26th New World

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New World
05年4月6日
前作から3ヵ月ぶり。hydeが作詞していない初のA面にして、初のyukihiroによるA面曲という26枚目にして”初めて”が発生したシングル。

New World

作詞:yukihiro、作曲:yukihiro・hyde、編曲:L’Arc~en~Ciel&岡野ハジメ
復活以降続いていた爽快前向きなアップテンポロックナンバーだが、クレジットを見て驚愕。yukihiroである。加入後間もなくC/Wを占拠して延々とマニアックな趣味の世界のリミックスを展開し続け、たまに書くオリジナル曲もどう考えてもA面にはなりえない楽曲で、メンバー3人がヒット曲を出している中で1人だけ異次元の楽曲制作を行い良く言えばバンドに幅をもたらし、悪く言えば1人だけヒット曲を書こうという意識を全く持ったことが無いメンバー。作家としてのyukihiroにはそんな印象があったので、まさかここに来て急にこんなザ・シングル曲みたいな曲を書いてくるなんて…というか書けたのか、っていう。

実際には最も爽快に突き抜けるサビ部分はhydeによるものらしく、サビだけ何だかやたらと突き抜け具合が凄いのは共作ゆえっぽいけど、それにしたってサビ以外の部分も今までに比べると明らかに普通の曲だ。今まで普通じゃない曲ばかり書いていたので普通なだけでも驚きだ。もちろんブレイクビーツを導入したりと、らしさも発揮しているんだけどここまで外向けの曲を書いたのは大きな出来事だったと思う。

前後のシングル曲の中でもかなり強く突き抜けた1曲だと思うけど、2011年の東日本大震災後にはこの曲の持つ前向きな力が非常に頼もしく響いて聴こえた。
★★★★☆
10thアルバム『AWAKE
8thベスト『TWENITY 2000-2010
海外限定ベスト『WORLD’S BEST SELECTION

C/W 花葬 平成十七年

作詞:hyde、作曲:ken、編曲:P’UNK~EN~CIEL&岡野ハジメ
11thシングルのカバー。漢字タイトルに合わせてか今作では西暦ではなく元号で数字も漢字表記されている。冒頭イントロ部分に原曲通りのイントロがわずかに聞こえるが直後に爆音バンドサウンドとかなり加工されたサビ(この部分はyukihiroの声を加工している模様)が始まり、以降はドコドコズンズンとヘビーなサウンドが響き渡る。この曲、高音&ファルセット連発のサビ部分とかhydeだからこそ歌える曲だと思っていたけど、TETSU P’UNKもけっこう普通に歌いこなしていて本職ボーカリストじゃないのに地味に凄い。
★★★☆☆
12thアルバム『BUTTERFLY』初回特典CD『P’UNK IS NOT DEAD

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