浅岡雄也 シングル&アルバム回顧1~2003-2008 メジャー時代~

02年11月に大阪・東京で解散ライブを行い、応募殺到につき追加公演として02年12月1日赤坂BLITZでのライブで解散したthe FIELD OF VIEW。年明け03年早々にボーカル浅岡雄也はソロ公式サイトを立ち上げてソロ活動の開始を告知した。そして7月にソロデビュー。事務所・レーベル共に移籍してのソロデビューだったが、ソロデビューの告知は当時まだ残されていたFIELD OF VIEWの公式サイトでも行われていた。

当初はトライエムのMeldacレーベルだったが(1stシングルのみタイアップ絡みで同じ第一興商傘下の徳間JAPANから発売)、05年にトライエムが徳間JAPANに事業譲渡をしたため徳間JAPANのMeldacレーベルへと自動移動した。08年までにシングル6枚、アルバム7枚、ライブDVD2枚をリリースした。

基本的にCDが全国流通・一般流通していたいわゆるO社ランキング対象となっていたのはこの時代まで。

2019.9執筆
ソロ5周年記念でシングル6作を取り上げた2009年頃執筆の過去曲回顧を全面リメイク、アルバムからピックアップして曲を追加



From 1stアルバム『ウタノチカラ』

ウタノチカラ
03年7月30日
今作がO社での最高順位(50位)、最高売上。山野楽器、新星堂、タワーレコードなど主要CDショップチェーンによってジャケットが異なるため、複数のジャケット写真が存在する。

Re:start

作詞:浅岡雄也、作曲:熊谷憲康、編曲:中尾昌文
the FIELD OF VIEW解散から7ヵ月、ソロとしての再始動を飾ったインスト「ripple」を経ての実質的なソロ1曲目。FOV末期は爽やかな曲調がほとんど無くなっていたのもあって、いきなり青空が見える爽やかな曲調にはかなり久々に帰ってきた感じがあった。FIELD OF VIEWをさらっとしか聞いたことが無い人が聞いてもFIELD OF VIEWの人だ!と分かるようなそんな1曲。歌詞自体は未練を残した失恋ソングになっていて、アルバム終盤に入っているアッパーな「Brand new day」の方がソロ指導の決意っぽい歌詞だが、君と別れてひとりになってリスタートを宣言して歩いていく心情はソロとしてのリスタートにも重なっていくものがあって意図的にこの配置と思われる。
★★★★☆
1stアルバム『ウタノチカラ

Re:start
浅岡雄也
2003/07/30 ¥150

missing piece

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:安部潤
viewとしてのデビューから1stアルバムを経て3rdシングル「Last Good-bye」までFIELD OF VIEWメンバー・アレンジャーとして活動していた安部潤が再び参加。アルバムへの参加はしばらく無くなるがライブではしばらくサポート(バンマ)も担当していた。この組み合わせでの楽曲は「Last Good-bye」C/Wだった「夢見続けて今も」以来となり、実に7年8ヵ月ぶりだった。ビーイングのバンドの特に初期はメンバーが頻繁に入れ替わる事があり、元からの知り合いでもない結成・加入でお互い初対面というケースも多かったため交流も薄そうなイメージが強いが、安部潤はFIELD OF VIEW解散の12月1日赤坂BLITZ公演でもラストにゲスト参加していて脱退後も交流は続いていたようだ。

FOVらしさという点では今作のような人生応援的な楽曲により強く感じる。FIELD OF VIEWの楽曲には当時何度も励まされてきたが、ソロになっても変わらぬ歌声、まっすぐさに励まされた03年大学生最初の夏であった。

2013年のアルバム『ミライノツクリカタ』では「Missing Piece 2013」としてリメイク。打ち込み基調のメジャーレーベル時代とは一転して自主制作以降は生バンド編成での録音になっていたため、全体に力強くがっしりと生まれ変わっている。メジャー時代の楽曲が生バンドで録音されていたらもっと良くなっていたのではないかと改めて感じられる仕上がり。
★★★★☆
1stアルバム『ウタノチカラ
10thアルバム『ミライノツクリカタ』(「Missing Piece 2013」)

missing piece
浅岡雄也
2003/07/30 ¥150

if

作詞:浅岡雄也+Karin、作曲:浅岡雄也、編曲:安部潤
「Re:start」以降アップテンポで爽やかな曲が5連発された後に登場する初のバラード調。とうに別れた昔の恋人と再会したことをきっかけに思うIfが歌われたバラード。メロディーの美しさは今作の肝ではあるが、この数年後にJ-POPを侵食した飽和ストリングスバラードに比べるとなんていうか打ち込み感が強く、その分だけライトに聞ける。
★★★☆☆
1stアルバム『ウタノチカラ
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

if
浅岡雄也
2003/07/30 ¥150

Brand new day

作詞:浅岡雄也、作編曲:熊谷憲康
「if」以降大人っぽい楽曲が続いた後に再びFOV王道のアップテンポな応援歌楽曲というクライマックス的な立ち位置のロックナンバー。迷わず突き進んでいきたい時に果てしなく背中を押してくれる1曲。どれか1曲A面にしてシングルにするんだったら、この曲が1番そのままバンド時代のお客さんがスムーズについてくるようなそんな1曲だと思う。アルバム中最も勢いのあるロック調になっているだけに、もう1つ突き抜け切らない打ち込み疑似バンドサウンドが物足りない。「渇いた叫び」とか3rd頃のバンドサウンドで聞けたらなとは少し思った。
★★★★☆
1stアルバム『ウタノチカラ

Brand new day
浅岡雄也
2003/07/30 ¥150

ウタノチカラ

作詞作曲編曲:浅岡雄也
編曲まで自身で手掛けた渾身のバラード。ストレートに歌への思い、ソロとして歌っていく決意がこもっていて、実際のところこの曲が作りだとか嘘だという事ではないんだとは思うけど、Twitterさえ見なければ(当時は公式ページの日記こそあったものの今ほど本性を出していなかった)非常に誠実でまっすぐな歌い手なんだなと誰もが思うような曲だ。非常にシンプルな音数だが、歌だけでねじ伏せるような力強さがある。

以後、アルバムラストに渾身の思いを込めた表題曲バラードというのが定番になるが、ソロとしての決意も含まれた今作はソロとしての1つの芯となった代表曲の1つになっていると思う。

06年の『ウタウタイ 其の一』ではこれらアルバム表題4曲をリメイクしており、今作は「ウタノチカラ~Arrange 2006~」として安部潤がリアレンジして、安部潤によるピアノ1本のよりシンプルな装いに生まれ変わり、全力で歌い上げていた原曲に比べて6,7割くらいに抑えて歌っているようなイメージ。
★★★★☆
1stアルバム『ウタノチカラ
5thアルバム『ウタウタイ 其の一』(Arrange 2006)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

ウタノチカラ
浅岡雄也
2003/07/30 ¥150

1stシングル Life goes on

Life goes on
03年12月3日
テレビ東京特撮ヒーロードラマ『超星神グランセイザー』OPという事で、完全に特撮主題歌CDとしてリリースされた。当時の所属レコード会社はmeldacだったが今作は親会社だった徳間JAPANからのリリースとなっていた(結局数年後にはmeldacが完全吸収されて徳間JAPANになってしまうが…)。そしてジャケットも完全にグランセイザー仕様当時大学1年生で全く知らんテレビ東京のマイナー系特撮ジャケットのCDを店頭で買うというのはかなりの勇気を必要とし

Life goes on

作詞:浅岡雄也、作曲:Eddy Blues、編曲:沢崎公一
テレビ東京特撮ヒーロードラマ『超星神グランセイザー』OP。1年間放送され1年間使用されていた模様。なおEDは安倍麻美だったので特撮専門のシンガーではなくJ-POP系で固めていたようだ。作曲のEddy Bluesは織田哲郎の変名であり、Eddy Blues名義を使用するのはたぶんV6の「本気がいっぱい」(97年)以来とかでそれ以外に使ってたっけ…?いずれにせよ織田哲郎の提供はFOV時代の4曲、「Dreams」(96)以来であり、作曲:織田哲郎(Eddy Blues名義だが)で、作詞:浅岡雄也になるのはここに来て初、というなかなか熱い展開であった。歌詞自体は普段とは異なるなんとなく特撮っぽいものだが、頻繁に英単語を挟んでくるところなどは一昔前っぽい感じもあって、view時代の「Believe Me」辺りを彷彿とさせる(「あの時の中で僕らは」C/W)。メロディーもさすがのキャッチーっぷりで、1年間と言わず何度か聞いていれば自然と耳に残ってくるような曲だと思う。テレ朝の方の戦隊モノ主題歌や既にJ-POP化が進んできていた平成ライダータイアップだったら正直その界隈でけっこう広く知られたヒット曲になっていたかも…。異色なのはシンセとギターがギラギラ鳴っている一方でリズム隊がお留守というかほとんど主張してないっていうデジデジしたアレンジの方か。

EDの安倍麻美はあくまでJ-POPタイアップだったが、OPは特撮ソング色が強く、サビの締めはそのままズバリ”グランセイザー”になっているというザ特撮主題歌仕様だった。アルバム収録の際にはuyax ver.として”グランセイザー”部分を別の言葉に書き換え、さらに全体のミックスも違うとすぐ分かるくらいに変えられている。それだけ変更しても特撮ソング色は強くて異色なのに変わらないためか、アルバム『コトノハ』ではボーナストラックとして-1分過ぎからのギャップ再生を駆使して本編から離して配置している。結果的にオリジナルバージョンはアルバム未収録。
★★★★☆
シングルバージョンアルバム未収録
2ndアルバム『コトノハ』(uyax ver.)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~』(uyax ver.)

Life Goes On
浅岡雄也
2003/12/03 ¥200

Life Goes On 〜uyax Ver.〜
浅岡雄也
2004/03/17 ¥150

C/W Emotion

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:浅岡雄也&藤井理央
C/Wはグランセイザーに関係のない普通の新曲2曲を収録。1stアルバムには参加していなかったがここではFOVでライブサポートキーボードを長年担当していた藤井理央が音源としては初参加。女性のような名前だが男性である。藤井理央はFOV解散とほぼ同時期よりコブクロのサポートキーボードとして活躍し、数年でライブサポートから外れて以降もレコーディングには参加し続けて小渕健太郎と連名で多くの楽曲のストリングスアレンジを担当しまくったので、コブクロリスナーの間では特に知名度が高いかも。

こちらは王道の前向きソング。FOV時代からのリスナーなら期待通りのような1曲。シンセがフィンフィン鳴ってるのが少し強すぎる感じもあったが、アルバムではリミックスされ、シンセのフィンフィンも抑えられている。これはアルバムの雰囲気に合わせてシックにしたようなイメージ。
★★★☆☆
シングルバージョンアルバム未収録
2ndアルバム『コトノハ』(Remix)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~』(Remix)

EMOTION
浅岡雄也
2003/12/03 ¥200

Emotion ~Remix~
浅岡雄也
2004/03/17 ¥150

C/W 鐘の音

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:浅岡雄也&藤井理央
失恋ウィンターミディアムバラード。12月発売だった事もあり、クリスマス的な要素はがっつりは加えられていないが、ほのかに加えられていて冬の温もりと切なさを同時に感じられるような聞かせる1曲。

3rdアルバム『キボウノネイロ』初回盤のボーナスディスクは当初新曲1曲と告知されていたが直前で今作のリミックスが追加収録されることが発表された。このボーナスディスクの歌詞カードでは2番サビの歌詞がオリジナルとは異なる内容に書き換えられていたが、何故か収録されていた音源はオリジナルの歌詞のままであった。さらに「Emotion」以上にリミックスといってもどこが違うのか分からない。何故歌詞カードの歌詞だけがオリジナルから書き換わっているのかは今も謎のままだ。
★★★★☆
シングルバージョンアルバム未収録
3rdアルバム『キボウノネイロ』初回仕様限定DISC-2(Remix)

鐘の音
浅岡雄也
2003/12/03 ¥200

From 2ndアルバム『コトノハ』

コトノハ
04年3月17日
アルバム2枚は無いとフルでライブが出来ない(曲数が足りない)という旨のコメントをしていて、1stから9ヶ月でのリリースで今作リリース後に満を持して初のソロツアーを行った。

MY GRADUATION

作詞:浅岡雄也+Karin、作曲:渡辺和紀、編曲:久米康隆
変われない自分を卒業しようとする意思表明ソング。発売時期が卒業シーズンだったのもあるが、FOV時代からの王道の自問自答系だが、以後この系統の曲は少なくなるのでメジャー時代では意外と貴重かも。しかしこういう曲があっさりベスト盤から外れてしまうもんだから困る。
★★★★☆
2ndアルバム『コトノハ

MY GRADUATION
浅岡雄也
2004/03/17 ¥150

風待 かぜまち

作詞:浅岡雄也+Karin、作曲:浅岡雄也、編曲:久米康隆
穏やかなラブソング。”風を待ってる昼下がり 葉桜坂を一人 出逢った場所へと…”という風景描写や曲調に何だかこれまでにない情緒が漂っていて、ソロとしての新たな進歩も感じさせられる1曲。
★★★★☆
2ndアルバム『コトノハ

風待 かぜまち
浅岡雄也
2004/03/17 ¥150

夏が過ぎたら

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:高橋大樹
この曲はCDで聞いた時はあまり印象に残ってなくて正直今でもCDで聞くとあまり勢いを感じないんだけど、1stライブDVD『1st LIVE TOUR KOTONOHA 2004 To the Next From Here』での生バンドでのライブ映像を見た時にこんな勢いのある盛り上がる曲だったのかと感動した曲の1つ。というか打ち込み疑似バンドサウンド主体のこの時期の曲は全部生バンドでのライブバージョンの方が格段に演奏がいいんだけど、特にこの曲は格別だった。
★★★☆☆
2ndアルバム『コトノハ

夏が過ぎたら
浅岡雄也
2004/03/17 ¥150

らびゅう

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:高橋大樹
照れ隠しのようなひらがなタイトルだがLove Youであり、直球のラブバラード。高音で歌い上げまくるサビメロは特に圧巻で浅岡ラブソングの最高峰的な位置づけの楽曲だと思う。浅岡雄也というボーカリストの凄みを感じられる。実際自信作のようでライブではアカペラで歌い上げる場面もあり、映像化されている。
★★★☆☆
2ndアルバム『コトノハ
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

らびゅう
浅岡雄也
2004/03/17 ¥150

コトノハ

作詞作曲編曲:浅岡雄也
自身編曲のカタカナタイトルラストナンバー。”明日もあなたが笑えますように”というサビのフレーズが歌詞横の写真にも掲載されているが、その言葉をつぶやいた「コトノハ」という響きが何だか和風ちっく。少し大人っぽくしっとりとした新たなイメージを開拓したアルバムを締めるのにふさわしい1曲。エンディングの後に別のアウトロとワイワイ騒いでいる声(?)が長々と入っているのでトラック自体は7分近くと長い。

06年の『ウタウタイ 其の一』でのリメイク「コトノハ~Arrange 2006~」では4曲のリメイクの中で唯一バンド編成でリメイク。ピアノメインのシンプルな伴奏から始まり、安定感のあるバンドサウンドへと発展する。原曲の長いエンディングがカットされていて聞きやすくなっているが…「コトノハ」という響きに合った情緒が出ていたのは原曲の方かな。
★★★★☆
2ndアルバム『コトノハ
5thアルバム『ウタウタイ 其の一』(Arrange 2006)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

コトノハ
浅岡雄也
2008/09/03 ¥200

2ndシングル キミヲマモリタクテ。

04年10月21日
3rdアルバムへの先行シングル。1ヵ月前には1stライブDVDも発売されていて3ヵ月連続でのDVD、シングル、アルバムリリースであった。これら3商品のうち2種のIDを応募するとクリスマスにメールが届くという抽選キャンペーンが行われた。しかしよく見ると抽選10000名となっており、最早全員当選確定で抽選でも何でもなかった(O社ではその半分の数字も出てな)

キミヲマモリタクテ。

作詞:浅岡雄也、作曲:木村真也、編曲:久米康隆
元WANDSの木村真也による曲提供。2作連続で元ビーイング所属者の曲提供となったが、WANDSとFOVはタイアップ先アニメが一緒という事が2度もあったが(『ドラゴンボールGT』と『遊☆戯☆王』で共にOPがFOV、EDが3期WANDSなので2つとも同時期に使用されていた)、メンバー間では全く関与が無く、曲を提供しあう事も作品へのコーラス参加等の共演も無かったのでここに来ての初共演は少々意外な組み合わせだった。久米康隆による打ち込み疑似バンドサウンドはある程度はがっしりとしていて、1stの時みたいな軽さは無かったのもあって当時はけっこうガツンとした印象を受けた。実際シングルでは全体的にリズムやギター音などが前に出たミックスになっていて、アルバムではシンセストリングスの音をが強調されているのでシングルの方がガツンとしていて好き。

04年当時まだ3期WANDSの『AWAKE』を絶賛しているレビューサイトは少なくて(3期否定派の2期リアルタイムファン層がまだレビュー界隈で多かったため)、今作での提供ももう1つ話題になりきれなかった感じがあったけど、GTや遊戯王(テレ朝)世代がすっかり大人になって3期WANDSを絶賛する声もだいぶ増えていったもう数年以上先であれば、元WANDSの木村真也が元FOVの浅岡雄也に曲提供というのはもう少し注目が集まっていたようにも思う。
★★★★☆
シングルバージョンアルバム未収録
3rdアルバム『キボウノネイロ』(Album Mix)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~』(Album Mix)

キミヲマモリタクテ。 ~Album Mix~
浅岡雄也
2004/11/25 ¥150

C/W あの日の少年

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:久米康隆
仕事に疲れていた主人公が少年野球での逆転劇を見てあの日の熱い思いを思い出す前向きソング。安西先生(スラムダンク)の「あきらめたらそこで試合終了ですよ」的な気持ちを思い出させてくれる勢いのあるポップロック路線。
★★★☆☆
アルバム未収録

C/W サヨナラの海

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:田辺トシノ
暗い失恋ソング。サヨナラという悲しみの海を漂っているような雰囲気。けっこうまったりもったりした印象で、アルバムではただでさえミディアム~バラード続きなのに後半になって出てくるのが個人的に苦手だった。
★★☆☆☆
3rdアルバム『キボウノネイロ

サヨナラの海
浅岡雄也
2004/11/25 ¥150

From 3rdアルバム『キボウノネイロ』

キボウノネイロ キボウノネイロ
04年11月25日
”今までの枠から一歩踏み出したノスタルジック系中心”と称されたミディアム~バラード中心のアルバム。初めて初回盤(特別仕様限定盤)が用意されたが、ボーナスディスクへの収録予定は当初新曲1曲で、直前で「鐘の音~Remix~」の追加収録が決定した。

タイムカプセル

作詞:浅岡雄也+Karin、作編曲:大竹智之
同窓会でタイムカプセルを掘り起こして過去の夢に触れる望郷ミディアムナンバー。同窓会といえばFIELD OF VIEW時代に「夢見続けて今も」という曲があったが、今も夢を見続けて目指している若き日の前向きさを歌っていたあの曲に対して、今作では“それぞれの道で諦めた夢もある”と歌われているように過去の夢に一区切りつけて別の生きる理由に向かって前を向いて歩いていこうとする心情が描かれている。まさに”今までの枠から一歩踏み出したノスタルジック系”を1曲目から体現した1曲。続編と銘打たれた事は無いが、現実的なその後としてはこちらの方がしっくりくるところがある。ある種開き直って前向きな自主制作以降よりも違うものを目指そうとしていたこの時期の方が歌詞が大人っぽいかも。
★★★☆☆
3rdアルバム『キボウノネイロ

タイムカプセル
浅岡雄也
2004/11/25 ¥150

冬の花

作詞:浅岡雄也+Karin、作曲:木村真也+浅岡雄也、編曲:久米康隆
比較的明るい曲調のミドルナンバーだが、うまくいかない今に焦りを感じながらも自身を咲きたくても咲けない冬の花と称してあきらめきれずにいる心情が描かれたもがいてる系楽曲。これまた今までは夢に向かって前向き一直線な楽曲が多かっただけに、もがいている感じは今までになく、”今までの枠から一歩踏み出した”を地で行く楽曲。この辺りまでは新しさを感じるんだけど、このアルバム以後もミディアム~バラードが延々続いていくのでだんだんダレて
★★★☆☆
3rdアルバム『キボウノネイロ
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

冬の花
浅岡雄也
2004/11/25 ¥150

キボウノネイロ

作詞作曲編曲:浅岡雄也
恒例のカタカナタイトルバラードナンバー。少し立ち止まってそこからまた希望に向かって歩き出そうとするという内容で、アルバム序盤の楽曲でちょっと自分を見つめ直して過去やモヤモヤした思いに区切りをつけた後に聞こえてきた希望の音色…みたいなそんなイメージの楽曲。サビ頭の歌詞は”何処でもあるような日常”であり、希望も絶望もそんな日常の中にある。結局は心構えで見える景色は変わるという事に気づかされる1曲だ。

特別仕様限定盤のボーナスディスクのシークレットトラックとして「鐘の音~Remix~」演奏終了後そのまま無音が続き演奏時間が11分25秒(発売日11月25日に由来)に達すると今作の別ミックスが収録されている。別ミックスといっても最初と最後に雑踏の音が入っているくらいでそれ以外はあまり変わらない。

06年の『ウタウタイ 其の一』でのリメイク「キボウノネイロ~Arrange 2006~」はアコースティックギターとピアノのみのシンプルな演奏で最初から最後まで進行。歌いだしはそんなに変わった感じがしないが原曲はサビ前に一気に派手になったのでシンプルなままのこのバージョンはけっこう印象が違う。
★★★★☆
3rdアルバム『キボウノネイロ
3rdアルバム『キボウノネイロ』(初回盤ボーナスディスクシークレットトラック)
5thアルバム『ウタウタイ 其の一』(Arrange 2006)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

キボウノネイロ
浅岡雄也
2004/11/25 ¥200

3rdシングル 桜色

桜色
05年2月23日
アルバムの先行ではなく、2ndツアー(東名阪)直前にリリースしたシングル。

桜色

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:久米康隆
希望を感じさせるストレートな春のラブソング。バラードでもアップでもない中間くらいのミドルナンバーだが、打ち込みの疑似バンドサウンドは余計なピロピロ音も無く、これまたストレート。ストレートにメロディーの良さで勝負してくるサビメロといい、爽やか直球一直線な1曲。メジャー時代のシングル曲ではずば抜けてはいないものの最も高く安定した1曲がこれだと思う。アルバム収録時にミックス変更されなかった唯一のシングル表題曲。
★★★★☆
4thアルバム『トキノシズク
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

桜色
浅岡雄也
2008/09/03 ¥200

C/W スパイス~rearrange ver.~

作詞:浅岡雄也+Karin、作編曲:大竹智之
3rdアルバム『キボウノネイロ』収録曲のリメイク。原曲は久米康隆がアレンジを担当し、ピアノとストリングス風の壮大なシンセ中心のアレンジだったが、今作ではアコースティックギター+乾いた打ち込みによるシンプルなアレンジに変更された。何故か原曲の作曲表記は大竹智之+浅岡雄也と連名だったが、今作では大竹智之の単独名義になっているという謎が…(メロディーは変更されていない)。作曲者自らリアレンジしているので、元々デモの段階ではこんなアレンジだったのかもしれない。

彼女が作ってくれたスープをいきなり「不味い」と言って怒らせてしまい、大喧嘩した主人公がやがて反省。思いやりや優しい心というスパイスが足りなかったと仲直りするという暖かな展開。こちらのアレンジの方が歌詞にも合っていて、原曲は正直ほとんど印象に残っていなかったがこのバージョンを聞いて改めていい曲だなと思った。
★★★★☆
シングルバージョンアルバム未収録
3rdアルバム『キボウノネイロ』(原曲)

スパイス
浅岡雄也
2004/11/25 ¥150

C/W 君の元へ

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:田辺トシノ
まったりもったりしたアレンジの「サヨナラの海」に続くトシノ系バラード。
★★☆☆☆
アルバム未収録

4thシングル 旅人たちへ

旅人たちへ
05年9月22日
4thアルバム『トキノシズク』への先行シングル。アルバム連動応募特典で300名にオリジナルグッズプレゼントというキャンペーンもあったが、何が当たったのかは不明。

旅人たちへ

作詞:Karin・浅岡雄也、作曲:阿部靖広、編曲:板垣祐介
メジャー時代によく作詞を共作していたKarinが作詞表記で前に出るなど提供色が強い楽曲だが、曲自体はド王道の夢追いソング。既に何度も歌ってきた内容だけにあまり真新しさは無く、大学3年生にもなって現実が近づいてきていた当時、さすがに中高の頃のように素直には励まされなくなってきたなぁ…という感じもあってちょっと気持ちが離れ気味になっているのを感じた時期でもあった。当時そんな印象だったんだけど、割と聞けば聞くほどメロディーがじわじわいいなぁと思えるようにもなってきた。らしさで真っ向勝負といった感じでシングルになったのかなと思うけど、らしさよりはマンネリな印象が先に来てしまったところもある。これに対してアルバム『トキノシズク』は4作目にして過去最高と思える内容だったので、先行シングルこれじゃなかったんじゃないかなっていうのはある。シングルバージョンよりもalbum mixの方が全体的に音がくっきりしている印象。
★★★☆☆
シングルバージョンアルバム未収録
4thアルバム『トキノシズク』(album mix)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~』(album mix)

旅人たちへ
浅岡雄也
2005/09/22 ¥150

旅人たちへ (Album Mix)
浅岡雄也
2008/09/03 ¥200

C/W めぐりめぐる~Love is You~

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:田辺トシノ
少し暗い雰囲気で昔の彼を忘れられない火遊び上手と噂の彼女を抱いているというアダルトなムードで曲が始まり、悩み気味の主人公の様子が描かれる…かと思いきやサビになると一転して王道のさわやかなFIELD OF VIEW路線な曲調になり、地球規模でひたすら前向きに求愛するというジェットコースター展開に驚く。album mixでは「旅人たちへ」同様に音がもう少しくっきりしている。だが、「旅人たちへ」よりは違いが分からない。
★★★☆☆
シングルバージョンアルバム未収録
4thアルバム『トキノシズク』(album mix)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~』(album mix)

めぐりめぐる~Love Is You~
浅岡雄也
2005/09/22 ¥150

C/W Feel

作詞:浅岡雄也・Karin、作曲:山川恵津子、編曲:田辺トシノ
3作連続3曲目のトシノ系まったりバラード。「めぐりめぐる~Love is You~」ではまったりバラードだけではないアレンジを見せてくれていて、バラード以外だとそんなに気にならないんだけど、バラード系はどうも似たり寄ったりで苦手意識がある。あとシングル3曲目というのはバラード枠になっていたのだろうか。
★★★☆☆
アルバム未収録

Feel
浅岡雄也
2005/09/22 ¥150

From 4thアルバム『トキノシズク』

トキノシズク
05年10月26日
95年のFIELD OF VIEWとしてのデビューから10周年を掲げての作品となり、この後の3rdツアーも10th Anniversaryを堂々掲げて行われ、翌06年にかけても10周年展開が続いた。

自由な足跡で

作詞:浅岡雄也・Karin、作編曲:馬場一嘉
インストを経ての実質アルバムOPナンバー。大人になってしばらく経過して色々と遠ざかってしまった思いをもう1度取り戻そうとする等身大の応援歌。落ち着いた曲調もあってFOVからの10周年らしくイメージを継承しながらも10年経って前より大人になった姿が見られる1曲だと思う。
★★★☆☆
4thアルバム『トキノシズク

Anniversary

作詞:浅岡雄也、作曲:阿部靖広、編曲:板垣祐介
「突然」からも10周年という事で、「突然」へのアンサーソングと明言された記念楽曲(これ以外にもいくつかの曲はアンサーソングだとコメントしていたが明言はされていない)。当時の制作陣は1人も参加しておらず(当時は坂井泉水も存命)が、「突然」の主人公の10年後ではなく、10年前に”好きな歌が同じだった”2人の今の物語、という形式を取っている。つまり95年当時「突然」という曲を好きで聞いていたカップルの10年後2005年の今、という設定。作詞が自分だったら主人公の続編だろうとなんだろうと遠慮なくやれるんだろうけど、作詞が自分ではなかった曲のアンサーとしては文句を言われないうまいやり方だったと思う。

“突然の夕立も今日はなんか悪くはない”とかなり分かりやすく「突然」の要素も入れているが、それ以外は匂わせ程度の描写になっていて、歌と記憶が結びついている事を時の流れの中で実感するような内容になっているのがいい。
★★★★☆
4thアルバム『トキノシズク
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

Anniversary
浅岡雄也
2008/09/03 ¥200

オヤスミ

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:田辺トシノ
恋人を実家に連れていくという結婚を意識している主人公の心模様と生活感のある描写がハッピーエンドへ向けて続いていくというノリノリのラブソング。まったりトシノ系バラードのイメージを覆すアッパーで勢いのある楽曲だが、メジャー時代どうもこういうアッパーなのは不人気だったらしく、ベスト盤は大半がバラードばかり選曲されていた。
★★★★☆
4thアルバム『トキノシズク

未来の地図

作詞:浅岡雄也、作曲:阿部靖広、編曲:久米康隆
これまたFOVイメージの延長にある爽やかなアップナンバー。当時FOVの「夢見続けて今も」のアンサーソングとコメントしていたような記憶もあるが…ストレートに君を励ます応援歌はFIELD OF VIEWのオマージュっぽくはあるけど、主人公が自分自身だった「夢見続けて今も」と君をひたすら応援する今作はあまり繋がらないような気がする。どちらかというと「夢見続けて今も」の10年後というのは今作の中だと「自由な足跡で」の方がそれっぽい。キラキラとした明るい前向きな歌詞やサウンドは非常に爽快で気持ちが良く、ド王道の良さを感じられる1曲。こうして見るとこの時期、本人作曲よりも提供曲の方がFOVイメージの延長にある爽やかな曲が多い印象がある。
★★★☆☆
4thアルバム『トキノシズク
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

未来の地図
浅岡雄也
2008/09/03 ¥200

トキノシズク

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:浅岡雄也・末松一人
恒例カタカナ表題曲。末松一人のアコースティックギターを主軸にしたシンプルな曲調の割には10年を振り返って時空を越えた思いへと繋がっていたのか生命レベルの境地に達したスケールの大きな歌詞になっている。これって案外『Horizon』へ繋がっていった要素だったのかも。

06年の『ウタウタイ 其の一』でのリメイク「トキノシズク~Arrange 2006~」はアコースティックギターのみの伴奏。これに関しては原曲から半年も経っていない事や原曲もアコースティックギター主軸だったので、ギターを重ねたり、ストローク主体に変えたりと細かく変化をつけた感じ。
★★★☆☆
4thアルバム『トキノシズク
5thアルバム『ウタウタイ 其の一』(Arrange 2006)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

From 5thアルバム『ウタウタイ 其の一』

ウタウタイ 其の一
06年4月26日
“アコースティックサウンドにこだわったコンセプトアルバム第一弾”として当初はオリジナルアルバムとは区別されて発売された企画盤。過去4作のカタカナタイトル曲のリメイク+新曲6曲を収録。新曲6曲も全てカタカナに統一したため全曲カタカナとなった。アコースティックという事で生音にこだわり、パーカッション、ドラムなど初めてリズムに生音が使用されたアルバムとなった。メジャー時代でドラムがクレジットされている生音バンドサウンドは今作収録曲の一部と『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~』の新曲+4に該当する1曲「雨上がりのこの街で」のみ。なお其の二は発売されていない

ヒカリ

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:田辺トシノ
どん底から光を見出すシリアスな希望の歌。シンプルなアコースティックサウンドだが何より初のドラム使用のバンドサウンドになっているのが音がしっかりしていていい。しかもよく見たらドラム元LINDBERG(当時解散中)の小柳チェリー昌法でLINDBERGも個人的に好きだったので意外な繋がりにビックリ(以降もレコーディングやライブのサポートドラマーを何度か担当している)、ソロデビュー以降ずっと打ち込みの疑似バンドサウンドやシンセの多用に安っぽさを感じることが多かったのでシンプルでしっかりとしたバンドサウンドには当時歓喜した。多少落ち込んでいるところから希望を見出していく歌詞の曲はFOV時代から王道だったが、今作では心の傷の程度が今までのものよりも大きく、ギリギリの状態から何とか確かな希望を見出そうとしているのでこれまでよりも言葉が切実に響いてくる。「旅人たちへ」の前向きさにしっくりこなくなりつつあったのは就職活動期に突入していたのが最大の理由だったが、そんな中でこの曲の歌詞はとても強く響いたのを記憶している。

オリジナルはアコースティックアルバムという事もあって全体におとなしめのサウンドだったが、ベスト盤で「ヒカリ~2008~」としてリミックスされた際は他の曲に合わせて音圧がデカくなっている。
★★★★☆
5thアルバム『ウタウタイ 其の一
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~』(「ヒカリ~2008~」)

5thシングル 僕達のHarmony

僕達のHarmony
07年3月21日
6thアルバム『Horizon』への先行シングル。02年に制作され翌03~04年にかけて日本の中高年奥様方に多大なるヒットとなったドラマ『冬のソナタ』主題歌だったRyuの「最初から今まで」を作曲したユ・ヘジュンとのコラボレートが大々的に銘打たれて発売された。帯によると“「いつか一緒に作品を創りたいね」と過去に交わした約束がついに実現”したそうである。

僕達のHarmony

作詞:浅岡雄也、作曲:ユ・ヘジュン、編曲:田辺トシノ
バ ラ ー ド 

という以外にあまり感想が浮かんでこないバラード。サビで一気に高音になるメロディー展開がどうにも不自然に聞こえてしまい、何度聞いても何とも馴染めない。歌詞の方は国境を越えてのコラボレートに刺激されてか、国境だけでなく時間や世代を越えての共生がテーマになっていてこれまでよりもスケールの大きなものにはなっているが…これも何だか唐突なスケールの大きさに戸惑った。ボーカルが普段よりリバーブがかっているのも妙に仰々しかった。

Album mixでは仰々しいボーカルのリバーブが外されているのでもう少し自然に聞ける。ベスト盤ではSymphony Arrangeになりアレンジャーが久米康隆に変更。シンフォニーなので初のオーケストラアレンジかと思ったが、全て久米が担当するシンセによるストリングスアレンジになっているので、DTMなシンフォニー風デモアレンジって感じ。
★★☆☆☆
シングルバージョンアルバム未収録
5thアルバム『Horizon』(Album mix)
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~』(Symphony Arrange)

僕達のHarmony
浅岡雄也
2007/03/21 ¥200

僕達のHarmony (Album Mix)
浅岡雄也
2007/04/25 ¥200

C/W Evergreen

作詞:浅岡雄也、作曲:阿部靖広、編曲:久米康隆。
少年時代に遊んだ森がまもなく無くなることを聞いて、少年時代を思い出すというノスタルジック系。ノスタルジック系はソロになってからも「あの日の少年」などあったが、他のノスタルジー系楽曲でもよくある少年時代の思い出の場所が主にビルに変わったとか秘密基地作った空き地や森が無くなっただとか系の話から生きる意味や生命の輝きにまで言及していく環境路線がいかにも『Horizon』期らしく、やけに壮大。『Horizon』期の歌詞の中では他の曲とは違って取っ掛かりが少年時代に遊んだ森がまもなく無くなるという身近な出来事から始まっている分だけまだ少しは戸惑いが少ない…かな…。
★★★☆☆
アルバム未収録

Evergreen
浅岡雄也
2007/03/21 ¥200

C/W PARADISE

作詞:浅岡雄也、作曲:ユ・ヘジュン+浅岡雄也、編曲:福田康文
作曲を共作したコラボレート作でこれまた世界平和ソング。ポップで明るく、サビでのパラダ~イス♪の連呼は単純ながらそれなりに印象的で(正直後半になるともう飽きてく)まだこっちA面の方が良かったような気はする。
★★★☆☆
シングルバージョンアルバム未収録
5thアルバム『Horizon』(Album mix)

PARADISE
浅岡雄也
2007/03/21 ¥200

From 6thアルバム『Horizon』

Horizon
07年4月25日
これまでのカタカナタイトルをやらずに、ユ・ヘジュンとの国際コラボから超発展させた環境、自然、平和、愛をテーマに置いた大きな事柄を歌った聖人系ソングが続くという最も異色のアルバム。本人作曲が1曲しかなく(共作でもう1曲)、阿部靖広が大半の作曲を手掛けている一方で、何故かJoY CARBONE&STEVEN LEEというアメリカからの提供も2曲収録されている(作曲のみ)など、制作体制・歌詞・サウンドなどすべてにおいて異色づくめのアルバムとなっている。

Cosmopolitan

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:久米康隆
1曲目にしてアルバム唯一の本人単独作曲。1曲目はアップテンポで爽やかな曲調で聞きやすいものの、歌詞は最初から環境平和路線全開、アレンジは疑似バンドサウンドではない完全な打ち込みポップスになっていて今作がこれまでとは一線を画す方向性である事を印象付ける。1曲くらいアルバムにポンと置いてあればこれは環境をテーマにした曲なんだなと普通に思っていたんだろうけど、まさかここからアルバム全曲この路線で貫くとは…。
★★★☆☆
5thアルバム『Horizon

Cosmopolitan
浅岡雄也
2007/04/25 ¥200

Horizon

作詞:浅岡雄也、作曲:阿部靖広、編曲:久米康隆
ピロピロしたシンセ系の打ち込み連発&ミディアム~バラード連発、環境や世界平和をストレートに主張しまくる聖人ソング連発に戸惑いしか生まれない中でアルバム最終曲にしてタイトル曲は何とか本来の爽やかさを全面に出した1曲。地球規模で生きていることを実感したり環境問題や平和や愛を散々考えてきて最後に思った事、みたいな今作の方向性を踏まえて王道の前向きソングとして落とし込んだような歌詞になっていて、締めとしてはふさわしい。一方軽やかで王道的なメロディーではあるが、アレンジはかなり軽めで、今作の中では他もそうなのでそこまででもないが『ウタノチカラタチ+4』の流れで聞くとちょっと軽さが目立つ。
★★★☆☆
5thアルバム『Horizon
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

Horizon
浅岡雄也
2007/04/25 ¥200

From 7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~』

ウタノチカラタチ+4~u-ya asaoka Best Album~
08年9月3日
初のベストアルバムにしてメジャーでの最終アルバム。O社ランキング対象となる全国流通した最後のアルバムでもある。公式では何故かこの次のアルバムが8th扱いされてカウントを重ねているため、今作が1stベストにして7thアルバムを兼ねている扱いになっている模様。

突然~2008~

作詞:坂井泉水、作曲:織田哲郎、編曲:安部潤
FIELD OF VIEW最大のヒットシングルをソロでセルフカバー。ライブではFOVの曲を歌っていて映像化されたものもあるが、FOV時代のセルフカバーが音源化されているのは今作が唯一となっている。当時のメンバーであった安部潤が編曲しているが、当時の担当楽器であるキーボードではなくベースと打ち込みを担当。さらに95年当時ビーイングで活動していた生沢佑一、牧穂エミがコーラス参加

新しく生まれ変わったソロの「突然」というより、今作はFOVの「突然」の完コピである。アレンジはほぼ原曲を再現したものになっているので、細部は異なるものの大枠イメージほとんど変化なし。正直これを原曲の葉山たけしの名前を出さずに安部潤で表記してしまって怒られないのかというくらい原曲イメージ。ボーカルは原曲よりマイルドになっているが変わらぬサンシャインな歌声が健在でイメージは変わっていない。

極力オリジナルのイメージを変えないようにしたんだとは思うけど、もう少し新解釈とか新しいアレンジの中に原曲の要素(例えば印象的なギターリフだけ残すとか)を入れるくらいのソロならではの新しい「突然」を聞きたかったなという思いも正直ある。これだけの大ヒット有名曲、アレンジを大幅に変えてもオリジナルに勝てないとは思うんだけど、それでもやるからには何かもう1つ新しいソロの浅岡雄也なりの色を出しても良かったのではないか。ただFOVもソロも関係なく1人のシンガー浅岡雄也が歌ってきた楽曲であることを考えれば最も売れたこの曲に対して無理に新しいアレンジにする必要も無いのかもしれない。

当時放送されていたフジ系『とくダネ!』の「朝のヒットスタジオ」に発売1週間ほどというジャストタイミングで出演し、安部潤を筆頭にしたバンドメンバーでこの曲を披露した。この時は2008はつかずに「突然」として披露した。タイミング悪く災害のニュースが入ってしまったため、何とかギリギリでコーナー中止にはならなかったものの終了後すぐに災害のニュースに移行してしまうなど本来の放送時間よりも若干短くされてしまっていた様子だったのが残念だった。
★★★★☆
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

突然~2008~
浅岡雄也
2008/09/03 ¥200

欠けたパズル

作詞作曲:浅岡雄也、編曲:福田康文
初収録曲だが+4の新曲には該当せず、少し前にdwango.jp限定で着うた配信されていた曲の初CD化。当時はiPhoneが認知され始めスマートフォンの時代に突入し始めるような時期で、それまでの携帯電話がガラケーと呼ばれ始めるよりは前くらいだったがいずれにせよ着うた機能は標準搭載な時代であった…にも関わらず04年購入の着うた非対応携帯を08年末まで延々使い続けていたため、着うた限定配信とか無縁だったので全くチェックしておらず、知らない間に出ていた。最初はベスト盤の新曲かと思っていた。+6じゃね?+4なのに曲数一致しないなぁ…みたいな。

あの頃描いた自分になっているかという問いから若き日の思いを取り戻そうとする系(?)のド王道ストレートな爽やかソング。王道中の王道だがやっぱこれだよな!と思えるくらいやはりキャラがどうだろうとこの声は爽やかさが最大の持ち味で、そこにはやはり前向きで明るい曲がハマるんだよなぁ。
★★★☆☆
7th(1stベスト)アルバム『ウタノチカラタチ+4~U-ya Asaoka Best Album~

6thシングル 生きる星

生きる星
08年12月3日
メジャーでの最終CD。これまでと同じく徳間JAPANでリリースされているものの全国カラオケ事業者協会による2008年度「カラオケ文化の日」事業『エコについてのお話大募集』という企画作品歌を通じて地球温暖化防止を図ろうというカラオケ業界の試み、という。作曲にも一切関与しておらず、何故かこの企画のボーカリストして突如呼ばれて歌っているという謎な企画参加作。『Horizon』で環境ソングを歌いまくっていたばかりだったので、その流れで徳間JAPAN経由で話が来たのだろうか。『Horizon』路線が無かったらマジで謎でしかない。

既に事務所も離脱して自主制作体制に移行する準備が進んでいて、これまでの公式サイトやFCも一旦全閉鎖して、新公式、新FCへの移行を案内している活動の転換点となっていたため、今作の存在自体も埋もれ、新公式サイトではしばらく今作のみディスコグラフィーに掲載すらされていなかった(Twitterで本人が載せるの忘れていたとコメント)。改められた現在のディスコグラフィーには掲載されている。

生きる星

作詞:石森ひろゆき/全国カラオケ事業者協会、作編曲:矢田部正/全国カラオケ事業者協会、原案:「生きる星」天野佑子
繰り返すが、全国カラオケ事業者協会がエコをテーマにしたを募集したわけであって別に歌詞を募集したわけではなかった。このためグランプリ受賞作となった天野佑子さんの「生きる星」というのは歌詞というより作文に近いもので、そのままメロディーをつけて歌にできるようなものではなかった(歌詞カードにその作文も記載)。そんなわけでグランプリ受賞作品を何と原案扱いにしてしまい、別の作詞家を立てて、原案が原案すぎるというか、似ても似つかないようなほとんど別物じゃねーか…というような歌詞にしてそれにメロディーをつけてしまう(逆でメロディーが先にあって全然ハマらない作文なので当てはまるように改変したら原型留めなかったのかも)という本末転倒な仕上がりに…。いやマジで何だこの企画。なんていうか…まあ企画のグダリっぷりから想像できるように…フツーの平和バラード
★★★☆☆
アルバム未収録

生きる星
浅岡雄也
2008/12/03 ¥200

C/W 愛するものを守るために

作詞:天河晶/全国カラオケ事業者協会、作曲:アレクサンドル・ボロディン、編曲:矢田部正、原案:「愛するものを守るために」中村理佐
こちらは準グランプリ受賞作を原案にした曲。この準グランプリ作品は歌詞じゃないとか作文に近いとかいうレベルではなく、最早完全に作文そのものだったため、これまた原案扱いにしてインスパイア以下のようなレベルでほぼ作文中に登場するいくつかの単語と大枠のテーマを使用しただけ全く別の歌詞を仕立て上げている。さらに今作に関しては何故か作曲が1800年代のクラシック作曲家、アレクサンドル・ボロディンとなっているため、クラシックをポップスに改造したものだと思われる。どうやら「ダッタン人の踊り」という曲をベースにして(CDには一切表記してないのにiTubes配信では思いっきり副題にされている)無理やり歌詞を載せて改変したようだが…改変度合いは「生きる星」を上回っている。平原綾香が「Jupiter」をヒットさせて4,5年くらいの時期だったが、クラシックをポップスにする手法にしてもチョイスがビミョーすぎ。そしてやはり普通な曲。
★★★☆☆
アルバム未収録

愛するものを守るために (ダッタンジンの踊り)
浅岡雄也
2008/12/03 ¥200

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