11年10月19日
通常盤とDVD付期間限定盤の2種発売。期間限定盤はスリーブケース仕様でCDの方にもボーナストラックが追加されている。またシークレットトラックも通常盤と期間限定盤で異なる。ゲームの大型タイアップ効果と複数商法もあって全盛期並の25万台まで売上を伸ばした2010年代最大のヒット作。
ゼロ
PlayStation Portable『ファイナルファンタジー零式』主題歌。やたらスケールの大きなラブソングといった感じで、ここのところ優しく歌い上げることが多かった藤原のボーカルがサビでがなり立てるようになっているなど熱度の高い曲。大作志向が続いてついていけないリスナーが出てきそうな感じではあるし、そこまで好きな曲ではないが引き込まれる力作ではあると思う。
★★★☆☆
7thアルバム『RAY』
C/W Smile
特にバージョン名が加えられたわけでもなく表記がそのままだが前作のバンドアレンジバージョン。歌詞自体は増えていないが間奏が長くなった…にしては度を越えた長尺化で4分少々だったオリジナルが2倍になってしまった超大作。歌自体はオリジナルとさほど変わらない長さで終わるんだけどその後のアウトロの演奏がとにかく長い。激しいパッションを感じる熱い演奏ではあるがそう何度も聞く気にはなれない。『RAY』でもこの曲だけ飛ばしてしまうことが多い。
★★★☆☆
7thアルバム『RAY』
期間限定盤のみC/W
ゼロ(”FINAL FANTASY零式”オープニングver.)
実際のゲームのOPのバージョンという事だが、ほぼアコースティックギターの弾き語りに近いスローバージョン。どんなゲームなのかも全く知らないので何とも言えないがこれだけ聞くと、こんな静かな感じでゲーム始まるの…?という気がしなくもない。
★★★☆☆
期間限定盤シークレットトラック
新鮮・お野菜王国の伝説のテーマ
4トラック目の10分7秒付近から聞くことができる。総収録時間が31分32秒なのは31歳と32歳だったからか?
シリアスなゲームタイアップ仕様のシングルでまたトンでもないギャグをぶちかましてきたな…と思わざるを得ないまさかの野菜ネタソング。エレキギターとクラップのみをバックにほとんどお経のようにまくし立てていく謎曲。ダジャレが炸裂しまくったりとかなりすさまじい仕上がりだが、野菜生活辺りのタイアップが来ても案外おかしくない…かもしれない。
通常盤シークレットトラック
恋の陰陽師
3トラック目の12分ちょうどから聞くことができる。こちらも総収録時間が31分32秒に合わせられている。
一昔前のアイドルソングみたいなアイドルポップナンバー。シリアスモードが続いていたのでかなりのガス抜きとしてこの場が機能していたのだろうか。
期間限定盤DVD
1.ゼロ”FINAL FANTASY零式” 特別編集ミュージックビデオ
こちらはオリジナルの「ゼロ」をバックにゲームのダイジェスト映像。ゲームというよりCGアニメーションといった感じの昨今のゲームクオリティには圧倒される(ファミコンとスーパーファミコンでゲームの現役を去った人のコメント)
2.ゼロ”FINAL FANTASY零式” オープニングver. ダイジェストミュージックビデオ
こちらはCDのボーナストラックのバージョンをバックにした同じようなダイジェスト映像。
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