24th 自由への招待

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自由への招待
04年6月2日
アルバム『SMILE』から2ヶ月で早くもリリースされた新作。CCCD三部作(?)のラストでもあり、次回作までの間にCCCDを積極推進してきたエイベックス内紛に端を発する方針転換を経て弾力化を発表、ソニーレーベルはエイベックス以上に完全撤退を宣言しあっさりレーベルゲートCD2が完全消滅となった。これを受けてここまでの3シングル+『SMILE』は05年にCDで再発されている。共通して600番台だった品番が900番台に改訂されている。

今作からC/Wの場は基本的にパートチェンジバンドP’UNK~EN~CIELによる過去のラルク作品のカバーとなった。メンバーはTETSU P’UNK(Vocal,Guitar)、HYDE P’UNK(Guitar,Chorus)、YUKI P’UNK(Bass,Chorus)、KEN P’UNK(Drums)となっていて、D’Ark~en~Ciel(当時音源はお蔵入りしたまま)の時と担当楽器は同じで、ベースがsakuraからそのままyukihiroにスライドした形。

これまで表題曲でもカラオケはあったりなかったり安定していなかったが、今作ではP’UNK~EN~CIELにもカラオケが用意された。通常歌入りの楽曲→カラオケという構成を取るのがシングルの一般的な収録構成だが、2曲目が表題曲のhydeless version、4曲目がC/WのTETSU P’UNKless versionとなっている。

またP’UNK~EN~CIELの楽曲は全て2012年のアルバム『BUTTERFLY』初回盤に付属するCD『P’UNK IS NOT DEAD』でまとめられ、これを持って活動を終了している。

自由への招待

作詞:hyde、作曲:tetsu、編曲:L’Arc~en~Ciel&岡野ハジメ
青空が見えるような爽快なギターサウンドといい、文字通り自由に招待されるようなラルク史上でもなかなか例を見なかったような爽やか極まるポップロックチューン。ラルクってこんなバンドだっけ?というのはアルバム『SMILE』のストレートさでも感じていたが、ここまで20代の若手バンドみたいに突き抜けるとは。あまりに爽やかすぎて突き抜けてしまうのと、アルバム収録が1回ポッキリなので現在ではやや存在感が薄いのも否めないが、しかしこういうシンプルさもありだと思える。
★★★★☆
10thアルバム『AWAKE

C/W milky way

作詞作曲:tetsu、編曲:P’UNK~EN~CIEL&岡野ハジメ
5thアルバム『HEART』収録曲のカバー。作詞もtetsuだったので、自分の曲を自分で歌うという形になったが、元から当時の楽曲の中では爽やかだったのがtetsuのボーカルになるとさらに爽やかに。パンクでラウドなバンドサウンドはラルクよりも激しめだが、後のやりたい放題の激重バンドサウンドに比べると今作は圧倒的に聞きやすい。
楽曲名+発売年、というパターンがまだ始まっていなかったためか今作のみP’UNK~EN~CIELの楽曲で年号が入っていなかったが、『P’UNK IS NOT DEAD』では「milky way 2004」というタイトルに変更されている。
★★★★☆
12thアルバム『BUTTERFLY』初回特典CD『P’UNK IS NOT DEAD

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