Anlyとスキマスイッチのコラボシングル
2017年3月1日
初登場23位 売上0.7万枚
1.この闇を照らす光のむこうに
ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』ED。沖縄出身の20歳の女性シンガーソングライターAnlyとスキマスイッチの共作。ここ最近の女性シンガーソングライター風の若い人たちは主に作曲面に不安があるというか作曲が作家やプロデューサーとの共作である人が多いがAnlyはデビューからしっかり「作詞作曲:Anly」でやってきている文字通りのシンガーソングライターのようで、今作も作詞作曲はスキマスイッチの2人との3人連名扱い。編曲はスキマスイッチの2人の名義になっている。
コラボではあるがスキマスイッチがプロデュースしたような感じで、スキマスイッチの王道バラードに近い。歌もAnlyメインの扱いだが2番では大橋がメインボーカルに変わるし、思った以上にスキマスイッチ色が強め。2人で歌いあげているので同じようなストバラでもスキマスイッチよりもややくどい感じになっている事もあり、ちょっとドラマ主題歌!ヒット曲!を狙って盛りすぎな気もする。
2.イギリス
コラボは1曲だけで以降はAnlyのソロ。渋めのロックナンバー。しかしこの人、沖縄出身だけど島唄要素は無くてギター系のロックとかブルースとかそっちがルーツなのだろうか。
3.カラノココロ Acoustic Version
1月にリリースした前作のアコースティックバージョン。シングル曲だっただけあって、耳に残る楽曲。これまでの4枚のシングルのうち3作がゴールデン枠のドラマ主題歌(1つは単発だが2つは連ドラ)だったにも関わらず3作とも100位以下。前作であるこの曲がアニメ「NARUTO」タイアップで初めてトップ100入り(34位)ということで、正直けっこう力入れて売り出そうとしてるのに全然売れない…という状況のようだ。パワーのある歌声はいわゆる歌姫系の歌唱力のある実力派シンガーソングライターという評価をもらえそうな感じではあるが…うまいだけでは…という難しい部分も感じる。
★★★☆☆
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