2014-2018 アンチエイジング期

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20周年を経ての武道館大好期(後半)にして25周年へと向かう結果的には3人時代最終期となった時期。2011年に時乗浩一郎が離れてから兆候はあったが、この時期は妙に歌詞が若々しいトキメキラブソングを連発して浮ついた感じの曲が増加。40半ばにして謎にアンチエイジングなノリが特に2015年を中心として大展開した。池森プロデュースと称してのプロデュース業(前述のように既に作曲撤退状態となっているのでプロデュースといってもディレクション的な事が中心だったようで曲提供はほぼしていない)を展開して若手の発掘を個人で行っていたため、若手との交流が増えた事で若々しいラブソングが増えたのではないかとする見方もあるが、全体をまとめていたと思われる時乗浩一郎がいなくなり代わりが不在となった事も含めて様々な複合的な要因があったと思われる。

この前の5年で始めたリゾートライブやAOR NIGHTなど増やしてきた新企画やライブお決まりの流れ、定番曲まみれなど増やしてきた定番が凝り固まって定番渋滞を起こし、マンネリ感が漂い始めた時期でもあった。振付を強要するようなノリは終息してきていたものの、動員も見るからに落ち込んでおり、2013~2014年にかけてのBreak18を最後にホールツアーが開催されなくなり、通常ツアーはZepp公演が基本となった。武道館はリアル武道半へまっしぐらとなり東西エリアにほとんど観客がいない状態となっていた。

何かまた新しい事をやらなければという意識は当然あったようで、恒例になっていたカウントダウンライブをツアー本編ではなく、「マニアックナイト」と称したライブでほぼやっていない楽曲のみで構成するコアファン向けの構成に振り切ることでいつもの曲ばかりというセットリストマンネリ打破を試みたり、武道館を思い切ってバラードナイトにするなどの試みもあった。

3人時代末期には何故か別枠のソロではなくDEEN内でソロ展開を決行。ソロ曲の制作や企画ライブを行っていたがそのまま25周年&田川伸治脱退となってしまった。田川伸治が脱退を決意した時期やメンバー間に伝えられた時期は公表されていないが、どの時期だったかによって末期のソロ展開の見方は多少なりとも変化が生じる事は間違いないだろう。脱退寸前のソロ展開は奇妙であった。

こうして25周年をもって長く続いた3人時代が終了。制作体制もろとも一新する事となり、1人脱退ではなく実質的には固定バンドメンバー5人のうち3人の脱退で大きな変革の時を迎えた。

LIVE JOY-Break18~CIRCLE 20→21~

2013年12月31日~2014年3月9日 全11公演
収録作品:2ndCoverAl『君がいる夏-Everlasting Summer-』初回盤DVD(抜粋収録)

恒例のZepp Tokyoカウントダウンライブからスタート、1月は大阪、名古屋、福岡のZepp会場を回り(大阪と名古屋は2公演、福岡は1公演)、2月は三郷市文化会館(埼玉)、横須賀芸術劇場(神奈川)、たましんRISURUホール(立川市市民会館)(東京)と関東のホールを回り、20周年期間が終わる最後の2日間を中野サンプラザ2daysという公演数の割にかなり間を開けながらのゆったりとした日程だった。中盤以降のホール公演は結果的にこれが最後となり、このツアーを最後にホールツアーを行っておらず、ツアーはライブハウス(Zeppツアー)のみとなった。三郷市文化会館に行ったがさほど大きな会場ではないのにかなりスッカスカで関東でもホール公演の動員が厳しくなっていた事が伺えた。

『CIRCLE』を引っ提げてのツアーではあったが、20周年の最終展開(20周年から21周年へ)でもあったため、キセキVersionに替えるなど工夫は見られるも定番/ヒット曲優先の選曲が目立ち、肝心のアルバム新曲が軒並みメドレー送りにされるなどアルバムツアーらしさはやや薄めだった。

『君がいる夏-Everlasting Summer-』初回盤DVDで3月9日中野サンプラザ公演が映像化されたが、抜粋収録となっている。

2ndCoverAl 君がいる夏-Everlasting Summer-

2014年6月11日

2ndCover 君がいる夏-Everlasting Summer-
2ndCover 君がいる夏-Everlasting Summer-2014年6月11日"あの頃がよみがえる究極のSuumer Healing Album"と称された初の全英語詞洋楽カバーアルバム。1970,80年代のヒットナンバーを中心と...

Summer Resort Live~4th wave~

2014年7月5日~8月1日 全6公演
収録作品:映像なし
42ndSg『君が僕を忘れないように 僕が君をおぼえている』通常盤ボーナストラック(「君がいない夏」「太陽と花びら」ライブ音源)
Blu-ray『DEEN at 武道館 2014 LIVE JOY SPECIAL』特典CD(2014/7/31&8/1 大さん橋ホール)

2009~2011年に3年連続で開催されて以来3年ぶり4度目のリゾートライブ。会場は軽井沢大賀ホール、神戸新聞松方ホール、大さん橋ホールのおなじみ3会場で2公演ずつ。UNPLUGGED問題以降では初の開催となったが、「Unplugged Summer Resort Live’○○(年号)」からUnpluggedを外し「Summer Resort Live~〇th wave~」に変更となり、年号ではなくサブタイトル”〇th wave”で通算回数カウントをするようになった。

『君がいる夏-Everlasting Summer-』を引っ提げてのツアーでもあったので洋楽カバー中心。基本バンドメンバー5人に加えてストリングス4名がサポート参加、アルバムにも参加していた謎の新人若手女性シンガー彩葉も帯同。池森プロデュースでデビューを目指しているという話でMCではデビュー予定も語っていたらしいが何故か頓挫したのか程なくして消え去ってしまった。基本的に池森プロデュースで上手く行った例は以降も無いが、こんだけ先行してDEENに参加させておいて1曲も音源リリースできなかったというのはかなりの異常事態で何があったのか…。『ALL SONGS STORIES 1993-2024』でも名前を出して振り返っていたので存在自体が黒歴史という事ではない。

最終2日間の大さん橋ホール公演がCD化のみされているので、ライブの声は残されたが動く彩葉の歌唱映像は残されていない。

42ndSg 君が僕を忘れないように 僕が君をおぼえている

2014年10月1日

42ndSg 君が僕を忘れないように 僕が君をおぼえている
42nd 君が僕を忘れないように 僕が君をおぼえている2014年10月1日10ヶ月ぶりのシングル。2014年の日本武道館公演直前のリリースとなり、ここから3年連続でこの時期に日本武道館公演を前提にして制作したシングルを発売、当日C/W含めて...

LIVE JOY Special 日本武道館 2014

2014年10月12日 日本武道館
収録作品:Blu-ray/DVD『DEEN at 武道館 2014 LIVE JOY SPECIAL
Blu-ray盤には抜粋でライブCD付属

初武道館が6月、2009~2011年は5月第2土曜開催が恒例化していたが、20周年を10月に行ってこの連続武道館後半は秋開催が恒例となった。基本バンドメンバー5人に加えてストリングス4名、ブラス3名、そしてコーラスゲストで藤田麻衣子が参加。

直近の発売作品に封入された引換券で例年はステッカーやクリアファイルを配布していたが、この年はクリアファイルは入場時に全員に配布。CD封入引換券は別窓口で「DEENAGE DREAM くじ」として全10種のポストカードから番号に応じたポストカードをプレゼントするというスタッフ確認の手間が生じる形式に変更された。係員1人が受け取って渡すという単純作業が出来ず、1人が番号確認して告げる→1人が該当ポスカを取りだし渡す→1人が応募券を回収する、という3人1組での作業となり窓口がたった1つ。当然大渋滞となり、「今から並んでも開演に間に合わない可能性があります」アナウンスが出るほどの事態となった。動員は明らかに減少していて東西席がほぼ空白だったのに…。

約2ヶ月と例年より早い速度で年末には映像化された。この年よりBlu-ray盤の特典としてライブCDも付属するようになった。今作に関しては「Summer Resort Live~4th wave~」のライブCDも付属したため、全曲はCD化せずにCD1枚に抜粋収録となっている。

LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~マニアックナイトW(`0`)W~

2014年12月31日 Zepp Tokyo
収録作品:15thAL『全開恋心!!~Missing You~』初回盤Blu-ray
43rdSg『千回恋心!』初回盤のみC/W(「Call your name」「夏の雨」ライブ音源)
43rdSg『千回恋心!』通常盤のみC/W(「go with you」「guilty~消えることのない罪~」ライブ音源)

ツアーの最終日や初日に設定されることがしばらく続いていたが、この年は単発公演の企画ライブを決行。ライブで未披露のままになっている曲や当時演奏したっきり御無沙汰になっている曲のみで構成するという「マニアックナイト」と題した公演。

…とか言っておいてどうせ定番曲メドレーとかやるんでしょ?「このまま~」やるんでしょ?とこれまでの定番曲まみれのマンネリ感に半信半疑だった観客も驚くように演出や構成含めて「いつもの」を徹底排除し、タイトル通りの「マニアックナイト」が展開。よく考えずとも大晦日にわざわざDEENのライブで年越ししようとやってくるようなコアなファンが集っているのだから定番曲が聞けなかったと残念がる観客が多くなるはずもない。大好評のライブとなり、3年連続開催へと繋がった。

一方でシングル(表題)曲以外と定義してしまったため、「夢の蕾」を筆頭にシングル表題曲なのにライブ不遇の楽曲は最初から対象外という盲点も…。

今作よりアルバム特典がBlu-rayに切り替わり、同時に抜粋収録ではなくフル収録が基本となった。

DEEN×OKINAWAシーサイドライブ

2015年5月30日 ホテル オリオンモトブリゾート&スパ
収録作品:Blu-ray『THE GREATEST CLIPS 2014-2017』(SPECIAL DIGEST)
44thSg『ずっと伝えたかった I love you』通常盤のみC/W(「Shining so Beautiful」「月光の渚~Brilliant Style~」ライブ音源)

BSフジの番組企画も兼ねたような旅行会社との企画旅行ライブ。サポートメンバー無し、アコースティックアレンジの曲中心とはいえほとんど同期でオケを流しての47ツアーやイベントライブに近い状態となっていた。一応野外ステージでの演奏だが、野外ライブは2004年の1度限りという扱いになっているのでこれはあくまで企画的なミニステージであって正式な野外ライブ扱いではない模様。

当時BSフジで放送されたが、その内容を編集して短くまとめた映像が『THE GREATEST CLIPS 2014-2017』特典映像として収録された。

43rdSg 千回恋心!

2015年6月24日

43rdSg 千回恋心!
43rdSg 千回恋心!2015年6月24日1ヶ月後のアルバム『全開恋心!!~Missing You~』の先行シングル。キャッチコピー(初回盤シールと通常盤の帯に記載)は"恋したい、すべてのあなたへ…"。特に蕎麦森以降はYouTubeやTV...

15thAL 全開恋心!!~Missing You~

2015年7月29日

15thAL 全開恋心!!~Missing You~
15thAL 全開恋心!!~Missing You~2015年7月29日1年7ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。ここのところ夏は47都道府県ツアーやリゾートライブが続いていたため、それに合わせた『クロール』や『マリアージュ』など企画的なアルバム...

LIVE JOY-Break19~全開恋心!!~

2015年8月28日~9月20日 全7公演
収録作品:16thAl『バタフライ』初回盤AのみBlu-ray

夏は47ツアーやリゾートライブが続いていたので最初の2日間だけとはいえ8月にLIVE JOYが行われたのはBreak5以来。このツアーよりホール公演が廃止になり、全てZeppツアーとなった。東京、名古屋、大阪で2daysずつ、最終公演は福岡で福岡のみ1公演。

43rd、44thシングル、15thアルバム『全開恋心!!~Missing You~』収録曲は全てフル披露されるなど前ツアーから一転してメドレー送りにせず新曲が中心となった。過去曲は5枠入れ替え枠があり、2曲のうちどちらかが演奏された。この入れ替え枠に「翼を広げて⇔このまま君だけを奪い去りたい」があり、「このまま~」を日替わり枠に回すなどさすがにそろそろマンネリを意識していた形跡も…。

2公演目である8月29日Zepp Tokyo公演がフルでBlu-ray化された。

44thSg ずっと伝えたかった I love you

2015年10月7日

44thSg ずっと伝えたかった I love you
44thSg ずっと伝えたかった I love you2015年10月7日前作で80年代風のMVを取り入れたのに続いて今作は90年代をテーマにした企画的な色合いの強いコンセプト作となり、C/W含めて2曲とも電子音全開のデジタルダンスミュージ...

LIVE JOY Special 日本武道館 2015

2015年10月11日 日本武道館
収録作品:Blu-ray/DVD『DEEN at 武道館 2015 LIVE JOY SPECIAL
Blu-ray盤には全曲ライブCD2枚組付

8回目の日本武道館ライブ。サポート演奏陣が削減され、基本バンドメンバー5人に加えてバイオリン1人のみとなった。スクリーンも廃止。池森のダンスをフューチャーし、ダンサー6名がサポート参加した。

前年と同じ別窓口で引換券で番号に応じたくじ形式のポスカード配布が実施されたが、2人1組で窓口2つに改善されたため、スムーズな配布となった。東西の席が既に半分黒幕で残り半分もスッカスカの滅亡寸前に陥っており、年々拡大していたので減っている自覚は誰もが抱いていたと思われるが、当日は来年も武道館やる、今後もやり続けたい、減っていってもやりたい、あわよくば増えれば…みたいな武道館続けたい意向を示すMCが例年より目立った。徐々にグダグダになりつつあったMCでの妙ないちゃつきが減って真面目な方向性になったり、武道館恒例の前半バラードメドレーを廃止、声の伸びも良い…など全体にやや締まった雰囲気となっていた。

前年に続いてBlu-ray盤にはライブCDも付属したがこの年よりCD2枚にMCを省いて全曲収録となった。

LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL ~マニアックナイトW(`0`)W Vol.2~

2015年12月31日 Zepp Tokyo
収録作品:2ndC/Wベスト『Another Side Memories~Precious Best Ⅱ~』初回盤Blu-ray

2年連続の第2弾。今回もツアーではない単独公演で前年披露しきれなかったライブ初披露曲含むレア曲で構成。やや遅れて1年後に映像化された。

AOR NIGHT CRUISIN’~3rd Groove~

2016年2月27日~3月23日 全12公演
収録作品:映像なし
16thAl『バタフライ』初回盤BのみライブCD

3年ぶり3度目の開催。名古屋ブルーノート、ビルボードライブ東京、ビルボードライブ大阪で1日2公演2日ずつ4公演の全6日間12公演。今回もサポートミュージシャンを通常とは一新しており、大平勉(Keyboards)、Gary Scott(Saxphone&Percussion)と旧知のメンバーが久々に参加したほか、Gerald Painia(Drums)、Keith Wiiliamson(Bass)といった初参加の外人リズム隊が参加した。

映像化はされず『バタフライ』初回盤BのみライブCDで3月4日ビルボードライブ東京公演からソロ3曲を除く7曲が収録された。ソロ曲以外は1st STAGE,2nd STAGE全公演共通だったようなので、ソロ曲がカットされた以上は1st STAGE,2nd STAGEどちらの音源が収録されたのかは不明である。

低音カスカスの対抗策としてカスらないように平メロで1音1音力んで歌唱しているため、緊張感が凄い

16thAl バタフライ

2016年6月1日

16thAl バタフライ
16thAl バタフライ2016年6月1日10ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。2010年の『クロール』に続くSummer Special Albumとして発売され、今回もカバーやセルフカバーが含まれている。前年の「ずっと伝えたかった I lo...

Summer Resort Live~5th wave~

2016年6月11日~7月9日 全9公演
収録作品:なし

2年ぶりの開催。9月開催はあったが今回は6月から始まって真夏になる前に終わるという前のめりな日程となった。いつもの3会場(大さん橋ホール、軽井沢大賀ホール、神戸新聞松方ホール)は2days、Zepp Sapporoとまなぼっと幣舞で北海道で2公演、締めが七ヶ浜国際村国際村ホール(宮城)という新たな会場も加わった。Zepp Sapporoって最早リゾートではないのでは…通常ツアーで回れない北海道自体が沖縄同様のリゾート扱い?

『バタフライ』に参加していたSKAFF-LINKSメンバー7名のうち5名(Drums:曽根裕、Bass:坂本登、Trombone:竹村公孝、Alto Saxphone:高橋早紀、Soprano Saxphone,Baritone Saxphone,Alto Saxphone:浅田慶輔)と別バンドからTrumpet:宮野万里絵がサポート参加。

前述のようにSKAFF-LINKSが実はリーダーカノウが脱退を決めていて崩壊寸前の状況の中で開催されている。そんなことは知らなかったと思われる池森さんがSKAFF-LINKSをプロデュースすると宣言したという話もあるが、ツアー終了まで待ったかのように終了直後にリーダーカノウが辛辣な脱退表明をブログで行い、これを受けてSKAFF-LINKSはラストライブを行って無期限休止、あっという間に事実上解散となった。映像収録はしていたが、この件によって商品化が流れたのではないかという噂も…。浅田慶輔が事務所マネージャーにも就職してDEEN担当を兼任していただけにSKAFF-LINKSが活動休止発表を控えているのを浅田氏が知っていたなら当然報告していそうだし、浅田氏も寝耳に水の本当に急転直下のリーダー脱退→休止だったのかも…?

45thSg 記憶の影/遊びにいこう!

2016年11月2日

45thSg 記憶の影/遊びにいこう!
45thSg 記憶の影/遊びにいこう!2016年11月2日2016年の日本武道館ライブは「Ballad Night」と題されバラード中心となる事が発表されており、そこに向けた新作バラード「記憶の影」、そして5月にキャイ~ン天野ひろゆきのラジ...

LIVE JOY Special 日本武道館 2016~Ballad Night~

2016年11月23日 日本武道館
収録作品:Blu-ray/DVD『DEEN at 武道館 2016 LIVE JOY SPECIAL~Ballad Night~
Blu-ray盤は全曲収録2枚組ライブCD付

9回目の日本武道館ライブ。2013年以降の10月開催から1ヶ月以上遅らせ、今回は「Ballad Night」と題したバラード企画ライブとなり、いつもの構成から大幅変更。基本バンドメンバー5人に加えてストリングス4名がサポート参加。日本工学院専門学校ミュージックアーティスト科の生徒がコーラス参加(2013年20歳で参加した当時の生徒は全員卒業して入れ替わっている)。一方でKYADEEN結成があったのでアンコールではバラードナイトから一転してゲストとしてキャイ~ンが登場し、KYADEENとして「遊びに行こう!」を披露した。

東西ほぼ絶滅、ついに二階席後列5~6列(南は4列程度)が絶滅、入っている箇所でも随所で空席だらけと動員がいよいよ危険領域となってしまい、リアル武道半状態となった。前年までは半分になってもやる!とかジョーク交じりに話していたメンバーもバラードナイトというしっとりモードも重なってこの年はそういった話を一切することなく、最後の挨拶で来年は47都道府県ツアーをやるので武道館はお休み、25周年でやると説明した後に池森さんが「空席が目立ちますが、25周年は一杯埋められるように精進します」といった旨の内容を真面目に話したのが印象的だった。この発言は映像化ではカットされた。

バラードのみで構成するのは難しかったらしく、映像化の際はライブの合間にインタビュー映像を挟むなど編集を施していたり、リゾートライブ、ビルボードライブ、マニアックナイトと軒並み恒例化してきた新シリーズライブの中でバラードナイトはその後2回目が開催されることは無かった。

2ndC/WBest Another Side Memories~Precious Best Ⅱ~

2016年12月21日

2ndC/WBest Another Side Memories~Precious Best Ⅱ~
2ndC/WBest Another Side Memories~Precious Best Ⅱ~2016年12月21日『Another Side Memories~Precious Best~』の続編。前回はビーイングからの発売で新曲も無...

LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~マニアックナイトW(`0`)W Vol.3~

2016年12月31日 Zepp Tokyo
収録作品:17thAl『PARADE』初回盤AのみBlu-ray

3年連続カウントダウンライブでのマニアックナイト第3弾。マニアックな曲がさすがにもうあまり無いという事もあって発売直後だったC/Wベスト『Another Side Memories~Precious Best Ⅱ~』からの選曲が多め。マニアックナイトシリーズはこれで最後となったが、これで全ての楽曲がライブで演奏されたわけではなく、何故か取り残された曲もある

バラードナイトだったため武道館で出番が無かった上海ロックスターが登場して今回限りの新曲「恨み節武道館ロッケンロール」を披露した。現時点でも最後の新曲となる(CDでは2015年の「Wild Road Dreamers~上海ロックスター Episode 1.5(High School編)~」で止まった)。

LIVE JOY-Break20~Sun and Moon~

2017年2月24日~3月11日 全6公演
収録作品:Blu-ray/DVD『DEEN LIVE JOY COMPLETE~Sun and Moon~

東京・名古屋・大阪のZepp3ヵ所で2公演ずつという東名阪ツアー。LIVE JOY史上最少本数を更新した。Break1は学園祭公演も含めると10公演だが学園祭公演抜きだと5公演。会場数という点では3ヵ所なので問答無用で最少更新となる。この公演は2daysで1セットとなっており、1日目Moonは過去3回のマニアックナイトの中から選曲された「Best of マニアックナイト」、2日目Sunは代表ヒット曲中心のベスト選曲という内容となっていた。

映像収録はされていたもののリリースのタイミングが無いまま田川伸治が脱退し、お蔵入りしたかに思われたが2年半近く経過した2019年夏になって突如発売され、発売順では3人時代のライブの最終発売作となった。

46thSg 君へのパレード♪

2017年5月24日

46thSg 君へのパレード♪
46thSg 君へのパレード♪2017年5月24日3度目の47都道府県ツアー「DEEN 47都道府県ツアー2017 ~Triangle 絆 Lap3~」に向けたシングル。アルバム『PARADE』の先行シングル。期間生産限定盤A,B,Cの3種...

47都道府県ツアー2017~Triangle 絆 Lap3~

2017年5月26日~9月23日 全50公演
収録作品:Blu-ray『DEEN JAPAN PARADE 47~絆~

3度目の47都道府県ツアー。北海道3ヵ所、東京2ヶ所で50公演の大台に乗せた。今回はPLUGELESSも使用せずそのまま「47都道府県ツアー」となり、「Triangle 絆」のサブタイトルは2連続で継続して採用。ツアー途中でアルバム『PARADE』を発売したが、ツアーではほとんど演奏されていない。

前回以上に同期を駆使しまくっており、移動も初回のようなメンバー3人が同乗して自ら運転するようなスタイルでのライトバンでは機材運搬が不可能となり普通にツアートラックが出ていた模様。

このツアー各地で蕎麦屋巡りをしていたらしく、映像化の際には3人それぞれのソロ企画映像が収録され、池森ソロ映像は「蕎麦道」として蕎麦好きを本格解禁した。インスタに引っかけた「Ikesta 動画」として各地でカメラを回した動画映像が合間に収録されているが、池森さんが自らカメラを回した映像となっているため、メンバーが揃っている場面がほとんどなく、蕎麦屋にしてもスタッフ含めた全員で行っていたわけではなく、以前のように揃って同乗しての移動でもなくなり、比較的各自単独行動が多くなっていたようである。

17thAl PARADE

2017年8月9日

17thAl PARADE
17thAl PARADE2017年8月9日25周年は翌年だったが、25周年イヤー メモリアル・オリジナルアルバムとも銘打たれた。『マリアージュ』に続きサポートを入れない3人体制となったがストリングスは普通に招いている。パレードをテーマにし...

LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~

2017年12月31日 Zepp Tokyo
収録作品:Blu-ray/DVD『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~

恒例のカウントダウンライブは今回はソロ企画。3人それぞれのソロステージ+最後にDEENという4部構成。「君へのパレード♪」3種のC/Wに3人のソロを収録していたのに続くソロ展開となったが、このライブを終えて年明け早々に田川伸治脱退が発表されたため、脱退が決まっていたであろうこんな寸前の時期に何故ソロ展開になったのかは謎が残る。47ツアーの特典映像もソロで制作されているし…。

宮野和也(Bass)、HIDE(Drums)は3人のソロにも参加したが、池森ソロには大平勉、Gary Scott、Keisuke(マネージャー浅田)が参加、山根ソロには古井弘人がゲスト参加した。田川伸治脱退後、2018年の年末に映像化された。

7thBest DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~

2018年2月28日

7thBest DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~
7thBest DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~2018年2月28日企画作を除くと『SINGLES+1』、、『PERFECT SINGLES+』、『DEENAGE MEMORY』に続く4作目...

LIVE JOY Special 日本武道館 2018

2018年3月10日 日本武道館
収録作品:Blu-ray/DVD『DEEN at BUDOKAN FOREVER~25th Anniversary~
Blu-ray盤に全曲ライブCD2枚組付属

10回目、3人での最後の日本武道館公演。初めてデビュー記念日に開催された。15周年、20周年時と違って今回はLIVE JOY Specialの扱いな上、年号のみという例年通りのシンプルなタイトルで25周年がタイトルに含まれていない。

武道館では初の追加サポート無しの基本バンドメンバー5人のみ。1曲目から2000年以来の原曲キーで全曲演奏され、観客を驚愕させるとそのまま最後までMC排除でひたすらストイックに演奏を繰り広げた。原曲キーとなったため、原曲のオリジナルコーラスがそのまま流用され同期で流されていたほか、大カラオケ大会的なコンセプトもあり、全曲スクリーンに歌詞を表示してみんなで歌ってくれという意図もあった模様。

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