発売30周年記念『永遠をあずけてくれ』~Rare Aetandane~

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2014年Complete Sorasanaide、2016年Always Not Alone、2018年Many Times Negattayoに続き、2023年30周年でTake away completelyAgain and Again Spread Wing、That will never disappearが3連続公開されたが…いやこれ1993年残り1作だけハブるのもなぁ…とほのかな罪悪感と期待が渦巻く中、30周年4作目、シリーズ通算7度目のバカ企画がやってきてしまった。

クリスマスソングゆえにライブでの演奏は稀。12月のライブだとセットリストに入る事も時々あるんだけど、クリスマス前にツアーファイナルを迎える事がほぼ無く、演奏していても映像化される年明けの公演では外されていて基本的に映像化の対象外となるためなかなかライブ映像に残されることが無かった。2008年15周年武道館までの映像は1999年の横浜アリーナしかなく、15周年武道館は全シングル演奏だったので久々に映像化されたが、20周年までの5年間も映像化の機会は無かった。20周年武道館が秋開催だったのを機に2016年までの武道館が秋開催になった事も重なり、20周年以降は映像化の機会が増えた。2013~2016年にかけては数年以上開く事無く演奏され映像化、そして2人になって以降は機械的に『SINGLES+1』期のシングルを全部演奏するライブが2度(Break18,47ツアー)、年明けだったけど初のウィンターライブという機会もあったため映像が残る機会が急増した。

今回発売30周年を記念し、スタジオ音源全バージョンはもちろん、ライブCD、ライブ映像作品に収録された全ての「永遠をあずけてくれ」を完全網羅した史上初のRare Aetandaneをお送りする。CompleteとかAlwaysとかMany Timesとか言ってたのに逆を行く“Rare”である。”もうすぐに会えるんだね”とか歌っているがこの曲にライブで出会う事は稀であり、聞けたならばやっと会えたんだねと思う事は必定。サビが”スタミナはいらない”に聞こえる事でも有名なため、“don’t need stamina”も候補に挙がったがさすがにふざけすぎであり採用する勇気は無か

何せ最初から最後まで全部同じ曲について何度も語っているという、BD史上7度目になるというのに未だ誰も足を踏み入れてこない究極の企画である。読んでいるとあまりに同じ曲について延々と語り続け、各ライブ映像もスタミナのいらない具合を始めとした細かい差異以外に書く事が乏しく…と思いきやあっさり読み終わってしまい短ッ!と気づいてしまうかもしれないが、窓の下流れてゆくようにさらっと読み終えられるシリーズ史上最短の読みやすさとなった。同種の企画も7度目、しかも2023年だけで4度目となり、順番なので仕方ないが最後がこれまでの半分以下、1/3以下ともなると、シオシオ感がハンパなく、これで30周年企画を締めていいのか、ますます面白くもなくなってきて、気のきいた言葉ひとつもみあたらないかもしれない。それでもこの曲も30周年を迎えたのである。今日からはもうハブりじゃない。これを読むのにスタミナはいらないもうすぐに(読み)終えるんだね

2023.9~11 前作の勢いに乗せて執筆を開始、ほぼ1日で書き上げつつその後は微調整を繰り返して完成

Studio Recording Aetandane

1st Aetandane
永遠をあずけてくれ

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1993年11月28日
原曲。にして唯一のバンドアレンジバージョンとなる。DEEN are Shuichi Ikemori,Koji Yamane,Tatsuma Nakai,Keisuke Kurasawaと初期メンバーの名前が記載された唯一の記録(CD)でもある。

4thSg 永遠をあずけてくれ
4thSg 永遠をあずけてくれ1993年11月28日前作から2ヶ月、3月デビューで1993年の間にシングル4枚をリリースするなどなかなかハイペースだった。前作同様に池森ソロジャケット、裏ジャケではメンバー4人がやはり囲み合っている構図。今作
Promotion Video Aetandane
THE GREATEST CLIPS 1993-1998
LEGEND of 90’s J-ROCK BEST LIVE&CLIPS
3rdベスト『DEENAGE MEMORY』初回特典DVD『DEENAGE MEMORY THE MOVIE 1993-2012』

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1st~5thまでのうちこの曲のみ一貫して同じ初期映像が使用されている…が合間の編集がこっそり違い、ギタリストがアップになるバージョンとドラマーがアップになる2バージョンが発売されている。

『THE GREATEST CLIPS 1993-1998』『LEGEND of 90’s J-ROCK BEST LIVE&CLIPS』共にBメロ途中の”傷つけてしまうのに”からサビまで。スタジオで池森歌唱を中心に文字通りバックバンド状態でやや後ろで3人のメンバーが演奏しているという構図。バックバンドメンバーはぼやけていてイマイチ顔が判断できず、池森アップばかりであまり映らない。この映像が撮影された時点で既にギターが仲居辰磨ではなく田川伸治になっている、とする声もあるが、初期の仲居辰磨と田川伸治は髪型も似ていて、今作のような遠くてボケている映像では個人的には仲居or田川の判断がつかない。髪の分け目の感じが「瞳そらさないで」~『DEEN』の初期田川寄りなのかなぁ…という田川寄りな印象ではあるが…。

『THE GREATEST CLIPS 1993-1998』はギタリストがアップになるバージョン。サビのちょうど真ん中付近でギターとキーボードのアップが挟み込まれる。ドラムのカットは無い。キーボードのアップは紛れもなく初期スマート山根さんだが、肝心のギタリストがアップになったカットは思いっきり下を向いていて顔が映らないのは痛恨だが…やはり田川伸治っぽいか。

『LEGEND of 90’s J-ROCK BEST LIVE&CLIPS』はドラマーがアップになるバージョン。サビのちょうど真ん中付近でドラムとキーボードのアップが挟み込まれる。初期ドラマーの倉澤圭介のドラム演奏がガッツリとアップになる。キーボードは同じ映像、ギターのカットは無い。

『DEENAGE MEMORY THE MOVIE 1993-2012』に収録されているのはギタリストがアップになるバージョンで『THE GREATEST CLIPS 1993-1998』と同じだが、サビ頭からに短縮されている。

『THE GREATEST CLIPS 1993-1998』では1st~3rd、5thの初期メンバー在籍時映像がことごとく田川・宇津本加入以降の映像に差し替えられていた。この事を考えると本来の初期映像は『LEGEND of 90’s J-ROCK BEST LIVE&CLIPS』収録の山根&倉澤アップのものだったと思われる。初期映像でギターをカットしたのはメンバーとして記載していた仲居辰磨ではなく別のギタリスト(田川伸治)で撮影したため、『THE GREATEST CLIPS 1993-1998』収録映像でドラムをカットしてギタリストのアップにわざわざ差し替えたのはこのギタリストが現メンバーである田川伸治であるからに他ならない…と考える事はできるか。

2nd Aetandane
永遠をあずけてくれ~Millennium a capella Version~

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1999年11月25日 『Classics One WHITE Christmas time』
編曲:DEEN&時乗浩一郎
DEENのアナザーサイドを見せるクラシックスシングル第1弾に収録。新曲2曲、リメイク2曲と間を繋ぐインストで構成され、後に多数のセルフカバーを発表していくDEENにとって今作が「このまま君だけを奪い去りたい~Acoustic Version~」と並ぶ初のセルフカバーであった。

1コーラスのみだが、イントロやアウトロ部分のコーラス(ハン・ハン・ハンハンウゥゥ、ハン・ハン・ハンハンウゥゥ♪)などメインボーカル以外でも印象に残る。

1stCl Classics One WHITE Christmas time
1stCl ClassicsOneWHITEChristmastime1999年11月25日「MYLOVE」から3週間で発売された。シングルリリース間隔としては最短。今作は通常シングルとは別カウントで、"DEENのアナザーサイドを

3rd Aetandane
永遠をあずけてくれ

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2005年11月23日 セルフカバーベスト『DEEN The BEST キセキ』
編曲:瀬川忍
まさかの2度目のアカペラリメイク。Baby Booの瀬川忍がサウンドプロデュースと編曲を担当し、コーラスとしてBaby Booが全面参加(個人名ではなくグループ名義で表記)している。

アカペラアレンジがとにかく主張をせずにシンプルに伴奏に徹している感じで、Millennium a capella Versionのハンハンハンのような印象的なアレンジが全く無く、歌のない部分も極力短くなっている。ラストで”もうすぐに会えるんだね”を繰り返しているのにフルサイズで原曲よりも40秒近く短くまとめていて長くなりすぎないようにしている。キーも下がって落ち着いた味わいという今までにない魅力はあるものの、抑えに徹しすぎてインパクトはなくどんなアカペラアレンジだったのか咄嗟に思い出せない印象の薄さでもある。

『DEEN WINTER SONG PLAYLIST』ではこの音源が使用されており、繋ぎ部分では前後の曲のアレンジの要素がミックスされている。

3rdBest DEEN The Best キセキ
3rdBest DEENTheBestキセキ2005年11月23日全曲新録音のセルフカバーベストアルバム。デビューから干支が1周した12周年を記念しての作品と説明された。新たな気持ちで15周年へ向かうとも説明され、この頃より日本武道館公演を

20thアルバム初回生産限定盤のみDISC-2『DEEN WINTER SONG PLAYLIST mixed by ☆Taku Takahashi (m-flo)

Another Aetandane
DEEN Greatest Hits アカペラメドレー feat.とおるす

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2023年3月8日 『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』初回生産限定盤Premium Disc『DEEN The Special Track』
編曲:とおるす
とおるすによる多重アカペラで構築したサビを繋いでいくアカペラメドレーの1曲として登場。サビだけとはいえなんとアカペラバージョン3回目。『DEEN The Best DX』本編でのセルフカバーには採用されなかったため、バンドアレンジのリメイクはまたも機会を逃す事となった。しかし何故この曲はそんなにアカペラでばかりカバーされるのか…。

LIVE CD Aetandane

1st LIVE CD Aetandane
DEEN at 武道館~15th Anniversary Greatest Singles Live~

2008年6月8日の初の日本武道館ライブの音源。後に映像化された。「武道館 Special Ballad Medley」の1曲として原曲キー下げでサビのみの演奏。

2nd LIVE CD Aetandane
DEEN at 武道館 2014 LIVE JOY SPECIAL(Blu-ray盤)』のみ付属CD

2014年10月12日の日本武道館ライブの音源。同作品に映像でも収録。「武道館Special Ballad Medley」の1曲として原曲キー下げでサビ+間奏ギターソロまで演奏。

3rd LIVE CD Aetandane
DEEN at 武道館 2016 LIVE JOY SPECIAL~Ballad Night~(Blu-ray)』のみ付属CD

2016年11月23日の日本武道館ライブの音源。同作品に映像で収録。「武道館Speiclal Ballad Medley」の1曲として日本工学院専門学校ミュージックアーティスト科を従えてのキセキVersionを1コーラス演奏。当時『The Best キセキ』で唯一ライブ演奏を外されたキセキVersion初披露にして唯一の貴重ライブ音源。

4th Live CD Aetandane
DEEN at BUDOKAN FOREVER~25th Anniversary~』完全生産限定プレミアム盤のみ付属CD
単独配信

2018年3月10日の日本武道館ライブの音源。同作品に映像で収録。「武道館Special Medley Ⅲ」の1曲として原曲キーで演奏。田川伸治、宮野和也・HIDEも最終参加。サビ~間奏~2番を最後まで(イントロと1番A,Bメロだけカット)。

5th Live CD Aetandane
The Last Journey 47 ~扉~-tour documentary film-

2022年4度目にして最後と宣言した47都道府県ツアー8月8日千葉市美浜文化ホールメインホールの音源。同作品に映像で収録。メンバー2人+ギター侑音のみの3人編成だがベースドラムその他足りない音を全部同期で流すという半カラオケ状態の原曲キー下げアレンジ。ライブCDとしては唯一の単独・フルサイズ収録。

LIVE DVD/Blu-ray Aetandane

1st Live DVD/Blu-ray Aetandane
LIVE JOY Special YOKOHAMA ARENA

1999年12月11日横浜アリーナの映像。ドラムは宇津本直紀で在籍時のライブ映像はこれが唯一。それどころかCD音源は加入前なので宇津本直紀が今作のドラムを演奏している唯一の貴重音源となる。サポートベースは宮野和也。原曲キー原曲アレンジ。全編モノクロ加工映像

Break1は9~10月、Break2は5~6月、Break3は2~4月の開催で演奏されなかったが、9月~11月開催だったBreak4では本編ラストに初演奏、続くこの横浜アリーナでもそのまま本編ラストに演奏された。なおこの後の12月31日のカウントダウンライブでも年明け早々に演奏し、「Christmas time」も続けて演奏して本編を終えるというセットリストだったらしい…。

イントロ、間奏、2番AメロBメロの一部にそれぞれ当日のメイキング映像が挟み込まれる。これらメイキング映像も一貫してモノクロ加工となっているが、間奏(ギターソロ)部分では演奏の音量が絞られて代わりに現場のメイキング音声(池森&田川)も入ってくる。演奏は完成度が高く、終盤で雪を降らせる演出も後年は見られないもので幻想的である。田川さんは設置されたアコースティックギターと掲げているエレキギターを使い分けるスタイルでなるべく原曲アレンジに近づけており、さらに池森さんのボーカルはブレが無い全盛期の力強い歌声であり、サビの”White Chrismas 涙はいらない”が“スターミーナはいらない”に聞こえる通称スタミナ現象(?)も2番はそこまででもないが1番ではしっかり発動している。ナイススタミナ!

1st Live DVD/Blu-ray Aetandane・
DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-

1999年12月11日横浜アリーナの映像の再収録…と思われたがまさかのカラー化。『LIVE JOY Special YOKOHAMA ARENA』ではモノクロ加工されていたが本作では全編元の素材のまま(カラー)となり、メイキング映像になっていた部分も全て元のライブ映像に差し替えるという再編集が施された。当然間奏ギターソロもそのまま聞けるようになり、音源も改めて調整されているので音が小さかった『LIVE JOY Special YOKOHAMA ARENA』よりも音も映像もこっちの方がいいと思う。ナイススタミナ!

2nd Live DVD/Blu-ray Aetandane
DEEN at 武道館 NO CUT 15TH ANNIVERSARY PERFECT SINGLES LIVE

2008年6月8日の日本武道館ライブの映像。Bass:宮野和也、Drums:HIDE。「武道館 Special Ballad Medley」の1曲として原曲キー下げでイントロ~サビのみの演奏。

9年ぶりの2つ目の映像となるが、前回以降Break5は7~10月でスルー、Break6は11~12月とドンピシャな季節だったが新作中心だったのでスルー、Break7は4~5月でスルー、Break8は11~12月で今度こそアコースティックコーナーで演奏されるも映像化されたのは年明け1月の韓国公演でこの際に外されていたので映像化スルー(28日のツアー最終日まで演奏していたのに31日のカウントダウンライブでは外された)、Break9は9~11月でスルー、Break10はキセキを引っ提げてのツアーだったがキセキVersionがアカペラだった事と1~2月の開催だった事も重なり『The Best キセキ』収録曲で唯一スルーの憂い目に遭う、Break11は12~1月で12月の公演ではアコースティックコーナーで「Christmas time」との1コーラスずつのメドレーで演奏していたが1月になると入れ替えてしまったので映像化スルー(12月22日のアミューたちかわ公演を見に行ったので個人的にはこの時に初めてライブで聞いた)、47ツアーも夏開催だったのでスルー、Break12は1~2月でスルー。

と、言う事でBreak8,11の年内公演のアコースティックコーナーでちょろっと演奏されて以来、バンド演奏するのは映像化と同じで横浜アリーナ以来と思われる。イントロから一気にサビに突入するが元々サビが長いのでサビだけでもそんなに短くは感じない。また最後の”もうすぐに会えるんだね”に被せるようにもう次の「Teenage dream」のイントロ(2番のバンドインした後の部分)に突入する。他の曲と違って1999年の次が9年後の今作なので過程がすっ飛んでおり、かなりの経年変化を一気に感じてしまうのは否めない。前述のようにBreak11のアコースティックコーナーで見た際はキー下げで声の張り上げも弱くなったので”涙はいらない”にしか聞こえなくなっていた。今回バンド演奏になってもやはり普通に”涙はいらない”に聞こえるようになっている。ノースタミナ!

3rd Live DVD/Blu-ray Aetandane
DEEN at 武道館~20th Annivesary~COMPLETE』DAY TWO

2013年の20周年武道館ライブ2日目10月13日の映像。Bass:宮野和也、Drums:HIDE、ストリングス隊4名も参加。「武道館Special Ballad Medley」の1曲として原曲キー下げでサビのみ演奏。

Break13は11~12月開催だったがクリスマス目前だった12月23日の前橋市民文化会館公演でのみ演奏したらしい(映像化されている「海の見える街~Indigo days~」の枠で入れ替え)、Break14は12~1月開催だったがスルー、Break15は11~1月で律儀にクリスマスまでの公演では本編ラストにフル演奏するもクリスマス過ぎた途端に撤収入れ替え、映像化は年明け最終公演のため映像化スルー、Break16はカウントダウンライブ~1月開催でスルー、47ツアーもスルー、Break17もカウントダウンライブ~1月開催でスルーときてのこの20周年ライブ2日目で5年ぶり映像化となった。Break15までは年内か年跨ぎのツアーをやっていたのでまだ可能性があったものの、Break16以降はカウントダウンライブを初日として1月開催というのが2回続いたので演奏される余地が無くなってしまい、2010年のBreak15以来の演奏という事に。

映像化においては15周年武道館から5年ぶり20周年武道館で歴代シングルの選曲枠拡大に伴うメドレーの1曲として復活。1日目と2日目で入れ替わった曲は共通点があるものもあったがこの場合はクリスマスシングル枠となっていて1日目は「Christmas time」を演奏していた「武道館Special Ballad Medley」の3曲目の枠で演奏された。「武道館Special Ballad Medley」の3曲目というのは偶然か15周年とも同じ1曲目が「JUST ONE」なのも同じであった(2曲目は違う)。

サビだけなのは15周年武道館と同じだが前後の構成を少し変更し、イントロは無しでいきなりサビ(サビ直前のウーウーウーから)、サビの最後を歌いきるまで次の曲に被せないという違いがある。前回からの5年でさらに経年変化を経て、この時期は低音カスカス、高音伸び伸び傾向となっていた。1日目は低音が壊滅的で囁き歌唱の連発となってしまっていたが2日目は低音カスカスが改善されていた。といってもサビのみの今作では低音部分で抱えていた問題に引っかかるような部分は無く、調子が良かった高音の伸びが存分に発揮されている印象。力強い高音の伸びがかなり戻ってきていた事もあり、スタミナ現象(?)も復活した。当日会場で聞いていてスタミナって聞こえたぞ!スタミナ復活!スタミナウオオ!!ウオオスタミナ!!!と脳内で一瞬スタミナパレード状態になったのはここだけの話だ。リバイブスタミナ!

4th Live DVD/Blu-ray Aetandane
DEEN at 武道館 2014 LIVE JOY SPECIAL

2014年10月12日の日本武道館ライブの映像。Bass:宮野和也、Drums:HIDE、ストリングス隊4名も参加。「武道館Special Ballad Medley」の1曲として原曲キー下げでサビ+間奏ギターソロまで

Break18もカウントダウンライブ~1月開催でスルーだったが、武道館ライブが秋開催に移動したのでセットリスト入りしやすくなり、わずか1年という短いスパンで再度演奏された。不遇すぎた20周年を越えてここから演奏のスパンがやや短くなり、Warito Suguni Aerunjane期(?)に突入する。

「武道館Special Ballad Medley」の2曲目に演奏。1曲目として「このまま~」を演奏し始めたので「このまま~」がショートサイズ送り?と思ったらしれぇっとフルサイズ演奏し、そのまま間髪を入れずに今作はサビから突入(前年と同じ)、そのまま間奏ギターソロを演奏してから次の曲へと移行した。ギターソロが演奏されたのは1999年横浜アリーナ→Break15(未映像化のクリスマス前までの公演)以来だったのではないかと思う。映像化では横浜アリーナ以来であり、久々に見ることのできる貴重なギターソロである。Rare Aetandaneを文字通りに行く感動的なギターソロシーンである。

池森さんのボーカルは低音カスカス傾向が続いていた影響で、今作のサビでさえもクセ強歌唱が進行。”ひたむきな~”の辺りのちょっと低くなってくる部分になると途端にカスらないようなクセのある歌い方になっており、それでも部分的に少しカスっている。一方で高音の伸びはさらに良くなり、前回以上の力強さを発揮した事でスタミナ現象(?)は前回以上のスタミナ感で発動した。ゴースタミナ!

5th Live DVD/Blu-ray Aetandane
DEEN at 武道館 2016 LIVE JOY SPECIAL~Ballad Night~

2016年11月23日日本武道館ライブの映像。「武道館Speiclal Ballad Medley」の1曲として日本工学院専門学校ミュージックアーティスト科を従えてのキセキVersionを1コーラス。宮野和也、HIDEもコーラスで参加している。

2015年はBreak19が夏開催だったのでスルー、武道館ライブもバラードメドレーが無かったのでスルーとなったが、この2016年武道館はBallad Nightを銘打ち、さらに11月23日開催とここ3年よりさらに1ヶ月以上遅い開催となったため期待が高まる中、期待通りに演奏された…が、残念ながらこの千載一遇のチャンスでもフル演奏には至らずショートサイズとなったが日本工学院専門学校ミュージックアーティスト科の参加を生かしてまさかのキセキVersionである。Break10はキセキを引っ提げてのツアーだったがキセキVersionがアカペラだった事と1~2月の開催だった事も重なり『The Best キセキ』収録曲で唯一スルーの憂い目に遭っていた。そもそもアカペラなので通常バンド編成では披露できない事情もあった。

サビ以外の歌唱が映像化されるのはこれまた1999年横浜アリーナ以来。記録として見る事ができる映像としては久々に愛を運ぶ風に突然包まれる感じである。

キセキVersionという事で宮野和也やHIDEもコーラスとして参加。次の曲以降は普通にバンド演奏曲なので演奏メンバーは全員定位置で楽器を掲げたまま演奏せずにコーラスするというスタイル。冒頭で鈴の音でクリスマス感を醸し出してから日本工学院専門学校ミュージックアーティスト科によるコーラスをバックにしてアカペラで歌い上げていく。最後は“もうすぐに会えるんだね”をもう1回繰り返して締め。サビでシャンシャン鈴の音が鳴り出すので鈴の音を同期で流しているのかと思いきやよく見るとドラムのHIDE…ではなく何故かベースの宮野和也がシャンシャン振っているが見えてちょっと驚いた。鈴の音足してるのかーアカペラだけでいいのになーと思ったらよく見ると実際に振ってる&ドラムじゃなくてベースが振ってた!っていう。

Aメロ部分の聞き取りにくさはあるものの、Bメロ、サビと高音部分が増えていくほどに伸びも良くなっていく。しかし今回は曲調もあってかスタミナ現象は発動せずに普通に”涙はいらない”に聞こえる。ノースタミナ!

6th Live DVD/Blu-ray Aetandane
DEEN at BUDOKAN FOREVER~25th Anniversary~

2018年3月10日25周年日本武道館での映像。原曲キー復活。Bass:宮野和也、Drums:HIDE。宮野・HIDE・田川の最終演奏。1番サビ~間奏~2番全部(イントロと1番A,Bメロだけカット)という変則ハーフサイズ。

Break20は2~3月でスルー、47ツアーもスルーで迎えたため映像化同様に前回の2016年武道館以来となる。15周年、20周年同様に歴代シングル中心にメドレーで多く聞かせる仕様により今回も安定のメドレー入りを果たした。この25周年武道館ではいつもけっこうな時間を費やしているMCタイムをほぼ削除し、終盤のMC以外は公演時間のほぼ全てを演奏に費やすことでメドレーになった曲でもいつものメドレーよりちょっと長めに聞かせる部分が増えた。今作もその恩恵を受ける事となった。サビ始まり~ギターソロに突入したので20周年の時と同じかと思いきやまさかの2番を歌い出してそのまま最後まで演奏(厳密にはピアノの最後の締めの数音を飛ばして次の「夢の蕾」サビに切り替え)。プラチナの小さなリングをポケットの中に確かめてみた(2番が歌唱された映像)のはこれまた横浜アリーナ以来である。

復活した原曲キー歌唱はここ数年の不調気味が嘘のようなキレキレっぷり。とはいえ1999年当時と同じように高音を張り上げられるわけではなく、けっこう思い切って空気を吸って勢いで高音を出しに行っているのでその分だけ派手にスタミナ現象(?)も発動。もう完全に”な”の前に“ス”って言っちゃってるよ状態で厳密には“スターミダはいらない”(“タ”は”ナ”寄り)くらいに聞こえるのが空耳的に”スタミナはいらない”に聞こえてくるといった寸法。今回2番もあるのでスタミナ現象(?)豪華2連発。感動とスタミナ一杯の宮野・HIDE・田川の最終演奏であった。ビバスタミナ!フォーエバースタミナ!

7th Live DVD/Blu-ray Aetandane
NEWJOURNEY』初回盤AのみBlu-ray

2018年Break21の12月31日Zepp Tokyoでのカウントダウンライブの映像。原曲キーフルサイズ。バンドメンバーが一新されGuitar:侑音、Bass:石田純、Drums:矢野顕太郎となった。

「夢であるように」を1曲目に配置した以外は1st~14thシングルまでをリリース順に機械的に演奏したため、季節に関係なく選曲された。ここに来てついにというべきかまさかのというべきか原曲キーフルサイズ演奏が横浜アリーナ以来の実現。フルサイズの映像化自体も横浜アリーナ以来である(映像化されていないのではBreak15以来と思われるがそれでも8年)。

新バンドメンバーによる演奏はオリジナルを忠実に再現。がっつかず抑えたバラードの演奏に徹している分ライブ感は薄いが再現度は高い。ボーカルも原曲キーで声が出ているが、全体に渋みも強め。1999年とは当然だいぶ違っていて細かい歌い回しや発声もまるっきり変わっているのも確かでこの次の圧倒的完成度を思うとまだ安定は得られていなかったのかも。それでも最高音部分は2018年武道館よりも力まずに出しに行っているような印象。スタミナ現象(?)は2回とも発動しているが、2018年ほどのガッツリスタミナ感はなく、マイルドスタミナ感に留まった。ライトスタミナ!

8th Live DVD/Blu-ray Aetandane
DEEN The Live 2022~Hot mirror ball & Spur night~』DISC-2

2022年DEEN Premium Winter Live 2022~シュプール~の1月10日軽井沢大賀ホールでの映像。Guitar:侑音、Bass:二見真典、Drums:北村望、Saxphone:ヒロムーチョとベース交代、サックスを加えた編成。

ウィンターライブを銘打ったのは初だったが、開催は年明けの1月10日。『シュプール』収録曲&冬曲を選曲したため「恋人がサンタクロース」「Christmas time」「君だけのサンタクロース」「白い恋人達」「愛の鐘が世界に響きますように…」等クリスマス色の強い曲がクリスマスを11ヶ月後に控えた最もクリスマスが遠い時期にズラリと並ぶ時空のおかしな展開となった。

前回から4年ぶりの映像ではあるんだけど今回もフルサイズ。サックスが常駐していたものの正直全曲にサックスの演奏パートを用意するのはそれはそれで難しいものがありそうで、今作においてサックスはイントロとアウトロのシンセのフレーズをなぞるくらいしか目立った出番はなく曲中ほぼ佇んでいるのみ

またギターソロの音がやたら絞られているのが謎。サックスがギターソロを一緒になぞるんだったらこのくらいにギター絞るのも分かるんだけど…入ってこないし。リズム隊が2人とも前回と異なるが、原曲アレンジに忠実な演奏は今回も同様。そしてボーカルの安定感が格段に増していて、細かいズラし歌唱が消え去り、鬼門のAメロ、Bメロも滑らかな歌唱。1999年横浜アリーナに続く完成度にここに来て至ったというのが凄い。スタミナ現象(?)は1番ではナイススタミナ!といえる発動っぷりだが、2番は”ス”要素が何故かかなり薄れていて限りなく”ナ”寄り、”涙はいらない”寄りの弱スタミナ現象(?)になっている。ヘイスタミナ!

9th Live DVD/Blu-ray Aetandane
The Last Journey 47 ~扉~-tour documentary film-

2022年4度目にして最後と宣言した47都道府県ツアー8月8日千葉市美浜文化ホールメインホールの映像。メンバー2人+ギター侑音のみの3人編成だがベースドラムその他足りない音を全部同期で流すという生演奏よりオケの比重が完全に上回っているほぼカラオケ状態の原曲キー下げアレンジ

年齢的な理由もあって今回で最後を銘打ったこの47都道府県ツアーは『SINGLES+1』収録曲をアコースティックではなく、原曲アレンジで新規にベースドラム打ち込みトラックを用意して同期を流しながらキーボードとギターとボーカルを生演奏で重ねるスタイルとなった。夏の時期の開催だったため、過去絶対に選ばれることは無かった今作も機械的に選曲される機会に恵まれた。真夏のライブでの初演奏となった(今まで最も夏に近かったのは初武道館の2008年6月だと思う)。

侑音はアコースティックギターとエレキギターの持ち替えはせず終始エレキギター。同期で流れるリズム音がメインで鳴りだすのはサビ辺りからで、他の曲だともう少しポスポスパスパスした音色の方が多かったんだけど今作ではツカカッカッツカッツポッ♪みたいなツカツカポッポッしたかなり線の細いR&B系のビートみたいな打ち込みリズム音になっていてどうにもこうにも気になってしまう。

キーを下げた事でボーカルは前回以上にド安定。終始余裕のある歌唱となっているが、座り歌唱とキー下げで力まずに楽に最高音を出せるためなのか、今回は2回とも完全に”涙はいらない”になっており“ス”成分は全く混入されていない。完全に“ナ”である。ノースタミナ!

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