9th DIVE TO BLUE

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DIVE TO BLUE DIVE TO BLUE
98年3月25日
前作から2ヶ月、間にアルバム『HEART』を挟んで1ヶ月でのスピードリリース。前作に続いて1位を獲得し、2週連続1位となった。最終的には前作を1万弱上回る売上を記録したが、当時(100位集計)、06年再発時(300位集計)含めて35週ランクインは自身最長のランクイン週数となっている。

DIVE TO BLUE

作詞:hyde、作曲:tetsu、編曲:L’Arc~en~Ciel,岡野ハジメ
タイトルやジャケット、PVなどから飛び降りているイメージが非常に強く、飛び降り自殺をイメージしたのではないかと言われがちな楽曲。特にジャケ写のダイブしている外国人は表情が転落の瞬間を捉えたような決死過ぎるもので(まさに「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」っていう顔)、裏ジャケに至っては完全に事後(落ちた後)(道路に目を開いたまま横たわっている)である。これは転落死のイメージを助長させたところがあると思う。随所に深読み可能なフレーズもあるため、”新しい世界へ羽ばたこう”って要するにここじゃない世界=死後の世界へ羽ばたこうということ?という解釈をされてしまっても不思議ではないというか…。

ただストレートに捉えるのであれば飛び降り自殺的なものではなく、自由に羽ばたいていこうというイメージの前向きさと爽快さが前面に出たポジティブな楽曲だ。98年のラルクの中でも屈指のさわやかさ。前作と今作はヒット曲を狙いに狙っていった非常に外に向けた楽曲だと思う。

3ヶ月連続でのシングル、アルバム、シングルのリリースは中学1年生当時あまりにも早すぎでついていけず、アルバム『HEART』に至ってはいつの間にか出ていていつの間にか更なる新作の積み重ねで結構前に出た作品…みたいな旧作認識に変わっていた。

あと、05年にユンナが発表した「マイ☆ラバ」のサビのメロディーがちょっと変えた「DIVE TO BLUE」で噴出した。元はアルバムの1曲だったが、何を間違えたのかよりによってそれをシングルカットしてしまった上にレコード会社は同じソニー系列だったもんだから、一体ユンナ関係者は何を考えていたのか。パクリでも話題になるなら構わないという前衛的な姿勢だったのだろうか。全く話題にならなかったけど。
★★★★☆
6thアルバム『ark
1stベスト『Clicked Singles Best 13
3rdベスト『The Best of L’Arc-en-Ciel 1998-2000
5thベスト『QUADRINITY~MEMBER’S BEST SELECTIONS~

C/W Peeping Tom

作詞作曲:hyde、編曲:L’Arc~en~Ciel,岡野ハジメ
ほとんど打ち込みみたいな軽めのドラムに動くベース、チャカチャカしたギターによるこざっぱりした楽曲。鳴り続けるアコーディオンの音色が独特の雰囲気を醸し出している。再始動以降、C/Wは実験場のようになりつつあったが、とりあえずhyde、tetsu、kenが新曲を書くC/Wは今作で終了した。
★★★☆☆
4thベスト『The Best of L’Arc-en-Ciel C/W

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