7th この街で君と暮らしたい
97年4月23日
新人シンガー小松未歩による提供曲だが、デビュー1ヵ月前であり、今作が作家デビュー作となった。以降98年にかけてDEENやWANDSへも相次いで提供した。対して初期から関わっていた編曲の葉山たけしは今作がシングル最終参加となった。坂井泉水、織田哲郎、葉山たけしと1作ごとに退場していったぞ…。前作同様にトップ10入りを逃すも売上は前作を若干上回った。
結果的にZAIN RECORDSでのシングルは今作が一旦最後となり、次回作までは1年1ヵ月のブランクが生じた。
この街で君と暮らしたい
作詞作曲:小松未歩、編曲:葉山たけし
1音1音がハッキリしているというか非常に覚えやすくてインパクトのあるメロディーラインで、特にサビのインパクトが抜群で1回で耳に残るような抜群のキャッチーさがある。小松未歩を一気に売り出そうとして来ていたのもうなずける。『SINGLES COLLECTION+4』で最初に聞いた時にいち早く印象に残ったのが今作と1曲目の新曲「もう1度」だった。セールス的に落ち目でさらに落としてもおかしくないような状況だったのに前作をわずかでも上回ったのはそれだけ楽曲の良さで引っ張れたところもあったんじゃないかと思うし、割と人気も高い1曲だと思う。
★★★★☆
1stベスト『SINGLES COLLECTION+4』
3rdベスト『Memorial BEST~Gift of Melodies~』
4thベスト『complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio』
5thベスト『BEST OF BEST 1000』
販路限定ベスト『FIELD OF VIEW BEST HITS』
6thベスト『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020』
この街で君と暮らしたい
FIELD OF VIEW
2020/05/13 ¥255
C/W 桜咲くこの場所で
作詞作曲:浅岡雄也、編曲:池田大介
速いアコギのストロークと歌でいきなり始まるアップナンバー。失恋ソングではあるのだが爽快さもあって春になると聞きたくなる1曲。アコースティックギターをここまで生かしたのも新しかったと思う。ライブでは1番はサポート(藤井理央)のピアノ伴奏によるバラードで歌い切って、2番で本来のアレンジに戻るというリアレンジで披露された事もあったようで『FINAL LIVE“Live Horizon-SUPERIOR 2002”~Gift of Memories~』に収録されている過去のライブ映像ダイジェスト内にてテンポアップするまでの部分が一部収録されている。2002年12月1日の解散ライブでは普通にバンド演奏だったけどギターがエレキのままだったのでちょっと感じが違ったのを記憶している。
★★★★☆
6thベスト『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020』
桜咲くこの場所で
FIELD OF VIEW
2020/05/13 ¥255
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