10th HONEY

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HONEY HONEY
98年7月8日
シングル3作同時発売の1作。C/W無し、カラオケ無しの完全1曲入り。1曲入り8センチシングルは500円や525円(税抜き500円に当時の消費税5%)という価格設定をするレコード会社が大半だったが、ソニー系列では1曲入りでも816円(税抜き777円)など高めに設定する会社であった。今作の場合は3枚も同時発売とカラオケすら無しというのを考慮して抑えたのか税込みで610円とか611円とかに設定していた記憶がある。

3作の中で今作が最もヒットし、また初のミリオンヒット、最大ヒット作となった。この作品でデコ大ノミネート(優秀作品賞)、紅白初出場も果たしている。

B’z『HOME』と同時発売でB’zが1万枚程度の僅差で1位を獲得。初登場は2~4位に並んだが2週目で今作が1位に浮上した。他機関のプラネットチャートでは「HONEY」との接戦どころかB’zが3作全てに及ばずに4位だったため、当時のチャートファンの間ではO社マジック(O社限定でギリギリの状況で記録が達成される事)の1つとして語られる事もあった。

HONEY

作詞作曲:hyde、編曲:L’Arc~en~Ciel+岡野ハジメ
3分台で駆け抜けるストレートなギターロックナンバー。ツンツンヘアーのhydeがギターを弾きながら歌っている映像が特に印象深く残っている。バンドの勢いをそのまま出すというよりはサウンドを作りこんでいく印象の強いラルクがここまでストレートにロックバンドしてますみたいな勢いの楽曲を出してきたのは少々意外性もあった。3作の中では最もストレートかつ分かりやすい曲ではあるが、最大ヒットにまでなったのはやはり話題性の大きさゆえだろうか。ラルク=この曲というほどラルクのイメージを形成している楽曲というわけではないようにも思う。とはいえなんだかんだTVで代表曲として取り上げられがちなのはやはりこの曲になるのだろうか。

3枚同時発売というアイデア自体も4月に2枚同時発売をやったGLAYを意識しているっぽかったが、GLAYが2枚同時発売の1作「誘惑」のPVで演奏しながらぐるぐる回る演出で、今作のPVも演奏しながらぐるぐる回るやつだったので思いっきり意識してやってんだろうな…というのはもうけっこう周囲でも共通認識としてあったことも記憶している。
★★★★☆
7thアルバム『ray
1stベスト『Clicked Singles Best 13
3rdベスト『The Best of L’Arc-en-Ciel 1998-2000
5thベスト『QUADRINITY~MEMBER’S BEST SELECTIONS~
7thベスト『TWENITY 1997-1999
海外限定ベスト『WORLD’S BEST SELECTION

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