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勝訴ストリップ /椎名林檎

2ndアルバム。絶頂期のシングル『本能』『ギブス』『罪と罰』を収録。230万枚の大ヒットとなったが、内容は恐ろしく濃厚。サウンドもかなり暴力的だがとにかく世界観が濃い。耳に残るメロディーは確かにいいとは思ったがこんな濃いのが200万枚も売れたというのはかなり凄い。これ以降はさらについていけない世界へ深化していくのでさすがに売上も激減していったがヒット路線と濃い世界観がギリギリのバランスで成り立っていた時期の最後の作品なのかな。
★★★☆☆

うず /Sugar Soul

2ndアルバム。実はシングルではヒットしてなかったが1stアルバムも10位を記録して10万枚売っていた。92.3万枚の大ヒットとなったDragon Ashのkjとのコラボ『Garden』と、続いて10位15万枚のヒットを記録したZEEBRAとのコラボ『Siva 1999』を収録。初登場3位で30万枚のヒットとなった今作だが、これ以降確かに目立つヒットは無く(それでもシングルでもベスト20程度のヒットは出せた)、何故かリミックスアルバム2連発やライブ盤(これも12位を記録している)などオリジナルが出ないままにベスト盤になってしまい現在は既に活動していない。地道に人気つかんでいたところでドカンと派手に売れたせいで逆に続かなくなってしまったタイプか。『Garden』はロングヒットしていたのでよく知っていたが、この歌手自体は全く知らなかったのでどんなもんなのかな?と思っていたのだが、簡単に言うならばR&B全開。当時のMISIAや宇多田よりもポップ性が薄くて本場のアメリカっぽい風格(本場知らないのであくまでイメージだけど)が漂う。正直この手の曲調はポップ性が薄れてしまうともう良さが分からないのでイマイチだったのだが、歌唱力といいトラックメイキングといい気合が入っているのは確かでR&Bが好きならばかなりの良作なのではないだろうか。
★★☆☆☆

ALL SINGLES BEST /スガシカオ

初の2枚組ベスト盤。最新シングルから1stシングルまでリリースとは逆に過去にさかのぼっていく構成。新曲やシングルではないがSMAPに歌詞提供した「夜空ノムコウ」のセルフカバーなども収録されている。いくつかのヒット曲(特に「アシンメトリー」前後)は知っていたものの、そこそこ上位に来ていたはずのシングル曲が並んでいてもけっこう知らない曲は多かった。しかしマニアックなポップという予想はほぼその通り。全編アコースティックと打ち込みリズムの独特のポップスが展開している。この独特な音楽に単純にハマるかハマらないかだと思う。そういう意味では非常に好みが分かれるタイプであり、シングルだけ並べた段階でも万人ウケするタイプではないかな。
★★★☆☆

CHAMBERS /Steady&Co.

Dragon AshのkjとDJ BOTS、RIP SLYMEのILMARLI、スケボーキングのSHIGEOの4人で結成された01年限定のスペシャルユニット。シングル2枚と今作をリリース。HIP HOPが伸びていた時期だけに『Stay Gold』『春夏秋冬』のシングル2曲はトップ10ヒットを飛ばしていたし、楽曲自体も耳に残っていた。今聞いてもこの2曲はいいし、高校2年の修学旅行で「耳から離れねぇ!!」と叫びながら「か〜みあっぷ!春夏秋冬!」とサビを連呼しまくっていた同級生の姿も印象に残っている。アルバムとしてはそこまでキャッチーな曲はなく、普通にラップのアルバムといった感じ。やはりDragon Ashが主導権を持っていたので当時の彼らの空気に近いのかな。ハードな方向にまでは行ってないので比較的聞きやすい。
★★★☆☆

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