FIELD OF VIEW 30周年 全曲回顧~1995-1997 ZAIN前期 ~

前年のviewとしてのシングル2枚を経てメンバーそのままにFIELD OF VIEWとして大々的に再デビュー。いきなりヒットを連発するが、1993年にピークに達したビーイングブーム自体が収束しはじめていた時期だったことも重なり、トップ10ヒットを飛ばせていたのはシングル、アルバム含めてこの時期のみ。

当時のビーイング名物早期メンバー交代(Key.安部潤out→Ba.新津健二in)もあったが、FOVの場合は交代ではなく3人になった時期を経て再度4人になる、違う楽器の人が加入するという経緯を経ている点がDEEN、ZYYG、BAAD、WANDSらとは異なっていた。

この時期は作詞作曲をしていたのはボーカル浅岡1人だけであった。一方で途中で脱退した安部潤は在籍時にはC/W、アルバム曲で単独アレンジャーとしてクレジットされている曲もあった。

安部潤は脱退後は広くアレンジャーとして活躍。解散時のベスト盤『Memorial BEST~Gift of Melodies~』、DVD『VIEW CLIPS~Memorial BEST~』で大量に使用された過去の写真では在籍時の4人での写真から綺麗に安部潤の姿だけ削り取って3人にされる(PVはさすがにそのまま)など存在を消されていたが2002年12月1日の追加公演解散ライブ「Live Horizon the FINAL ~Gift of Extra Emotion~」にゲスト出演して脱退後の楽曲「SNOW FIELD」にピアノアレンジを加えて浅岡+ストリングスと共に演奏した5人で演奏する事はなかったが、最後の挨拶で4人がいるステージ上に再度登場して握手をした際に5ショットが実現している。その後の浅岡雄也ソロの初期のアレンジャー、ライブサポートでも関与していた。2010年に初めてソロで大々的にFIELD OF VIEWからの15周年を掲げてほぼFIELD OF VIEW曲のみで行ったソロライブ「u-ya asaoka 15th Anniversary1995-2010 ~Time Machine~」でもバンマスとして参加していた(在籍時にライブツアーはやっていないので安部潤がFOVの曲をここまで大量に演奏したのはこれが初だったのでは…)。しかし2010年代以降の浅岡ソロにはあまり関わっていない。2012年のBEING LEGENDでは全体のサポートキーボードとして参加し、FIELD OF VIEWメンバーとしても演奏した。この際に浅岡雄也が2002年11月28日の渋谷公会堂(BEING LEGENDのFINALが11月28,29日でピタリ10年前だった)が解散公演だと勘違いしていたため、つられて「10年前今日、僕も参加した」と発言したが11月28日公演には安部潤は参加していない。

2025年5月15日のLINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)での「FIELD OF VIEW 30th Anniversary LIVE」は『DAN DAN 心魅かれてく』リリース時3人+サポートでの出演となり、安部・新津のゲストとしての出演も無かったが、2人とも会場を訪れていた事が明かされており、奇跡の歴代メンバー5人勢ぞろいの5ショット写真が公開された。

2015年アルバム全曲追加、2020年全面修正/2025年修正

1stSg 君がいたから

1st 君がいたから
1995年5月15日viewを経ての再デビュー作。viewが知られていなかった事とドラマタイアップで大々的に売り出したのも重なって普通にデビュー作として扱われていて周年起点もここになっている。いきなり初登場3位を記録し、10週に渡ってトップ...

2ndSg 突然

2nd 突然
1995年7月24日自身最大のヒット作。初登場2位から2週目8位、3,4週目3位と確変モードに突入して10週連続トップ10入り、100位以内16週ランクイン、122万枚のミリオンヒットを記録した。アルバム含めて唯一のミリオンで最大ヒット作。...

1stAl『FIELD OF VIEWⅠ』

1stアルバム『FIELD OF VIEWⅠ』
1995年10月10日シングルアルバム通して唯一のO社1位獲得作品。しかし90万、122万のシングル2作を収録していたものの60万程度の売上に落ち着いてしまいもう1つ爆発的なヒットには繋がらなかった。これはまだグループ自体が浸透してなくてア...

3rdSg Last Good-bye

3rd Last Good-bye
1995年11月13日1stアルバムからわずか1ヶ月での発売。初登場3位を記録したものの2週目に22位に吹き飛ぶという驚異的なランクダウンを記録して大失速。今でこそ珍しくもないが当時の3位→22位はしばらくチャートファンに語り継がれるくらい...

4thSg DAN DAN 心魅かれてく

4th DAN DAN 心魅かれてく
1996年3月11日初登場4位から4週連続トップ10入り、11週ランクインで50万枚を突破した3番ヒット作(アルバム含めると4番目)。今作のジャケットは安部潤が抜けた3人体制。新たに作られたバンドのロゴでもメンバーを3人で表記していて今作の...

5thSg ドキッ

5th ドキッ
1995年5月20日初登場4位を記録するも2週目には12位に落ちてそのまま8週ランクイン、25万枚のヒットを記録した5番ヒット作。今作まで5作連続トップ10入りしたがこれが最後のトップ10ヒットとなった。またメンバー作曲による初のシングルA...

2ndAl『FIELD OF VIEWⅡ』

2ndアルバム『FIELD OF VIEWⅡ』
1996年10月2日初登場4位を記録して37万枚の売上を記録。「ドキッ」こそ上回ったが、「Last Good-bye」「DAN DAN 心魅かれてく」は下回った。前作同様にレコーディング・ノーツ封入となっている。今作リリースと前後して(初日...

6thSg Dreams

6th Dreams
1996年11月18日ドラマタイアップもついていたがここでついにトップ10落ち、初登場14位となり、2週目は40位まで急落、3週目44位と一直線な急落ではなかったが5週ランクインに留まり、売上は8万台まで落ちこんだ。ただこれはFIELD O...

7thSg この街で君と暮らしたい

7th この街で君と暮らしたい
1997年4月23日前作と同じ初登場14位。前作の初動4.9万枚に対して今作は4.1万枚だったが2週目32位→3週目29位と浮上する推移も見せて1週多い6週ランクイン。2週目以降で初動差をひっくり返して前作の累計8.6万枚をわずかに上回る8...

1stBest『SINGLES COLLECTION+4』

1stベスト『SINGLES COLLECTION+4』
1997年10月8日当初3rdアルバムの発売が告知されていたがベスト盤に変更になった。また「大空へ」のシングル発売も告知されていたがタイアップ先の鳥人間コンテストの台風中止に伴いシングルも発売中止になり今作に収録された。何故シングル発売中止...

コメント

  1. とむそん より:

    意外ですがFIELD OF VIEWのオリジナルアルバムって未だに配信されてないんですよね。

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