池森秀一・山根公路・田川伸治・宇津本直紀の4人がDEENとして表記された1stアルバム『DEEN』、初ライブを経て1995年以降メンバーの入れ替わりは無く、メンバーとしてクレジットされるようになった。徐々にメンバー自作も採用されるようになり、方向性も定まっていった。
1996年には初の全国ツアーを実施。LIVE JOYと題されたツアーは以降通常のツアーのシリーズとして現在までカウントを重ねている。
継続的にトップ10ヒットを連発していた時期ではあったが、ビーイング全体のブーム的な勢いが収束し、1995年上半期からは売上が一気に落ち着いていった。1997年にはついに初のトップ10落ちとなったが、その初のトップ10落ちシングル「夢であるように」は粘るロングヒットで代表曲の1つとなり、5周年を記念してのベスト盤『SINGLES+1』もNo.1ヒットを記録するなど存在感を見せた。2度目の全国ツアー、そしてシングル「君さえいれば」リリースをもってB-GramからBMGに新たに設立したBERGレーベルへ移籍することになる。
2024年3月にB-Gram管轄の全音源がDL/ST配信開始となった。
- 6thSg Teenage dream
- 7thSg 未来のために
- 8thSg LOVE FOREVER/少年
- 9thSg ひとりじゃない
- 10thSg SUNSHINE ON SUMMER TIME
- 11thSg 素顔で笑っていたい
- LIVE JOY-Break 0
- 2ndAl I wish
- LIVE JOY-Break1“I wish”
- LIVE JOY-Break1“I wish”GAKUENSAI '96
- 12thSg 君がいない夏
- 13thSg 夢であるように
- 14thSg 遠い空で
- 1stBest SINGLES+1
- LIVE JOY-Break2~All over the world~
- 15thSg 君さえいれば
6thSg Teenage dream
1995年3月27日
7thSg 未来のために
1995年6月19日
8thSg LOVE FOREVER/少年
1995年12月11日
9thSg ひとりじゃない
1996年4月15日
10thSg SUNSHINE ON SUMMER TIME
1996年7月1日
11thSg 素顔で笑っていたい
1996年8月5日
LIVE JOY-Break 0
1996年8月23日 CLUB CITTA’川崎
収録作品:なし
ファンクラブ限定ライブ。ライブツアーLIVE JOYの始まりとされている。1ヶ月後に控えた1stツアーBreak1の前哨戦のような意味合いだったと思われ、当時はBreak1に含まれるような扱いだったとも言われているが、現在はBreak0として扱われている。1994年学園祭ライブに続いて『ALL TIME LIVE BEST』のDISC-3「ALL TIME LIVE HISTORY 1994-2009」でBreak0と表示された映像が少しだけ出てくるが、池森の青いジャンパーはBreak1のものと同じで時期的にもほぼ同時期なのでBreak1の映像と区別がつかない。
2ndAl I wish
1996年9月9日
LIVE JOY-Break1“I wish”
1996年9月19日~10月5日、全5公演
収録作品:『THE GREATEST CLIPS 1993-1998』(CD音源差し替えライブダイジェスト)
『DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-』(5曲)
オーディエンスとの近い距離感の中で彼らの真の姿を表現する場所にしたいというメンバーの意図でクラブハウスツアーになったとされる。このツアーの映像のみは以前から多用されており、公式サイトオープン後に過去曲のPV視聴動画を公開した際にはこのツアーの映像が初期楽曲のPV代用として使用されており、その映像はそのまま『THE GREATEST CLIPS 1993-1998』に収録されている。
『THE GREATEST CLIPS 1993-1998』ではさらに「LIVE DIGEST」としてこのツアーの映像がダイジェスト収録(最後の「素顔で笑っていたい」のみフルサイズ)で収録されているが、CD音源に差し替えた偽ライブ映像であった。しかも「素顔で笑っていたい」の最後にわざとらしく歓声を追加して本物のライブ音源のように見せかけようとする始末であった。
『ALL TIME LIVE BEST』のDISC-3「ALL TIME LIVE HISTORY 1994-2009」ではスローダイジェスト映像(音声なし)の一部で登場。
20周年2013年のDVD『DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-』にてついに当時の音源で「このまま君だけを奪い去りたい」「翼を広げて」「未来のために」「SUNSHINE ON SUMMER TIME」「素顔で笑っていたい」の5曲のライブ映像が収録された。現存最古の映像を更新し、2013年以降は最古のライブ映像がこの5曲となる。
全曲キー下げで演奏されていて、下げているのに声に張りがなくて音程も一部怪しく、演奏もぎこちなくて固い…というCDとは似て非なるような衝撃映像だった。
LIVE JOY-Break1“I wish”GAKUENSAI ’96
1996年10月27日~11月5日、全5公演
収録作品:なし
Break1の一環として続けて開催された。公式に掲載されている開催地を見てみると
10.27 鹿児島・鹿屋市文化会館
10.28 鹿児島・鹿児島女子短期大学〈鹿児島市民文化第一ホ-ル〉
10.30 福井・仁愛女子短期大学〈福井フェニックスプラザ〉
11.4 宮城・東北大学
11.5 秋田・湯沢文化会館
学園祭ホ-ル・ライブとされていて別枠扱いされているが、実際に大学構内で行われたのは東北大学のみで、後は地方都市のホールで行われている上、最初と最後は主催の大学も書かれていない。詳細は不明だがBreak1と同じだったと思われる(先の当時のライブでの出来からしても短期間で別メニューを用意できるほど余力があった時期とも思えな)。
このライブを最後に1997年6月まで表立った活動が無かった。
12thSg 君がいない夏
1997年8月27日
13thSg 夢であるように
1997年12月17日
14thSg 遠い空で
1998年2月18日
1stBest SINGLES+1
1998年3月18日
LIVE JOY-Break2~All over the world~
1998年5月8日~6月22日、全18公演
収録作品:『Another Side Memories~Precious Best~』初回盤DVD
『DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-』(4曲)
今回はホールツアーで規模も一気に拡大。サブタイトルは「銀色の夢~All over the world~」のサブタイトルから。『SINGLES+1』を引っ提げてのライブとなり、ツアー途中でシングル『君さえいれば』も発売された。このツアーで初参加となったサポートベースの宮野和也は以後2018年田川伸治脱退まで固定のサポートメンバーとなった。
2010年ビーイングからリリースされたC/Wベスト『Another Side Memories~Precious Best~』初回盤DVDにて最終日1998年6月22日渋谷公会堂の模様が全曲DVD化された。Break1が嘘のように原曲キー、堂々とした演奏で『SINGLES+1』楽曲を中心とした4人時代のライブ映像を見る事が出来る。
20周年2013年のDVD『DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-』にはこの中から「瞳そらさないで」「君がいない夏」「君さえいれば」「銀色の夢~All over the world~」が抜粋されている。
このツアーからアコースティックコーナーが始まった。横浜アリーナでのアコースティックコーナーはCD化のみなので4人時代のアコースティックコーナーが映像化されているのはこの時のみ。
15thSg 君さえいれば
1998年5月27日
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