9th めぐる季節を越えて

9th めぐる季節を越えて

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98年7月29日
初の完全自作シングル。作詞作曲がメンバー、さらに編曲が初めてFIELD OF VIEW名義となった。C/Wでは小田孝の作曲が採用され、浅岡以外のメンバーも作曲を開始。メンバー主体の制作へと移行した。

一方で初登場32位とついにトップ30落ちまで低迷してしまい、売上も1万ちょいまで落ち込んでしまった。ビーイングでは先を行くZYYGやBAADなど下げ止まらずに一直線に100位圏外となり、リリースが止まってきていた時期だっただけに先行きが危ぶまれたが、ひとまずここで下げ止まりとなり、このまま1万前後の売上を00年頃までキープし続けるという根強い人気を見せた。これが最終的な円満解散(ビーイング史上初ともいえる解散シングル・解散ベスト・解散PV集・解散ライブ・解散ライブDVDがフルコースで実現)にも繋がった…のかもしれない。

めぐる季節を越えて

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
フジテレビ系『奇跡体験!アンビリバボー』ED。1クール交代でバラエティの終わりにちょろっとなんか流れるだけのやつ…。初の自作なのでもう少し強いタイアップだったら…。浅岡作曲だった「ドキッ」以来の自作表題曲採用。高音連発の勢いのあるサビの流れなど全体に“浅岡さんらしい”感じのメロディーだけど「ドキッ」の頃より確実にソングライティング能力が磨かれているようにも感じる。また編曲が初めてバンド名義になったのを象徴するように、これまでのビーイングサウンド的な音作りから少し離れて、シンプルなギター中心のバンドサウンドがこれまで以上にFOVがバンドであることを感じさせる。4人が演奏しているというのを最も感じられるのはアルバム『FIELD OF VIEWⅢ~NOWHERE NOWHERE~』に集中しているけど、特に今作が1番だと思う。

当初そこまで好きな曲ではなかったが、末期になると打ち込み中心で制作集団化していってしまったので、その頃にはこの時期が1番良かったなぁ…と思うようになった。いつかストレートにもう1回バンドしてくれないかなぁ…と思っていたが叶わないままに解散となってしまった(その分解散ライブではバンドしているFOVを存分に堪能できたが…)。

ある意味で第2のデビュー作とか独立記念作のような立ち位置のシングルだったと思うんだけど、自作曲が軽視された解散後のベストには収録されず、あまり思い入れが無いのか自選となった25周年ベストにも選曲されなかったのは残念。「ドキッ」は初めて採用されて嬉しかったとけっこう何度も語られているのだけに今作はそうでもないのかなぁ…。
★★★★★
3rdアルバム『FIELD OF VIEWⅢ~NOWHERE NOWHERE~
2ndベスト『FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『Memorial BEST~Gift of Melodies~

めぐる季節を越えて
The FIELD OF VIEW
2002/10/09 ¥255

C/W そばにいたかった~STAND ALONE~

作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
解散までにバンドのメインライターと言っていいくらいに作曲で活躍していく小田孝の初作曲。小田さんはファンの間でもギターの腕にあまり定評が無い(?)事でもおなじみだが(なんかライブになるとリフとかソロとか演奏がなんかしょぼい上にDIMENSION増崎さんらゲストミュージシャンがギター弾いているのがライナーやクレジットで明らかになるといった事例も…)、作曲面で才能が開花して多大な貢献を果たしていたと思う。派手さは無くとも非常に普遍性が高くて馴染みやすく何度も聞けるというのが小田メロディーの最大の良さだと思うんだけど、最初からそれが炸裂。

夢を求めて旅立っていく彼女を友人として見送るも本当は好きで友人にもそれを見透かされていたというちょっぴり切ない恋模様が描かれた別れのラブソング。ラストにはラララの合唱パートがあって、Live Horizon Ver.3ツアーではアンコール最終曲として観客との大合唱も繰り広げられた。FOVの場合、ライブの最終曲はツアーごとに毎回変わっていたがこの曲のみ2000年のLive Horizon Special 2000(東京・大阪の2公演のみ)で再度最終曲として披露され、Live Horizon(D.N.A含む)で2度ラストを飾った唯一の曲となった。最後にラララ歌唱があるというのは「When I call your name」もあったが、個人的には今作の方が好き。
★★★★☆
2ndベスト『FIELD OF VIEW BEST fifteen colours

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