銀色の夢~All over the world~/DEEN

長野オリンピック開催20周年記念、想い出のテーマ曲シリーズ第6弾(最終)。

97年中学1年生の夏休みだったか(冬休みだったかも)に自由課題みたいな宿題があった。この時に間もなく開催される長野オリンピックに向けて準備をする人々の特集記事みたいなのが連載されていたのでこれらの記事を集めたものをスクラップして提出した。

この記事の中でボランティアの公式サポートソングとしてDEENが「銀色の夢~All over the world~」を制作してお披露目したという記事があった。DEENの事は『ドラゴンボールGT』の「ひとりじゃない」で認知し、当時は「君がいない夏」、年末には「夢であるように」がロングヒットしていた(「このまま~」や「瞳そらさないで」もDEENだとはまだ正確に把握してない)という程度の認識だったし、記事なので曲自体はその時は聞くことは無かった。

そしてオリンピック終了後の3月、DEEN初のベスト盤『SINGLES+1』がリリースされ、しばらくしてからこのアルバムを借りてきたら「このまま~」や「瞳そらさないで」もDEENだった事に驚き、そして最後に「+1」としてあの時記事で見た「銀色の夢~All over the world~」が収録されていて驚いた。




銀色の夢~All over the world~

SINGLES+1
作詞:池森秀一、作曲:山根公路、編曲:池田大介
長野オリンピックボランティア公式サポートソング。ボランティアの応援ソングなので、ぶっちゃけ基本的に曲がかかるタイミングがほぼ皆無で一般知名度は当時もあまりなかったと思う。ベスト盤自体は1位を獲得して80万近いヒットだったので聞いた人は多いだろうけど。ボランティアの皆さんに配布という形が取られたんじゃないかと思われ、実際にボランティアとして関わった人や近い人たちしかボランティア公式サポートソングとしてこの曲を聞いていないかもしれない。

ボランティアというよりも青年世代への応援歌といった内容の曲で、日々に流されていつしか夢も忘れていた主人公が「君」と出会ったことでもう1度挑んでいく決意を歌っている。なんだか全開で恋心している近年のアンチエイジング路線よりもさわやかで精神的にもたくましい気がオリンピック関連曲というのはたぶん念頭にあったと思われ、それゆえ雪をイメージして「銀色の夢」という事だったんだと思う。オリンピックとしてはやはり金・銀・銅なんだけど「金色の夢」だとなんか日本語では恐ろしくダサくなるし微妙だ。

この曲、ボランティアには海外の人も多かったので英語バージョンも制作されている。当時レコーディングもされて配布され、当時のライブ終演後のBGMとしても使用されていたが公式に発売はされず、一般入手は不可能だった。2013年にアルバムBOX『PERFECT ALBUMS+1』の「PREMIUM DISC」に収録されようやく入手可能となっている。

で、この英語バージョンではタイトルは「銀色の夢~All over the world~」のままだがしれっとサビの該当部分が「Golden dream」と改変されている。これはやはり各方面に配慮したのだろうか。やっぱ普通に何で銀メダル?と思ってしまうし、いちいち英語で説明するのもしんどいし、何より英語だとSilver dreamよりGolden dreamの方がハマりもいい気がするし…。

サウンド面ではアコースティックギターを生かしたアレンジが特徴的。ベストアルバムの新曲というとオマケ感も出てくるが、14曲のシングルを聞いた後でもそれに続くシングル曲として遜色ない1曲だと思う。DEENのベスト盤に収録される新曲にハズレ無しというのは現在まで続いているが、その始まりの1曲でもある。後年は下手したら前後のシングルより名曲じゃないかという状態にまで

ライブでは池森さんが普段持たないアコースティックギターを抱えて演奏する姿も見られ、この映像が簡易的なPV映像として使用されている(ただし、後年になって珍しくライブで披露した際はギター持ってなかった)。当時のDEENは音源においてベースは打ち込みで制作していたが、このベストアルバムと同年のアルバム『The DAY』にかけてはギターの田川伸治にBass表記がくっついていたので、1曲ごとのクレジットが無く詳細は不明だが今作ではベースも田川伸治が弾いている可能性が高い。
★★★★☆

銀色の夢 – All Over the World
DEEN
1998/03/18 ¥255

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