2018年4月18日
初登場1位 売上15.4万枚
通常盤
16年3月以来の新作で活動再開シングル。3人になって最初のシングルでもある(3人になって最初の曲は休止前ベストの新曲「君のユメ ぼくのユメ」)。
初回盤は1曲のみ+MV&メイキングを収録したDVD付。
通常盤初回プレスはC/W3曲がメンバー各自のソロ曲。
通常盤はC/Wに新曲2曲と「Real Face」の3人再録バージョン+カラオケ3曲(「Real Face」以外)を収録。
活動再開自体は年明けに発表されており、「Ask Yourself」も亀梨主演のドラマ主題歌として1~3月期に使用されていたり、通常盤初回プレスの亀梨ソロ曲も前年4月から3月まで使用されていた情報番組タイアップだったりしたが、何故か今作の発売は4月にズレ込んだため、全てタイアップ使用期間が終了してからの発売となった。
1.Ask Yourself
亀梨主演ドラマ『FINAL CUT』主題歌…だが、放送が終わって1ヶ月経過してのリリース。
シングルを聞いたのは「喜びの歌」以来2度目だったと思う。KAT-TUNはベスト盤で済ませただけで、素行不良っぽい雰囲気だった若き日のKAT-TUN自体に長らくそんなに興味が無かった。しかし2013年のドラマ『東京バンドワゴン』から役者としての亀梨くん株が急上昇。現在勝手にランキング同世代でカッコいいと思う男部門1位が亀梨くんである。そんなわけで復活を機にKAT-TUNちょっと聞いてみるかというのとドラマも見てたので手に取ってみた。
復帰作にしてはそんなにキャッチーな曲ではないというか、KAT-TUNらしいかっこよさは変わっていないけどドラマ視聴者とファン以外には残りにくそうな曲だなというのが正直な印象。実際ドラマでも最後の方になるまでなんかかかってるな程度しか印象が無かった。加えて亀梨くん好感度を持ってして聞いてようやくいい曲だなというラインになった。
さすがに3人になるとソロパート回しも多くなったが、3人になっても特有のキーの高さが変わっておらず、誰か1人少しでも調子が悪いと一気にヨレるんじゃないかというほどのギリギリさ。実際TV出演時はどうしても中丸雄一がちょっとキツそうに歌っているのが少し気になった。
★★★☆☆
以下通常盤のみ
2.Sweet Birthday
普通にカッコいい曲。
3.FUNtastic
今作では最もポップな感じの曲。気持ちよく聞ける1曲。
4.Real Face#2
デビュー曲の3人新録音バージョン。#2というのは2バージョン目という意味ではなく、1stアルバムに#1という別アレンジを収録していたので、それに続く番号がつけられたようで、バージョン数としては3つ目になるようだ。
アレンジは変わっていない。というか編曲もCHOKKAKUのまま。最大の懸念であるJOKER氏のラップパートをどうするのかというところに関しては、確かJOKER氏がいなくなってからのTV出演時は普通にラップパートを削っていたんじゃなかったかと記憶している。JOKER氏は自らラップ詞を手掛けていたため、ジャニーズから契約解除になって自動脱退という経緯から引き継ぐものでもないだろうし難しいところがあったんじゃないかと思う。今作ではラップパート自体は残しているが全く別のラップ詞を3人で展開して新たな3人の「Real Face」を構築。ラップ部分の歌詞が記載されないどころか、ラップ詞のクレジットが無いので誰が書いたのか不明だが3人で書き直したのだろうか(さすがに作詞のスガシカオに依頼して新たに書き下ろしたとも考えにくい)。
オリジナル当時から文字通り声が半分。ソロパートも増えて厚みが無くなったのは確かだけど、今聞いても改めてカッコいいし、たぶん今後もTVで求められることが多いであろうこの曲が正式な3人バージョンとして形になったのは良かったと思う。
★★★★☆
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