発売30周年記念 『瞳そらさないで』~Complete Sorasanaide Neo~

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DEENの代表曲というと一般的には「このまま君だけを奪い去りたい」が筆頭に上がる。アルバムBOXでもまさかのプレミアムDISCラストを4連発で飾るなどこの曲は全部で4つのスタジオ音源があり、今でもたまにTVに出ると必ず歌われる。一方で「瞳そらさないで」はDEEN5枚目のシングルとして1994年6月22日に発売。ポカリスエットのCMソングとして親しまれ、初のO社1位を獲得。2作目最後のミリオンセラーを達成し、「このまま~」に続く2番ヒット作として君臨。「このまま~」のポケベルCMタイアップに比べても一色紗英が出演してヒット曲を多数輩出した黄金タイアップであるポカリCMの鮮烈な印象から本来双璧をなすW代表曲扱いになっていてもおかしくないはずだった。

しかしたまにTVに出れば必ず「このまま~」。さらに稀にもう1曲歌える機会が与えられても何故か「ひとりじゃない」や「翼を広げて」が選曲されてしまい、「瞳そらさないで」がTVで歌われる事はない。ファン投票をやっても人気が無いわけではないが、格段に高いわけでも無く、懐古ブームの中においてはあまり触れられる機会の無い楽曲と化していってしまった。しかしそんなテレビでの扱いとは対照的に「瞳そらさないで」は2度3度とリメイクされた曲も珍しくないリメイク大好きなDEENの中でもCD収録のスタジオ音源だけでダントツ最高の9バージョンが存在するバージョン最多曲である。それだけにとどまらずライブでも全楽曲中最多の披露回数(たぶん)を誇る。

今回発売30周年を記念し、スタジオ音源全バージョンはもちろん、ライブCD、ライブ映像作品に収録された全ての「瞳そらさないで」を完全網羅した発売20周年時に行った史上初のComplete SorasanaideをバージョンアップしたComplete Sorasanaide Neoをお送りする。

何せ最初から最後まで全部同じ曲について話そらさないで延々語っているという、恐らく1つの楽曲の全バージョンをライブ音源まで全て解説するという誰も踏み入れた事が無い究極の企画の元祖である。読んでいるとあまりに同じ曲について延々と語り続ける上に、夏に読む場合は連日の猛暑で、冬に読む場合は手がかじかんで、恐らく途中で瞳そらしたくなると思うが、どうか瞳そらさないで最後まで読み進めてくれると信じてる。そんなあつい午後

2014年6月22日史上初の企画として旧過去曲回顧で公開
その後2018年まで(Ver.1.8)随時追記していたが30周年に合わせて新スタイルへ移植リニューアル
2024.6.22 改めて全音源見返し聞き返しながらNeoへと進化を果たす

Studio Recording Sorasanaide

1st Sorasanaide
瞳そらさないで

B00005F59K
1994年6月22日
作詞:坂井泉水、作曲:織田哲郎、編曲:葉山たけし
最も知名度が高い原曲。メンバー表記は無いが裏ジャケに写っているメンバーは池森秀一・山根公路・田川伸治・倉澤圭介の4人。田川は今作から加入したことになっていてこの4人で写っているDEEN作品は今作のみである。倉澤圭介は今作が最終参加だが先駆けて前3作にあったヒゲだけ先行して脱退した

この時期のDEENはほとんどアレンジャーがオケ制作をしていたのではないかと思われ、メンバーが流動的だった状況で実際にメンバーが演奏していたのかはよく分からない。

5thSg 瞳そらさないで
5thSg 瞳そらさないで 1994年6月22日 デビュー年のハイペースが嘘のように7ヶ月ぶりのシングルにして1994年唯一のシングル。また年明け1月8日付で田川伸治が加入した事になっている。これはかなり前から公式のバイオグラフィーにハッキ

1stアルバム『DEEN
1stベスト『SINGLES+1
5thベスト『PERFECT SINGLES+
6thベスト『DEENAGE MEMORY
7thベスト『DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~

Promotion Video Sorasanaide
THE GREATEST CLIPS 1993-1998

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正式なPVは制作されていない。ただPVのような映像は存在している。
THE GREATEST CLIPS 1993-1998』にはイントロカットで1番ボーカル部分から1コーラスのみ。映像はシングルジャケ写と1stアルバム『DEEN』のジャケ写/4人の裏ジャケを揺らしているだけ+海のイメージ映像というもの。かなりやっつけ感満載。

同作収録の1stアルバム『DEEN』ダイジェストでは”ひ~とみ~そらさな~いで~”の部分のみ。ジャケ写を近づけながら映し出すだけという超絶やっつけ映像。

同作収録のベスト盤『SINGLES+1』ダイジェストでも同じく”ひ~とみ~そらさな~いで~”の部分のみ。だが上記2つには入っていなかった一瞬だけ歌っている動画が含まれている。

LEGEND of 90’s J-ROCK BEST LIVE&CLIPS
ベスト『DEENAGE MEMORY』初回特典DVD『DEENAGE MEMORY THE MOVIE 1993-2012』

B008CGLQ1Q
やはり1コーラス程度だが、上記の映像とはまた異なっていて、海のイメージ映像のほか動いている池森や演奏しているメンバーの様子も含まれている。あくまで適当に素材を繋いだようなイメージ映像的なものに過ぎないものの、ジャケ写を揺らしているだけのものよりは簡易PVっぽさはある。

2nd Sorasanaide
瞳そらさないで~Smooth Blue Mix~(featuring Vocal 7th Beat)

B00005HYOK
2001年6月6日 『Ballads in Blue The greatest hits of DEEN
編曲:DEEN
特設サイトで指定3曲の中から上位13曲が選曲されたバラードベストの選曲対象外の特別枠で収録された初のリメイクバージョン。バラードベストなのでゆったりめに改変されており、2番サビがカットされている。今作以降バラードアレンジで改変される際には2番サビをカットするというのが定番となった。

2ndBest Ballads in Blue The greatest hits of DEEN
2ndBest Ballads in Blue The greatest hits of DEEN 2001年6月6日 バラードベストアルバム。2001年唯一のDEENとしての単独リリースCD。これ以外はソロやコンピ盤参加に留まり、ライブも

3rd Sorasanaide
瞳そらさないで

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2005年11月23日 『The Best キセキ
編曲:長岡成貢
サブタイトルがついていないが、通称キセキ Version。デビューからの干支1周(12周年)を記念して初期楽曲13曲をセルフカバーした中の1曲。初回盤特典のベストアルバムではビーイング管轄の音源をいちいち許諾とって引っ張ってこない方針のようでリメイクバージョンが使用されるが、「瞳そらさないで」の場合はこのバージョンが『ナツベスト』『Ballads in BlueⅡ』に2度使用されている。

3rdBest DEEN The Best キセキ
3rdBest DEENTheBestキセキ2005年11月23日全曲新録音のセルフカバーベストアルバム。デビューから干支が1周した12周年を記念しての作品と説明された。新たな気持ちで15周年へ向かうとも説明され、この頃より日本武道館公演を

『ナツベスト』収録の際はDJによる曲紹介が冒頭に入っている。

『Ballads in BlueⅡ』への収録は意味不明で、前作を踏襲してSmooth Blue Mixが収録されていたのと同じような位置にムリヤリねじ込んだとしか思えず、どう考えてもこれはバラードには聞こえない。
11thアルバム『クロール』初回特典『ナツベスト~DEEN SUMMER TIME MELODIES~
12thアルバム初回特典2ndバラードベスト『Ballads in BlueⅡ~The greatest hits of DEEN~

着うた限定 Sorasanaide
瞳そらさないで2009

2009年7月18日(着うた)
編曲:田川伸治
初の着うた限定で配信された新バージョンでリリース当時はCD化のアナウンスは無かった。3ヵ所のサビ部分を切り取った「頭サビ~Summer Breeze ver.」「1サビ~瞳そらさないで ver.」「2サビ~話そらさないで ver.」の3種で配信されたのみで、フル配信は無し。元々2年前2007年の47都道府県ツアーから演奏されていた新アレンジバージョンをリゾートライブ開催に合わせてとりあえず着うたでリリースしたといった趣き。

当時DLしたのは「頭サビ~Summer Breeze ver.」のみで他2つは聞いたことが無いがこの「頭サビ~Summer Breeze ver.」が重要音源。当時“アカペラから始まるアコースティックギターを中心とした、清涼感溢れるサーフロックスタイルにリアレンジされました!!”と紹介していたように、その後のCD化バージョンと異なり、ギターやウクレレが奏でているサビメロがSummer Breeze♪部分からのアカペラボーカルになっているという貴重音源。元々はこの冒頭スローサビ歌唱でライブで演奏していた事からこうなったと思われる。

4th Sorasanaide
瞳そらさないで2009

B002MS1SIG
2009年11月14日(シングル『Ngeai feat.ミズノマリ』C/W)
編曲:田川伸治
着うた限定でリリースした上述のバージョンをシングルC/W(ボーナストラック扱い)としてフルサイズでCD化。冒頭スローサビ部分のボーカルをカットしてアコースティックギターソロに差し替えるといった変更がされている。

36thSg Negai feat.ミズノマリ
36thSg Negai feat.ミズノマリ 2009年11月4日 BMG JAPANがソニーに完全買収されて2008年秋頃に完全子会社となったため、事務所運営の公式サイトとは別のソニーによる公式サイトが作られていた。前作まではそれでもB

5th Sorasanaide
瞳そらさないで~’09+Ukulele Style~

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2010年7月28日(アルバム『クロール』収録)
「瞳そらさないで2009」を翌年になってさらに少し改変してアルバム初収録したもの。サブタイトル通りウクレレを加えたもので、冒頭スローサビを今度はウクレレに差し替えたという変更がされている。

11thAl クロール
11thAl クロール 2010年7月28日 2009年に初めて開催したリゾートライブ「Unplugged Summer Resort Live'09~Karuizawa&Zushi~」は2公演のみだったが、好感触だった事

6th Sorasanaide
瞳そらさないで

B0085DWG8S
2012年8月8日(アルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録)
編曲:大平勉
通称Triangle Cover Version3人だけの演奏でセルフカバーするという企画作。初めて本格的なスローバラード調へと改変し、Smooth Blue Mixと同様に2番サビで話をそらさずにそのままラストサビになる短縮仕様。2番サビカットバージョンにすることでテンポを落としながらも5分越えになることを回避している。同年の47都道府県ツアーで歌われていたと思われるが残念ながら映像化されなかった。それ以外でライブでやった形跡がなく、このバージョンでのライブ音源/映像が無い。全バージョンの中で最も不遇なバージョン。

13thAl マリアージュ
13thAl マリアージュ 2012年8月8日 作品タイトルは『マリアージュ』のみだが、オリジナルアルバム『マリアージュ』とセルフカバーアルバム『Triangle Cover Album』の2枚組。先行シングルに続くトライアングルプロジェク

7th Sorasanaide
Hitomi Sorasanaide-English Version-

B00JDQ96EI
2014年6月11日(洋楽カバーアルバム『君がいる夏』収録)
発売20周年のタイミングでドロップされた初の英語バージョン発表と同時に『君がいる夏』なのに「君がいない夏」じゃなくてまたこの曲やるのかよ!というファンからのツッコミが入った。ツッコミつつも今度はどんなアレンジなのかというほのかな期待もぶち破るまさかの“2009”オケ使い回し。タイトルがローマ字表記になり、歌詞が英語になっただけの「瞳そらさないで2009」であった。タイトルは”Hitomi Sorasanaide”だが、”瞳そらさないで”と歌っていたサビ頭部分はローマ字読みではなく英訳された”Look at me,don’t turn away from me”になっていて”Hitomi Sorasanaide”とは歌われない。

2ndCover 君がいる夏-Everlasting Summer-
2ndCover 君がいる夏-Everlasting Summer- 2014年6月11日 "あの頃がよみがえる究極のSuumer Healing Album"と称された初の全英語詞洋楽カバーアルバム。1970,80年代

Promotion Video Sorasanaide
42ndシングル『君が僕を忘れないように 僕が君をおぼえている』初回盤DVD『THE GREATEST CLIPS 2014』
Blu-ray『THE GREATEST CLIPS 2014-2017

B07CXBY1H1
この英語バージョンに関してはアルバムのジャケット、他の収録曲PVと全て同じ場所で一括撮影された1コーラスのみのショートPVが制作されYouTubeでアルバム宣伝用に公開された。また4ヵ月ほど経過してからフルバージョンでDVD化もされ、後に『THE GREATEST CLIPS 2014-2017』でBlu-ray化もされた。ほとんど池森が海辺で歌っているという通常のPVに比べると簡易な仕上がりだが、一応そこそこのカット数があり、原曲の素材貼り合わせ急造PVに比べれば断然PVっぽい。20周年にして初のフルPVが出来上がったことになり感慨深い。

8th Sorasanaide
瞳そらさないで~Jawaiian Style~

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2018年7月21日 配信シングル
編曲:侑音
田川伸治脱退後、2人体制になって最初の3曲連続配信の2作目。新サポートギターの侑音にアレンジを委託するようになった。

2ndDigtal 瞳そらさないで~Jawaiian Style~
2ndDigtal 瞳そらさないで~Jawaiian Style~ 2018年7月21日 作詞:坂井泉水、作曲:織田哲郎、編曲:侑音 5thシングルのリメイク。2001年Smooth Blue Mix、2005年キセキ、2009、&#039

9th Sorasanaide
瞳そらさないで

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2023年3月8日 セルフカバーベスト『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』
B-Gram時代のシングル15作の中から11曲を原曲キー原曲アレンジのまま現在のサポートバンドメンバーと共にスタジオライブ形式で再録音した1曲。初の原曲キーに戻しての原曲再現アレンジ。アコースティックギターをライブ同様にエレキギターメインに変えているほか、間奏ソロでは原曲に無いSaxソロに差し替え、終盤にかけてもSaxアレンジが入っているという違いがある。以降のライブではこのバージョンが基本となったが、今作に関しては以降のライブでは-1に下げて演奏されている。

9thBest DEEN The Best DX~Basic to Respect~
DEEN The Best DX~Basic to Respect~ 2023年3月8日 デビュー30周年記念のベストアルバム。2008年以降5年おきにシングルベストをリリースしており、前回FOREVERとまで言い切ってしまった事やシングル

Promotion Video Sorasanaide
『DANCE IN CITY~for groovers only~』完全生産限定盤Blu-ray

『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』全曲に同じスタジオライブ映像のMVが制作された。「このまま君だけを奪い去りたい」のみ歌詞を表示させたりと多少の映像加工があったものの、残り全曲は同じスタジオでのライブ映像風の編集になっている。実際にこの時演奏した音源がCDになっているわけではなく、スタジオライブ風の映像撮影をしただけでレコーディングはまた別と思われるが詳細は不明。

Another Sorasanaide
DEEN Greatest Hits アカペラメドレー feat.とおるす

2023年3月8日 『DEEN The Best DX ~Basic to Respect~』初回生産限定盤Premium Disc『DEEN The Special Track』
編曲:とおるす
とおるすによる多重アカペラで構築したサビを繋いでいくアカペラメドレー内で「このまま君だけを奪い去りたい」に続く2番手としてサビのみ登場。いきなり”もう1度”のラストサビ部分から始まる。

LIVE CD Sorasanaide

1st Live CD Sorasanaide
ALL TIME LIVE BEST

2004年1月18日Break8 at SEOUL韓国延世大学100周年記念館でのライブ音源。『LIVE JOY COMPLETE 2002-2004』(6th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide)で映像化もされている。
キー下げ以降基本的に-2と思われるがこの曲はさらに低く聞こえるので-3なのかもしれない。ここまで下げるとさわやかさもだいぶ損なわれ、声にも力強さが無く、逆に歌い難そう。2010年時点に選曲可能だったライブ音源の中では正直この音源が最底辺でもっといい出来のライブ音源がたくさんあったのに何故よりによってこの音源が選ばれたのかが謎。ベースがやけにガツガツいっている。

2nd Live CD Sorasanaide
DEEN at 武道館~15th Anniversary Greatest Singles Live~

2008年6月8日の初の日本武道館ライブの音源。『DEEN at 武道館 NO CUT 15TH ANNIVERSARY PERFECT SINGLES LIVE』での映像化に先駆けてのライブ音源。
イントロが長い原曲キー下げアレンジ。記念すべき初武道館での1曲目を飾った。ライブ1週くらい前に出会ったトレーナーの指導の影響でこれ以降声が出るようになったとコメントしているが、この日の調子も上々。

3rd Live CD Sorasanaide
DEEN at 武道館2011 LIVE JOY SPECIAL』初回特典CD『DEEN Unplugged Summer Resort Live’11』

2011年9月Unplugged Summer Resort Live’11の音源。これは映像にはなっておらずこのCDのみ。9/18神戸新聞松方ホール、9/23,24軽井沢大賀ホールのいずれかの音源と思われるが不明。
2007年の47ツアー以降、リゾートライブなどのアコースティックスタイルでは”2009″アレンジを主に使用していたが、ここではまさかのSmooth Blue Mixでの披露(曲目でも「瞳そらさないで~Smooth Blue Mix~」とちゃんと表記されている)。和音ツアーでコーラスアレンジだけ流用したバージョンでの披露はあったが、ちゃんとした形では1度もライブで披露されたことがなかったSmooth Blue Mixが発表10周年を記念して(?)ついに演奏されたというレア音源。この年は武道館でバンド編成でも”2009″をやったばかりだったのでサプライズ!といったところか。ストリングスが入ったり、そもそも打ち込み臭が強かったのを生演奏でやっているのでスタジオ音源とはそれなりに印象は変わっている。

4th Live CD Sorasanaide
DEEN at 武道館 2014 LIVE JOY SPECIAL』Blu-ray盤のみ付属CD『DEEN Summer Resort Live~4th wave~2014/7/31&8/1 大さん橋ホール』

2014年7月31日、8月1日Summer Resort Live~4th wave~大さん橋ホール公演の音源。映像にはなっておらずこのCDのみ
「Hitomi Sorasanaide-English Vesrion-」発表直後のライブだったため、曲目も「Hitomi Sorasanaide-English Vesrion-」になっているが、CD音源とは異なり、冒頭スローサビはストリングスが奏でていて、これまで軽井沢でのリゾートライブで披露されていた2009アレンジの改変バージョン。また2番とラストサビの繰り返し部分”いつまでも~”の締め部分は日本語に戻るという日英チャンポンバージョンになっている。何故英語で通さなかったのかは謎が残る。

5th Live CD Sorasanaide
DEEN at 武道館 2015 LIVE JOY SPECIAL』Blu-ray盤のみ付属CD

2015年10月11日日本武道館ライブの音源。同作品に映像でも収録。
08年最初の武道館と全く同じイントロが長い原曲キー下げアレンジでのフル披露。キー下げ原曲アレンジでライブCD化されている音源の中では最も声の調子が良いのはこれかな。

6th Live CD Sorasanaide
DEEN at 武道館 2016 LIVE JOY SPECIAL~Ballad Night~』Blu-ray盤のみ付属CD

2016年11月23日日本武道館ライブの音源。同作品に映像でも収録。
Smooth Blue Mixでの披露。2011年のリゾートライブ音源と違ってコーラス隊がいるのでコーラスアレンジの再現度は高い。今回もストリングス隊がいたので、オリジナルより豪華な仕上がりに。このバージョンでの披露としては最多人数での披露となり、Smooth Blue Mixのライブにおける決定版か。

7th Live CD Sorasanaide
DEEN JAPAN PARADE 47~絆~』Blu-ray盤のみ付属CD

47都道府県ツアー2017年9月2日徳島県オデオン座公演の音源。同作品に映像でも収録。
Triangle Cover Versionがある曲は概ねそちらで披露されたがこの曲は「瞳そらさないで2009」で披露。ライブCDとしてはこのアレンジは3年ぶりとなったが前回のは日英ちゃんぽんだったので、「瞳そらさないで2009」ライブ音源としては初CD化。3人だけでの演奏だが同期が普通に鳴っているので3人だけで演奏しているようには聞こえない。

8th Live CD Sorasanaide
DEEN at BUDOKAN FOREVER~25th Anniversary~』(完全生産限定プレミアム盤)のみ付属CD

2018年3月10日日本武道館ライブの音源。同作品に映像でも収録。
3人でのラストステージで本編終盤に披露。ライブCDとしては初の原曲キー、原曲アレンジでフル披露となった。全曲原曲キーで披露したこの奇跡の25周年ライブだが、90年代当時から最後の半音上げは辛そうだったのでさすがに最後のサビ前に次の曲へ移行するかと思いきやそのまま最後まで行った。

なおフルサイズであるにも関わらず、CD(とCDに準じた配信版)では「武道館Special Medley Ⅳ」としてメドレー扱いされていて、頭出しが出来ず、この音源を聞くには6曲ものメドレーを経てからでないと聞けない。数少ないST配信でも聞けるライブ音源だが、12分8秒付近まで行かないと聞けない。

9th Live CD Sorasanaide
DEEN LIVE JOY 2020~All your request!!~』FC限定盤のみ付属CD

2020年1月30日Break22のZepp Tokyoのライブ音源。同作品に映像でも収録。新バンドメンバー(Guitar:侑音、Bass:石田純、Drums:矢野顕太郎)による原曲キー原曲アレンジ。

10th Live CD Sorasanaide
DEEN LIVE IN CITY 2021~City Pop Chronicle~』初回生産限定盤のみ付属CD

2021年4月23日Break23のZepp DiverCity TOKYOのライブ音源。ドラムは北村望に交代

原曲キー原曲アレンジで”もう1度”で次の曲へ移行するラストサビカットバージョン。通常このような短縮バージョンの場合はCDではメドレー扱いの1トラックでまとめられていて単独収録されないものだが何故かこの音源は単独トラック扱いになっている。25周年武道館(8th Live CD Sorasanaide)と扱いが逆だ。

11th Live CD Sorasanaide
DEEN The Live 2022~Hot mirror ball & Spur night~』完全生産限定盤のみ付属CD

2022年5月13日Break24Zepp DiverCity TOKYOのライブ音源。同作品に映像でも収録。新バンドメンバー(Guitar:侑音、Bass:石田純、Drums:北村望)にSaxphone:ヒロムーチョが加わった原曲アレンジ。

現時点で原曲キーで演奏された最後のライブ音源。原曲キー復活以降は問題なく歌いきれていたがこの音源では最後のサビの終盤”いてくれると”の部分が繰り返し含めて2回とも声が張れずに裏声という初の事態となった。また曲中でサックス演奏が入るがソロはギターソロのまま。

12th Live CD Sorasanaide
The Last Journey 47~扉~-tour documentary film-』Blu-ray盤のみ付属CD

4度目にして最後と宣言した47都道府県ツアー2022年10月1日沖縄県ミュージックタウン音市場でのライブ音源。同作品に映像で収録。メンバー2人+ギター侑音のみの3人編成だがベースドラムその他足りない音を新規打ち込み制作して同期で流す原曲風アレンジ。-1にキーを下げており、以降ライブでは無理せず-1で演奏するようになった。

Extra Live CD Sorasanaide
DEEN The Best DX~Basic to Respect~』初回限定盤のみ『DEEN The Special Tracks』

2022年2月10日東京ガーデンシアターで開催されたZARDの30周年を締めくくったライブ『ZARD “What a beautiful memory~軌跡~』にて池森単独ゲスト出演した際の音源。ZARDの映像作品として発売済みだったが、ここでCD化された。

ZARDバージョンのアレンジで生演奏して坂井泉水の生前ボーカル音源を同期させ、ゲスト参加した池森さんが生歌唱するという構成。当然キーが異なるので坂井泉水のメインパートでは池森さんは低いハモりを入れているのみだが、生演奏であるのを生かして2番では強制的に転調してDEENのキーに変更して2番の平メロのみ池森メインで歌唱し、最後のサビでまたZARDのキーに戻す構成。

同じ手法で演奏された「翼を広げて」と異なり、アレンジが違い過ぎるので池森メインパートもキーを変えるだけでZARD版のまったりアレンジのまま、DEENのキーで坂井泉水がハモる音源が存在しないため、池森メインパート部分では坂井泉水の声が入らず、坂井泉水のパートに池森が下ハモを入れるのみとなっている。

13th Live CD Sorasanaide
DEEN at BUDOKAN DX-30th Anniversary-』完全生産限定盤のみ付属CD

30周年記念で5年ぶりに開催した2023年3月12日日本武道館ライブの音源。同作品に映像で収録。『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』で新録音した際は全曲原曲キーだったが、今作や「Memories」「未来のために」などサビが高音続きの楽曲は無理せず-1に下げて演奏された。

14th Live CD Sorasanaide
『DEEN The Best DX~Premium Live Complete~』DISC-1

京都で2日間、東京六本木3日間開催された「DEEN THE BEST DX~KYOTO & ROPPONGI~」EX THEATER ROPPONGI1日目2023年9月12日SINGLE NIGHT公演の音源。映像にはなっておらずCDのみ

1曲目に演奏。3月の武道館ライブに続いてキーは-1。1曲目という事もあり久々にイントロを長く演奏。今回もギターソロがサックスのヒロムーチョに移行しており、曲中でもサックスが入るが、以前よりもサックスの出番が増えて目立っているような…。イントロからギター並にメインフレーズ吹きまくっていてギターの存在感がかなり後退している。武道館に続いて最後の高音も難なく出てはいるものの、さすがにピークを越えてきたのか、そこはかとなく以前に比べてもう1つ伸びやかさに欠ける感じはある。

15th Live CD Sorasanaide
『DEEN The Best DX~Premium Live Complete~』DISC-4

京都で2日間、東京六本木3日間開催された「DEEN THE BEST DX~KYOTO & ROPPONGI~」EX THEATER ROPPONGI1日目2023年9月13日COVER NIGHT公演の音源。映像にはなっておらずCDのみ

アンコールで「ひとりじゃない」「瞳そらさないで」「このまま君だけを奪い去りたい」の3連発で締めとなった。中盤で演奏された「思いきり 笑って」含めた全てキセキVersionで演奏され、COVER NIGHTだからか(?)持ち歌も全てセルフカバーで統一徹底した。3曲とも3日連続演奏だったので2日目は少し変化を…という意図もあったと思われる。

キセキVersionは2014年のBreak18ツアー以来という事でかなり久々。前回はサックスサポート2名で今回はサックスのヒロムーチョがバンドメンバーに加わっていて人数は減っているものの、ヒロムーチョの方が存在感を発揮しているような印象。これはギターソロやシンセのフレーズを置き換えたり独自のアレンジを足したりと固定のバンドメンバーとして参加している点が1ツアーのみのサポート、あくまで補助的に出たり入ったりしていた当時との違いだろうか。

16th Live CD Sorasanaide
『DEEN The Best DX~Premium Live Complete~』DISC-6

京都で2日間、東京六本木3日間開催された「DEEN THE BEST DX~KYOTO & ROPPONGI~」EX THEATER ROPPONGI3日目2023年9月14日MANIAC NIGHT公演の音源。この3日目のみDISC-7のBlu-rayで映像でも収録されている。

この日はライブで滅多に演奏されなくなっていたレア曲中心だったがかつてのマニアックNIGHTのように最後まで徹底してマニアックオンリーではなく、本編終盤に「ひとりじゃない」「瞳そらさないで」、アンコール最終曲として「このまま君だけを奪い去りたい」と前日ラスト3曲と同じ3曲が演奏された。1日目と同じアレンジなのでほとんど違いはないが、イントロは通常サイズに戻されている

Live Fake Sorasanaide

ライブ映像…と見せかけて嘘だったという珍映像が2本存在する。

LIVE DVD Fake Sorasanaide
THE GREATEST CLIPS 1993-1998

1996年Break1のダイジェストの1番最初に1コーラス。音声がCD丸被せのフェイクライブ映像。
映像だけなら最古の映像。イントロ省略で1番のみだが、当時の音源が一切使用されずCD音源丸被せという伝説の偽ライブ映像。このダイジェストの最後に歓声を挿入することであれ?これCDと同じじゃ…?と思った視聴者を騙そうとする小細工が施されているが、この頃は打ち込みが多用されているのでCDと同じ演奏になるはずがなく、CD音源丸被せはバレバレすぎて無理があった。2013年に『DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-』にて「このまま君だけを奪い去りたい」「翼を広げて」「未来のために」「SUNSHINE ON SUMMER TIME」「素顔で笑っていたい」はこのBreak1の映像が当時のライブ音声で初めて商品化されており、いずれも全面的にキー下げしても声が出しきれない厳しい演奏状況だった事が判明している。今作に関してはBreak2の映像が収録されたため、Break1の音声は幻のままである。

LIVE Blu-ray Fake Sorasanaide
DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL ~マニアックナイトW(‘0’)W~

2014年12月31日のカウントダウンライブ単発公演イントロのみ半生演奏
OPでかかっていたリミックス風の音源の最後にイントロ部分が入り、直後にキーボードは同期、サポートメンバーのHIDEと宮野は実際に登場してイントロを演奏し始めたが、上海ロックスターが横槍を入れて演奏をストップさせ、今日はこういうドメジャーな曲を聞きにきたわけじゃないだろ?と改めてこのライブはマニアックな曲のみを演奏する趣旨である事を説明。ライブ最多披露を誇っている楽曲だったため、マニアックナイトが本当にマニアックナイトであることを示すための演出として使用した形。このご時世だけにかなり慎重になっていたのか、「何も私、瞳そらさないで批判をしているわけじゃないのよ?名曲でござんす」などと最早ロックスターでも山根公路でもないような良く分からない謎の口調でさりげなくも演出意図に対して丁寧な説明を入れてくる辺りはいかにもリーダーらしかった。

LIVE DVD/Blu-ray Sorasanaide

1st Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
Another Side Memories~Precious Best~』初回盤DVD
DEEN LIVE HISTORY-20th ANNIVERSARY-

1998年6月22日Break2渋谷公会堂の映像。ドラムは宇津本直紀、ベースは宮野和也、
アンコール3曲目(ラスト1曲前)でフル披露。現状存在する最古のライブ映像(本物)。イントロのピアノをやけに頭を振り乱しながら弾く山根リーダー(細い)や帽子を逆さに被っている池森さんなど現在ではまずもって見られないような若いスタイルも見ることができる。また基本的に間奏のアコギによるギターソロはライブではエレキに変わるものの奏でているメロディー自体はほぼ同一なんだけど、ここではCDと異なるソロを弾いている。

2nd Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
LIVE JOY Special YOKOHAMA ARENA
LEGEND of 90’s J-ROCK BEST LIVE&CLIPS

1999年12月11日横浜アリーナの映像。宇津本直紀在籍時の4人での最終映像
DVDでは5曲目に収録されているが、実際には1曲目に「A day in my life」(映像未収録)をアカペラで歌った後に、この曲で本格的に幕を開けた。冒頭でバーンと幕が外れると同時にイントロ前半を省略したコーラス部分から演奏がスタートする。原曲キー、原曲アレンジ(アコギなしでギターソロはエレキギターになるなど原曲よりロック色は強い)でフル収録されているが、エンディングは最後の余韻をぶったぎって映像が切り替わる。ファン以外でもこの映像を見てガッカリする人はいないと思われるくらいブレも無く完成度は非常に高い。発売から5年経過しているものの、初期ベスト映像はこれだろう。1999年の映像なので画質はそこまで良くないが、宇津本在籍時のライブ映像(本物)は2つしかないので貴重だ。山根リーダーが驚くほどシャープでイケメンだったりと、アラサー前後だったメンバーの若さも後年になるほど見所となった。

3rd Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
on&off>tour document of ‘need love

2000年Break5渋谷公会堂公演の映像。ドラムは藤沼啓二。宇津本直紀の後任として2000年の作品とこのツアーまで参加した。このライブでは3人のDEENを前面に出し、バックには大きな階段を設置しているため、ドラムやパーカッションは階段横の奥に配置されていて映像では藤沼啓二の姿は確認できない。

メドレーの1曲目として披露。いきなり”look in your eyes”のコーラスと1番サビから入り、1番Aメロ、Bメロに戻り、最後の”もう1度”に飛んで半音上げのラストサビという変則構成。そのまま「SUNSHINE ON SUMMER TIME」へ移行する。メドレーに組み込まれる事はこれ以降もあるけど珍しい構成。これが原キーで歌えたしばし最後のツアーとなるが、それを踏まえて聞くとやや声がキンキンになっているかなとは思う。特に最後の高音部分ではややひっくり返りそうになっている。

映像は池森シャツが白とオレンジと衣装違いの2公演が混ざって収録されているが、白シャツ映像に時々オレンジシャツ映像が差し込まれているので音源は白シャツで固定だろうか。ドラムの音が他に比べて抑えめというか軽め。

4th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
on&off 2002 document of unplugged live&recordings

2002年DEEN Classics Unplugged Live 1st String~和音~の映像。これ以降ドラムはHIDE。バイオリンやコーラス隊、パーカッションなど大人数編成となっていた。
アンプラグドライブ編成のライブだったのでCD音源には無いボサノヴァ風のアレンジに改変。話をそらさない構成(2番サビを飛ばして半音上げずに最後のサビに飛ぶ)やコーラスアレンジ、アウトロで池森がサマブリィィとフェイクを入れるところなどボーカル/コーラスアレンジはSmooth Blue Mixになっている。自然な形でキーを下げたボサノヴァ+Smooth Blue Mixバージョンとでも呼ぶべきか。声変わり過渡期で濁ってない(低音も聞き取りにくくない)優しい歌声にまったりしたアレンジというのは他で聞くことができないなかなか新鮮なバージョン。

5th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
『LIVE JOY COMPLETE 2002-2004』DISC-1『DEEN LIVE JOY-Break6-~Birthday eve~2002年12月29日 渋谷公会堂(ツアーFINAL)

2002年12月29日Break6最終日渋谷公会堂公演の映像。
通常のイントロ→いきなりサビ→1番→間奏ギターソロ→”もう1度”で次の曲「果てない世界へ」へメドレーするという構成。このため話をそらさない。コーラスの男女2人(ko-saku,入日茜)が入って後ろでステップしているというBreak6,7,8の3ツアーでのみ見られた光景が珍しいかも。メドレーに組み込まれた場合は”もう1度”から半音上がるラストサビに行かずに次の曲というパターンは後に多用される。Break5からわずか2年だがガッツリとキーが下がっており、イントロの瞬間から低ッ!と思う。-3まで落としてない?そこまで声を張り上げずに楽々と歌えているとはいえ、当時いきなり聞いてたらかなり驚いただろうなぁ…。

6th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
『LIVE JOY COMPLETE 2002-2004』DISC-2『DEEN LIVE JOY-Break8 at Seoul-~Lookin’ for Utopia~

Break8の2004年1月18日韓国延世大学100周年記念館韓国公演の映像。『ALL TIME LIVE BEST』に収録されているのはこの音源。
ライブ1曲目。Break6同様にキーがガッツリ下がっている。コーラスの男女がいるのも含めてほぼ同じような出来。イントロが長い。また全体的に妙にベースがガツガツ言っていて音のバランスも随分低音重視になっている。特に声が出てないとか、歌い方が変だとか、「このまま~」で見られるような苦しげな様子も無いんだけど、それでも歴代ライブの「瞳そらさないで」の中では下の方なんじゃないかなと思う。

7th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
『LIVE JOY COMPLETE 2002-2004』DISC-3『DEEN ONE DAY LIVE ’04-END of SUMMER-

2004年8月28日よみうりランドオープンシアターEASTの映像。唯一の野外ライブ。Break6以降参加していたコーラスのko-saku,入日茜がいなくなり、このライブ以降はメンバー3人+ベース宮野和也、ドラムHIDEの5人態勢が基本となる。
ライブ2曲目。台風が迫り雨の中でのライブとなってしまったため真夏の野外ライブらしさは皆無だが、Break6,8に比べると曲のさわやかさが少し戻ったというか、低い事は低いんだけどBreak6,8より低くないような気がする(※音感無いので単なる勘です)。イントロはちょい長めにするなど2017年までの原曲キー下げアレンジでの基本形がここで完成したのかも。

8th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
BEST of DEEN キセキ LIVE COMPLETE

2006年2月2日Break10の東京厚生年金会館の映像。キセキ Version
『The Best キセキ』を引っ提げてのツアー。やけにドラムがカンカン響いて聞こえるのは当時の音響の劣悪さの影響か(当時HIDEのドラムが大きすぎて他の楽器がかき消されるような劣悪な音響の状態が数年続いていた)。またブラスもストリングスもいないわけで、ふんだんに音を盛り込んだキセキVersionはCDで聞き込む分にはいいけど、ライブでは同期まみれになってしまいどうも映えない。

9th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
LIVE JOY COMPLETE 2006-2007

2007年Break11の1月28日東京厚生年金会館の映像。早くもイントロが長い原曲キー下げアレンジに戻している。

基本フルでやる場合は最も多く披露されていたのがこのパターン。この曲に関しては声の調子がイマイチな日でも好調な日でもさほど変化が無い事もあり、この音源ならではの特徴はそんなにない。そんな中でスタンドマイクを使用してのけぞり気味になりながら歌唱しているというのが1つの特徴か。また3曲目の披露で、演奏終了と同時に”DEEN LIVE JOY ○○へようこそ!”と叫んでドジャーンと盛り上げたと思ったら一転して静かなトーンで次の曲が「このまま~」という流れはキセキVer.か原曲キー下げアレンジかという違い以外はBreak10と全く同じである。

10th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
LIVE JOY 2007-2008 JAPAN ROAD 47+6』DISC-1

2007年の47都道府県ツアー10月21日沖縄公演(桜坂セントラル)でのライブ映像。
音源リリースは2年後だが「瞳そらさないで2009」の原型アレンジでの披露。この時はまだ冒頭スローサビは無く、ギターのイントロから入る。この最初の47ツアーではあからさまな同期は使用されず、あくまで補助的な簡易なリズム音程度しか使用していなかったが、カッカッーカッ、カッカッーカッ、カッカッーカッ…とループしている簡易な打ち込みの同期リズム音はちょっと悪目立ちしている印象。これは無い方がいいような…。このようにまだ3人演奏用のアコースティックバージョンに過ぎないが、2009アレンジの完成形が既にこの先に見えているような雛形アレンジだ。

11th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
LIVE JOY 2007-2008 JAPAN ROAD 47+6』DISC-2

2008年Break12の2月11日ZEEP TOKYO公演の映像。
47都道府県で披露した新アレンジをバンドで完成させたバージョン。つまり後の「瞳そらさないで2009」がここに完成した。着うたリリースの1年半前にもう形は出来上がっていた事になる。着うたバージョンと同様に冒頭はスローサビアカペラ歌唱になっているが、着うた版では波音SEでやや薄くなってしまっている山根・田川によるコーラスも大きめで冒頭アカペラをじっくり堪能できる貴重映像だ。この後武道館ライブやBreak13では一旦このアレンジは使用せず、2009としてのCD化の際にはアカペラボーカルを消してギターソロに差し替えてしまっただけに、メンバーの間ではせっかくアカペラアレンジまでしてみたもののしっくりこなくなったのだろうか。

またこのライブパフォーマンスでの最大の特徴は池森さんがギターを持っているところ。しかし手の動きはコードチェンジはしているものの、ほとんど親指で5,6弦辺りをチョコチョコいじっているだけで、この奏法でどの音が出せるのかさっぱり分からない。5,6弦だけ、しかもシャカシャカ高速で手が動いている田川さんの横でこの動きではベースに近いような低くて太い音(ボン・ボン・ボン・ボンって感じ)しか鳴らないと思うんだけど…。特に池森さんがギター演奏を必要とする曲というわけではないらしくこの時だけだったし、単に前の曲「Sunrise Sunset」でギター弾いてたからそのまま持ってただけだったのかも…。

12th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at 武道館 NO CUT 15TH ANNIVERSARY PERFECT SINGLES LIVE

2008年6月8日の日本武道館ライブの映像。2nd Live CD Sorasanaide『DEEN at 武道館~15th Anniversary Greatest Singles Live~』で先にCD化されていた。イントロの長い原曲キー下げアレンジ。

歴代シングルジャケットが表示されるオープニング映像を経ての1曲目。キー下げ原曲アレンジはBreak11以来。イントロ部分では会場設営のメイキング映像やライブタイトルバックも差し込まれている。またコーラスと同時にバーンと幕が開けるのは1999年横浜アリーナでの演出を踏襲したものと思われる。

直前のBreak12やTV出演時の声の調子がそこまで良くなかったものの、1曲目を飾ったこの曲の調子で今日はいいかもしれない!と思った観客も多かったんじゃないだろうか。キー下げ以降ではここまでで最高の出来。

13th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN NEXT STAGE』初回盤DVD

2008年Break13の12月31日ZEEP TOKYOでのカウントダウンライブの映像。原曲キー下げアレンジがメドレーの中の1曲として披露され、「Burning my soul~瞳そらさないで~ひとりじゃない~Good Good Time!~We can change the world」で1チャプターとなっていて頭出しはできない。
カウントダウンを終えて年明け最初のメドレーの2曲目に登場。前曲の「Burning my soul」終了後にそのままイントロを省略した(メンバーコーラスが入ってイントロが転換する部分から)1コーラスのみ演奏され、そのまま次の「ひとりじゃない」のAメロへ繋がっていく。「Burning my soul」の間奏ではメンバー3人がダンスを披露するなどネタ的な要素がありインパクトを放っているのでその直後に来たこの曲はDVDを視聴していても印象が薄い。おそらく会場で見ていてもいつもの曲来たなー程度で影が薄かったと思われる。このツアーでの池森さんは何故かやたらと前屈姿勢になって高音を張り上げるといった屈みこみ歌唱法をしているのが特徴。

14th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at 武道館 2009~LIVE JOY SPECIAL~

2009年5月9日の日本武道館ライブの映像。原曲キー下げアレンジ。
3曲目に演奏。イントロの長さが原曲通りになっている。曲終わりにDEEN LIVE JOY SPECIALへようこそ!と叫び、次の曲が「このまま~」というBreak10,11と同じパターン。特徴があまりない普通に安定した普通のライブ映像。

15th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
LOVERS CONCERTO』初回盤DVD

2009年7月18日Unplugged Summer Resort Live ’09(リゾートライブ)軽井沢公演の映像。
『Negai feat.ミズノマリ』初回盤DVDにはダイジェストで収録していたリゾートライブの完全版と称してフル収録されたが、この曲に関しては軽井沢公演に差し替えてフル収録。「瞳そらさないで2009」アレンジだが、軽井沢公演ではストリングス隊が参加しているため、冒頭スローサビはストリングスのインストになっているのが特徴。2009冒頭サビ部分はどんだけ替えが効くんだ…。’09+Strings Styleとでもいうべきバージョン。座っての歌唱の為か、初日&1曲目のためなのかボーカルにはやや元気が無い。

16th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
シングル『Negai feat.ミズノマリ』初回盤DVD

2009年7月31日Unplugged Summer Resort Live ’09(リゾートライブ)逗子公演の映像。
リゾートライブのダイジェスト映像として「瞳そらさないで2009」の演奏を1コーラスだけ収録。前述のように完全版では軽井沢公演に差し替えられてしまったので1コーラスのダイジェスト映像だけでフルサイズで公開されずじまいとなった。この逗子公演のみゲストでウクレレ奏者名渡山遼が参加。一緒に演奏しているがイントロスローサビがカットされているのでウクレレの見せ場が無くほとんど聞こえない。’09+Ukulele Styleに名渡山遼がレコーディング参加したのはこの時の出会いがきっかけとなった。

17th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
ALL TIME LIVE BEST(完全初回限定プレミアム盤) 』DISC-3

2009年Break14の12月19日ZEPP FUKUOKA公演の映像。
メドレーの2曲目として披露。1曲目「夏の翼」はフルサイズで最後まで演奏直後にコーラス部分から突入して1コーラスのみ(Break13と同様)。間奏ギターソロに行くと見せかけて直前に「Memories」のサビに飛ぶ。何故か12月のライブなのに「夏の翼」~「瞳そらさないで」~「Memories」と夏の歌が3連発だった。

18th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at 武道館2010 LIVE JOY SPECIAL

2010年5月8日日本武道館ライブの映像。
終盤のメドレーの中の1曲として披露。前曲「ダイヤモンド」終了後にイントロ~サビ~1番~間奏~”もう1度”で次の「STRONG SOUL」へ切り替わる構成。メドレーに組み込まれると”もう1度”で次というイメージが強いが、実はそれが映像化されるのはかなり久々。またこの映像ではダンサー及びブラス隊が入っていて、山根さんはショルダーキーボードで田川さんと共にセンターステージへ移動している(というかダンサーとブラス隊が池森周辺前列を埋め尽くしているので2人の居場所が無い)というのが最大の特徴。ブラスはスパイス的に入っているだけなのでそこまで大きく変わったわけではない。さすがに毎回披露している曲なのでマンネリ回避もあったんだろうけど、視覚的にはこれまでにない新鮮な光景が味わえる。

19th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
『Graduation』初回盤DVD

2011年1月22日Break15中野サンプラザ公演の映像。
メドレーの中の1曲として披露。省略イントロ~1コーラス~間奏ギターソロまで。ギターソロまで来たのに“もう1度”無しで次の曲へ繋がるという外しがある。ギターソロ手前で切り替わるならまだしもソロまで行ったのに”もう1度”が聞けないとは思いもよらない…というほろ苦い後味を感じられる映像だ。なお特典DVDはメニューなし、メドレーのチャプター分け無しという手抜き仕様になっているので頭出し不可、チャプター7に9曲一気に詰め込まれており「FOREVER」~「Dancin’ alone」~「すてちまえ!」の後に収録されている。

20th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at 武道館2011 LIVE JOY SPECIAL

2011年5月7日日本武道館ライブの映像。
終盤のメドレーの中の1曲として披露。曲目にも正式に「瞳そらさないで2009」と書かれており、武道館では初めての2009アレンジでの披露。しかし前曲からの流れで田川さんがそのままエレキギターを弾いているといった大きな違いがある。イントロ~1番~間奏ギターソロ~”もう1度”で次の「Memories2007」へ繋がるという構成。”もう1度”パターンを2009アレンジでやる事や、2009アレンジなのにアコギじゃなくてエレキなどというマニア向けのようなバージョン違いが細かい

21st Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
マリアージュ』初回盤DVD

2012年Break16の1月28日ZEPP TOKYOの映像。
発表当時のツアーBreak10以来のキセキversionでの披露。このツアーでは「このまま~」もキセキversionになっていた。さすがに毎回披露している曲なので変化をつけようということだったのだろうか。ブラスやストリングスはいないので同期だが、Break10当時と比べると格段に演奏が良くなっていてカンカン悪目立ちしていたドラムも落ち着いた響きになっている。

22nd Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
BEING LEGEND LIVE TOUR 2012~T-BOLAN,B.B.QUEENS,FIELD OF VIEW,Special Guest DEEN~

2012年BEING LEGENDツアー11月28日の大宮ソニックシティ公演の映像。ベースドラムはLEGENDツアーのサポートメンバーでベース川崎哲平、ドラム斉藤たかし
DEENは3番手での登場。「このまま~」を歌った後に、90年代のヒットシングルメドレーを披露して、最後に新曲歌って終わりというステージだった。メドレーの1番最初に披露。長めのイントロから1番~2番~間奏ギターソロ~”もう1度”で次の曲。転調ラストサビだけカットしたというのは珍しい。かねてからアウェイの空間、特にTV出演では緊張のあまりまるで声が出なくてお茶の間を唖然とさせる事に定評があったが、このツアーは普段とは違うベースドラムのサポートメンバーだった事によるアウェイ感があったのか、47都道府県ツアー直後にこのツアーが始まった事による疲労の蓄積があったのか、声の調子が良くなかった。それでも「瞳そらさないで」や「翼を広げて」辺りの曲は「このまま~」や「未来のために」と比べれば調子の悪さに影響を受けにくい曲であり、このセットリストの中ではマシな方かも。それでも平メロがちょっと出しにくそう。

23rd Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at 武道館~20th Annivesary~COMPLETE』DAY ONE

2013年の20周年日本武道館ライブ1日目10月12日の映像。
2曲目に披露。映像作品の中では2009年武道館以来のキー下げ原曲アレンジのフルサイズとなっており、この時同様にイントロも原曲通りの長さ。序盤での披露ということで曲終了と同時に「LIVE JOY SPECIALへようこそ!」と叫ぶという定番パターン。これまで比較的安定していて出来不出来の差もほとんど無かったが、この映像は歴代のライブ映像の中で最も声が出ていない。この日のライブ全体の特徴として、高音は出せるのに低音が出せない、喉に引っかかってまともに発声できずにカスカスになるかささやき歌唱になってしまうといった本格的に喉を壊したんじゃないかと今までの中でも最も心配になるような状況だった。その影響がダイレクトに出ており、平メロはカスカス&ささやきボイスがかなり目立ち、サビでも高音部分以外はカスカス。“もう1度”で半音上がるとカスカスが少し改善されるといった具合。最後の最もきつい“いてくれると”の高音の方が余裕という…。いっそ最初からもう1つキーを上げておいた方が良かったんじゃないかと思う。ただそれをすると最後のサビが原キーになってしまうのか…。

24th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at 武道館~20th Annivesary~COMPLETE』DAY TWO

2013年の20周年武道館ライブ2日目10月13日の映像。
終盤のメドレーの中の1曲として披露。「ひとりじゃない」との入れ替え枠(この日は「ひとりじゃない」が2曲目フルサイズ)。原曲通りの長さのイントロ~1番~2番~間奏ギターソロ~”もう1度”で次の曲へ移行するラストサビだけカットしたBEING LEGENDツアーと同じ構成。前日の調子の悪さから一転して、この日は低音カスカス&ささやき歌唱が大幅に改善されていて、この曲においてもそれは同様で平メロでも普通に声が出ている。それでも以前に比べるとやや出しにくそうではあるか…。池森さんだけセンターステージ先端で歌唱していて、田川さんも1番Bメロではサポートベース宮野のポジションで並んで演奏したり、2番Aメロ辺りで山根さんの演奏に合わせてノッてみたりと自由に動き回っているのが特徴。ギターソロ部分に入ると田川さんがセンターステージへ向かい、池森さんは入れ替わりでメインステージへ戻ってくる。

25th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
君がいる夏-Everlasting Summer-』初回盤DVD

2014年Break18最終公演3月9日中野サンプラザの映像。
Break16以来3度目のキセキversionでの披露。サポートにサックス2名が入っている。元の音源はトランペット2名、トロンボーン2名、サックス1名だったので結局同期も混ぜているのか…?またDVDでは2曲目だが実際には4曲目という位置で、既に2曲目終わりに最初の挨拶(DEEN Break○○へようこそ!)も済ませているので、定番のそれが無いこと(MCには入るけど)、次が「このまま~」ではない事(バラードではあるけど)などお決まりを破るのは多少意識しているっぽい。日替わりメニューになっていたので自分が見た日のライブでは「Memories」のキセキversionだった。

26th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at 武道館 2014 LIVE JOY SPECIAL

2014年10月12日の日本武道館ライブの映像。
後半ロックメドレーの1曲として披露。省略イントロ~1番~2番~間奏ギターソロ~”もう1度”で次の曲へ移行する。前年の武道館2日目とはイントロがあるかないかの違いしか無い。前年よりは声の調子は良いが、逆にこの音源ならではの特色はあまりない。

27th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
THE GREATEST CLIPS 2014-2017

2015年5月30日ホテル オリオンモトブリゾート&スパで行われた「DEEN×OKINAWAシーサイドライブ」の映像。BSフジの番組収録も兼ねたイベントツアーのいわば特典的な野外ステージでの3人編成でのミニライブ。6月27日14時~、7月4日14時~の2週連続で30分番組として放送された。田川伸治脱退後、脱退までのMVをまとめたMV集シリーズの『THE GREATEST CLIPS 2014-2017』にて再編集して特典映像として収録。よって時系列での商品化は3年後の2018年7月だった。

2009アレンジでの披露。ステージは3人+隅っこにパソコン前に鎮座するマニピュレーターの人がいて、なるべくアコースティックアレンジでは披露していたものの、足りないベース・ドラム・その他装飾音は全部同期で流すという同期まみれのライブであった。この2009アレンジも冒頭スローサビのアコースティックギターソロは同期なしのフリー演奏になっているものの直後から同期まみれとなる。ステージに3人しかいない(ベースドラムがいない)なら最初の47ツアーの時のような3人メインに簡易リズムを足す程度でもいいのに…。ダイジェストながらフルサイズではあるがアウトロではインタビュー映像が差し込まれて演奏音量は小さくなる。

28th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
『バタフライ』初回盤Blu-ray

2015年8月29日Break19のZepp Tokyo公演の映像。
後半メドレーの1曲として披露。「ひとりじゃない」の締めのBe Alright!から間髪を入れずに省略イントロ~1番~2番~間奏ギターソロ~”もう1度”で次の曲へ移行する。2番のAメロでは突然山根さんのコーラスの音量が跳ね上がるがこれはミス?それ以外はいつも通り。

29th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at 武道館 2015 LIVE JOY SPECIAL

2015年10月11日の日本武道館ライブの映像。Blu-ray特典でライブCDとしても収録。
2曲目に披露。原曲アレンジフル尺自体は2013年武道館1日目以来だが、今回は2008年最初の武道館以来となるイントロの長い原曲キー下げアレンジで披露。ここ数年間の声のカスカスが改善され、キー下げ以降では過去最高の声の調子の良さを聞かせてくれる完成度の高いパフォーマンスだ。

30th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at 武道館 2016 LIVE JOY SPECIAL~Ballad Night~

2016年11月23日日本武道館ライブの映像。Blu-ray特典でライブCDとしても収録。
Smooth Blue Mixでの披露。日本工学院のボーカル科によるコーラス隊と8人のストリングス隊が参加しただけにこれまでの数少ないこのバージョンの披露よりも装飾音に厚みが感じられる。このバージョンでの決定版といえる内容。

31st Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN LIVE JOY COMPLETE~Sun and Moon~』Day 2

2017年3月11日Break20のZepp Osaka Baysideの映像。発売順ではこの後の47ツアー、25周年武道館の後だった。
後半メドレーの1曲目。イントロの長い原曲キー下げアレンジで1番~2番~間奏ギターソロ~”もう1度”のラストサビカット。大きな特徴は無く安定しているが、結果的に3人時代原曲-2キー下げアレンジでの最終映像となった。

32nd Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN JAPAN PARADE 47~絆~

2017年47都道府県ツアー9月2日徳島県オデオン座公演の映像。同作品にライブCDでも収録。
同期まみれ2009アレンジでの披露。音源として発表される前の2007年の47都道府県ツアーでこのアレンジの雛形で披露されていたので、何気にアレンジ生誕10周年でもあった。ただ2007年当時と違ってOKINAWAシーサイドライブ同様に冒頭スローサビギターソロ以外は3人しかいないのにCD同様のオケが流れる同期まみれ音源なのでライブ感には乏しい。

33rd Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at BUDOKAN FOREVER~25th Anniversary~

2018年3月10日25周年日本武道館での映像。同作品にライブCDでも収録。Guitar:田川伸治、Bass:宮野和也、Drums:HIDEの最終参加
3人での最終披露。CDではメドレーの最後扱いだが、フルサイズ。しかも1st~3rd(98~00年)以来となる原曲キー。さすがに最後の高音はきついだろうから”もう1度”で次の曲のいつものパターンだろうと思っていたらそのまま半音上げ最後のサビを歌いきってしまったのだからマジビビった。当時とそんな変わらない勢いで出せているというこの18年間を思うと驚愕奇跡の映像。終盤の盛り上げどころだったため、山根さんはショルキーのまま演奏しているのが珍しいか。また締めもいつもより長くジャラジャラやっている。

34th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
NEWJOURNEY』初回盤AのみBlu-ray

2018年Break21の12月31日Zepp Tokyoでのカウントダウンライブの映像。バンドメンバーが一新されGuitar:侑音、Bass:石田純、Drums:矢野顕太郎となった。
2人体制になって最初に演奏したのは2018年夏のリゾートライブ(6th wave)でのJawaiian Styleだったと思われるが映像化されていないので、映像化された中ではこれが最初。原曲キー原曲アレンジフルサイズ。『SINGLES+1』収録シングルをほぼリリース順にひたすらフルサイズで演奏していくという構成だった。新バンドメンバーによる演奏はオリジナルにかなり忠実でガツガツしたところがなくかなり綺麗な音像。ライブ感というところでおとなしくなったようにも感じられるが聞きやすく完成度は高い。原曲キーの高音も引き続き安定しているが、25周年時よりも低音の安定感も増した。

35th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN PREMIUM LIVE AOR NIGHT CRUISIN’

2019年7月27日AOR NIGHT CRUISIN’~4th Groove~ビルボード東京2日目の2公演目NEWJOURNEY NIGHTの映像。Guitar:侑音、Bass:石田純、Drums:矢野顕太郎に加えてアコースティックギターのゲスト奏者としてダイスケが参加。
Jawaiian Style。初披露の2018年夏のリゾートライブ(6th wave)は商品化されなかったので、Jawaiian Styleのライブ映像はこれが最初となる。バンド以外の音が多めのアレンジなので同期まみれにはなってしまうものの、ギター2人体制に伴ってここではダイスケが間奏ギターソロを演奏。侑音はバッキングに徹していると思われるがダイスケがギターソロ弾いている間に全く映らずいつもと違う左奥の立ち位置で存在感が薄くなっている。

36th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN LIVE JOY 2020~All your request!!~

2020年Break22の1月30日Zepp Tokyoでの映像。原曲キー。Guitar:侑音、Bass:石田純、Drums:矢野顕太郎。矢野顕太郎のドラムは現時点でこれが最後で長年使用していたZepp Tokyoでの最後のライブ(2021年閉館)。
安定の原曲キー原曲アレンジフルサイズ。ますます安定感が増していてほぼ引っ掛かりも無く低音も高音も伸びていく。ただ最後の高音(いてくれると)は裏声寸前のギリギリ感もある。忠実過ぎておとなしかった演奏ももう少しライブっぽい熱さが出てきたような気がしなくもない。原曲キー復活後のピークはこの頃だったのかなと思う。

37th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN LIVE IN CITY 2021~City Pop Chronicle~』DISC-1

2021年4月23日Break23のZepp DiverCity TOKYOでの映像。ドラムは北村望に交代。同年1月20日に矢野顕太郎がくも膜下出血で倒れてしまったための交代と思われる。当初1月開催予定だったが新コロ延期となり、Zepp TokyoからZepp DiverCity TOKYOへ会場を変更。Zepp DiverCity TOKYOは初使用となった。Zepp Tokyo閉館が年末に迫っていたため本来はZepp Tokyoでの最後のライブになるはずだった。
原曲キー原曲アレンジで”もう1度”で次の曲へ。ラストの半音上げサビを回避する仕様。HIDEほどではないがドラムはやや派手になったような…?声は安定はしているが高音がちょいきつそうにはなってきていてこのまま半音上げのラストサビに突入していたらどうだったか…。

38th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN The Live 2022~Hot mirror ball & Spur night~』DISC-1

2022年Break24の5月13日Zepp DiverCity TOKYOの映像。常駐サポートメンバーに新たにSaxphone:ヒロムーチョが追加。
原曲キー原曲アレンジフルサイズ。現時点で原曲キーでの演奏はこれが最後。終始安定していたが今回は最後の高音(いてくれると)で声を張れなくなり、2回とも裏声に切り替えて乗り切るという初の事態となった。まあ本当に高音続きの後のダメ押しみたいな部分だから無理が生じるとすればここだよなぁ…。決死な感じはあったとはいえ直前まで張り上げられそうな勢いで来てたので急に裏声回避になってちょっと驚いた。アラフィフになって原曲キーに戻せていただけでも奇跡だった。ヒロムーチョの参加により間奏やBメロ終盤~サビにかけてはサックス演奏が新たに加えられている。このバンド編成で『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』のレコーディングが行われる事となったが、このライブでは間奏はまだギターソロのままとなっている。

39th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
The Last Journey 47 ~扉~-tour documentary film-

2022年4度目にして最後と宣言した47都道府県ツアー沖縄県ミュージックタウン音市場公演の映像。メンバー2人+ギター侑音のみの3人編成。

2017年も同期まみれだったが今回は一線を画す編成で、原曲-1キーのオケを打ち込みで新たに制作してそのオケを流してギターとキーボードとボーカルを生演奏するというスタイル。ほぼ半カラオケ状態の原曲アレンジとなっているが、打ち込みし直したドラムの音は明らかに打ち込みっぽいポスポスパスパスとした軽めの音に仕上げているため、原曲風な軽量アレンジである。『SINGLES+1』収録曲を47都道府県という長期ツアーで演奏するのはさすがにしんどいためか、全てキー下げにしたようだが、以前ほど低くなく違和感もほとんどない。随分楽に出せてるなぁ…あれ?下げてる?くらいな感じ。この曲は特に違和感のない筆頭級だと思う。-1だとラストサビが0(原曲キーの1番2番と同じ)になり、それだけでもだいぶ楽そう。

40th Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
DEEN at BUDOKAN DX-30th Anniversary-

30周年記念で5年ぶりに開催した2023年3月12日日本武道館公演の映像。Guitar:侑音、Bass:石田純、Drums:北村望、Saxphone:ヒロムーチョ。

-1キー下げフルサイズ。『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』同様にヒロムーチョの参加に伴って間奏ギターソロをサックスソロに変更。『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』では全曲原曲キーで制作していたが、47ツアーを-1にして無理しない方針に切り替えたのか、このライブ以降は曲によって原曲キー維持と-1を使い分けるようになった。高音続きできつそうな「Memories」「未来のために」なんかも-1になっていたので、最後のダメ出し高音(いてくれると)がネックなこの曲も―1ラインナップ入りは妥当なところか。違和感はほぼ無く、安定した仕上がり。

41st Live DVD/Blu-ray Sorasanaide
『DEEN The Best DX~Premium Live Complete~』DISC-7 Blu-ray

京都で2日間、東京六本木3日間開催された「DEEN THE BEST DX~KYOTO & ROPPONGI~」EX THEATER ROPPONGI3日目2023年9月14日MANIAC NIGHT公演の映像。同作に6CDに3日分収録されている。映像化されたのは3日目のみ。

間奏ギターソロをサックスソロに変更した『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』で新録音したバージョンの-1キー下げ。音源よりもサックスの出番が増えていて目立っていてギターの存在感がかなり薄れている。3日連続で演奏したが、2日目のみキセキVersionで、1日目は1曲目だったので久々にイントロを長く演奏していた。この日は通常サイズ。


というわけで以上がDEENが歌唱し、音源、映像としてリリースされている「瞳そらさないで」の全てである。多すぎる。運が悪いと日替わりメニューになってその日は聞けないなんてこともあるが、基本的には序盤でフルコーラス、もしくは後半のメドレーで必ずといっていいほど出てくるため、映像化されればカットされない限りは必ず収録されるといった寸法。Complete Sorasanaide Neoへの道は後追いになるほど険しくなるが、この圧倒的なバージョン数にマニア心をくすぐられるならば目指してみるのも悪くはない。第2は今回自分でやってしまったのでいつまでも第3第4のComplete Sorasanaide Review Siteが登場する日を信じてる。

いつまでも第3第4のComplete Sorasanaide Review Siteが登場する日を信じてる(ラストサビ風にリフレイン)。

Extra Sorasanaide

瞳そらさないで/ZARD

1995年3月10日
From アルバム『forever you』収録
編曲:明石昌夫
作詞をした坂井泉水=ZARDが翌年にセルフカバーしたバージョン。原曲とは全く異なるボサノヴァ調のまったりカバーとなっていてストレートなセルフカバーをあえてハズしたようなアレンジ。それでもDEENがTrinagle Cover Versionで行ったアレンジよりはまだ聞きやすいかも。2番のサビの前に”もう1度”が入って半音上がり、2番サビを歌った後に2番サビ最後の”あの頃の~”の部分を繰り返して終了し、ラストサビはカットとなっている。DEENがバラード調アレンジをする場合は2番サビが完全に削除されるが、このバージョンでは短縮しつつも2番サビの歌詞も残したかったというところか。最後のサビになるとサックスが入ってくるなど地味ながらそれなりに盛り上がるので聞き込むほどに味がある。ただZARDが歌う王道爽やかアレンジも聞いてみたかった。

瞳そらさないで/SARD UNDER GROUND

2020年10月7日
From アルバム『ZARD tributeⅡ』
編曲:鶴澤夢人&長戸大幸
ZARDをトリビュートするという形でデビューした4人組バンド(当時。この後ギターが脱退して3人となった)。ZARDがセルフカバーした歌詞提供曲も対象としており、2作目のアルバムに収録された。前述のようにZARDバージョンは2番カットのまったりアレンジだったが、ZARD準拠でカバーするのではなく、思いっきりDEEN版アレンジを基にしてカバーしているのが特徴。ZARDトリビュートとDEENカバーのハイブリッドのような仕上がりに。この曲に限らず全体に薄めの音色になっていてギターも打ち込みドラムも小さめの響きでまとまっている。

Unreleased Sorasanaide

瞳そらさないで(ポカリCM初期バージョン)

CMの初期に使用されていたとされるバージョン(仮称)。全体の演奏や、サビ終わりの”だぁーきよせたー”が“だきよせたぁぁー”と語尾だけ伸ばしていて歌い回しに明確な違いがある。というかたぶん先にCMサイズだけレコーディングして後からCD版を作ったんだと思う。これ以外にCMではストーリーに合わせてピアノインストバージョンなども使用されていたようだ。これらはyoutubeなどで歴代ポカリCM集などの動画内で視聴することが可能。正直BOXのプレミアディスクは奪い去りまくるよりもsorasanaide別音源集を入れて欲しかったぜ…。

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