14th 君のために僕が盾になろう

君のために僕が盾になろう
06年9月20日
作詞:井手コウジ・引地洋輔、作曲:井手コウジ、編曲:光田健一
前作と同じ制作陣で挑んだ大人のコーラスグループRAG FAIR第2弾といった趣きの1曲。久々に加藤ボーカルをフューチャーしていてほぼリードボーカルは加藤が担当している。今作の方がテンポ感があるが、前作であまりに聞こえなさすぎたので目立つように改良したのか、今作では打ち込みリズムに混ざってボイスベース・ボイスパーカッションと思われる音が確かに一緒に鳴っているので一安心。あと歌詞はなんか思いが強すぎて盲目的ゆえに究極的に一方的なプロポーズソングという印象もある。
★★★☆☆
3rdアルバム『オクリモノ

君のために僕が盾になろう
RAG FAIR
2006/09/20 ¥250

13th 降りそうな幾億の星の夜

降りそうな幾億の星の夜
06年6月14日
作詞:井手コウジ・引地洋輔、作曲:井手コウジ、編曲:光田健一
七夕を意識したような和風バラード。ベスト盤を経て大幅に路線変更し、一昔前のR&B風の軽い打ち込みアレンジにメンバーのハーモニーを重ねるようなスタイルへと変貌した。いわばアカペラ+楽器というあくまでアカペラを中心に構成されていたアレンジが、今作を機に崩れ去り、普通のアレンジがあってそこにアカペラを加えるような主従逆転になった。それを象徴するように編曲からRAG FAIRの文字も消えた。これに伴い今まで不可侵だったリズム隊にまで堂々打ち込みを導入。今作以降はリズム隊の加納孝政と奥村政佳(おっくん)の存在感が一気に希薄になるが、今作では2人がいきなりどこにいるんですか状態。MVではなんか一応ベースとリズムをちゃんと声で刻んでいるっぽいんだけど、どの音が彼らの出している音なんだ…?聞こえるリズム隊の音はほとんど普通に打ち込みの音でボイスではないように聞こえるが…。

一方でそこまでして目指した本格的な大人のコーラスグループへの転身はそれなりに綺麗にキマっていて、今作からは最早大学サークル上がりの若いノリは感じられない。楽曲は素晴らしいハーモニーもとても綺麗…しかし、何か1番大事なRAG FAIRの特徴を剥いでしまったような…そんな気もしてしまい難しいところでもある。
★★★★☆
3rdアルバム『オクリモノ

降りそうな幾億の星の夜
RAG FAIR
2006/06/14 ¥250

12th Summer Smile

Summer Smile
05年7月13日
作詞作曲:引地洋輔、編曲:武部聡志&RAG FAIR
土屋以外のメンバー作曲が初めてA面採用された曲。アレンジャーも変えてちょっと懐かしのサマーソング風味というか、タイトルとRAG FAIRのイメージから想像される明るいサマーポップとは一線を画すちょいとセンチメンタルさが漂うサマーソングに仕上がった。前作が原点回帰なら、今作は進化してきたRAG FAIRと初期イメージの中間点に着地したような1曲にして一気に振り切る次回作以降からすると、初期からのアカペラグループとしてのRAG FAIRのほぼ最終到達点のようにもなった。ずっと抜けきれなかった大学サークルの延長、ハモネプマスター、TV発のグループみたいなノリも感じられるのは今作までだろうか。
★★★☆☆
ベスト『RAGッ STORY

Summer Smile
RAG FAIR
2005/07/13 ¥250

11th ハレルヤ

ハレルヤ
05年2月23日
作詞:グ ヨースン、作曲:土屋礼央、編曲:幾見雅博&RAG FAIR
久々のメンバー作曲(土屋作)の表題曲。そのままズバリみんなが思う初期イメージの明るいRAG FAIRに回帰したノリのいい曲。ちょっと落ち着いたシングルが続いていたので、久々にこれぞRAG FAIRなシングルになった。土屋メインボーカルではなく他のメンバーも含めて久々にみんなで歌っている感のある楽曲だし、大サビではベース加納のリードになってソロ歌唱パートが聞けたり、続けて荒井がリードを歌っていたりと、普段のシングルではあまり聞けないメインボーカルも少しだけ聞ける。ただなんか原点回帰するタイミングここじゃなかったよなっていう感じもあって、実際今作が初のトップ10落ちとなった(以降、チャート低レベル化に伴ってトップ10入り自体は断続的に継続するが売上は下げ止まらなかった)。変な振付も含めてPVもノリノリで楽しい事は楽しいんだけど、せっかく大人のグループに脱皮してきたタイミングでちょっと滑ったところはあったと思う。
★★★☆☆
ベスト『RAGッ STORY

ハレルヤ
RAG FAIR
2005/02/23 ¥250

10th 君でなければ

君でなければ
04年9月8日
作詞作曲:財津和夫、編曲:光田健一&RAG FAIR
アルバム同時発売の限定シングル。TULIP財津和夫の提供作だが、財津和夫のセルフカバーバージョンは1週間前の9月1日にセルフカバーアルバム『サボテンの花~grown up~』で先に発売されていた。ドラマ『ミステリー民俗学者八雲樹』主題歌だが、ドラマは秋クールだったので発売から1ヶ月以上経過してからドラマが開始された事になる。これならアルバム同時発売よりもむしろシングルカットの方がマシだった気がするが…。このドラマ途中からだったけど見ていたのでタイアップで初めて触れたRAG FAIRの楽曲になった。

ピアノ+アカペラによるバラードナンバー。サビだけ聞くと分からないが、実際は去ってしまった君への思いを歌ったけっこう切ない曲。印象的なバラード曲ではあるんだけど、前2作で新境地を切り開いてきた中で、なんだかオーソドックスすぎるバラードがアルバムリード的なシングルで良かったのかというところもある。それでも繰り返されるサビのメロディーは印象に残る。財津バージョンはかなり老け声のボーカルも相まってそんな大事な人が去ってしまって今後大丈夫なのかな…という熟年の哀愁が極まっている。RAG FAIRバージョン(土屋ボーカル)の方がしっくりくる。
★★★☆☆
2ndアルバム『CIRCLE』(Album Ver.)
ベスト『RAGッ STORY

君でなければ
RAG FAIR
2004/09/08 ¥250

9th HANA

HANA
04年6月30日
作詞:近藤金吾・引地洋輔、作曲:近藤金吾、編曲:光田健一&RAG FAIR
前作に続いて今度はこれまで以上にスケールの大きさを感じられる楽曲。Electric Piano+Acoustic Guitarと楽器を取り入れながらこれまでにないアカペラアンサンブル(?)が繰り広げられていて、9作目にしてまた新鮮さを感じられる1曲。メンバーみんなで車で海に遊びに行くというワイワイしたノリのPVが制作され、曲調のわりにテンションの高さが若干合っていない感じもするが、徐々に大人になっていってだんだんこういう無邪気なノリで遊ぶことをしなくなっていく…と考えれば(色々あって海に到着するのが夕暮れというのも含めて)、曲と合っているところもある…かも。この曲に関してはアルバム『CIRCLE』のラストを飾った「at the circle」の前哨戦のようでもあり、今作で試みたアプローチを完成させたアカペラグループとしての極みが「at the circle」という印象もある。
★★★★☆
2ndアルバム『CIRCLE
ベスト『RAGッ STORY

HANA
RAG FAIR
2004/06/30 ¥250

8th Old Fashioned Love Song

Old Fashioned Love Song
04年4月21日
作詞:グ スーヨン、作曲:オオゼキタク、編曲:幾見雅博&RAG FAIR
作曲したオオゼキタクの「ドリンクバー」の歌詞違い楽曲。カバーというより兄弟曲という扱いに近く、「ドリンクバー」は4ヵ月後の8月の本人のアルバムに収録されている。また今作のギターは押尾コータローが担当した。
この辺りからネクストステージへ向かおうとするかのように明るい大学サークルノリを抑えて、相応の大人っぽさ、スケールの大きさが表現されるようになっていく。これに伴いチラホラあったメンバー作の採用が減って作家の提供作品が増えていく事となった。アカペラ+Acoustic Guitar編成。今までだったらノリでごまかしていたような友情を越えていきたい思いを歌った直球の熱いラブソングだが、メロディーがとても強く、こうなってくると自作にこだわる必要も無くいい曲があれば作家作でもいいのかなとも改めて思う。名曲。
★★★★★
2ndアルバム『CIRCLE』(Album Ver.)
ベスト『RAGッ STORY

Old Fashioned Love Song
RAG FAIR
2004/04/21 ¥250

7th 白い天使が降りてくる

白い天使が降りてくる
03年11月12日
作詞:加納孝政、作曲:櫻井真一、編曲:幾見雅博&RAG FAIR
アカペラでウィンターソングという季節モノ楽曲。声だけでも割とウィンターソング感出せるんだなぁと感じられる1曲。歌詞は雪が降ってくる的な内容なので直接クリスマスを歌ってはいないが、コーラスで思いっきりクリスマスを連呼しているのでクリスマスソング、という事でいいのだろう。そんなに新鮮ではなく割とベタな感じではあるんだけど、アカペラである、という特殊さで1点突き抜けた印象。

季節が合わなかったためなのか、9月発売になったアルバム『CIRCLE』に未収録になり、ベスト盤で初収録となった。
★★★☆☆
ベスト『RAGッ STORY

白い天使が降りてくる
RAG FAIR
2003/11/12 ¥250

6th 七転び八起き

七転び八起き (初回限定盤) 七転び八起き
03年6月18日
作詞作曲:土屋礼央、編曲:幾見雅博&RAG FAIR
ブラスサウンドを導入した華やかな楽曲。さらにいつもよりも口でブンシャカ言っている感のあるラウドなボイパが炸裂してアカペラの中では激しめのアレンジになっている。様々な”七転び”エピソードにトホホとしながらも悲しみをポンポン跳ねさせて”八起き”していくという明るいノリの1曲。おふざけもけっこう入っているので土屋のチャラついたノリもいつもより3割増しくらいになっているが、七転びのエピソードは正直良く分からないし面白くもない…という滑り気味なものもある。というか個人的にお笑いに無関心なので”春一番だと思って声をかけたら猪木だった”というくだりがなんのことだかさっぱり分からなくて焦った(春一番というのは立春以降の吹く風でもキャンディーズでもなく、アントニオ猪木のモノマネをする芸人(2014年没))。久々に大恋愛して勇気を出して告白したら相手がいとこだったというのはさらに意味不明だ。気づかなかったのか、告白する相手を間違えていとこにしてしまったのかどっちなんだこれ。
メンバー的にはネタの宝庫でノリノリだったのか、C/Wにはメンバー全員が1パートずつ担当したメンバー編、本編没ネタ集のようなんな訳ねーだろ編とエピソードを変えた歌詞違いバージョンを2パターンも制作。しかしどれもネタ的にビミョーで、結局A面採用されたのがA面採用されただけの事はある力作エピソードだった…という事が何となく見えてしまう。曲はいいんだけど、七転びネタにもう少しキレがあればなぁ…。
★★★☆☆
C/W(メンバー編)
C/W(んな訳ねーだろ編)
2ndミニアルバム『PON
ベスト『RAGッ STORY

七転び八起き
RAG FAIR
2003/06/18 ¥250

七転び八起き 〜メンバー編〜
RAG FAIR
2003/06/18 ¥250

七転び八起き 〜んな訳ねーだろ編〜
RAG FAIR
2003/06/18 ¥250

5th 空がきれい

空がきれい
03年1月16日
作詞:土屋礼央、作曲:豊島吉宏、編曲:幾見雅博&RAG FAIR
アルバム1週前先行シングルで限定盤。アカペラ+ピアノで構成されたやや落ち着いたポップナンバー。いきなり始まる歌メロパートがAメロのように聞こえるが実際はサビに該当する…というくらい落ち着いているので地味といえば地味なんだけど、ノリノリな事ばかりやっていてもチャラついた素人イメージが加速するばかりだったのでいい感じのトーンダウンだったと思う。空がきれいなのはやはり夏よりも秋冬であり、晴れた日の冬の1曲、というか関東平野の冬は基本的に済んだ青空が大半なので冬の日常を切り取った曲っていうイメージが個人的にはある。
★★★★☆
1stアルバム『AIR
ベスト『RAGッ STORY

空がきれい
RAG FAIR
2003/01/16 ¥250