ボーカル浅岡雄也がかねてからTwitterで言及していたように「君がいたから」は3バージョンあると語っており、『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020』T-131は4バージョン目だと公式にも明記した。シングル版だけで3種あるような書き方をしていたが、1stアルバム音源がカウントされているのかは定かではない。
というわけで見つけ次第買ってきて確かめるしかない!という事でHARD OFFの8センチジャンクコーナーを巡り、違うロット番号を見つけると買い漁ってきて早数年。この「君がいたから」チャレンジ、略して君チャレを続けた結果、26周年を迎える2021年5月15日、筆者の元には6枚の「君がいたから」がズラリ並んだ。
これが思ったよりもロット番号が多い上に明確な法則性が無くて困った。
現在まで入手したロット番号はOP552C、OP553B、OP553H、A01、6M2、11M1の6種。
OP55○○というのが最も多く見かけ、これがダブってスルーした事が何度もあったのでこのOP55○○系が最も出回ったものらしいが、552だったり553だったり、その後のアルファベットが複数ある。
先程1つだけ赤くしたようにこの中で明確に異なっていたのは6M2。まず6M2だけ歌詞カードの(でも)表記が消え去っていてこの時点で後期出荷版であることが確定。さらに冒頭からタム回しっぽいリズムの音色のバランスが異なり、歌い出しのボーカルがダブって聞こえるなど音源にも明確なミックス違いがあった。11M1の方が後発っぽいのになぁ…。
これで少なくとも2つのミックスの存在は確認できたがもう1つが全く分からない。ただ下記のように全部波形にすると聞いて分からなくても波形では何かわずかなズレはある。しかし6M2だけは微妙なズレどころかガラッと違うのが改めて浮き彫りになった。
アルバムはやや大きい程度といったところか。wikiではアルバムのはアルバムバージョンで”シングル盤では浅岡の声が二重にかぶせてある”と書いてあるが、それは6M2音源の事を指していて、書いた人がたまたま6M2を持っていただけなのでは。それ以外のシングル音源とアルバムではボーカルに明確な違いは感じられない。
果たして幻の3バージョン目とは何を指すのか…。
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