旅の記録 ヤツレン~カゴメ野菜生活ファーム富士見

前回以降、父が肺炎で1ヶ月近く入院したり、揃って風邪で寝込んでからの回復に時間かかったり、そもそも酷暑過ぎたりでほとんどどこにも行かずにやり過ごした夏の終わりがなかなか見えてこないがそれでもあと少しのはずだという9月半ば、2年ぶりにヤツレンへ。

久しぶりに爽やかで涼し気な風が吹き抜ける。5月終わり頃から熱風ばかりだったのと久々の大自然な最高だ。

近くにはJR鉄道最高地点もある。

裏側も見てみたら全く同じ事が書いてあった…。両面仕様かよ。

とかやっているうちに踏切がカンカン鳴り始めた。

JR鉄道最高地点に到達して通過していく電車という瞬間に偶然遭遇できた。国道の最高地点が2000mオーバー(渋峠)なのに対してこのJR鉄道最高地点は1345mなので高原には違いないが、酷暑が続いて晴れ間の中ではじりじり暑くなってきており、少なくとも涼しくはなくなってきた。

続けて「清泉寮」というところに立ち寄った時はもう普通に暑かった。

「そば処 おっこと亭で昼食。蕎麦のみのシンプルなメニュー。シンプルにうまい。

そして「カゴメ野菜生活ファーム富士見」へ。工場見学もできるところで、座って歴史やカゴメのやり方などを聞くいわゆる講義的なのを聞いてからバスに乗ってその少し先にある工場に向かい見学コースを巡る事が出来る小一時間程度の内容となっていた。度を越えたトマト嫌いの父が謎に予約取って行きたいと言っていた場所で、試飲でトマトジュース出てきたらどうするんだと思っていたが、この日の試飲はトマト入ってないノーマルの野菜生活だったのでセーフだった(野菜ジュースとか野菜一日これ一本だったらアウトだった。100%トマトジュースだとさすがに自分も苦手…)。

形式上、講義と見学で担当のお姉さんが別だったんだけど、講義の方はポップな雰囲気にするためかザ・テーマパークのお姉さんテンプレ的な感じだったのでこのノリが続くとしんどいなぁと思っていたんだけど、見学の方のお姉さんは独自のユーモアも交えた感じでそっちの方が面白かった。歴代のご当地系の期間限定野菜生活がズラっと並んだ一覧でこれが好きだったんだけど消えてしまったとか、これとか見た事ないので売れなかったんでしょうとかユーモアで言えちゃう人は好きだ。

なおノーマルの野菜生活だけでこんなに変わっていたらしい。よく飲んでたのは学生の頃なので2003、2005、せいぜい2008年辺りまでだろうか。ここ10年くらいは麦茶ほうじ茶かブラックコーヒーしか飲まなくなってほとんど触れていなかった気がする。また久々に手に取ってみるかな。

その後、移動中にナビの罠初見殺しに2度引っ掛かり(シンプルに信号が連続しているところで曲がる信号を間違えて直進、左車線が左折になってしまい直進のはずが強制左折)、修正遠回りを余儀なくされているとふいにデカい土産屋の看板が出現したので予定外に寄る。

山梨の名産が大体売ってた。なんか建物の形と中身が微妙に合ってない感じがしたので、元はスーパーとか何らかの用品店だったのかもしれない。

この辺りからは道はシンプルになり、いつもの国道411号の山越え奥多摩経由ルートへと向かっていく。今年は少し時間が遅く、既に丹波山の「のめこい湯」は間に合わないという事で本格的な山道に突入する寸前、まだギリギリで山梨の街並みが見えるほぼ最終地点にある大菩薩の湯に初めて寄ってみた。

駐車場からは少し登る。

建物は古いままだが数年前に運営が変わったらしく、ホームページが現代風になったり、値上げしても元が安かったので現代の異常高騰スパ銭料金に比べれば安い(3時間700円は埼玉界隈なら今の価格でも最安ランク、1日1240円だと高いけど1日いるようなところではないし…)。お湯もぬるめで長く入っていられるなかなかのいい温泉だった。ただ食事処が終わっていたので結局このまま山中に突入してますます夕食を取る場所が無くなり、最終的に青梅ICから狭山PAの食堂まで飯屋に遭遇しないままとなってしまっ

湯上りに出てみると暗くなるのが早くなってきていて季節は確実に進んでいる事を実感。山梨の夜景もわずかに見える。

写真を撮ると幸せになるという謎の龍がやけに神々しく写った。

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