勝手にドラマ大賞2020

春ドラが絶滅状態になって夏にズレ込むなんてもう2度と起こらないだろうな。

『24 JAPAN』は2クールなので来年分でカウント。

1位 ゆるキャン△

久々にダントツの1位。初めてBlu-ray BOXを購入し、アニメ版もBlu-ray3本購入(アニメ版は2018年作品のため今回の勝手にランキングの選考カウントには入れていない。また「へやキャン△」も5分番組すぎて対象外にした)。キャンプ自体は子供の頃に家族でやっていたが正直ほとんど遊んで寝て帰るだけでテント設営とかてんでダメだったんでソロキャンプとかも出来ないんだけど、冬のアウトドアの大自然や空気感、ゆる~い感じの人間関係や世界観も癒しで見事にドハマりした。2012年冬クールで始まるアニメ2期、2021年春のドラマ2期も合わせて期待したい。壊れ切った世界の空気に絶望しか無さそうな2021年に少しでも癒しを…。

2位 絶メシロード

ストーリーの前提のおかしさ、なんでもっとスムーズな設定にしなかったんだ…というのはこの枠のドラマで毎回気になるところではあるんだけどそれでも振り返ってみればこれが2番目。小さな週末旅行的な要素が変異していく2~3月の現実世界の中で大きな癒しとなった(これは「ゆるキャン△」にも共通している)。ただマジで本当に絶滅した店も出てきているんだろうなぁ…。なんと正月にはSP版(続編)もやるとか。

3位 私たちはどうかしている

横浜流星、浜辺美波の美男美女の美しさと和の雰囲気が非常に綺麗な感じで印象的。ストーリー的には主人公の親世代ひっでぇな…で終わってしまったんだけど、そんなにドロドロの昼ドラ展開に傾き過ぎなかったので割と見やすい方だったかなと。

4位 ルパンの娘

消去法でこうなるか。前シリーズは生真面目すぎる瀬戸康史がどうにも苦手だったんだけど、今シリーズでは瀬戸康史はむしろ開き直るところは開き直ってLの一族におとなしく便乗するようなキャラに軟化、家長である渡部篤郎が常に状況を冷静に見て親らしさもしっかり見せて株を上げまくり、逆恨み探偵の橋本環奈もどこかの漫画の某バーボンさんと違ってきちんと説明を受けたら聡明な判断で無為な逆恨みを辞めて協力側に回るなどいいキャラ揃いだった。そんな中で肝心の主人公深田恭子の毎回のウジウジだけ執拗に悪化。毎回これが足を引っ張っていてこれがもう少しなんとかなれば一気に2位だった。

5位 とある科学の超電磁砲T

今年唯一のアニメ枠。新コロ騒動の制作遅延が相次ぎ結局2クールが1~9月までかかってしまった。休止期間も長かったため最終回の頃には前半の話を忘れかけていた…。シリーズ1番人気は揺るがなかったようだがそれでも開始10年という長期シリーズになってしまい、先細りは必至。シリーズ自体のアニメ展開も今度こそ最後かもなぁ…。

6位 私の家政夫ナギサさん

新たなカップルの在り方を描いた割と斬新なドラマだった…が、なんか最終回にかけて急に結婚にすっ飛んだ感じでそういう年の差カップルが勢い任せで突っ込むところまでリアルにやられてもドラマとしては追いつかないなとも思った。

7位 捨ててよ、安達さん。

本人役、現実とどこまで重なっているのか曖昧な世界観が独特だった。とっくに撮影が済んでいたため見ていた春ドラマ唯一の予定通り最後まで放送だったけど、逆に夢の中の話だったので、どうしても画面もテンションも暗く、緊急事態宣言直下の中ではより沈み込みがちなドラマではあった。

8位 女子グルメバーガー部

「捨ててよ、安達さん。」に続くドラマだったがなんとこれも3月頭に撮影が終わっていて夏ドラマとして完走。主人公が毎回変わり、人間関係の違いによって同一人物の違う一面を見せていくというのが面白かったが、中には演出家が違い過ぎたのか噛み合ってないキャラクターも…。

9位 DASADA

日向坂46主演ドラマで、過去の48/46系の茶番系ドラマの中ではまともな方だったけど、メンバーによって扱いの差が激しかったのと前半のんびりしすぎて後半が駆け足すぎるのはもう少しなんとかならなかったのか。

10位 アリバイ崩し承ります

可もなく不可もなしの浜辺美波のアイドル探偵ドラマ。

11位 極主夫道

終始叫び倒すコント状態というドラマだったのかも正直良く分からないドラマだったがとりあえず楽しくはあった。

12位 SUITS/スーツ Season2

カッコよく始まったはいいけどシオシオの展開に…。恐らく新コロ騒動の煽りを最も受けたドラマだったんじゃないかと思うけどしょぼくなったのはそれだけではなかったような気も。

13位 妖怪シェアハウス

妖怪化上等!なオチはぶっ飛んでいたが、小芝風花は良かった。あと主題歌としてmiwaがすり寄りすぎてなんか滑った感じに。

14位 タリオ 復讐代行の2人

浜辺美波のアイドルドラマとしてはキャラが極端すぎてパッとしなかったが、岡田将生でうまくバランス取れていた。

15位 歴史迷宮からの脱出~リアル脱出ゲーム×テレビ東京~

なんか半クール(6話)で終わってしまった「女子グルメバーガー部」の後枠。ドラマとしてもそこそこ面白かった。福本莉子は今後もっと売れるんだろうけどギャルかわな感じだった今作は普段と違う(明るい茶髪&ギャル役)そうで、次見ても分からないかも。実際「映像研には手を出すな!」にも出てたんだけど同一人物認識できてなかった。

16位 シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。

けっこう面白かったんだけど、制作側が決定的な勘違いをしたのか設定上は人格の植え付けを行った医師によって死者の記憶を元にして作られた架空の人格を何故か尊重して残し、生きている元の人格を消し去る(しかもこの医師は殺されてしまい悪人扱いされたままだったが、架空の人格は消して元の人格に戻すべきだというまっとうな考えも良心もちゃんと持っていた)という無茶苦茶なオチで一気に印象が下がった。どうしてこうなった。

17位 レンタルなんもしない人

話自体は良かったんだけどレンタルさんが能面すぎて…。原作に忠実なだけだったかもしれないけど、のんびり屋さんな性格の人程度なら良かったのにそれとは遥かに違う次元のある種の怖さがあった。

18位 映像研には手を出すな!

映画がコケるのも仕方なしな実写化には手を出すな!を地で行った漫画的な変なドラマ。必死に変なキャラを演じていた飛鳥ちゃんの普段見せないかわいい話し声は本当に頑張っていたなと。

19位 乃木坂シネマズ~STORY of 46~

クリエイター系すぎた…。

20位 ハイポジ~1986年、二度目の青春。~

下劣な方向に走りすぎたが、最後のオチは良かった。

21位 おカネの切れ目が恋のはじまり

これはちょっとどうしようもない。無事に制作されたとしてどうなっていたのかにしても1話2話の上滑りっぷり、やはりあれは三浦春馬に演じてもらう役柄ではなかったと思う。

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