11th CRASH

11th CRASH

B00005ERDO
99年3月17日
自作で独立したのかと思いきやビーイングの新人作家の提供の波が押し寄せ、DEEN、WANDS(まもなく解体)、ZARDなど生き残っていたビーイング勢は大体この時期に1回は新たな作家陣に提供されていた。

実はDEENより先に完全自作シングルを出していたFIELD OF VIEWだったがここで戻ってしまい、DEENは同時期に出したシングルが最後の提供となり、99年7月のシングルからは自作で独立し、以後ビーイング勢からの提供を受けずにそのままビーイングからも独立した。なのでこのタイミングで自作を続けていられれば何か違っていたのかな…と解散した頃に思ったことはある。

ジャケットはドーンと文字のみだが裏ジャケットにはメンバー4人が登場している。

CRASH

作詞:AZUKI 七、作曲:綿貫正顕、編曲:池田大介
GARNET CROWとして99年12月にインディーズデビュー、00年にメジャーデビューしたAZUKI 七の作詞家デビュー作この3月だけでDEEN、WANDSと現役稼働中だった男性バンドの作詞を全部担当(さらに2月の大黒摩季の「太陽の国へ行こうよ すぐに~空飛ぶ夢に乗って~」の作詞にもビーイング・スタッフと一緒に関わっていた事が後に『BACK BEATs #2~Maki Ohguro&Staff Works~』で暴露され実はそっちが先だったという事がしれっと判明し、大黒摩季とビーイングの揉め事の巻き込み事故にもあっ)。当時は正直誰やねんこの変な名前…という感じだったと思われる。綿貫正顕はZARDやWANDSにも提供していたがロック系の曲が多かった。GIZA以降も提供していたが主力作家として大量提供する事は無く00年代末期にはビーイングを離脱したが、2011年のZARD追悼ライブに外部からゲスト出演したかと思えば、3期WANDSのボーカルだった松元治郎の再始動時には曲提供とライブ共演を果たし、2015年の浅岡雄也ソロの「イミテーションロック」(アルバム『Show must go on』収録)では松元治郎のプロデュースを担当していた元3期WANNDSの安保一生(杉元一生)と共にギタリストとして参加して浅岡さんと3人でギターを弾き倒す…など現ビーイングとも離脱組とも円満な共演を果たすという人脈の広さを見せている。

池田大介の単独編曲ではあるけど、どちらかというと同時期の他での綿貫正顕の提供曲のイメージに沿ったロックナンバー。FOVとしてはここまでストイックにハードな側面を打ち出したのはかなり新しかった。たたみかけるようにCRASHしていくサビは迫力満点。爽やかなだけではないロックバンドとしてのFOVのカッコよさを前面に出した曲で、この路線あまりないのでもう少し聞きたかったなとは思う。なお収録されたアルバム『LOVELY JUBBLY』のゲストミュージシャン枠に綿貫正顕の名前もある事から特に作曲者である今作でギターを弾いていた可能性はかなり高いと思う。

直前まで3rdアルバムのツアーを行っていたためか、PVがライブ映像の加工になっているが、ついに2番カットのショートサイズにされてしまった…。
★★★☆☆
4thアルバム『LOVELY JUBBLY
2ndベスト『FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『Memorial BEST~Gift of Melodies~
4thベスト『complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio
販路限定ベスト『FIELD OF VIEW BEST HITS

Crash
FIELD OF VIEW
2002/10/09 ¥255

C/W Dreaming always

作詞:浅岡雄也、作曲:浅岡雄也・小田孝、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
初期に浅岡曲に安部編曲というパターンはあったが作曲で初のメンバー共作。テケテケテン、テケテケテンというイントロの2フレーズこそギターが奏でるが1番はエレピのようなキーボードの伴奏のみで進行(サビで少しシャカシャカ打楽器も鳴る)、2番から本格的にバンドが入るが、間奏やラストサビなしでそのまま2番終了で曲も終わるので、バラードながら曲がかなり短い。サビ以外は低音を生かした曲だが浅岡ボーカルの低音の魅力が初期よりも明らかに増しているのが分かる。地味ではあるが、別れの切なさ、そして既に新たな道を進んでいく決意を固めている前向きな別れが歌われ、儚さの中に強さを感じる。意外とこれまでになかった大人な曲かも。

表題曲もそうだけど、ここからはC/Wでも1度きりのような同系統の方向性があまりないような曲が出てくるようになる。実験的な部分もあるのでパッと聞きはそんなでもない曲も多いが(集めた当時は印象あまりよくなかった)、王道とは少し違う方向性はたまに聞くと色々な可能性が見えて面白くなってくる。しかしここからのC/Wのほとんどがアルバム未収録のままであり、あまり出回ってないので入手が困難…。
★★★★☆
アルバム未収録

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