SUITS/スーツ Season2 1~2話

2018年秋クール月9ドラマの続編。多くのレギュラーキャストが続投している。

月9史上最大話数(これまでの最大は13話のためそれ以上?)になると前宣伝もあり、他のドラマが放送延期になる中でも初回SP、2話も延長放送で堂々と放送していたがこれにてあっさりストック切れとなり、3話以降の放送は延期された。




1話

冒頭から幸村上杉事務所が検察の立ち入り捜査で危機?と思わせながら、甲斐(織田裕二)がクライアントの加藤ミリヤとの案件を解決するのを同時に描き、甲斐をサポートするために鈴木(中島裕翔)もボストンから緊急帰国。2人のコンビで案件を華麗に解決すると、実は捜査が入っていたのは甲斐の相手の弁護士の事務所の方だった、幸村上杉事務所は幸村チカ(鈴木保奈美)指示の下で事務所の模様替えしていただけだった…というフェイク

その後は鈴木が単独で任された玉城ティナの小説原案盗作訴えるぞ案件と、甲斐の反町隆史による会社の事業100億で売却しろ案件の同時進行。苦戦しながらもなんとか解決し双方和解までさせる人情路線な鈴木、そして100億どころか裏工作されまくって50億以下まで落とされた反町案件は甲斐が反町が隠していた事を暴いて逆にそれを生かした好条件の提案をした事で解決。反町は高額な顧問弁護士費用を払い続ける価値があるのか甲斐を試そうとしていたが、これにより甲斐が優位な立場となり反町も自ら進んで顧問継続をお願い。99年の『Over Time』以来の反町月9出演という事でも話題になっていたが…結果的にあまり動きのあるキャラでもなく出番もそんなに無かった…。

前作では幸村により事実上追放状態となったらしいという存在しか示唆されなかった「上杉」の病気の妻が亡くなったため、上杉が復帰するのではないかという事になり、幸村も甲斐も険しい表情。上杉(吉田鋼太郎)本人も登場し、私はあの頃とは変わったと改心を思わせる態度でいたが、2人とも相変わらず険しさ増すばかりで相当ヤバい人物らしい。性格的には上杉も甲斐も似ていると評する幸村に対して甲斐が「自分は絶対に(幸村を)裏切らない」と幸村に強めに宣言するなどこれまで以上に固い結束を醸し出すほどなのでよっぽどか…。

先回りして上杉が以前追放された時に使ったあの事を妻に言うぞ(内容は不明)という脅しを今度は娘(森七菜)に言うぞに変えて脅した甲斐だったが、上杉はむしろそれでその気になったと挑発的に復帰を宣言。幸村としては鈴木の経歴詐称の件がネックになるので鈴木をとっととクビにしたいが、甲斐は鈴木を認めている上にここでクビになんてしたら逆に怪しまれると告げ、結局今期も鈴木の経歴詐称が爆弾になるのは変わらないらしい。しかしシーズン1で関わったハッカーの人が大学の名簿の写真まで本物の鈴木大輔ことダイス・スズキの写真から鈴木の写真に変えてくれているし、まずもって堂々としてれば疑念持たれる事は無いような気が…。

一方で前作では三角関係で描いていた合間の鈴木の恋愛ストーリーだったが、なんと今作では遊星(磯村勇斗)、砂里(今田美桜)がきれいさっぱり消え去ってしまったので鈴木と真琴(新木優子)で一直線。ボストンにいた時も連絡は取りあっていたらしく、さっそく食事→鈴木が交際申し込みと急展開。過去を知るトラブルメイカーの遊星も消えた以上、そっち方面で危機に陥る展開は無さそうだけど、鈴木のプライベートなリラックスタイムは正体を知る砂里との間で生まれていたのでそれが無くなるのは少し残念…。しかし2年経ってないけど26歳になって中島裕翔も新木優子もだいぶ大人っぽくなったな。

2話

上杉が復帰して警戒する幸村・甲斐。甲斐は相当恨みがあるのかかなり敵視した態度を取るが、上杉は改心した人の好さげな態度を取り続けて甲斐・幸村以外のファームの空気は徐々に変わり始める。

そんな中、過去に上杉が担当していた病院の看護師(黒木瞳)が待遇改善を院長(佐戸井けん太)に要求している案件を甲斐が担当することに。どうやら上杉にいきなり大きな案件を担当させたくないという意向らしく、甲斐も若干意地になる上に、上杉は勝手に首を突っ込んでくるもんだからややこしくなってしまう。しかも甲斐の上杉への敵意は鈴木になんの説明もしてないので鈴木も上杉はいい人と思って上杉のアドバイスで解決案を独自に構築するなど上杉の思惑通りになっていってしまう。

例によって険しい顔で悩みまくっていた甲斐だったが今回は鈴木の手も借りず、さらに上杉が勝手に看護師を呼んでしまって自身の和解案を成立させるしかない状況に追い込むのを見越した上で、あえて看護師への解雇通告を行い、残業問題をクリーン化するという名目で院長の経理不正等を暴いて逆に院長が現場改善を行わざるを得ない状況に導いて解決。院長は雑誌に不正経理で購入した絵を飾った写真を公開してしまっていたため、甲斐に救われる形となり素直に条件を飲み、看護師も甲斐に感謝。上杉を出し抜いてなんとかキメる事に成功した。

一方で鈴木は真琴から正式に交際の返事をもらい付き合い始める事になり早速祖母を紹介するが祖母が「この子は嘘をつけない子で」という様子に経歴詐称を真琴に隠しているのが後ろめたくなってしまう。甲斐に相談したところ、自分で考えればいいと言われたが…。

それよりも祖母が「この子」「この子」としか鈴木を呼んでいなかったら良かったものの、いつ本名の大貴と呼んでしまうかにハラハラした。本当の事を話すか迷う前にいきなり何も考えずに祖母に会わせるなんてその危険性に気づかなかったのか。

また鈴木が何度か上杉を何故そんなに敵視するのか不思議そうにしているんだから甲斐ももう少し上杉を警戒すべき理由を鈴木にちゃんと説明すればいいのに…。鈴木の経歴が爆弾である以上は鈴木と上杉が近づきすぎないようにするのはマストだと思うが、変に警戒させると逆に怪しまれると考えてわざと何も説明せずに放置しているのだろうか。経歴問題に関しては完全に暗黙でわざわざ確認するまでもないし、それがバレるようなヘマは誰が相手だろうと鈴木は絶対にやらかさないというくらいの信頼はあるだろうし。

上杉から携帯録音機を送られた蟹江(小手伸也)の動向も気になるところ。2話にして早くも友人からの引き抜き話に乗ろうとしていたし、普段の態度が悪いからしょうがないとはいえ幸村も蟹江を軽視してテキトーに扱っているもんだからコロッと上杉の配下になりそうだしなぁ…。上杉を警戒しすぎるあまりに完全に他がおろそかになってそうだし、その間に上杉がファームで人望を得てしまい、甲斐・幸村が不利になる可能性とかも考慮して立ち振る舞ったほうがいいのでは。

というわけで勢いよく2話放送されたものの、あえなく放送停止。高嶋政宏や笹野高史など今後登場予定のゲストとのシーンも一瞬流れたのである程度までは撮影されているとは思われるが再開のメドは立たないだろうし、最速で6月となれば月9史上最大話数どころか最低話数になりそうな…。

また翌週以降が何故映画公開も未定になってしまった『コンフィデンスマンJP』なのかが意味不明。普通に今作のシーズン1を再放送したほうが自然じゃないのか。シーズン1は何故かDVD/Blu-ray化してないんだから需要もそれなりにあるだろうに。

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