ、鉄腕DASH、堂本兄弟など先輩後輩の冠番組に比べると個々のタレントとしての知名度はあまり上がっていかなかった感じもある。
個々の俳優活動では森田・三宅の地上波連ドラでの主演は2人ともこの時期の半ば頃が最後となっている。最年少だった事もあり20世紀の間には単独連ドラ主演が無かった岡田准一が2002年の『木更津キャッツアイ』主演を機に俳優としてブレイク。メンバー筆頭の主演俳優として活躍するようになった。トニセンメンバーは舞台出演が多くなり、坂本は90年代から出演していたミュージカル方面を極めていき、井ノ原は後に新曲年1確約の要となる『警視庁捜査一課9係』が2006年に始まった。
このように個々での活動を伸ばしていく中でもグループとして色々自由に試していた形跡もあり、カミセン主演の映画を2003年に制作したと思ったら、2004年にはメンバー全員主演映画を製作したりと通常最初の5年くらいでやってそうなグループ単位での主演作をこの時期になってやったりもしていた。
2005年に10周年を迎え、その翌2006年に続編ベスト『Very bestⅡ』を発売するまでを振り返る。
20周年時対談参照
17th CHANGE THE WORLD

2000年10月25日
作詞:松本理恵、作曲:渡辺未来、編曲:上野圭市
アニメ『犬夜叉』初代OP。月曜19時台が『名探偵コナン』と続けてのアニメ枠となっていて『犬夜叉』と後番組『ブラック・ジャック』はビーイングの主題歌占拠をなぞるようにエイベックスが主題歌を占拠。この枠からは各アーティストの最大ヒット作や代表作が複数生まれている。MISIA「Everything」、hiro「Treasure」に及ばず初登場3位だったが、前後のシングルが15万台だった中で初動だけで14万枚、累計は27万まで売上を伸ばし、登場週数も前後作7週に対して13週と明確に好調だった事、今作以降に今作を越えた売上は無い事もあって、初期シングルヒット群に続く代表曲の1つとなった。
この後リリースされた2001年元旦発売の『Very best』DISC-1には収録されず、DISC-2にボーナストラックとして別アレンジの「CHANGE THE WORLD 2001(“Very best” LIMITED VERSION)」が収録され、シングルバージョンが次のオリジナルアルバム『Volume 6』に収録された。『Very bestⅡ』は今作のシングルバージョンから始まり、期間生産限定盤BにはVery bestⅡ versionが追加収録された。『Very best』にはシングルバージョンは収録されていないものの、『Very best』『Very bestⅡ』『SUPER Very best』『Very6 BEST』といった全ベストアルバムに収録された唯一の楽曲となっている。
大人っぽいシングルが続いていたが、今作は明るくキャッチーで聞かせるメロディーでストレート勝負な王道の極みを行く仕上がりで、「愛なんだ」「WAになっておどろう」「over」「Belive Your Smile」といった王道の極み系(?)シングル群と並んでいくような存在感の1曲。『犬夜叉』効果もあって当時の子供たち世代にも馴染み深かったのも後々のファンを生み出していったのではないか。『犬夜叉』って内容的にはこんな爽やかじゃないんだけどまあ『犬夜叉』『ブラック・ジャック』はエイベックス占拠でビーイングの『コナン』以上にタイアップ意識してなくね?っていうの多かったからな…。
「CHANGE THE WORLD 2001(“Very best” LIMITED VERSION)」は「愛なんだ 2001」がRemix表記だったのに対してRe-arranged by HITOSHI HARUKAWAとなっていてリアレンジ扱い。原曲アレンジから音数を削ぎ落としてシンプルにした感じで、リアレンジというほど大きく変わった感じはない。
Very bestⅡ versionは中村康就によるリアレンジ。こちらは完全に別アレンジとなっているが、イマイチキャッチーな歌メロが活きない変に複雑でガシャガシャしたミスマッチ感のあるアレンジになっていて、方向性はリミックス曲っぽい。
なおリアルタイムではカセットからCD-R録音に変わり、今作はレンタルしてきて初期のCD-R群に録音、『Very best』も同様だったがそれで満足してしまい、以降はほとんどのシングルが一応リリース当時サビくらいは耳に残っていたもののちゃんと聞いたのは次のベスト盤での後追いになったのでリアルタイムでフルサイズちゃんと聞いてたのは一旦ここまで(2007~2008年頃のシングルから最後まではまたリアルタイムになる)。
★★★★☆
1stベスト『Very best』(「CHANGE THE WORLD 2001」(“Very best” LIMITED VERSION))
6thアルバム『Volume 6』
2ndベスト『Very bestⅡ』
2ndベスト『Very bestⅡ』期間生産限定盤Bのみ(“Very bestⅡ version”)
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベスト『Very6 BEST』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
18th 愛のMelody

2001年2月28日
作詞作曲:オオヤギヒロオ、編曲:武藤良明
TBS系『学校へ行こう!』テーマソング。プッチモニ「BABY!恋にKNOCK OUT!」、2週目の宇多田ヒカル「Can You Keep A Secret?」に及ばずの初登場3位、売上は前々作と同等の15万台に戻ってしまった(わずかに上回った)。
え、なんかフツーすぎない?…って当時なってしまい、今作以降リアルタイムでシングルをレンタルしなくなってしまうきっかけになってしまった。あまりにも普通過ぎるというかこれくらいの曲はもう散々出ているというか…。ただ当時ほぼチャートでサビ頭を聞いた程度で終わっていて同じようなフツーな印象だった「キセキのはじまり」「COSMIC RESCUE」は『Very bestⅡ』を聞くまでほとんど覚えていなかったのに、あなたーだけに捧ぐ愛のMelody♪のサビはしっかり覚えていたのでそれだけキャッチーで残りやすい曲だったんだなと思う。この辺りから飛ばされまくりの『Very6 BEST』に「出せない手紙」を差し置いて選曲されたのが意外過ぎたが、割とライブで残った曲だったらしく、耐用年数は長かったらしい。久々に聞いてみたらやっぱりなんだかんだ覚えているし、『Very bestⅡ』『SUPER Very best』『Very6 BEST』発売時にそれぞれ聞いているうちに覚えている部分も増えていた。なんだかんだかったるいわけじゃなくて最後まで普通に聞ける、普通にいい曲だ。
long long aGO!GO! MIXはre-arranged by CHOKKAKUとなっている別アレンジ。long longなどと書いてあるが別に長くなったわけではなく、冒頭サビはカットされているし、むしろ数秒短くなっている。ピアノを生かしつつ若干ファンク、ディスコ寄りなアレンジになっていてオリジナルとはまたひと味違うこれはこれでありだなと思える仕上がり。
★★★☆☆
6thアルバム『Volume 6』(long long aGO!GO! MIX)
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベスト『Very6 BEST』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
19th キセキのはじまり/SHŌDŌ

2001年6月20日
Coming Century「SHŌDŌ」との両A面扱いになっているため、帯の背文字の表記は『V6 / キセキのはじまり Coming Century / SHŌDŌ』となっていた。ジャケ写は片方が「キセキのはじまり」で片方が「SHŌDŌ」という仕様でシングルとしては明確に両A面扱い。しかし「SHŌDŌ」はその後完全にC/W扱いとなっているほか、そもそもV6名義のシングルでカミセンが両A面扱いになっている事例は今作のみである(トニセンは無し)。
3作連続の初登場3位だったが累計売上は13.9万枚と最低を更新。100位以内5週ランクインと登場週数も最低となった。
キセキのはじまり
作詞:黒須チヒロ、作曲:菊池一仁、編曲:CHOKKAKU
フジテレビ系『VivaVivaV6』テーマ曲。『V6の素』→『マッハブイロク』→『お笑いV6病棟!』と半年おきにリニューアル改題していたが、この番組になって固定され2010年3月まで続いた。『学校へ行こう!』も途中からC/Wやアルバム曲連発になってしまったが、この番組もテーマ曲タイアップはあまり重要視されておらず、C/Wやアルバム曲の採用が多くてシングルが使用された事はほとんどなかった。
「over」「Believe Your Smile」「自由であるために」の菊池一仁再び。良メロ王道アイドルポップナンバーなんだけど何だかあまり残らない。系統としては「Believe Your Smile 2」のような二番煎じっぽさが強いせいだろうか。メロディーはかなりいいんだけど何だかパッとしないんだよなぁ…。
改めて聞いてみるとシングルバージョンもアルバムバージョンもなんだかアレンジがしっくりこない。シングルのCHOKKAKUによるアレンジはなんだかいつもと様子が違い、リズムパートが何だか妙に軽い。ギターや上物のシンセブラスなんかは王道なのにトゥクトゥクカンカン鳴り続けるリズムパートが落ち着かない。効果音的に宇宙空間っぽいスペーシーな音が鳴っているのはサビの歌詞に”やっと出会えた宇宙の果てで”とあるためだろうか。後にもっと宇宙メインな「COSMIC RESCUE」が出てくるので無駄に被ってしまう事に
Sunset Breath Versionはre-arranged by 家原正樹となっている別アレンジ。オリジナルより落ち着いたアレンジになっていて間奏やアウトロでは優雅なサックスソロみたいなのも入っていたりもするが、やはり打ち込みのリズムが変に軽くてトコパコトコパコ鳴っているのでこれまた落ち着かない。最後のサビ部分でボーカルがスペーシーな加工をされていたりとこちらも“宇宙”に引っ張られた感も。CHOKKAKUも家原正樹もJ-POP王道のアレンジャーであり、こんな落ち着かないリズムアレンジを揃って施すなんて一体どうしたのかと思うがそういう指示を受けていたのか、チキタカリズム全盛期の当時の流行に合わせてわざと軽い音色にしたのか…。
『Volume 6』ではSunset Breath Versionが7曲目に配置され、本編最後(通常盤では最終曲)14曲目にOriginal Versionという表記でシングルバージョンが何故か一緒に収録されている。謎に例外的な措置だったが何故この曲だけ…。
過去の名曲群には及ばなそうではあるが、リズムパートをとりあえず普通にしたド王道のバージョンで聞いてみたい。
★★★☆☆
6thアルバム『Volume 6』(Sunset Breath Version)
6thアルバム『Volume 6』(Original Version)=シングルバージョン
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
SHŌDŌ/Coming Century
作詞作曲編曲:宮崎歩
Coming Century名義。TBS系『ミミセン!』テーマソング。4~9月まで放送されたカミセンのみ出演の深夜バラエティ。この番組は3人がMiMyCENというバンドを結成、インディーズで作詞作曲にも関与した3曲入りマキシシングル『MiMyCEN』発売に至っているが、曲作りの過程を追う番組だったので当然開始時には何もなく、番組テーマ曲としてはバンド活動と関係が無いカミセンの新曲が用意されていた形。
カミセン側での扱いも全くシングルとして扱っていないようで翌年リリースされた『Best of Coming Century〜Together〜』に早速スルー。カミセン名義単独シングルは「夏のかけら」1作(とMiMyCEN名義1作)しかないので他はV6のC/Wとアルバムで発表されたカミセン名義の曲しか無い中で今作は2曲しかないシングルA面の1曲だったのにいきなりこの仕打ちである。『Very best Ⅱ』限定盤Aではカミセン名義3枠の中の1曲として選出されたが、結果的にシングルバージョンはこれだけだった。解散時の『Very6 BEST』におけるカミセンディスクのメンバーセレクト枠17曲、ファンセレクト枠16曲のいずれにも選曲されないなどメンバーにもファンにも人気が無くすっかり忘れ去られていた事が判明した。
宮崎歩は後に嵐「ハダシの未来」も手掛けているがそこにも通じるようなロックバンドテイストで勢いのある楽曲。一応バンドを結成する番組である事を意識しての楽曲ではあったのか。まだまだ若さ溢れつつも歌唱も安定してきたカミセンの勢いが漲った1曲。シングル以外でシングルバージョンを聞ける機会が『Very bestⅡ』期間生産限定盤Aしかないので必然的に全シングルA面の中で最も聞いた回数が少なく、正直全く定着はしていない。
Dub’s club Remix Editはre-mixed by Izumi“D.M.X”Miyazakiとなっていて「愛のMelody」「キセキのはじまり」とは異なりリミックス扱い。3分22秒だったオリジナルに対して5分オーバーまで長くなり、声も加工気味でオケは全く別物の電子トラックになっておりオリジナルの面影はない。リミックスアルバムならまだしもオリジナルアルバムの12曲目に普通に入っているアレンジではないと思う。エイベックスのシングルC/Wによく入っていたようなリミックスだよこれは。
★★★☆☆
6thアルバム『Volume 6』(Dub’s club Remix Edit)
2ndベスト『Very bestⅡ』期間生産限定盤Aのみ
20th 出せない手紙

2001年8月29日
作詞:セキヤヒサシ、作編曲:PIPELINE PROJECT
三宅健主演TBS系ドラマ『ネバーランド』主題歌。タッキー&翼でデビューする前の今井翼とW主演扱いで他にも生田斗真、後の関ジャニ∞村上信五、後のKAT-TUN後のJOKER田中聖など当時のJr.勢が出ていた。作者が揃って匿名名義となっているがセキヤヒサシ=原作者で作家の恩田陸、PIPELINE PROJECT=TUBE前田亘輝、春畑道哉を中心とした曲提供プロデュースプロジェクト。7作連続で逃していた初登場1位を久々に記録。最低売上を記録した前作から10万以上上回る24万枚まで回復。前2作に比べて存在感を示すヒットとなった。
シングルでは初のバラード系ナンバー。夏のTUBEイメージとは少し異なるがシングルなら「きっと どこかで」のような方向性に近いシリアスなバラード。いつもよりロングヒットしたのとサビメロの強さで手に取ってないのにかなり印象的なヒットシングルとして記憶されていた。この時期では筆頭級の名曲だと思うし、「野性の花」や「IN THE WIND」ではシフトチェンジが急すぎてイマイチうまく行かなかった感のある大人っぽいV6を打ち出すのに初めて成功した1曲ともいえる。リズムトラックがシパシパしているのは2001年っぽい。トニセンの「WISES~I’ll be there~」みたいな重めのアレンジで重厚さを出しても今作は似合いそうだなとも思う。
C/WにOrchestra Versionが収録されているが、こちらはリズムトラックやギターが完全に無くなり、ピアノとオーケストラサウンドのみで構成されたシンフォニックなバージョン。生のオーケストラを起用したのかシンセなのかは分からないが、メインで鳴っている音色がどこかシンセっぽく聞こえる(これで生だったらスマン…)。
『seVen』からはアルバム本編でアルバムバージョンは制作されなくなり、今作も次回作も『seVen』にはシングルバージョンのまま収録されている。解散時の『Very6 BEST』に選曲されなかったのが意外過ぎる。1番マジかよと思ったのがこの曲が外された部分だった。前後より好評で売れたシングルは大体収録されていただけにね…。
★★★★★
C/W(Orchestra Version)
7thアルバム『seVen』
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
MiMyCEN/MiMyCEN

2001年9月19日
『夏のかけら』以来となるComing Centuryの事実上2作目のシングル。
4~9月までTBS深夜で放送された『ミミセン!』から誕生した企画作で、森田剛(ギター)、三宅健(ベース)、岡田准一(ドラム)で正式な番組名及びバンド名Midnight Mysterious Centuryを結成。MiMyCEN/ミミセンとはMidnight Mysterious Centuryの略称となる。3人がパンクバンドを結成して曲作りやライブを行うまでをドキュメント風に描くという番組内容でCDリリースをゴールとして9月28日で番組は終了、バンド企画も終了となった。終了翌週からは全くの別企画のバラエティ『オトセン!』→『オトセンⅡ』で1年続いた後にV6全員出演の『ラブセン!』となってさらに2年放送された。
エイベックスのインディーズレーベルRhythm REPUBLICからMiMyCEN名義でリリースされたため、Coming Centuryの文字はどこにもなく、品番はいつものAVCDではなく見慣れないRRCD-85300だった。CDタイトルもそのまま『MiMyCEN』となっているが、曲名ではなく3曲の新曲を収録。この1,2年後に”青春パンク”というカテゴライズが浸透するように当時盛り上がっていたインディーズのパンクバンドのブームに乗っかっての企画だったようだ。
翌年の『Best of Coming Century〜Together〜』には収録されず、『Very bestⅡ』への収録も無かったが、解散時のV6のアルバム『Very6 BEST』では選曲対象となっていて、あなたのお名前入りスペシャルBOX盤のユニット曲枠で1曲だけ選曲されて唯一のアルバム収録を果たしている。
2025年のComing Century全曲配信時も配信されず、『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤も当時わずかな期間の予約限定で入手不可であるため、現在でも直接このシングル盤を探してくるしか聞く手段はない。
MUSICIANクレジットでは3人も担当楽器の演奏者としてトップ表記されているが、3曲全てにスタジオミュージシャンも併記されている。このため設定上表記しただけで練習はしたがレコーディング不参加ライブでの演奏だけなのか、基本的な演奏はメンバーが担当して難しい部分をスタジオミュージシャンで補強したのか、メンバー3人がどこまで演奏しているのかは不明。
GET SET…GO!
作詞:森田剛,三宅健、作曲:岡田准一、編曲:久米康隆
曲作りも演奏もやった事のないバンド初心者の3人が頑張って作った自作曲をプロがロックバンド風にアレンジしたらこうなった…以上の印象がなかなか出てこない…。正直かなり素人感の強い1曲で若さと元気さと勢いはあるか。3曲の中では最も長いが3分15秒とかなり短め。
★★★☆☆
燃えろ紅ショウガ
作詞:CRAZY-SKB、作曲:QPクレイジー、編曲:高橋KATSU
QP-CRAZYメンバーによる提供曲。編曲は外部のアレンジャー高橋KATSUでギターとしてもクレジットされている。『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤ではメンバーが関与している他の2曲ではなく今作のみが選曲された事から人気が高かった模様。
といっても同じフレーズ2行(意味不明)に3人の苗字の3連呼を3人分3回繰り返すだけであっという間に終わる1分10秒しかない短曲ロックナンバー。あっさり終わってしまいえ?マジか?という印象しか残らない。3曲の中で今作だけ選ばれたのは3人の名前が連呼されるから?
★★★☆☆
ナニガナンデモ
作詞:ミミセン 作編曲:CHIROLYN
hide with Spread Beaverのメンバーで当時はCHIROLYN & THE ANGELSとしてもメジャーデビュー、以降も複数のバンドに参加しているCHIROLYNによる提供曲。作詞はメンバー、演奏はThe COLTSメンバーがドラマー以外5人が参加している。
歌というよりロックサウンドをバックにラップというか台詞をシャウトしているだけで終わってしまうこれまた2分7秒しかないあっという間のパンクな短曲。今作のみ提供したCHIROLYN氏のベスト盤にLive Versionとしてセルフカバーが収録されており、そのセルフカバー版を配信で聞く事ができる。
3曲ともメロディーを聞かせるというよりパンクロックバンドやってみましたといった、勢いで突き抜けていくようなインディー感が強め。6分半程度で3曲終わってしまうのだからかなりあっという間のシングルだ。良くも悪くもJニーズらしからぬ…というかJニーズだから深夜枠でやりたい放題やれたような企画だったのかなと。TV発企画シングルなんかとりあえずもう少しヒット性のある曲を用意しそうなものだが、今作は全くヒットを意識せず、カミセンでパンクロックバンドやるっていう一点突破で企画を貫いた感じはある。これっきりで終わってしまったが『○○セン』の番組名フォーマットと放送枠はその後も数年維持していた事を考えると非売れ線でパンクバンドをやるというのは深夜番組としてもあまりに尖りすぎた企画だったのは間違いなく、続けられる企画ではなかったのかもしれない。
★★★☆☆
21st Feel your breeze/one

2002年6月12日
今作よりエイベックスの方針に伴いCCCD導入となった。「one」は韓国の女性3人組S.E.S.からShooを招いた正式にはV6 feat.Shoo(S.E.S.)名義。C/WにはV6 feat.Shoo(S.E.S.)名義による新曲「LET’S SING A SONG」が収録され、「one」「LET’S SING A SONG」共にKorean Versionも収録された。「Feel your breeze」のカラオケと「one」「LET’S SING A SONG」のwithout a female vocalもあるので全8トラック。
Shooの参加もあって韓国盤も発売されたが、完全にShoo参加曲のみに照準を合わせていて「Feel your breeze」はカット、「one」「LET’S SING A SONG」のKorean Versionと新たにEnglish Versionを収録していた模様。
2作連続の初登場1位、売上19.7万枚で前作ほどではないがこの時期としては好調な売上を記録。
配信版ではカラオケは全作カットになっているのでCD6曲目の「Feel your breeze(Instrumental)」は当然カットだが、半カラオケ音源と言える「one」「LET’S SING A SONG」のwithout a female vocalは何故かカットされずに配信されている。
Feel your breeze
作詞:村野直球、作曲:宮崎歩、編曲:鈴木健治
仲間由紀恵主演日本テレビ系ドラマ『ごくせん』主題歌。メンバーは一切出演しておらず、Jニーズからは嵐の松本潤が出演していた。何故か嵐ではなくV6が主題歌だった。
主題歌として使用されていたのはシングルとはアレンジの異なる音源で、このドラマバージョンは後にアルバムにG・S・N versionとして『seVen』初回盤のみボーナストラックで音源化され、編曲は大久保薫、家原正樹。GokuSeNとでG・S・Nという事だったと思われる(後のDAI語みたいな…)。
シングルバージョンはアコースティックサウンドを生かしたバンド基調のアレンジで風が吹き抜けるような爽やかでV6としては新鮮味のある1曲に仕上がっている。発売は6月で梅雨時だったがイメージ的に5月頃の爽やかな初夏の陽気のイメージがある。“いつか想像してた未来と今が少し違っていたって”と歌われるサビ含めて初期よりも対象年齢を少し上げた学生終盤世代~新社会人世代に向けて特に刺さるような応援歌になっている。手に取ってはいないが(レンタルしようと思ったんだけどCCCDにあまり手を出したくなかったので止めてしまった)、当時から印象深い1曲。どっちかというと音源ではなくCSのチャート番組で流れてたMVの印象が強かったかな。合成映像で信号機の上とかありえないところにメンバーが立っているやつ。
G・S・N versionは従来のダンスポップ路線といった装い。ただI say~♪のところでポンポポンと80年代で絶滅したはずのポンポン音が聴こえてきたり、全体にシンセの音使いが妙に古臭く、もう21世紀だよ!?2002年だよ!?と時代錯誤っぷりに若干のめまいがしてくるレベル。もっと普通にいつものV6っぽくするとマジでいつものV6でしかないのでレトロ方面に走って変化をつけたのだろうか。いずれにしてもこのままシングルにするのではなく、新機軸で爽やかなシングルバージョンを制作したのは大英断だった。
★★★★☆
7thアルバム『seVen』
7thアルバム『seVen』初回盤のみBonus track(G・S・N version)
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベスト『Very6 BEST』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
one(Japanese version)/V6 feat.Shoo(S.E.S.)
作詞:上田起士、作編曲:鈴木健治
フジテレビ系『VivaVivaV6』テーマソング。韓国の女性3人組S.E.S.のメンバーShooをゲストボーカルに迎えている。韓国で成功した初の女性アイドルとも言われており、日本にも進出。1998~2000年にかけて日本テレビ系「THE夜もヒッパレ 」に頻繁に出演したり、日テレ中心にバラエティタイアップでシングルをリリースしたりしたが、ほぼ当時のO社誌右側(51位以下)、数千枚~良くて1万程度の売上で日本では売れなかった。この程度の売上の割に露出はそこそこ多かったため、なんとなくS.E.S.という字面は当時見た事がある…くらいの知名度ではあったと思う。Shooは日本語が得意で、2001年に深夜枠で放送された単発のデジタルフォトドラマ『NO KISS』で井ノ原と共演、2001~2002年にかけての井ノ原主演の舞台『東亜悲恋』でも共演するなど何故かShooと井ノ原が連続共演していたタイミングでついにV6の楽曲にまでゲスト参加したという流れ。
…特にファンじゃなくても何で急に若い韓国女性アイドルがゲストなんだろう、日韓W杯繋がりでの交流の一環なのかなくらいにしか思っていなかったが、当時のファン層もまだまだ若く、女性ファン達からしたらこれほど面白くないゲスト参加は無いというか、なんなんだあの女は曲にまで出しゃばってきて何でそんなにイノッチに近づくんだ!というファンもいただろうしあまり歓迎されなかったんじゃないかと思う。まだSNSが無くて良かっJニーズ事務所もそれくらい分かってそうなものだが、世にも珍しいこんな異性アイドルとの共演なんて後にも先にもないような…。JニーズJr.とAKB48が共演した2012年のドラマ『私立バカレア高校』だってアドレス交換禁止でかなり徹底した体制だったみたいだし、曲は完全に別々だったし。
曲自体はラブソングのようにも聞こえるが新しい世代で日韓の新たな友好関係を作っていこうという考えが反映されたような歌い上げバラード。普通にいい曲だがやはりここまで女性ボーカルが入ってくるのが慣れないなぁ…。
C/WにはShooに合わせた韓国語バージョンを収録(韓国で発売されたシングルはこの韓国語バージョンが1曲目)、韓国盤シングルに収録されていたEnglish versionは『seVen』初回盤のみボーナストラックとして収録された。ベスト盤においてはJapanese versionで収録されている。Korean versionはアルバム未収録。
「LET’S SING A SONG」もそうだが、without a female vocalはShooの声(a female vocal)をカット(without)したバージョン。Shooの部分もV6が歌唱したわけではなく単にShooを抜いただけであるため、Shooのパートは完全にインスト状態となる。V6バージョンならぬV6残しカラオケなのによく配信されたなこれ
★★★☆☆
C/W(Korean version)
7thアルバム『seVen』(Japanese version)
7thアルバム『seVen』初回盤のみBonus track(English version)
2ndベスト『Very bestⅡ』(Japanese version)
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤(Japanese version)
22nd メジルシの記憶

2003年3月19日
作詞:S.O.S./小林夏海、作編曲:山口寛雄
初動売上が5万枚と目を疑うレベルに激減、初登場4位となり、初にして唯一のトップ3落ち。今作以降は再度1~3位に必ずランクインしたため、シングル全53作の連続トップ3入りの記録を止めて分断させる事となってしまった。それでもこの週は3週連続1位の「世界に一つだけの花」が30万と桁違いだったのを除けば2位のGACKT「君が追いかけた夢」も3位の山崎まさよし「全部、君だった。」も同じ5万台で超僅差での4位ではあった。前2作で復調して20万前後、その前が13.9万枚でこれがこれまでの最低だったのに今作は累計7.7万枚という異常な低さとなった。じりじりCDが売れなくなって下がっていく中で2009年の『GUILTY』以降で下回るようになるまでずっと今作が最低売上のままだったくらいなので異常値ともいえる不振であった。
一説によるとシングルでは歌唱力が高く安定している井ノ原・坂本のソロパートばかりだった事にカミセンファンが激怒して俺たちの長野博ファンも怒ってたきっと怒ってた当時の2ちゃんねる(SNSはまだない)で不買運動が巻き起こったためとする説があるようだ。メンバーや事務所にまでその情報が届いていたのかは分からないが、ドバラードであり使いどころが難しかったのも重なったかライブでも一切やらず、初めて披露したのが20周年の2015年だったというから不遇中の不遇シングルであった。また次回作は岡田のみ、その次もカミセン主演映画主題歌だったのもあるがカミセンのみ…とソロパートをカミセンメンバーのみに与えるのが続いたので割と効果があった…?長野…?
本格バラード。「出せない手紙」のような盛り上がりも無い本当に普通に歌い上げる普通のバラードだったのもあって悪くは無いんだけどこの当時としてはフツー。ていうか「one」出したばかりでバラード連投する必要あったのだろうか。20周年越えた辺りで9係バラードとしてならシングルで出ても悪くないどころかたぶん後期だったらどのタイミングで出ても今回いいバラードだねと割と高評価になりそうではある。ただまだ早すぎた。「Feel your breeze」や「Darling」のような曲がまだまだヒットしていた時期にいきなり挟むシングルではなかったと思う。
C/WにStarlight Serenade Ver.という別バージョン(編曲:松原憲)が収録された。リズムトラックが軽めになり、代わりにシンフォニー感が増しているが、ロマンティックさを強調しているのが少しわざとらしい。やたらとトゥルルルルルン、トゥルルルルルンとたぶん星が流れる感じを表現しているんだと思うんだけど、StarlightなSerenade感を演出しているのが星流れ過ぎじゃね?と思ってしまう。
★★★☆☆
C/W(Starlight Serenade Ver.)
8thアルバム『∞ INFINITY~LOVE & LIFE~』
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
23rd Darling

2003年5月28日
作詞:MIZUE、作曲:TSUKASA、編曲:本間昭光
小雪主演、嵐の松本潤が相手役のTBS系ドラマ『きみはペット』主題歌。主人公の小雪の元カレ役で俺たちの長野博が出演していたとはいえ、嵐の松本出演ドラマが2年連続で嵐ではなくV6主題歌という珍しい事態となった。何気に嵐が低迷していた扱いのこの時期(『花より男子』以前)でも嵐の売上はV6と変わらないか若干上くらいだったんだけど、嵐で主題歌というのが通らない時期だったのだろうか。『花より男子』以降だったら、ドラマ主演は小雪ではなく松本潤になっていたか最低でもW主演扱い、長野が出演してたとしても今作は嵐主題歌だったと思う。ヘタしたらこの曲ごと嵐に持っていかれていたかもし
初回盤が4種(黄、赤、青、緑)もあり、オリジナル・ピンナップ・ポスター、オリジナル・ダイアリー、オリジナル・アイロン・プリント、オリジナル携帯スクリーンシートと封入特典が異なっていた。これもあってか不買運動(?)による超不振に陥った前作から一転して初登場1位、20万枚を越えるヒットを記録。今作が最後の20万以上のヒット作、次回作でまた半減したように前後の作品の2倍以上売れた際立ったヒット作となった。解散時までのTVでの扱いも初期シングル+「CHANGE THE WORLD」以外で代表曲扱いされる曲としては今作が最後になってくる印象。
ド頭からドキャッチーで人懐っこいメロディー、いいJust Night、What感Eye、Knight病んでといった当て字を駆使したユニークな歌詞も面白く、久々に明るいポップ路線での新たな代表曲になったのも納得の“強い”存在感の1曲。サビの当て字の異様さがインパクトだが、平メロでも1番1行目から“昨夜(ゆうべ)君がねだったのは アロマオイルみたいな嘘“とどんな嘘なのか全く分からない謎表現が炸裂しており、全体にも意味がほとんど分からない。以前の対談のコメントで「歌詞はマジ意味What感eyeけどそれもいいJust nightかと思えるキャッチーさ。それだけでFitするMind。Darling Darling 意図、OK!」と書いたが、まさにそんな感じなので今回も引用して締めとさせていただく。それもいいJust night。
★★★★★
8thアルバム『∞ INFINITY~LOVE & LIFE~』
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベスト『Very6 BEST』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
24th COSMIC RESCUE/強くなれ

2003年7月2日
両A面シングル。初回盤はピンナップアクションポスター封入でA,Bの2種類あり、通常盤と合わせて3種発売となったがCDの内容は同じ。好調だった前作から一転して初登場1位だったものの売上は半減して10.5万枚だった。
COSMIC RESCUE
作詞:篠崎隆一、作曲:関淳二郎、編曲:h-wonder
7月公開のComing Century主演映画『COSMIC RESCUE-The moonlight generations-』主題歌。コズミックではなくコスミックと読む。CGを駆使した近未来の宇宙モノの内容だったらしいが…ドラマ主演でセット売りしていた90年代末期までならともかく既に人気も固定して落ち着いていて個々での活躍も目立ち始めていた(特に前年の『木更津キャッツアイ』を経て岡田の主演俳優としての格が上がり始めていた)2003年になってカミセンセット売りで映画ってちょっと今更感があった。正直興行的にもかなり厳しかったのではないかと思う。
宇宙という事でサビ頭もShooting Star。合計7回も登場するだけに「Shooting Star」が曲名だったらもっとパッとサビ頭だけでも覚えられる曲になっていたと思うんだけど、歌詞には一切出てこない映画タイトル「COSMIC RESCUE」をそのまま曲名にしてしまったため、「COSMIC RESCUE」という字面を見てもどんな曲だっけ?となってしまう。まあ「Shooting Star」だとけっこう他と被りまくるので避けたのかもしれないし、かといってシュゥゥティンスターァァ♪をコォォスミックレッスッキュー♪に置き換えるのはハマりが悪すぎて無理だコレ。そもそも歌詞にレスキュー要素が全くないどころかShooting Star以外に宇宙要素が無い…。2年前に”やっと出会えた宇宙の果てで”とか「キセキのはじまり」で宇宙を歌っていたのでそれともちょっと被ってしまい余計に混同してしまうところがある。ていうか「キセキのはじまり」の方がなんか宇宙っぽかったような気もしてくるな…。
★★★☆☆
8thアルバム『∞ INFINITY~LOVE & LIFE~』
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
強くなれ
作詞:mavie、作曲:mayu、編曲:久米康隆
TBS系『学校へ行こう!』テーマソング、PS2専用ソフト『魔界転生』イメージソング、V6主演映画『ハードラックヒーロー』挿入歌。『ハードラックヒーロー』は一般劇場公開ではなく9月28日に札幌・東京・名古屋・大阪・福岡でイベント試写くらいでしかファンが見る機会が無く、11月に早急にDVD&VHS化されたのでほとんどDVDメインでOVAに近い状況だった。
なんでもかんでも「学校へ行こう!」タイアップつけなくても…。ラップも織り交ぜたハードなギターが鳴り響く打ち込みロック系ナンバー。やった事も見た事も無いのでタイトルからのイメージだけではあるが『魔界転生』にも『ハードラックヒーロー』にもなんとなく適応してそうなロッキンなサウンドの方向性だと思う。
★★★☆☆
8thアルバム『∞ INFINITY~LOVE & LIFE~』
2ndベスト『Very bestⅡ』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
25th ありがとうのうた
ありがとうのうた (DVD付)

2004年3月24日
作詞:A.S.Z.project、作曲:日比野元気、編曲:K-Muto
河合塾CMソング、TBS系『学校へ行こう!』テーマソング。今作で初の初回盤DVD付を導入。DVDにMV収録で代わりにCDにカラオケが収録されず、通常盤にはカラオケが収録された。累計14.6万枚と前後2作の10.5万枚より高い売上を記録した。
ファンへの感謝も込められたような感謝のミディアムナンバー。10周年のタイミングで出てきそうな曲だが特に前倒し10周年も掲げていなかったのでたまたまっぽい。特筆すべき点はサビ以外は6人全員のソロパート回しで構成されているところだろう。シングル表題曲ではこれまで「BEAT YOUR HEART」「強くなれ」などラップが入ってくる2曲にしか全員ソロが無かったと思うんだけど今作は全ソロパートがちゃんとした歌パートになっている。1番は岡田→坂本→森田→三宅→全員サビ、2番は井ノ原→長野→森田→全員サビ、間奏明けは井ノ原→岡田となっており、岡田・森田・井ノ原が2回、坂本・三宅・長野が1回となっている。俺達の長野博も今回ばかりはスルーされなかったぜ坂本・井ノ原ばかりソロパートだったのを思うとやはり不買運動の記憶「メジルシの記憶」不振をきっかけに変わってきてようやく均等にソロを振るようになった。…と思いきやまあこの後もそんなでもないんだけど、ある程度きっかけにはなっているのか、後年になるほど全員ソロのあるシングル曲が増加傾向にはなる。
合唱系とはまた少し違う曲調でどちらかというとゆったりメンバーの歌に耳を傾けて“聞く”系統の曲かなと思う。
musicmind ver.は直近の3シングルを初回盤A,B,通常盤の3種に複数商法で割り振って収録したもので、今作は初回盤Bのみに収録され、編曲は十川知司。アコースティックで音数少なめなシンプルなリアレンジに仕上がっている。
配信版では複数商法楽曲も全部1作の中に続けて収録しているので3曲まとめて聞けるようになった。一方でCDでは3曲の全てのmusicmind ver.の後にシークレットトラックとして「Orange」のmusicmind ver.が繋がって収録されているが、配信版ではカットされているため各楽曲単独となっている。
★★★☆☆
9thアルバム『musicmind』
9thアルバム『musicmind』初回盤BのみBonus Track(“musicmind ver.”)
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
26th サンダーバード-your voice-
サンダーバード-your voice-(初回)(CCCD)(DVD付)

2004年8月4日
作詞:motsu、作曲:RAM RIDER、編曲:RAM RIDER CREW/鈴木雅也
初回盤DVDにはMVではなく映画「サンダーバード」予告編とV6アフレコ映像を収録。通常盤との2種発売だが初回盤のカラーが6色存在した。6色効果は薄かったようで累計10.5万枚と前々作の売上に戻ってしまった。今作が発売される頃にちょうどエイベックス内紛が本格化、MAX松浦氏が退社すると浜崎あゆみを筆頭に大物が松浦についていって辞める意向を示し始めた事から当時の経営陣が退陣してMAX松浦が社長として復帰して経営体制が一新される騒動が発生。V6はこのタイミングで特に名前が出る事もなく動きは無かったが、松浦が社長になるとすぐにCCCD弾力化を発表したため、2002年3月から続いていたCCCDは廃止の方向に向かい、V6でのCCCD採用は今作までとなった。
映画『サンダーバード』日本語吹き替え版主題歌。1965~1966年にイギリスで放送された人形劇の特撮番組で1966年、1968年に映画化もされたが、今作はイギリス・フランス・アメリカ合衆国合作で人形劇ではなく俳優が演じる実写版としてリブートさせた映画だった。いかんせん元があまりに古すぎて興行的に不安だったのか日本では主役のトレーシー一家がちょうど6人だったのもあってこの6人をV6が吹き替え、吹き替え版主題歌もそのままV6を起用、日本ではどれだけいるかも最早良く分からないオリジナルのファンの不満よりもある程度は確実なV6ファンの動員力に賭けたかのようなプロジェクトだった。結果的にはそもそも本国での成績がパッとしなかったらしく、続編の構想は実現せずにこれっきりとなったようだ(CGアニメ作品として2015~2020年にリメイクされているので作品自体の人気は根強かったようだがこのタイミングでの実写は厳しかったという事か)。いわゆる”叩かれる話題作”にまでは至らないくらいの絶妙な感じになってマイナスイメージもつかずにある意味助か
やたら電子音のベースラインがブイブイいっているトラックメイカー的なトラックに加えて、motsu、RAM RIDERとDJが制作しているためかHIP HOP的な要素も強い。メインのメロディー自体はいつもの明るめのアイドルポップ調なだけに、イントロや間奏でYO!とかラップっぽいキメを入れてきたり、間奏でラップパートがあったり、終始トラックが暗いのもあって全体にミスマッチ感が強め。
musicmind ver.は直近の3シングルを初回盤A,B,通常盤の3種に複数商法で割り振ってリアレンジしたもので、今作は通常盤(イベント盤も同じ)のみに収録され、編曲は小幡英之・チダタカシ。こちらの方がバンド寄りのロック調のアレンジになっているが、やはりどこか複雑さはあり、意外と難しい曲だったのだろうか。まあ普通に王道アレンジするとかなりのマンネリ曲っぽくなりそうだしなぁ…。
★★★☆☆
9thアルバム『musicmind』
9thアルバム『musicmind』通常盤・イベント会場限定盤のみBonus Track(“musicmind ver.”)
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
27th UTAO-UTAO
UTAO – UTAO A (初回生産限定盤)
UTAO – UTAO B (初回生産限定盤)
UTAO – UTAO C (初回生産限定盤)
UTAO – UTAO D (初回生産限定盤)

2005年6月22日
作詞:御徒町凧、作曲:HIKARI、編曲:シライシ紗トリ
CCCD撤退により、『出せない手紙』以来のCD発売。複数商法がさらに派手になり、初回盤A,B,C,Dの4種発売。DVD付属ではなく、12Pのマガジンスタイル・ブックレットが4種で異なり、さらに付属するグッズ(携帯ストラップ、「アイシールド21」スペシャルステッカー(カミセン名義のC/W「BREAKTHROUGH」がアニメOPタイアップ)、フォトスタンド、ステッカー)が4種で異なっていた。初回盤は3曲入り、通常盤には「Drivin’」が追加された4曲入りとなり(今作はカラオケ収録なし)、初めて曲違いの複数商法も始まった。売上は16.3万枚まで上昇、今作以降で今作の売上を越えたシングルは無い。
長瀬智也・岡田准一主演TBS系ドラマ『タイガー&ドラゴン』主題歌、TBS系『学校へ行こう!MAX』テーマソング。2002年の『木更津キャッツアイ』主演で俳優として個人で注目度を上げていた岡田だが今作ではTOKIO長瀬智也とのW主演で年上先輩の長瀬が先になっていた。岡田准一はこれ以降は地上波連ドラというよりは主演映画が連発されるようになり、俳優としての一般知名度では先行していたメンバーを追い抜いてダントツとなっていった。ドラマではOPとしてクレイジーケンバンド「タイガー&ドラゴン」が起用されており、こちらは前年長瀬主演ドラマ主題歌としてTOKIO「トランジスタGガール」を提供していた流れからの起用だったと思われる。“俺の話を聞けぇぇぇぇぇ”のフレーズにインパクトがあったし同名タイトルなのもあってドラマ主題歌としての印象はクレイジーケンバンドがほとんど持っていってしまった感がある。今作はV6の10周年ソングのイメージの方が強い。
森山直太朗の共同制作者として知られる御徒町凧、Every Little Thing始め多数の提供をしていてJニーズではTOKIOへの提供曲が評判の高かったHIKARI、ORANGE RANGEのプロデューサーやSMAP「freebird」で知られるシライシ紗トリというここ以外で接点あるのか一体誰が御徒町凧とHIKARIとシライシ紗トリで1曲作ろうと考えたんだというくらいに珍しい組み合わせの提供曲。今作は10周年を迎えるタイミングが意識されていたのか、みんなで合唱する系の「WAになっておどろう」路線にストレートに挑んでみたような1曲。やや複雑というか王道を外したようなトラックのシングルが続いていた中で、アコースティックを生かしたバンドサウンド風なのも安心感があって聞き心地が良い。サビ以外は基本的に色々な組み合わせの2人歌唱と井ノ原、坂本のソロパートで構成、最後のサビ前のソロを主演岡田が担当する構成。何故か2番に出てくる“気の抜けきったアップルサイダー”が井ノ原の歌い回し含めて妙なインパクトがあってこの曲で1番覚えている謎フレーズになってしまった。ZARDは”ぬるいコーラ”をネタ的にカフェで商品化した事があったが、「気の抜けきったアップルサイダー」は商品化されていないのだろうか。
musicmind ver.は直近の3シングルを初回盤A,B,通常盤の3種に複数商法で割り振ってリアレンジしたもので、今作は初回盤Aのみに収録され、編曲は中村康就。バンド風だったオリジナルに比べるとさっぱりした軽めの打ち込みトラックになっている。
★★★★☆
9thアルバム『musicmind』
9thアルバム『musicmind』初回盤AのみBonus Track(“musicmind ver.”)
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベスト『Very6 BEST』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
28th Orange
Orange (限定生産盤DVD付)
Orange (限定生産盤スペシャルグッズ付)

2005年10月12日
作詞作曲編曲:HIKARI
初回盤Aは「映画「ホールドアップダウン」before story -walk-」収録DVD付、初回盤Bは10周年ロゴ入り特製オレンジ・バンダナ付属、通常盤はC/Wが2曲追加された3種発売。10周年を迎えるタイミングでの発売となったが、売上は10.7万枚とまた元に戻ってしまった。『Very bestⅡ』がアルバム初収録で次回作と違って次のアルバムで再活用されなかったのでオリジナルアルバムに収録されなかった。
V6主演映画『ホールドアップダウン』主題歌。『ハードラックヒーロー』と同じSABU監督作品だが今作はちゃんと映画館で公開された。『サンダーバード』も含めて揃って出演する映画が3年連続で続いたが全員での主演作は今作が最後となり、より個人での活躍が増えていく事となる。
11月1日の10周年目前にリリースされたので今作の方が記念作になりそうだが、集大成は前作でやってしまったためか、前作の作曲のみだったHIKARIを全面起用して低音主体でサビがなかなか来ないけっこう攻めた印象のクールなナンバー。最初はかなり戸惑ったが聞きこむとクセになってくる曲でカッコいい。『Very bestⅡ』でけっこう聞きこんだ曲の1つ。いつものV6ではなく10周年で新たな一面を提示してきたのはタイアップもファン向け主演映画だし、世間一般のイメージよりもファンに向けて新たなV6を見せる事を意識していたのではないか。
musicmind ver.は初回盤A,B,通常盤/イベント盤に収録されている前3シングルの各musicmind ver.に続けてシークレットトラックとして収録されている。アルバムの新品購入時の袋のシールにシークレットトラック「Orange”musicmind ver.”」収録と書いてあったのであまり隠してないシークレットパターンバージョン名musicmind ver.は正式名称だが、編曲担当者は不明。配信版ではカットされてしまいCDでしか聞けない取り残された音源の1つ。Aメロのボーカルがボワンボワンに加工されていたりとリミックス色が強いが、まるっきりの別アレンジという感じでもない。
★★★★☆
9thアルバム『musicmind』全種共通シークレットトラック(“musicmind ver.”)(未配信)
2ndベスト『Very bestⅡ』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
29th グッデイ!!
グッディ!! (初回限定盤A)(DVD付)
グッディ!! (初回限定盤B)

2006年6月14日
作詞作曲編曲:コモリタミノル
共通C/Wは「旅立ちの翼」、限定生産盤AはCDは2曲のみで「グッデイ!!」DVD Special Video Clip収録DVD付、限定生産盤Bは「旅立ちの翼」別バージョン3曲+「グッデイ!!」Drama Ver.を収録、通常盤はカミセンとトニセンそれぞれの新曲、全曲のカラオケ収録。いよいよ複数買わないと音源が揃わない複数商法も本格化してきた。売上は12.2万枚で少し増えた。
井ノ原快彦出演テレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係』主題歌、TBS系『学校へ行こう!MAX』テーマソング。『9係』始まりの1曲で以降毎シーズンの主題歌を担当。この『9係』では主演は渡瀬恒彦で井ノ原は2番手だったが、渡瀬恒彦が亡くなった後は井ノ原主演の『特捜9』へと改名して継続、V6解散後はトニセンが最終シーズンまで担当した。リリースペースが落ちて行ってからはV6の最低でも年1シングル発売を確約する超重要タイアップとしても機能していた。
SMAPへの提供ヒットで広く知られる小森田実=コモリタミノルだが、前年久々にシングル表題曲として提供したSMAP「BANG! BANG! バカンス!」の行き過ぎたおふざけ部分を修正した兄弟曲のような印象がある。明るいV6らしさもあるし、何より底抜けに明るく突き抜けてインパクトも抜群に強く、耳に残る。ただ前述のようにコモリタミノルはSMAPの印象が強かっただけにSMAPっぽい曲をV6が歌っていると割と初めて明確に思われてしまったような感じもある。そして『警視庁捜査一課9係』主題歌1発目がこれってなかなか突き抜けているな。渡瀬恒彦主演の刑事ドラマの2番手で井ノ原が出ているという状況で主題歌枠をもらったなら最初はもう少し落ち着いた曲を用意しそうなものだけど…。
と、思いきや限定生産盤BのみC/WのDrama Ver.は『警視庁捜査一課9係』主題歌バージョンで2分9秒のショートサイズとなっているが、ややゆったりしたサビから入り、全体に音数が控えめ(シンセの強い部分を抑えた感じ)でドラマ用にちゃんと調整していたっぽい。
Very bestⅡ versionは『Very bestⅡ』期間生産限定盤Aのみに収録されたgenepoolによるリアレンジバージョン。コモリタ色の強いピコピコサウンドがかなり抑えられているが、メロディーのポップさからもコモリタ色がにじみ出ているのでアレンジが変わってもあんまり印象が変わらない。
歌いわけ変えましたVersionは『Voyager』通常盤のみ収録された記載通りに歌いわけを変更したバージョン。といっても元々ソロパートは1番Aメロくらいにしかなかったのを、A,Bはソロパート回し、サビでも一部をソロパートに割り振るなどかなり極限までソロパート中心に編成し直している。歌いわけ変えましたというよりソロパート増やしましたVersionといった方がしっくり来る。アレンジはシングルのまま。
なお『Voyager』通常盤ではそのままシークレットトラック「おっイェイ!」が繋がって収録されていたが、『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤に選曲された際には独立した1曲として初めて収録された。配信版では『Voyager』に独立した1曲として収録されていてシークレットトラック「おっイェイ!」はカットされている。
ぼちぼちC/Wに別バージョンでアルバムはシングルのままだったり、別アレンジが複数商法に使用されるようになったりしつつも今作までは別バージョンがほぼ毎回のように制作されていたが、今作を最後にピタリと止まってしまった。
★★★★☆
限定生産盤BのみC/W(Drama Ver.)
2ndベスト『Very bestⅡ』
2ndベスト『Very bestⅡ』期間生産限定盤Aのみ(“Very bestⅡ version”)
10thアルバム『Voyager』通常盤のみ(歌いわけ変えましたVersion)
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベスト『Very6 BEST』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤(歌いわけ変えましたVersion)
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