水色の日々/SHISHAMO

2018年3月21日
初登場26位 売上0.4万枚

水色の日々

相変わらずの完全1種発売。

1.水色の日々

カルピスのCMタイアップ。プロデュースとキーボードが小林武史、アレンジが宮崎朝子・小林武史。レコーディングスタジオやエンジニアも小林武史のOORONG STUDIOと所属のエンジニアが担当している。小林武史はもっと大胆にアレンジを変えていくのかと思いきや元のアレンジからあまりイメージを変えなかったと語られており、実際ストリングスが無く、キーボードしか入れていない。しかも冒頭のピアノのリフも小林武史が入れたのではなく元からあったものだという。そんなわけで小林武史にしてはかなり主張が薄く原曲を尊重したような小林武史臭の薄い仕上がりになり、適度なポップ感のある楽曲に。小林武史がやはりミスチルを離れて以降変わってきている(というか元に戻ってきた)事を感じるアレンジだ。インタビューの様子からしても宮崎朝子もやはり小林武史はもっと主張の激しいプロデュースをしてくると思っていたのは確かなようで今作へのアプローチもかなり意外だった事が伺える。楽曲としては小林武史というより島田昌典?という感じの元から似ていたaikoにかなり接近したようなところもあって、歌詞は10代向けなんだけど歌い出しが完全に若き日のaikoで驚いた。
★★★★☆

2.ドキドキ

アレンジはSHISHAMO。ポップロックなSHISHAMOの王道ナンバー。普通にいい曲。
★★★☆☆

3.ロマンチックに恋して

ストリングアレンジが宮崎朝子・高野勲。小林武史は参加していないストリングスは小林武史御用達の四家卯大Stringsとなっている。自分たちでストリングスアレンジして明らかに小林武史人脈の四家卯大だけ起用するというなかなか考えられない事を1枚のシングルでやっているのが凄い。時代も変わったものだ。ポップロックな王道のSHISHAMO王道のサウンドに適宜華やかさを足すといった感じの仕上がりで、ストリングスが覆っている感じは無い。初期に比べると全体にポップ色は強くはなったけど、もう次でアルバム5枚目だし、これくらいの変化は順当でいいんじゃないかと思う。
★★★☆☆

水色の日々
水色の日々

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SHISHAMO
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