07年11月14日
08年11月26日(再発)
09年12月9日(再発)
10年11月24日(再発)
初回盤、通常盤共にクリスマスまでの期間限定生産で発売されたクリスマスシングル。初回盤の品番をKSCL1224~1225に合わせるなど徹底している。
初回盤はギフトBOX仕様、2曲のMVと「Opening Movie of the Show」を収録したDVD付。DVD付は「Link」以来だったがDVDがラルクリスナー向けの内容としては実質今作が初となった。
以降かつてのGacktの「12月のLove Song」のように2010年まで毎年パッケージと特典を変えて再発され続けた。08→09年の間は新作リリースが無かったので結果的に2作連続「Hurry Xmas」という珍事にもなっている。08~10年盤は全てDVD付のみの発売でCDのみ通常盤の発売は無く、CDの内容は5種全て同じ。
08年盤はパッケージと封入特典を変更したのみ。
09年盤はDVDの内容が2曲のライブ映像に変更になった。
10年盤は09年盤のパッケージと封入特典を変更したのみ。
CDの内容は同じなので曲だけコンプならどれか1種、映像もコンプしたい場合は、07年DVD付盤or08年盤と09年盤or10年盤の2種を買えば揃う。
ソニーの公式サイトの煽り文句では
08年盤は「もはやクリスマスの定番ソング!今年だけのバージョンで再発決定!」
09年盤、10年盤は「もはやクリスマスの定番ソング!今年もニューバージョンでお届け!」
と、定番ソングとなっていることを早くからアピールしていたものの10年盤が19位に沈んで毎年のトップ10ヒットが途切れたためなのか、11年以降はピタリと途絶えた。現在並居るド定番クリスマスナンバーにどこまで仲間入りできているかは不明なところもある。
09年盤の発売前後の時期にtetsuがtetsuyaに改名し、TETSU P’UNKはT.E.Z P’UNKに改名された。09年盤では間に合っていなかったが、これに伴い10年盤ではtetsuの関連クレジット表記やカラオケバージョンの表記が変更されている。
Hurry Xmas
作詞作曲:hyde、編曲:L’Arc~en~Ciel,岡野ハジメ&久米大作
これでもかというくらいクリスマス全開なハッピークリスマスポップチューン。ジャズを下敷きにしているがストリングスやブラスを惜しげも無くふんだんに盛り込んだサウンドはゴージャスでポップ。前2作は友人に表題曲だけ借りて聞いていたので、リアルタイムでシングルをレンタルしてきたのは「Spirit dreams inside-another dream-」以来となり、当サイト開設以来初めてシングル感想コーナーで感想を書いたラルクのシングルという事になる。徹底的に狙って作ったようで、ラルクのイメージとはあまりにかけ離れている気がしなくも無いが、今作を聞いた時点でラルクの絶対的イメージもそんなに無かったので普通に新たなクリスマススタンダードが生まれた!いい曲だ!と思っていた。さすがにクリスマスすぎるので通年聞くような曲では無いが、11月も終わりが迫ってくる頃になってくると毎年1回は必ず聞きたくなる。
今回ラルク全シングル回顧に挑むにあたり、まさかのGWにクリスマスソングを聞くという季節外れ甚だしい事態となった。また多くの読者がGW最終日という、クリスマスや年末を楽しみにするには遠すぎ、そもそもここから夏休みまでも遠いと考え始めると絶望的なGW終焉の憂鬱の中これが更新されるというKYっぷりになってしまった。1stから順番なので仕方ない。というか「夏の憂鬱」こそ夏が入っているが「winter fall」「snow drop」「Hurry Xmas」「BLESS」と思いっきり冬なシングルがこんなにある上、終盤の39~41stシングルなんかも全部12月発売なので、11月くらいにラルクのシングル回顧やった方が良かったんじゃないのかと気づいても後のカーニバルである。
★★★★☆
11thアルバム『KISS』
C/W I Wish 2007
作詞:hyde、作曲:tetsu、編曲:TETSU P’UNK
4thアルバム『True』収録曲のカバー。いつもはあまり表題曲との関連性が見られない選曲になっているが、今作はクリスマスという事で過去のクリスマス(っぽい雰囲気だった)ソングをしっかりチョイス。静かに始まるが途中から爆音ロックになり、P’UNKらしさもしっかり健在。P’UNK~EN~CIELの場合、改めて曲の良さというよりはその爆音変貌っぷりに印象が行きがちだけど、この曲に関してはハイテンポな勢いの中でもメロディーの良さも改めて感じられる。
またPVが作られた唯一のP’UNK~EN~CIEL楽曲となっている。
★★★★☆
12thアルバム『BUTTERFLY』初回特典CD『P’UNK IS NOT DEAD』
C/W Hurry Xmas-Silent Night version-
別アレンジによるインストバージョン。華やかさは健在ながらインストゆえに歌モノよりは落ち着いた仕上がり。今作に関してはアレンジ表記も無く、誰が演奏しているのかも不明。
★★★★☆
アルバム未収録
コメント