16年12月21日
1年ぶりのシングル。ほぼ前作と同様の完全生産限定盤、初回盤、通常盤の3種発売。
完全生産限定盤は正確にはBIOHAZAD(R)×L’Arc~en~Ciel盤とされ、タイアップ先ゲームとのコラボ仕様。CDにはゲーム『バイオハザード』シリーズの名シーンから開発チームによって厳選された名セリフを発するメンバーヴォイスを収録した各メンバー1人1トラック合計4トラックの「Member’s Voice」が追加収録されている。Blu-rayにはMVのほかゲーム関連の映像を収録。今回もLPサイズだが前2作を上回る恐怖の4968円というちょっと安いライブDVD並の価格設定となった。
初回盤はMV収録のBlu-ray付。MV以外に収録されておらず、前作よりボリュームダウンしているが価格はそのまま2100円。通常盤はCDのみだが100円値上げの1400円。通常盤の価格が上がったのはC/WにEnglish versionが入ったからで、初回盤が変わらないのは映像の内容は減ったけど、CDにはEnglish versionが入って差し引きゼロということだったのだろうか…。
いずれにせよ長いブランクからのファン向け高額アイテム年1リリースという新作の発売形態によりさすがにファン離れは避けられない状態となった。翌2017年は新作がリリースされず、4月に東京ドームで結成25周年ライブを行ったのみ。その後は事務所との契約問題でメンバーが分裂して活動停止状態にあると週刊誌に報じられた。2018年3月には結成25周年ライブのライブアルバム、5月にはその映像作品がリリースされた。
Don’t be Afraid
作詞:hyde、作曲:tetsuya、編曲:L’Arc~en~Ciel&陶山隼、Produced by L’Arc~en~Ciel&岡野ハジメ
映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』の日本語吹替版主題歌。共同アレンジャーは陶山隼だが共同プロデューサーは岡野ハジメになっており、何らかの形で関わっている模様。ゾンビーアフレイド(ゾンビ怖い)というダジャレの意味が込められているなんていうコメントも出ていてお茶目な一面もあるが、ややホラーテイストも漂う硬派なバンドサウンドが展開。「EVERLASTING」も「Wings Flap」もあまりバンドっぽくなかったので、ここのところほとんど新曲が聞けない中で久々にバンドっぽい曲が聞けたというのは大きいか。
★★★☆☆
アルバム未収録
C/W Cradle-L’Acoustic version-
作詞:hyde、作曲:yukihiro、編曲:牛尾憲輔(agraph)&yukihiro、Keyboards&Programming:牛尾憲輔(agraph)&yukihiro、Produced by 牛尾憲輔(agraph) & yukihiro
6thアルバム『ark』収録曲のリメイク。アコースティックというよりアンビエントな雰囲気のリアレンジ、リミックスに近いような雰囲気。編曲、Keyboards&Programming、プロデュース全てが牛尾憲輔とyukihiro名義になっており、ほとんどメンバー関わってないんじゃないかという気がしなくもないが…。
★★★☆☆
アルバム未収録
C/W Don’t be Afraid-English version-
hydeless version2曲を挟んで5曲目に収録されている英語詞バージョン。およそ1ヵ月前の11月25日に先行配信されていた。さわやかな曲だと英語バージョンはあまりしっくりこないが、「X X X」、「CHASE」に続いてポップな曲ではないので英語詞バージョンもカッコいい。
★★★☆☆
アルバム未収録
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