12年1月18日
前作同様にDVD付スリーブケース仕様の期間限定盤と通常盤の2種発売。シークレットトラックも2種で異なる。これまでの2種発売と異なりジャケットデザインは同じものが使用されている。
グッドラック
映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』主題歌。「花の名」に続く同作のタイアップという事ですっかり山崎監督とズブズブな関係に気に入られていたようだ。サビらしいサビが存在しないままAメロとBメロだけで淡々と進行。これといった変化が無いままに長いので正直最初はナンダコレと思ったんだけど、何度か聞いているうちに不思議と引き込まれるようになっていった。相反する事柄によって逆の事に気づく視点が面白い。
★★★★☆
7thアルバム『RAY』
C/W ディアマン
デモがそのまま採用になったという弾き語りソング。言葉数多めに歌い上げていくがシンプルな割にこれまた6分半に達する大作。やはり明確にサビが無い感じでこの時期なんだかそういう時期だったのだろうか…。
★★★☆☆
アルバム未収録
期間限定盤のみC/W グッドラック~ストリングスVer.~
「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの音楽を手がける佐藤直紀がアレンジしたストリングスバージョンで歌もバンドも一切参加してない。これはサントラに入ってればいいやつなんじゃ…。
期間限定盤シークレットトラック
BURA-BURA BOY
4トラック目の12分27秒から聞くことができる。
アコースティックギターと手拍子のみの演奏で都内をブラブラする様子を描いた男性バージョン。隠しジャケットが地図になっている上に歌詞記載の透明シートと合わせて作中に登場する地名の位置が分かるようになっているという細かいこだわりも。
通常盤シークレットトラック
BURA-BURA GIRL
3トラック目は4秒の無音で、4トラック目の15分12秒から聞くことができる。
今回は連動した曲になっていてこちらは女性バージョン。曲はBOYよりもゆったりめな雰囲気だがアコースティックギター以外に簡易なリズムも入っているほかブラブラする地域も異なっている。
期間限定盤DVD
1.「Good Luck」(ショートムービー)
映画と同じ山崎貴が監督を担当した35分の青春映画。「ALWAYS」シリーズとは繋がりは無いが、吉岡秀隆や染谷将太の出演が共通している。メインの生徒役は染谷将太、山下リオ、前田公輝、尾高杏奈、森永悠希。当時は染谷将太よりも山下リオがこの中では1番有名だったんじゃないかと思う。
仲間を集めて文化祭用に映画を作るという内容の青春ストーリーがストレートに展開。ありがちなアートだったり雰囲気モノではない万人が分かりやすく青春ストーリーだと思える好感触な内容だ。楽曲は終盤付近でBGMとして使用されるがなかなか格別なものがある。
2.「グッドラック」MV
ショートムービーのダイジェスト+舞台となっていた高校の屋上でメンバーが演奏しているカットで構成。屋上では様々な生徒たちが行きかうが演奏しているメンバーは違う時空だか次元にいるような存在で生徒たちはその存在に気づかないという設定。ショートムービーと連動した演出もあってなかなか面白い。
コメント