32nd Beautiful

Beautiful(初回限定盤)(DVD付) Beautiful
09年6月10日
作曲:Song Yang Ha、編曲:池田大介
編曲:Song Yang Ha(comfortable ver.)

KOSEの「サロンスタイル」CMソング。発売直後にMステ出演できっちりプロモーションも行いO社デイリーチャートでは1位を獲得、敵がいない週で2位につけていたGIRL NEXT DOOR「Infinity」との差も堅実に広げていたので初登場1位が確実視されたが、集計最終日に突如初日を越えるような指数を記録するといういわゆる疑惑のチャートアクションの末にGIRL NEXT DOOR「Infinity」が1発逆転をぶちかましてくれちゃったため、今作は2位となった。ただしこれでなかなか狙ってできるものではない2位獲得数を12作へと伸ばした。

「幸せ満タン、入りまーす。」というのほほんとしたキャッチコピーがついた幸せ感溢れるスローバラード。CMソングじゃなくても化粧品のCMタイアップっぽい美しさを感じられる1曲。“艶めくとき So beautiful”というサビのフレーズなんかまさにそのままヘアケア用品タイアップ仕様だが、倉木麻衣本人もSo beautifulな雰囲気を漂わせていたので、もうホントSo beautifulって感じ(急にアホっぽい表現)。

comfortable ver.は実際にCMで使われていたのはこっちのバージョンだったという話もあるが(未確認、記憶にない)、作曲者のSong Yang Haがそのまま編曲まで担当しているので、最初に提出されていたのがこっちのバージョンだった可能性は高そうだ。多少アレンジが異なろうとイメージはそんなに変わっておらず、もうホントSo beautifulって感じ(コピペしてまでアホっぽい表現)。
★★★☆☆
2ndベスト『ALL MY BEST
9thアルバム『FUTURE KISS』(comfortable ver.)

Beautiful
倉木麻衣
2009/06/10 ¥250

Beautiful ~comfortable ver.~
倉木麻衣
2010/11/17 ¥250

31st PUZZLE/Revive、Revive/PUZZLE

PUZZLE/Revive(初回限定盤) Revive/PUZZLE(初回限定盤) PUZZLE/Revive
09年4月1日
映画とTVのコナンWタイアップで『PUZZLE/Revive』『Revive/PUZZLE』と曲順を入れ替えた2パターンに加えてボーナストラック(共通)収録の初回盤も発売し、合計4種発売に加えて、発売記念イベントを開催するなど積極的な商法とプロモーションを展開。トップ10ギリギリになりつつあった売上も回復して『明日へ架ける橋』以来5年ぶりの初登場3位を記録した。

PUZZLE

作曲:望月由絵,平賀貴大、編曲:小澤正澄、Additionaol Arrange:平賀貴大
映画『名探偵コナン 漆黒の追跡者』主題歌。編曲に元PAMELAH小澤正澄を初起用。作曲者の平賀貴大がAdditional Arrangeで関与しているせいか、小澤色はそこまで強くなく、小澤サウンドの特徴であるハードなギターは抑えられていて、倉木麻衣のイメージの範疇で適度な新鮮さが感じられる1曲になった。映画に合わせたようにスリリングな曲調もカッコよく決まっているし、歌詞も前のアルバムを通して少し踏み込んだ感じになってきたので全体に攻めの印象を感じられる強い1曲になった。
★★★★☆
2ndベスト『ALL MY BEST
4thベスト『倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION BEST 21-真実はいつも歌にある!-

PUZZLE
倉木麻衣
2009/04/01 ¥250

Revive

作曲:大野愛果、編曲:Miguel Sa Pessoa
アニメ『名探偵コナン』OP。Cybersoundではなく、メンバーの1人とされるMiguel Sa Pessoa単独名義での編曲。こちらはラテンっぽい雰囲気の少し軽めのサウンド。OPタイアップにしては少し軽い気もするが、アレンジが特徴的なのでむしろメロディーよりも雰囲気で印象に残る。
★★★☆☆
9thアルバム『FUTURE KISS
3rdベスト『MAI KURAKI BEST 151A-LOVE & HOPE-
4thベスト『倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION BEST 21-真実はいつも歌にある!-

Revive
倉木麻衣
2009/04/01 ¥250

touch Me!

touch Me!(初回限定盤)(DVD付) touch Me!
09年1月21日
作曲:望月由絵、編曲:平賀貴大
シングルではやや迷走しているような状態が続いていたがアルバムリード曲で新生倉木麻衣を印象付けるような良作が誕生。新たな作家というのも急募だったと思うんだけど、この望月由絵と平賀貴大というのは以降もある程度リード曲的な部分で引っ張っていけるような楽曲をいくつか提供しているのでようやく巡り合った相性のいい作家だったんじゃないかと思う。

今作では歌詞の面でももっと素を出していこうという意識が強く出ていて今までよりも本音っぽい部分をさらけ出してtouch Me!と訴えかける。少し崩したラフな言い回しも含めて、これまでの楽曲ではほとんど見えなかった人間味は確かに出てきたかなと思う。

元旦発売が仇になりトップ10落ちになってしまった前作から一転して今作では04年のベスト盤以来となる初登場1位を記録。紅白3度の出演以外無かったTV出演だが、2月には「ミュージックステーション」に初出演して本格的にTV出演を解禁し、今作を歌唱した。紅白3回は2度中継でトークもほぼ無く、本人のパーソナルがうかがい知れるような状況に無く、ライブに来るファン以外にはこの時点においてもほとんど倉木麻衣がどんな人なのか知られていなかったと思う。ところがこのMステでは緊張のあまりに「心臓から口が飛び出しそうです」という迷言を放ち、トークでもインパクトを残した。楽曲も含めてここで一気に印象が持ち直し、この勢いはそのまま10周年展開へと引き継がれていった。
★★★★☆
8thアルバム『touch Me!
2ndベスト『ALL MY BEST

touch Me!
倉木麻衣
2009/01/21 ¥250

30th 24 Xmas time

24 Xmas time(初回限定盤)(DVD付) 24 Xmas time
08年11月26日
作曲:All The Rage、編曲:All The Rage,JJ&Carlos H、Rap Perfomed by KEN-RYW
冬のシングルは多かったが初めて明確にクリスマスを銘打ったクリスマスソング。外部提供作だが、シンプルな打ち込みのトラックはおなじみの作家陣よりもナチュラルに倉木麻衣っぽい。今作では合間に男性視点の男性ラップを導入しているのが特徴でラップはKEN-RYWが担当。当時は青山テルマの大ブレイクに便乗して着うた系女性シンガーfeat.男性ラッパーというのが流行っていたので、思いっきり流行りに乗っかってみた感じではあるが、そんなに無理して合わせた的な不自然さはないと思う。ただ着うたリスナー層と倉木麻衣のリスナー層が全く一致しなかったのか、流行に乗ったはずが当時の最低売上を更新してしまうなど、チャートではかなり空気だった…。
★★★☆☆
8thアルバム『touch Me!

24 Xmas time
倉木麻衣
2008/11/26 ¥250

29th 一秒ごとにLove for you

一秒ごとに Love for you(初回限定盤)(DVD付) 一秒ごとに Love for you
08年7月9日
作曲:大野愛果、編曲:Cybersound、Additional Arrange:ME-YA
アニメ『名探偵コナン』OP。「白い雪」以来のコナンだがOPとしては05年の「Growing of my heart」以来2度目。「Growing of my heart」同様にアップテンポナンバーとなっているがかなり驚きの1曲。Cybersound…?となる事間違いなしのCybersoundとは到底思えないような厚みのあるギターやドラムがドッシンバッシン鳴り響く衝撃のロック調。Additional扱いでME-YAがクレジットされているのでME-YAの影響が強いのかとも思うがDJ ME-YAとしてGIZAでよくリミックスやっていた人で別にロック系の人じゃなかったはずだが…。いずれにせよ久々にド派手なインパクトを誇る楽曲が出てきたのと前作の反動もあって本当に目が覚めるような会心の1曲に感じられた。倉木麻衣のボーカルに派手なロックサウンドは似合わないんじゃないかと思っていたが、案外うまくやれば普通にハマるんだなというのも10年目にして新発見でもあった。
★★★★☆
8thアルバム『touch Me!
2ndベスト『ALL MY BEST
4thベスト『倉木麻衣×名探偵コナン COLLABORATION BEST 21-真実はいつも歌にある!-

一秒ごとに Love for you
倉木麻衣
2008/07/09 ¥250

28th 夢が咲く春/You and Music and Dream

夢が咲く春/You and Music and Dream(初回限定盤エコバック付) 夢が咲く春/You and Music and Dream
08年3月19日
外部作家起用から一転して今作は2曲とも初期制作陣の徳永暁人、大野愛果×Cybersoundによる楽曲。初回盤はエコバッグ付属(ナチュラル、ピンク、グリーンの3色のいずれか1色)、C/Wに「夢が咲く春-another ver.-」が追加収録されていた。何故唐突にエコバッグがついていたのかは良く分からないが、「You and Music and Dream」が環境系のドキュメント番組イメージソングタイアップだったのが関係している…のかもしれない…。

夢が咲く春

作編曲:徳永暁人
アメリカのドラマ『THE 4400 SEASON1~未知からの生還者』の日本テレビ放送版テーマ曲。元々04年~07年にシーズン4まで制作され、日本でも1年遅れで05~08年にWOWOWで放送済みだったが、このタイミングで日本テレビで深夜枠でシーズン1(04年)が放送され、そのテーマ曲になったという経緯。日テレ放送時限定でとってつけでテーマ曲にしただけな上にド深夜放送だったので実質タイアップなしに等しい状況であった。

低音が効いた「ダンシング」辺りを彷彿とさせるいかにも徳永サウンドっぽい曲。”夢が咲く春~♪”と連呼されまくるのでこの部分だけはやたら印象に残るが、若干パワープレイで残してくる感じが否めず、全体にあっさり小粒な感じ。ちょっと今回はやっつけなんじゃないかと思ってしまったほどだが…改めて聞いてもまあフツーの春の歌だなぁ…(困)としか…。初回盤にはanother ver.-が収録されていたらしいが当時レンタルに出回っていたのは通常盤だったため聞いたことが無い。その後アルバムではRemixも収録されたがそんなに何度も別バージョン作りがいのある曲なんだろうか…。
★★★☆☆
8thアルバム『touch Me!
8thアルバム『touch Me!』(remix)

夢が咲く春
倉木麻衣
2008/03/19 ¥250

You and Music and Dream

作曲:大野愛果、編曲:Cybersound
3月17日にTBS21時放送された竹野内豊出演のドキュメント番組『地球創世ミステリー マザー・プラネット奇跡の島・ガラパゴス“命”の遺産』イメージソング。1回ポッキリのテーマ曲だったが、一応番組公式サイトにはイメージソング紹介ページも用意してもらえていた。

しっとり歌い上げるバラード。なんていうかザ・バラードであり、バラードでしかなく、やっぱりバラードなバラード…と、特に感想が出てこない普通のバラード。ほとんど印象に残らず、2曲ともあまりに普通すぎて正直このシングルは厳しかった…。
★★★☆☆
8thアルバム『touch Me!

You and Music and Dream
倉木麻衣
2008/03/19 ¥250

倉木麻衣 20周年シングル回顧2~2002-2008~

この時期になるとシングル売上は10万枚を下回るようになっていったので、もう知らない人は知らないという状態になってきていたんじゃないかと思う。一方で紅白歌合戦には03~05年に3年連続で出演した。この時期はTVに出ておらず、この3年間も”紅白でだけTVに出てくる人”だった。この3年間では「Stay by my side」「明日へ架ける橋」「Love, Day After Tomorrow」という選曲で、NHKタイアップだった「明日へ架ける橋」以外はその年の曲を歌う事は出来なかった。最初の2年は中継出演させてもらうなど大物扱いではあったが、正直人気が伴わなくなってきている感もあって、3年目はかなり厳しい感じがしていたが案の定3年連続で途切れた…。

05年にはセルフプロデュースへ移行。まもなく長戸大幸の長戸大幸名義でのプロデューサー復帰により、以降は連名となった。2007年にはGIZAから新たに設立したNORTHERN MUSICへ移籍するなど環境の変化もあった。NORTHERN MUSICへ移籍以降は外部作家の起用が増加した。

2019.10~11執筆、10周年時2009年に行った過去曲回顧の完全破棄リメイク

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倉木麻衣 20周年シングル回顧1~1999-2002~

98年末に突如出現した宇多田ヒカルの大ヒットから丸1年、99年末に宇多田ヒカルを彷彿とさせるまた新たな10代の女性シンガーが突如登場した。倉木麻衣の初期キャリアは宇多田ヒカル無くしてはありえないというくらい、宇多田ヒカルに印象を寄せたイメージ戦略が展開した。何だか良く分からないままに一大ブームとなって1stアルバムが350万枚を突破する空前の大ヒットとなったものの、その後シングルで50万枚を越えることは無く、アルバムも2ndはミリオン、3rdではミリオン割れとなった。90年代には1stがミリオン、Wミリオン級の空前の大ヒットになるも2nd以降で失速して落ち着いていくという売れ方も多かったが、そういう90年代的なメガヒットの最後の頃でもあったと思う。

基本的に代表曲とされていて広く知られているヒット曲は概ねここまでで出揃っている。当時はコナン歌手のイメージもそこまで強くは無かった。代表曲として挙げられる事の多い5,6曲の中でもコナンは「Secret of my heart」くらいである。愛内里菜、GARNET CROWら多数のレーベルメイトや新顔でコナンタイアップを回していたので倉木麻衣が飛びぬけて担当していたわけでもなかった。

2019.10執筆、10周年時2009年に行った過去曲回顧の完全破棄リメイク

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浅岡雄也 シングル&アルバム回顧2~2009-2019~

2009年からはソロデビュー以降在籍していた事務所・レコード会社を離れて完全独立。これに伴い公式サイトとFCも新たに立ち上げ直す事となり、現在の公式・FCへ移行した。一般的にイメージされる個人事務所とかインディーズというよりも、サイトの更新から音源制作(uyax studioという表記はメジャー時代からあったので自宅スタジオは既にあったようだ)、発注、そしてCD発送業務まで基本的に自ら行っているようで自主制作といった方がしっくりくるかもしれない。

一方でメジャー時代はほとんど実現しなかった生バンドでのレコーディングが自ら指揮を執る事で可能となり、基本的には生バンド編成となった。これに伴ってか作風もメジャー時代はミドル~ミディアム主体だったのが生バンドの勢いを生かしたアップテンポが増えた。FIELD OF VIEWからのイメージだとメジャー時代よりもむしろここからの方があの頃と変わらぬイメージかもしれない。

しかしCD販売がライブ会場&自社通販のみになってしまったので販路は大幅に限られた。Amazonなど大手に委託すると多額の手数料が取られてしまうので割に合わないそうで、自社通販のみとしていたが、慣れていない者にはかなり購入ハードルが高く、当初は銀行振り込み・代引きくらいにしか対応しておらず、Paypal決済を通じてのクレジットカード払いができるようになったのもここ数年の事であった。

配信も試験的にベスト盤や単曲、完売した作品などの一部を除いて大手サイトへの配信を拒否していたが(還元率が悪いとかで)、一方でハイレゾでの配信も行っていた。これもやはり大手ではなく、BASEを使って個人配信サイトを作ったり、Gumroadで販売するという形を取っていた。

そんな中、2019年ついに大手配信サイトへの解禁を決意されたようで、ストリーミングも一挙解禁された(最新作は配信しないなど抜けはある)。今回販路が拡大してひとまず誰でも手軽に聞けるようになったのを記念して勝手にピックアップして過去曲回顧してみる事にした。Twitter芸人としてしか知らない、ツイ廃の成れの果て、FOVは好きだったけど今何してるのか知らない、「DAN DAN心魅かれてく」をアニサマ会場の外の特設ステージで何年か前に歌ってるを見た、TVで爽やかじゃなくてTwitterで愚痴りまくってるオジサンとしてやってるのを見た…など様々だとは思うが、現役のシンガーが本業であり、たとえ織田哲郎のお墨付きで本人が爽やかじゃなかろうとも曲も歌声も昔から今まで爽やかなままだ。曲だ、曲なんだ、曲を聞いてくれ!

2019.9執筆

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浅岡雄也 シングル&アルバム回顧1~2003-2008 メジャー時代~

02年11月に大阪・東京で解散ライブを行い、応募殺到につき追加公演として02年12月1日赤坂BLITZでのライブで解散したthe FIELD OF VIEW。年明け03年早々にボーカル浅岡雄也はソロ公式サイトを立ち上げてソロ活動の開始を告知した。そして7月にソロデビュー。事務所・レーベル共に移籍してのソロデビューだったが、ソロデビューの告知は当時まだ残されていたFIELD OF VIEWの公式サイトでも行われていた。

当初はトライエムのMeldacレーベルだったが(1stシングルのみタイアップ絡みで同じ第一興商傘下の徳間JAPANから発売)、05年にトライエムが徳間JAPANに事業譲渡をしたため徳間JAPANのMeldacレーベルへと自動移動した。08年までにシングル6枚、アルバム7枚、ライブDVD2枚をリリースした。

基本的にCDが全国流通・一般流通していたいわゆるO社ランキング対象となっていたのはこの時代まで。

2019.9執筆
ソロ5周年記念でシングル6作を取り上げた2009年頃執筆の過去曲回顧を全面リメイク、アルバムからピックアップして曲を追加

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