私の家政夫ナギサさん 1~3話

2020年7月放送開始。2016年から電子書籍で配信されている漫画『家政夫のナギサさん』が原作。ドラマ化にあたってタイトルに「私の」が新たに付記した。

2020年春クールで4月14日より放送開始予定だったが2週間ほど前の4月1日位時点で新コロ延期を発表。そのまま緊急事態宣言に突入して撮影不可能となったため1クール丸々過去の同枠2ドラマ(『恋はつづくよどこまでも』『逃げるは恥だが役に立つ』)の総集編で繋ぐ事になり、放送は夏クールへと完全スライドした。

本来は夏だった(?)次のクールの『おカネの切れ目が恋のはじまり』も既に3話まで撮り終わっていて告知も始まっていたが三浦春馬の自殺により撮影が不可能となり、放送がどうなるか不明となった。




1話

大手製薬会社に勤務する医薬情報担当者(MR)のメイ(多部未華子)は昨年最優秀社員を獲得するほどの優秀な社員として活躍していたが、仕事一筋のため私生活は恋人もいなく自宅も物が散乱して足の踏み場もない荒れ放題の状態。ベッドも使用不可に埋もれているのでソファで眠る日々となっていた。28歳の誕生日を迎えた日、職場のチームが再編され新たに赴任した古藤(富田靖子)に評価されてチームリーダーとなったメイはさらに張り切るが、ライバル会社の田所(瀬戸康史)がかなり出来る奴でシェアを奪われる危険がかなり高まっていく。しかも田所かなりいい奴でメイ相手にも積極的に情報交換しようと持ち掛けてくる上にラストでは隣人だった事まで発覚。

そんな中、メイの荒れ放題の部屋を見かねた妹の唯(趣里)は自身が務めるハウスキーパー会社で最も優秀で通常順番待ちで予約が取れないスーパー家政夫の鴫野ナギサ(大森南朋)を4日間のトライアルで雇って誕プレだという。おじさんが部屋にいるという事実に拒絶反応を示すメイだったがなんだかんだ2日後には部屋は綺麗になり、無くしていたものや散らかっていたものも片付いてまんざらでもない。

一方でリーダー、ライバル会社の存在に加えて新人の教育係まで頼まれたメイはパンク寸前となり、田所に仕事を奪われる寸前に追い込まれて自社の薬の素晴らしさを伝えるプレゼン資料を徹夜で用意するも、相手からは田所はうちの患者に何が合うのか見てくれた、薬の効能がどうという話ではないと言われ完全敗北。ついにやけ酒へと走るが、ナギサさんの温かさに救われ、4日間が終了。そこに母がやってきて焦って次回へ続く。

逃げ恥の逆版みたいだが同枠なのでまあ似たような原作を拾ってきたんだろうなっていう。大森南朋のナギサさんがどうにも機械的な感じでつかみどころがなかったが、唯に自分は避けられているような気がすると相談するシーンを挟んだことで、メイが母親からプレッシャーを受けていた話を聞くなど、ある程度は背景を説明するシーンもあったのは良かった。

基本真面目だけどかわいいところもあるという多部未華子は去年の『これは経費で落ちません!』をさらに柔らかくした感じで好印象。というか若い頃は大人びた雰囲気があったけど見た目そのままなのでついに実年齢より若く見えるようになってきた(実際31才で28歳設定、これに合わせたのか妹役の趣里も29歳で25歳設定、同僚の高橋メアリージュンも32歳で28歳、富田靖子も51歳で48歳…と主要な女性陣が軒並み実年齢より数歳下の設定になっている)。

また延期になったといっても1話はほぼ完成していたようで冒頭から4月のカレンダー、4月13日と堂々日付が出てくる、桜満開のカット、春物のコートで出勤する人々…と完全に春の装い。恐らくある程度の段階で急に薄着に切り替わるか、不自然にならないように我慢大会(30℃越えなのに春物着ている)になるのかもしれない(これはスーツ姿の『SUITS』が1番地獄だと思う)。髪とかも伸びるだろうし、こんな前代未聞は大変だろうなぁ…。

それにしてもこのワクチン利権な世の中のタイミングで製薬会社を舞台にしたドラマとはなぁ…。ちょっと笑えないところがあるよね。

2話

冒頭はナギサさんがまだいるのに母親が来てナギサさんを閉じ込めて隠すのにてんやわんやというドタバタ。隠し通すもひっかけたコートのボタンが外れてしまい、妹の唯はメイのためにもナギサさんとの契約を続けてほしいのでナギサさんから返すように言うがメイが忙しいのでなかなか会えず。

この間に前向きお仕事ドラマが展開。後輩の思わぬ活躍もあって新たな放心での仕事を開始したり、田所と交友を深めたり。後半になってようやく再会したメイとナギサさんだったがメイは再契約せずにコートのボタンを直してもらっただけで終わってしまう。しかしこの際のナギサのアドバイスから1話で契約に失敗した相手と改めて契約を結べるなど大きなヒントになる出来事も。

そんな中で母親の再訪が決定したが、せっかくナギサさんに綺麗にしてもらった部屋がもう荒れ放題になってしまっていたためスポット契約でナギサさんを召還して母が来るまでの2時間で何とかしてもらおうとするメイ。しかし掃除開始より前に母親が来訪してしまい誰そのおじさん?となってしまい次回へ続く。

思ったよりスロー展開。冒頭でやったナギサさん隠しの話を最後にもう1回繰り返して結局最後に見つかるという…。

3話

母にはあっさり家政夫を雇っているのがバレ、母親はそんなん恥ずかしいと失礼な発言を連発。さらに自分が家事が全くできなかったからメイにやればできると言い聞かせて押し付けるという棚上げしまくりな身勝手な言動を連発。妹の唯と母の絶縁の理由もここにあり、唯曰くやれば出来るとメイに言い聞かせるのは「呪い」であるという。

母を無自覚な嫌な親として描くのかと思いきや、母も思うところがあったのかナギサさんを訪ねてきてナギサさんの話を聞いて考えを少し改めようとしたりと早くも改心の気配を漂わせる。

それでもやる気を出したメイは家事と仕事の両立を決意。よりによって前回から準備している講演会の準備も重なって仕事が最もハードな時期に無謀な両立を試みた結果、睡眠不足が続き徐々に疲弊がたまっていくメイ。

さらに講演をお願いしたクリニックの肥後(宮尾俊太郎)をたまたま薫(高橋メアリージュン)の勧めで無理やり登録させられたマッチングアプリで見かけて間違えてハートを送ってしまったメイは肥後に好意を持たれてしまい、同じく接近してくる田所とも恋フラグも立てまくり

肥後が交通遅延で遅れてしまい迎えに行って車からスマホ中継で講演の前半を乗り切り、途中で電波が死んで途切れるというトラブルも発生したが、なんとか到着して最終的に講演をギリで乗り切った。一仕事終えて帰宅したメイは倒れてしまい、翌日母が高熱で倒れているメイを発見。おじさん…と助けを求めるメイに体温計がどこにあるのかも分からない母はナギサに連絡してどこに体温計があるか聞こうとするが心配したナギサは駆け付けると宣言。無報酬で病院から再度自宅に戻るまで付き合い、さらに無報酬でナギサに任せて帰ろうとする母親へおかゆの料理指導を行うなど無報酬で献身。

結果何とかおかゆを作るもメイ曰く「味がしない」おいやめろォォォォ!このご時世に熱出して倒れて「味がしない」は禁句だァァァァァ!!!が、味がしないのは母の味であり安心するという。ナギサさんの指導どこいった?抱きしめてメイの記憶の母の姿の定型文「やればできるから」を言うのかと思いきやナギサさんの言葉で考えを変えた母は「そばにいるから」を言葉を投げかけメイも嬉しそう。

そして母親も今は仕事に集中しなさいと告げて帰っていき、呪縛から開放されたメイは正式にナギサさんと契約することをようやく決定。帰ってきてメシがある、待っている人がいるという暖かさに好調を取り戻したメイだっが油断していて田所に隣人だったとバレてしまい次回へ続く!

2話から自宅マンション付近でだけメイがマスクをしていたのはご時世的な配慮ではなく、田所を警戒しての変装手段がマスクだった、という事であったらしい。確かに他の場面では誰1人マスクをしていなかったし、ラストシーンで油断しているときはノーマスクだったので、一応このドラマの世界は変異した現実のようなマスクまみれな世の中という設定ではないようだ。

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