8thSg LOVE FOREVER/少年

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8thSg LOVE FOREVER/少年

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1995年12月11日
半年ぶりのシングル。初の両A面仕様で、背文字部分もしっかり「LOVE FOREVER/少年」表記、表が「LOVE FOREVER」、裏が「少年」仕様とちゃんと両面表記になっていた。しかし「少年」は1998年『SINGLES+1』、2008年『PERFECT SINGLES+』でスルーされ、2010年のC/Wベスト『Another Side Memories~Precious Best~』に収録、付属するディスコグラフィーでも毎回C/W表記されている…などすっかりC/W扱いされていた。そんな中でもメンバーは両A面曲と紹介した事もあり、忘れてはいなかった模様。『DEENAGE MEMORY』での収録はアルバム曲枠での選曲だったが、2018年『DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~』ではきちんと「LOVE FOREVER」→「少年」の並びで8thシングルA面として堂々扱われ、完全に復権した。

ただし以前からのディスコグラフィーをコピー&追加で掲載しているようで、『DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~』『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』での掲載ディスコグラフィーでは未だC/W扱いのままである。

前2作の50万突破から、初動9万、累計も26万とほぼ綺麗に半減した。

1995年後半になってくるとビーイング系のブームには一気に陰りが見え始めていた。また同じ1993年デビューだったtrfも同年3月までは連続ミリオンだったのに10月のシングルでは70万割れと急失速していった。時代が移り変わっていく時期だったといえる。

LOVE FOREVER

作詞:山本ゆり、作曲:田川伸治、編曲:葉山たけし
ギター田川伸治の初作曲作品。いきなり表題曲採用となり、表題曲での単独作曲採用はメンバー最速となった。しかしこの後一向に表題曲採用されることが無くなり、主にC/Wやアルバムで実験曲や変化球的な曲を書くようなポジションに回るようになった。作詞の山本ゆりは謎の人物で翌年FIELD OF VIEW「ドキッ」を作詞した程度で姿を消した。近年では同姓同名の料理の人が検索筆頭に出てくるが別人である。

失恋バラード。切ないピアノのイントロからアコースティックな演奏でバラードで進行した後にアップテンポになり、再度Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→ラストサビと展開する変則編成。バラード調ではサビに行かずにテンポアップしてAメロに戻るので、2番が無く、長い1コーラス+ラストサビだけとも捉えられる。しかし最後のLOVE FOREVERをコーラスしながらフェードアウトしていくアウトロがあったりもするのでそんなに短くもなく聞き終えるとちょうどいい。

初作曲でいきなりとんでもない名曲を生み出したなと改めて思う。この当時はメンバー4人全員がひとまず目標の頂点にいる織田哲郎のような採用されそうな曲を必死に書いていたのだろうか。この後は割と4番目の作曲者、実験担当みたいなところでA面にはならなそうなカウンター狙いみたいな曲をしばらく量産していって、3人になってからもなかなか表題曲は担当しなかった。再度のA面起用は2011年の「Brand New Wing」まで無いだけに今作ってけっこう田川作曲としては異色だった気がする。

個人的には『SINGLES+1』を聞くまで知らなかったもののしばらくけっこう上位に入る1曲だった。2001年の『Ballads in Blue』のファン投票では実際に投票もしたのだが20位に終わって落選した時はちょっとショックだった。まあバラードのイメージが無かったか…。2008年15周年武道館ライブではバラードメドレー枠では披露されず思いっきり「Special Rock Medley」枠で演奏されたし、20周年ベスト『DEENAGE MEMORY』でもGroovin’Memory枠での収録だった。作品やライブによってバラード枠だったりアップテンポ枠だったりとその時々の都合によりコロコロ立場が変わる曲でもある。

1999年横浜アリーナで披露されていたがDVDでカットされていたので、2006年までライブ映像が発売されておらず、その後もキセキVersionと武道館でのメドレーの一部(キー下げ)くらいしかライブ映像が無かったが、2010年に1999年横浜アリーナ音源(『ALL TIME LIVE BEST』)が音源のみ収録された。この音源は2013年に『DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-』で映像化もされた。この映像は2013年に改めて映像編集したのか、宇津本直紀がほとんど映らない。これが貴重な映像だったが、2018年以降まさか原曲キーで聞けるようになるとは…。この曲はキー下げすると何故かかなり違和感が出て一気に別の曲みたいになるので原曲キーが完全版だと思う。
★★★★☆
2ndアルバム『I wish
1stベスト『SINGLES+1
3rd(セルフカバー)ベスト『The Best キセキ』(キセキ Version)
5thベスト『PERFECT SINGLES+
2ndライブアルバム『ALL TIME LIVE BEST』(1999横浜アリーナライブ)
6thベスト『DEENAGE MEMORY
7thベスト『DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~

Love Forever
DEEN

少年

作詞:池森秀一、作曲:山根公路&田川伸治、編曲:古井弘人
偶然にも宇津本脱退後のメンバー3人が作詞作曲で揃い踏み。宇津本在籍時は山根&宇津本コンビがメインで、山根&田川の共作というのはメンバー3人になってからもほとんどないので結局最後まで珍しい組み合わせのままだった。

王道バラード。ピアノだけでなくギターの存在感も増しつつあり4人組バンドとしてまとまりつつあった時期の曲だが、それ以上に大人になって少年時代を思い返す歌詞が秀逸。最初に聞いたのが99~00年頃だったので中学高校くらいだったのでそんなでもなかったが、そこから年々染み入る曲になっていった。“何かをあきらめることが大人になることじゃない”というフレーズが当時好きだったけど、今はまた別の響きと含みと本当の実感を伴って入ってくるフレーズになった。

ファン人気も高く、2001年の『Ballads in Blue』のファン投票では7位当選を果たした。翌年には『和音~songs for children~』でキー下げリメイクを一足先に制作していたにも関わらずその後の和音ツアー以降滅多にライブで披露されない…という人気曲なのにライブレア曲と化した。2008年のBreak12でやっと披露されたと思ったらアコースティックコーナーだし…。『ALL TIME LIVE BEST』では原曲ライブ音源が対象に無かったため結局和音ツアーの音源が選曲された。その後も絶好の機会だった2016年武道館のBallad Nightでもスルー。最早メンバーこの曲嫌いなんじゃねーのかという勢いだったが『PARADE』で再度リメイクしたりとピックアップはするので原曲アレンジで演奏するというのがライブで使いにくいという事なのだろうか。2人になってからの2020年「DEEN LIVE JOY-Break22~All Your Request~」ではトップ10には入らなかったが、ようやく原曲アレンジフル披露、しかも取り戻した原曲キーで披露された。
★★★★☆
2ndアルバム『I wish
2nd(1stバラード)ベスト『Ballads in Blue The greatest hits of DEEN
1stカバーアルバム『和音~songs for children~』(featuring Lynx)
2ndライブアルバム『ALL TIME LIVE BEST』(2002年和音ツアー)
1stC/Wベスト『Another Side Memories~Precious Best~
12thアルバム初回特典2ndバラードベスト『Ballads in BlueⅡ~The greatest hits of DEEN~』(featuring Lynx)
6thベスト『DEENAGE MEMORY
17thアルバム『PARADE』(PARADE Style)
7thベスト『DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~

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