7th この街で君と暮らしたい

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1997年4月23日
前作と同じ初登場14位。前作の初動4.9万枚に対して今作は4.1万枚だったが2週目32位→3週目29位と浮上する推移も見せて1週多い6週ランクイン。2週目以降で初動差をひっくり返して前作の累計8.6万枚をわずかに上回る8.7万枚を記録した。

結果的にZAIN RECORDSでのシングルは今作が一旦最後となった。当初「大空へ」発売が告知されていたが中止、3rdアルバムの予定もベスト盤に変更となったため、前作と今作はオリジナルアルバムには収録されていない。また次回作までは1年1ヵ月のブランクが生じた。

この街で君と暮らしたい

作詞作曲:小松未歩、編曲:葉山たけし
テレビ朝日系『超次元タイムボンバー』エンディング。1996年~1997年にかけて約1年放送され、1クール交代の3代目。B’z「傷心」が初代(OP兼任でOPは全期)、ZYYG「LULLABY」が2代目、宇徳敬子「満ち潮の満月」が4代目とビーイングが枠を占拠していた。新人シンガー小松未歩による提供曲だが、デビュー1ヵ月前であり、今作が作家デビュー作となった。12月には小松未歩のセルフカバーも発表されている。以降1998年にかけてDEENやWANDSへも相次いで提供した。対して初期から関わっていた編曲の葉山たけしは今作がシングル最終参加となった。坂井泉水、織田哲郎、葉山たけしと1作ごとに退場していったぞ…。

1音1音がハッキリしているというか非常に覚えやすくてインパクトのあるメロディーラインで、特にサビのインパクトが抜群で1回で耳に残るような抜群のキャッチーさがある。小松未歩を一気に売り出そうとして来ていたのもうなずける。『SINGLES COLLECTION+4』で最初に聞いた時にいち早く印象に残ったのが今作と1曲目の新曲「もう1度」だった。さらに売上を落としてもおかしくないような状況だったのに(実際初動は低い)、そこからまくって前作をわずかでも上回る同等の売上に踏みとどまったのはそれだけ楽曲の良さで引っ張れたところもあったんじゃないかと思うし、割と人気も高い1曲だと思う。
★★★★☆
1stベスト『SINGLES COLLECTION+4
3rdベスト『Memorial BEST~Gift of Melodies~
4thベスト『complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio
5thベスト『BEST OF BEST 1000
販路限定ベスト『FIELD OF VIEW BEST HITS
6thベスト『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020

この街で君と暮らしたい
FIELD OF VIEW
2020/05/13 ¥255

C/W 桜咲くこの場所で

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:池田大介
速いアコギのストロークと歌でいきなり始まるアップナンバー。失恋ソングではあるのだが爽快さもあって春になると聞きたくなる1曲。アコースティックギターをここまで生かしたのも新しかったと思う。ライブでは1番はサポート(藤井理央)のピアノ伴奏によるバラードで歌い切って、2番で本来のアレンジに戻るというリアレンジで披露された事もあったようで『FINAL LIVE“Live Horizon-SUPERIOR 2002”~Gift of Memories~』に収録されている過去のライブ映像ダイジェスト内にてテンポアップするまでの部分が一部収録されている。2002年12月1日の解散ライブでは普通にバンド演奏だったけどギターがエレキのままだったのでちょっと感じが違ったのを記憶している。
★★★★☆
6thベスト『FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020

桜咲くこの場所で
FIELD OF VIEW
2020/05/13 ¥255

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