09年11月25日
3度目の両A面シングル。両A面では初の1種発売だが、今作では初めてスリーブケースが付属し、表が「R.I.P.」、裏が「Merry Christmas」仕様になっている。
2年ぶりのシングルで08年はリリースが無く、09年は今作のみだった。
R.I.P.
アップテンポだがやや抑えた雰囲気で、BUMP OF CHICKENもだいぶ大人になって落ち着いてきたように感じた1曲。リスナーの拡大期も終わり、やや人気も落ち着いてきていた時期だったが、これまでに比べるとやはり少しもう1つ何か足りない感じはあった。サウンドもそうだが、がなり立てるような歌い方をせずに抑えめに歌い上げているのも落ち着いて聴こえる理由だろうか。それでも聞きこめばいい曲には違いなく、後からけっこうじわじわ来た。
『COSMONAUT』収録時は表記は無いが冒頭のサビ始まりの部分がカットされていてAメロから始まる。
★★★★☆
6thアルバム『COSMONAUT』(冒頭サビカット)
2ndベスト『BUMP OF CHICKEN Ⅱ[2005-2010]』
Merry Christmas
タイトル通りにメリーなクリスマスを歌ったクリスマスソング。しかしそこは君と過ごす幸せなクリスマスでもなければきっと君が来ない1人きりのクリスマスでもなく、主人公は1人なんだけど幸福さを感じているという1人にも優しい暖かなクリスマスソング。1コーラス自体は短いが何回も繰り返して構成されているので曲自体は割と長い。個人的には1番歌詞がしっくりくるクリスマスソング。
A面曲で初めてオリジナルアルバムにスルーされたが(季節モノだったせいか)、ベスト盤でアルバム初収録になった。
★★★★☆
2ndベスト『BUMP OF CHICKEN Ⅱ[2005-2010]』
シークレットトラック
new world サミット
3~8トラックまで5秒ずつの無音を経て9トラック目の9分8秒付近から聞くことができる。
アコースティックギターとシンプルなリズムをバックに世界中を巡っていくワールドワイドな楽曲。本編の楽曲の長尺化に完全に引っ張られており、この曲もやたら長く7分近くある。ボーカルはリレーしていくので藤原部分での無駄遣いっぷりが面白かったり、シュールさが面白いもののこの長さに耐えうるほどではないのでちょっとしんどい。
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