倉木麻衣 20周年シングル回顧4~2016-2019~

この時期になるとさすがに配信に移行することが増え、コナンでも配信送りに、コナンじゃないともうCDにはしないような状態となっていった。そんな中で久々にコナン映画主題歌を担当した2017年、「渡月橋~君 想ふ~」が久々の大ヒットとなった事で紅白復帰まで果たすなどイレギュラーな事態が巻き起こった。まさかの大当たりにより、これに引っ張られての活動も続いた。コナン続きなのを逆手にとって主題歌担当回数のギネス記録に認定され、それらを集めたベスト盤もリリースされた。

いくらヒットしたとはいえ「渡月橋~君 想ふ~」で次の年まで引っ張り続けるのは若干無理があったものの、そうこうしている間についに20周年を無事に迎える事となった。ビーイングの女性歌手で活動休止も外部移籍もせず、これといった病気公表も無く、毎年必ず1作は新作を出し続けて20周年を迎えたというのは初の快挙となった。線が細そうで何気にかなりの鉄人体質なのかもしれない。

2019.12新規執筆(最近の作品が多いので発売時の感想と変わってない部分多めのため一挙公開)

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倉木麻衣 20周年シングル回顧3~2008-2014~

元旦のアルバム『ONE LIFE』では当時のO社年末年始の合算集計の情勢を見誤ったためにまさかのトップ10落ちを記録するなど低迷を続けていたが、10周年に向けては、スタイリッシュな方向性を打ち出した新路線が好評でアルバム『touch Me!』は前作トップ10落ちから一転しての1位を獲得して人気復活をアピール(実際は売上はほとんど同じだったので週選びを見極めただけではあった)地上波TV出演解禁も相まって最終的に『touch Me!』は前作『ONE LIFE』をわずかに上回る初のオリジナルアルバム売上上昇となった(デビュー作が売れすぎたので基本出すたび下がり続けるのが宿命状態だった)。立て続けの10周年展開ではCM大量露出もあって存在感を示し、明確に売上を伸ばすことに成功、華々しい10周年を迎える事が出来た。

以降も路線を変更しながら活動を続け、西野カナによく提供していたGiorgio 13を迎えたりもしていた。15周年を迎える前には一時スランプにも陥ったようだが、復活を遂げポジティブな溢れんばかりの勢いで(「TRY AGAIN」→「Wake me up」→「無敵なハート」→「DYNAMITE」)突き進んだ。

またベストかよ感はあったものの、15周年ベストでは1stアルバムのジャケ写を再現する試みが行われ、ほとんど変わってない美貌に注目が集まった。また中期を削って初期と最近寄りの選曲にするといった工夫も見られた。

2019.11執筆(以前の過去曲回顧は「Beautiful」までのシングルだったので以降は完全新規)

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倉木麻衣 20周年シングル回顧2~2002-2008~

この時期になるとシングル売上は10万枚を下回るようになっていったので、もう知らない人は知らないという状態になってきていたんじゃないかと思う。一方で紅白歌合戦には03~05年に3年連続で出演した。この時期はTVに出ておらず、この3年間も”紅白でだけTVに出てくる人”だった。この3年間では「Stay by my side」「明日へ架ける橋」「Love, Day After Tomorrow」という選曲で、NHKタイアップだった「明日へ架ける橋」以外はその年の曲を歌う事は出来なかった。最初の2年は中継出演させてもらうなど大物扱いではあったが、正直人気が伴わなくなってきている感もあって、3年目はかなり厳しい感じがしていたが案の定3年連続で途切れた…。

05年にはセルフプロデュースへ移行。まもなく長戸大幸の長戸大幸名義でのプロデューサー復帰により、以降は連名となった。2007年にはGIZAから新たに設立したNORTHERN MUSICへ移籍するなど環境の変化もあった。NORTHERN MUSICへ移籍以降は外部作家の起用が増加した。

2019.10~11執筆、10周年時2009年に行った過去曲回顧の完全破棄リメイク

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倉木麻衣 20周年シングル回顧1~1999-2002~

98年末に突如出現した宇多田ヒカルの大ヒットから丸1年、99年末に宇多田ヒカルを彷彿とさせるまた新たな10代の女性シンガーが突如登場した。倉木麻衣の初期キャリアは宇多田ヒカル無くしてはありえないというくらい、宇多田ヒカルに印象を寄せたイメージ戦略が展開した。何だか良く分からないままに一大ブームとなって1stアルバムが350万枚を突破する空前の大ヒットとなったものの、その後シングルで50万枚を越えることは無く、アルバムも2ndはミリオン、3rdではミリオン割れとなった。90年代には1stがミリオン、Wミリオン級の空前の大ヒットになるも2nd以降で失速して落ち着いていくという売れ方も多かったが、そういう90年代的なメガヒットの最後の頃でもあったと思う。

基本的に代表曲とされていて広く知られているヒット曲は概ねここまでで出揃っている。当時はコナン歌手のイメージもそこまで強くは無かった。代表曲として挙げられる事の多い5,6曲の中でもコナンは「Secret of my heart」くらいである。愛内里菜、GARNET CROWら多数のレーベルメイトや新顔でコナンタイアップを回していたので倉木麻衣が飛びぬけて担当していたわけでもなかった。

2019.10執筆、10周年時2009年に行った過去曲回顧の完全破棄リメイク

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