10th 君を照らす太陽に

Beat reC(1998-2001)

10th 君を照らす太陽に

B00005ER6C
98年9月23日
前作に続く自作シングル。前作とは逆で表題曲を小田、C/Wを浅岡が作曲となっている。アルバム『FIELD OF VIEWⅢ~NOWHERE NOWHERE~』1週間前先行シングル。

君を照らす太陽に

作詞:浅岡雄也、作曲:小田孝、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
落ち着いたトーンのミドルバラード。抑えた平メロからサビで感情が爆発するように演奏も盛り上がりを見せる。前作に続いてシンプルな演奏ながら雄大な雰囲気も感じられ、3rdアルバムで最初に聞いた時から最高に気に入ってしばらくFOV楽曲No.1だった。現在はそこまでではないがそれでもかなり好きな曲の1つ。

あいつへ恋してあいつとの恋に悩んで泣いている彼女を友人として励ます男性が主人公。「君を照らす太陽に」というタイトルだがこの言葉を言いたいんだけど言いかけて止める、そして君が輝いて見えるのはあいつを思っているからだとも考えているかなり切ない片思い模様が綴られている。自身の感情を最優先させずに、あくまで彼女を思う“強引さ足りない”主人公像がなんかいいよね。
★★★★★
3rdアルバム『FIELD OF VIEWⅢ~NOWHERE NOWHERE~
2ndベスト『FIELD OF VIEW BEST fifteen colours
3rdベスト『Memorial BEST~Gift of Melodies~

君を照らす太陽に
The FIELD OF VIEW
2002/10/09 ¥255

C/W 心の向こう側

 
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:FIELD OF VIEW&池田大介
1stアルバムの「THINK OF MYSELF」とほぼ同じテーマの曲で、夏が過ぎて仲間たちは進む道を見つけているが主人公はまだ自分に答えが出せないという導入部分がほとんど同じ。何もわざわざ夏過ぎという季節まで同じにしなくてもとも思うけど、今回は単に9月発売を見越していただけだったのかもしれない。主人公がなんとなくで過ごしている社会人である事と夢を思い出して再起を誓う方向性は「THINK OF MYSELF」よりも2ndアルバムの応援歌群の方向性に近い。いい事は歌っているんだけど時系列に聞いていくと前も歌ってた事を合体ロボにしたみたいで正直ちょいとマンネリ感もある。後追いではあったけど時系列でこの曲にたどり着いた上に、むしろ後追いである分だけ早くこの曲を聞いたので余計に似たような事言ってるなぁとは思った。それでも実際の夏を過ぎてもあまり進学先を明確に定められていなかったりしたので高校3年の夏過ぎにはけっこう共感はしていた

新曲の無いベスト盤『FIELD OF VIEW BEST fifteen colours』では無表記で今作のみテイク違いとなっていて、イントロの演奏開始前にサビの途中で入っているコーラスパート(オバナハ~ァ~♪と聞こえるがたぶんタイトルを直訳したOver the heartだと思う)が差し込まれているという分かりやすい違いがある。
★★★☆☆
シングルバージョンアルバム未収録
2ndベスト『FIELD OF VIEW BEST fifteen colours』(冒頭にコーラス追加)

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